JPH03121475A - 画像形成装置,装置ユニット及びファクシミリ装置 - Google Patents

画像形成装置,装置ユニット及びファクシミリ装置

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JPH03121475A JP2202760A JP20276090A JPH03121475A JP H03121475 A JPH03121475 A JP H03121475A JP 2202760 A JP2202760 A JP 2202760A JP 20276090 A JP20276090 A JP 20276090A JP H03121475 A JPH03121475 A JP H03121475A
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末松 浩之
Toshiyuki Ochi
越智 寿幸
Manabu Ono
学 大野
Tetsuto Kuwajima
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は潜像を形成するための像担持体、該潜像を可視
像化するための現像装置を有する画像形成装置及び該装
置に用いる現像剤に関するものであり、特に、現像剤容
器内の現像剤を現像剤容器から像担持体に対面した現像
域へと担持し搬送する現像剤担持体上に弾性ブレードに
て現像剤薄層を形成するようにした現像装置を有する画
像形成装置に関するものである。
〔背景技術〕
従来、電子写真方式や静電記録方式によって像担持体に
潜像を形成し、該潜像を現像装置にて可視像化する画像
形成装置においては、種々の現像装置が提案されている
。その−例が第6図に図示される。
第6図において、現像装置1は、現像剤を収容するだめ
の現像剤容器2と、現像剤容器2内の現像剤を現像剤容
器2から像担持体3に対面した現像域4へと担持し、搬
送する現像剤担持体6とを有する。
該現像剤担持体6は、任意の構造をとり得る。通常は、
磁石7を内蔵した現像スリーブ8から構成される。
現像装置は現像剤担持体6に担持され、現像域4へと搬
送される現像剤を所定厚さに規制し、該現像剤担持体6
上に現像剤薄層を形成するために現像剤規制部材9を備
えている。現像剤をこのように現像剤担持体6上に層状
に構成することは、特に−成分系現像剤用現像装置にお
いてはベタ画像の均一性などを確保するうえで、極めて
重要な技術である。現像剤規制部材9の材料及び構造の
上から種々提案されている。
従来、現像剤規制部材9は、現像剤担持体6かられずか
の距離離間して配置される剛体のブレードの場合が多い
。最近、現像剤担持体6上における現像剤薄層に摩擦電
荷を付与するに際して外部環境条件の変動などに対して
も良好な安定性を示す点から、弾性材料にて作製された
弾性ブレード9が提案されている(特開昭54−430
38号公報や特開昭58−116559号公報)。
弾性ブレード9は、ウレタンゴム、シリコンゴム、NB
Rの如きゴム弾性体;リン青銅、ステンレス板の如き金
属弾性体;ポリエチレンテレフタレート、高密度ポリエ
チレンの如き樹脂弾性体など公知の弾性板で構成され、
その部材自体のもつ弾性により現像剤担持体6に当接さ
れ、ブレード支持部材10にて現像剤容器2に固定され
る。
このような弾性ブレード9を使用した現像装置において
は、弾性ブレード9と現像剤担持体6との圧接力が画像
濃度に密接に関係している。−成分系現像剤を使用する
場合には、現像剤塗布量が0 、9 m g/cg以下
にならない範囲においては圧接力が高い楔面像濃度は高
(なる。そのために弾性ブレード9は、より強く現像剤
担持体6に対し押しつけられる傾向にあった。
その結果、繰り返し現像剤担持体6を回転して現像操作
を行ううちに、現像剤が押しつけられるので、現像剤担
持体6の表面や弾性ブレード9の表面に現像剤に含有さ
れるトナーまたは添加剤が固着したり、フィルム状に汚
染する場合がある。
さらにひど(なると、現像剤担持体のトルクが太き(て
、像担持体と現像剤担持体間が離れてしまったり、現像
剤担持体が回転せずギヤの歯とびを起こすことがある。
場合によっては駆動ギヤが破損することがあった。
一方、転写材上の現像剤は、加熱加圧ローラ定着器や、
放射加熱による熱溶融定着器や、加圧ローラによる圧力
定着器の如き定着手段により転写材へ定着を行される。
熱量や圧力は経済性や装置構造上の安定性・設計容易性
を考慮すると小さい方が好ましい。それに応じて、現像
剤の成分として、溶融粘度が低い、融点が低い、圧力降
伏点が小さい、軟らかい成分を使用する傾向がある。逆
に耐久強度や、定着性、オフセットの面では、現像剤中
に堅い成分を含有することも重要である。
このような相反する要素を満足するために、現像剤を構
成するバインダー樹脂は、その分子量分布において、軟
らかい成分と堅い成分とを併せて含有することが有利な
場合が多い。
このような現像剤の傾向は、現像剤担持体への圧接を伴
う弾性ブレードでの前述の如き問題点をより顕著にする
可能性が大きいものであり、弾性ブレードと現像剤との
適用性を考慮した設計上、困難なものとなりやすい。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記問題点を解消した画像形成装置及
び該装置に使用される静電荷像現像用現像剤を提供する
ことにある。
本発明の目的は、弾性ブレードを用いて現像剤担持体上
に、トナーを含有する現像剤を塗布する現像装置を具備
する画像形成装置を提供することにある。
本発明の目的は、弾性ブレードと現像剤担持体との強い
押し圧によっても、両者の表面に固着したり、フィルム
状汚染を起こさない画像形成装置を提供することにある
本発明の目的は、現像剤担持体の駆動トルクを低減する
ことにより弾性ブレードの反転や、はがれを防止し得る
画像形成装置を提供することにある。
本発明の目的は、現像剤担持体駆動ギヤの破損を防ぎ、
良好な画像形成を行うことの可能な画像形成装置を提供
することにある。
〔発明の概要〕
すなわち、本発明は、潜像を担持するための像担持体及
び該潜像を現像するための現像装置を有し、該現像装置
は、現像剤を収容するための現像剤容器と、該現像剤容
器内の現像剤を現像剤容器から像担持体に対面した現像
域へと担持し搬送する現像剤担持体とを有する画像形成
装置において、現像剤は、トナーを含有し、該トナーは
バインダー樹脂のテトラヒドロフラン(THF)不溶分
が10〜70重量%含有されており、バインダー樹脂の
THF可溶分のゲルパーミェーションクロマトグラフィ
(GPC)による分子量分布における分子量10,00
0以下の成分がバインダー樹脂に対して10〜50重量
%含有されている樹脂組成物を含有しており、該現像剤
担持体にて担持し搬送される現像剤を、所定の厚さに規
制し該現像剤担持体上に現像剤薄層を形成するための弾
性ブレードとを有することを特徴とする画像形成装置に
関する。
さらに、本発明は、潜像を担持するための像担持体と、
現像剤を収容するための現像剤容器と、該現像剤容器内
のトナーを有する現像剤を現像剤容器から像担持体に対
面した現像域へと担持し搬送する現像剤担持体と、該現
像剤担持体にて担持し搬送される現像剤を所定厚さに規
制し該現像剤担持体上に現像剤薄層を形成するための弾
性ブレードとを有する、前記像担持体上の潜像を現像す
るための現像装置とを備えた画像形成装置を用いる画像
形成方法に適用される静電荷像現像用現像剤において、
現像剤に含有される該トナーは、バインダー樹脂のT 
HF不溶分が10〜70重量%含有されており、バイン
ダー樹脂のTHF可溶分のGPCによる分子量分布にお
ける分子量10,000以下の成分がバインダー樹脂に
対して10〜50重量%含有されている樹脂組成物を含
有することを特徴とする静電荷現像用現像剤に関する。
さらに、本発明は、潜像を担持するための像担持体及び
該潜像を現像するための現像装置を有し、該現像装置は
、現像剤を収容するための現像剤容器と、該現像剤容器
内の現像剤を現像剤容器から像担持体に対面した現像域
へと担持し搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体に
て担持し搬送される現像剤を、所定の厚さに規制し該現
像剤担持体上に現像剤薄層を形成するための弾性ブレー
ドとを有し、現像剤は、トナーを含有し、該トナーはバ
インダーの樹脂テトラヒドロフラン(THF)不溶分が
10〜70重量%含有されており、バインダー樹脂のT
HF可溶分のゲルパーミェーションクロマトグラフィ(
GPC)による分子量分布における分子310,000
以下の成分がバインダー樹脂に対して10〜50重量%
含有されている樹脂組成物を含有しており、該現像装置
は、該静電潜像担持体とともに一体に支持されてユニッ
トを形成し、装置本体に着脱自在の単一ユニットを形成
していることを特徴とする装置ユニットに関する。
さらに、本発明は、電子写真装置およびリモート端末か
らの画像情報を受信する受信手段を有するファクシミリ
装置において、該電子写真装置は、潜像を担持するため
の像担持体及び該潜像を現像するための現像装置を有し
、該現像装置は、現像剤を収容するための現像剤容器と
、該現像剤容器内の現像剤を現像剤容器から像担持体に
対面した現像域へと担持し搬送する現像剤担持体とを有
し、該現像剤担持体にて担持し搬送される現像剤を、所
定の厚さに規制し該現像剤担持体上に現像剤薄層を形成
するための弾性ブレードとを有し、現像剤は、トナーを
含有し、該トナーはバインダー樹脂のテトラヒドロフラ
ン(THF)不溶分が10〜70重量%含有されており
、バインダー樹脂のTHF可溶分のゲルパーミェーショ
ンクロマトグラフィ(GPC)による分子量分布におけ
る分子量10,000以下の成分がバインダー樹脂に対
して10〜50重量%含有されている樹脂組成物を含有
している画像形成装置であることを特徴とするファクシ
ミリ装置に関する。
〔発明の詳細な説明〕
本発明者らは、加熱加圧ロール定着器や放射加熱定着器
の如き手段を用いた熱溶融定着に適用する現像用磁性ト
ナーが、その定着性、耐久強度、オフセット性を充分満
足させつつ、弾性ブレードによるトナー塗布において、
弾性ブレード表面や現像剤担持体表面に固着しないため
には、トナーの特性として何が必要かを検討した結果、
特定なバインダー樹脂を使用することにより、十ナーの
堅さや強度が適度に調整され、上記目的にかなったトナ
ーを提供できることを見い出したのである。
以下に本発明の画像形成装置を図面を参照しながら詳し
く説明する。
第1図及び第2図は本発明に係る画像形成装置の一実施
例を示している。本実施例にて像担持体3は、ドラム状
の感光体或いは誘電体であり、当業者には周知の画像形
成プロセスにより潜像が形成される。。該潜像は現像装
置にて可視像化され、次いで該可視像は紙またはプラス
チックフィルムの如き転写材に転写され、定着装置にて
永久像とされる。
像担持体3の周囲に配置されるこのような潜像形成手段
、転写手段、定着手段等は、第1図では省略され、現像
装置のみが図示されている。
本発明に従った現像装置IAは現像剤を収容するための
現像剤容器2と、現像剤容器2内の現像剤を現像剤容器
から像担持体3に対面した現像域4へと担持し搬送する
現像剤担持体6と、現像剤担持体にて担持し、現像域4
へと搬送される現像剤を所定厚さに規制し該現像剤担持
体上に現像剤薄層を形成するために弾性ブレード9とを
有する。
前記現像剤担持体6は、任意の構造とし得る。通常は、
磁石7を内蔵した非磁性の現像スリーブ8から構成され
る。現像剤担持体6の現像スリーブ8(ま図示されるよ
うに円筒状の回転体とすることもできる。循環移動する
ベルト状とすることも可能である。その材質としては通
常、アルミニウムやSUSが用いられることが好ましい
前記弾性ブレード9は、ウレタンゴム、シリコンゴム、
NBRの如きゴム弾性体;リン青銅、ステンレス板の如
き金属弾性体;ポリエチレンテレフタレート、高密度ポ
リエチレン等の如き樹脂弾性体で形成された弾性板で構
成される。弾性ブレード9は、その部材自体のもつ弾性
により現像剤担持体6に当接され、鉄の如き剛体から成
るブレード支持部材10にて現像剤容器2に固定される
。本実施例で弾性ブレード9は、線圧5〜80 g /
 c mで現像剤担持体6の回転方向に対して順方向ま
たはカウンター方向に当接されるのが好ましい。
第3図は本発明の他の実施例を示す。第3図においても
像担持体3の周囲に配置された画像形成に関する諸手段
は省略されている。
現像装置IBの基本的な構成は第1図に関連して説明し
た実施例1の現像装置IAと同様である。
本実施例では、現像装置をユニット化して使い捨てタイ
プにしたものである。斯る構成の現像装置においては現
像装置から現像剤がもれるのを防止し、画像形成装置或
いは現像装置の運搬、保管が容易に行えるように、現像
装置の未使用時には、現像剤は、現像剤容器2に接着剤
で固定された、例えばビニールシートのようなシール部
材15によって現像剤担持体6とは異なる側に隔離され
て収容されている。斯かる構成の現像装置は、画像形成
装置に装着されると、ユーザーがシール部材15を、例
えば第3図の紙面と垂直方向に引き抜くことによって除
去し、現像剤担持体6上に現像剤13が供給され、画像
形成可能となる。
第4図に図示するように、弾性ブレード9が現像剤担持
体6の回転方向に対してカウンタ一方向に当接された現
像装置ICの如き構成をとることも可能である。
第5図は発明に係る画像形成装置の他の実施例を示して
いる。本実施例では、現像装置ID、ドラム状の像担持
体(感光体ドラム)3、クリーナ16、−次帯電器17
を一体とした画像形成ユニット(所謂、カートリッジ)
18を備えた電子写真方式の画像形成装置が例示される
本装置においては、該画像形成ユニット18内の現像装
置lDの現像剤13がなくなった時に新たなカートリッ
ジと交換される。
本実施例では、現像装置IDは現像剤13としては一成
分系現像剤を用い、現像時には、感光体ドラム3と現像
剤担持体6との間に所定の電界が形成され、現像工程が
好適に実施されるためには、感光ドラム3と現像剤担持
体6との間の距離は非常に大切である。本実施例では3
00μm中心とし、誤差が±30μmとなるように測定
し調整される。
さらに、第7図を参照しながら、本発明の他の画像形成
装置を説明する。
一次帯電器17でOPC感光体3表面を負極性に帯電し
、レーザ光による露光705によりイメージスキャニン
グによりデジタル潜像を形成し、カウンタ一方向に設置
されたウレタンゴム性の弾性ブレード9および磁石を内
包している現像スリーブ6を具備する現像装置lの一成
分系磁性現像剤13で該潜像を反転現像する。現像部に
おいて感光ドラム3の導電性基体と現像スリーブ6との
間で、バイアス印加手段712により交互バイアス、パ
ルスバイアス及び/又は直流バイアスが印加されている
転写紙Pが搬送されて、転写部にくると転写手段702
により転写紙Pの背面(感光ドラム側と反対面)からコ
ロナ帯電をすることにより、感光ドラム表面上の現像画
像(トナー像)が転写紙P上へ静電転写される。感光ド
ラム3から分離された転写紙Pは、加熱加圧ローラ定着
器707により転写紙P上のトナー画像を定着するため
に定着処理される。
転写工程後の感光ドラムに残留する一成分系現像剤は、
クリーニングブレード708を有するクリ−ニゲ器70
9で除去される。クリーニング後の感光ドラム3は、イ
レース露光706により除電され、再度、−吹寄電器1
7による帯電工程から始まる工程が繰り返される。
静電荷像保持体(感光ドラム)は感光層及び導電性基体
を有し、矢印方向に動く。トナー担持体である非磁性円
筒の現像スリーブ6は、現像部において静電像保持体表
面と同方向に進むように回転する。非磁性円筒スリーブ
6の内部には、磁界発生手段である多極永久磁石(マグ
ネットロール)が回転しないように配されている。現像
装置l内の一成分系絶縁性磁性現像剤13は非磁性円筒
面上に塗布され、かつスリーブ6の表面とトナー粒子と
の摩擦によって、トナー粒子は例えばマイナスのトリボ
電荷が与えられる。さらに弾性ドクターブレード9を配
置することにより、現像剤層の厚さを薄く(30μm〜
300μm)且つ均一に規制して、現像部における感光
ドラム3とスリーブ6の間隙よりも薄い現像剤層を非接
触となるように形成する。このスリーブ6の回転速度を
調整することにより、スリーブ表面速度が静電像保持面
の速度と実質的に半速、もしくはそれに近い速度となる
ようにする。
現像部においてスリーブ6と感光ドラム3との間で交流
バイアスまたはパルスバイアスをバイアス手段712に
より印加しても良い。この交流バイアスはfが200〜
4 、 OOOHz 、 V p pが500〜3,0
00vであれば良い。
現像部分におけるトナー粒子の移転に際し、静電像保持
面の静電的力及び交流バイアスまたはパルスバイアスの
作用によってトナー粒子は静電像側に転移する。
本発明の画像形成装置を、ファクシミリのプリンターと
して使用する場合には、光像露光しは受信データをプリ
ントするための露光になる。第8図はこの場合の一例を
ブロック図で示したものである。
コントローラ511は画像読取部510とプリンター5
19を制御する。コントローラ511の全体はCPU5
17により制御されている。画像読取部からの読取デー
タは、送信回路513を通して相手局に送信される。
相手局から受けたデータは受信回路512を通してプリ
ンター519に送られる。画像メモリには所定の画像デ
ータが記憶される。ブリンクコントローラ518はプリ
ンター519を制御している。514は電話である。
回線515から受信された画像(回線を介して接続され
たリモート端末からの画像情報)は、受信回路512で
復調された後、CPU517は画像情報の復号処理を行
い、順次画像メモリ516に格納される。そして、少な
くとも1ページの画像がメモリ516に格納されると、
そのページの画像記録を行う。CPU517は、メモリ
516より1ページの画像情報を読み出しプリンタコン
トローラ518に復号化された1ページの画像情報を送
出する。プリンタコントローラ518は、CPU518
からの1ページの画像情報を受は取るとそのページの画
像情報記録を行うべく、プリンタ519を制御する。
CPU517はプリンタ519による記録中に、次のペ
ージの受信を行っている。
以上の様に、画像の受信と記録が行われる。
電子写真装置として、上述の感光ドラムの如き静電潜像
担持体や現像装置、クリーニング手段などの構成要素の
うち、複数のものを装置ユニットとして一体に結合して
構成し、このユニットを装置本体に対して着脱自在に構
成しても良い。例えば、帯電手段、現像装置およびクリ
ーニング手段の少な(とも1つを感光ドラムとともに一
体に支持してユニットを形成し、装置本体に着脱自在の
単一ユニットとし、装置本体のレールなどの案内手段を
用いて着脱自在の構−成にしても良い。このとき、上記
の装置ユニットのほうに帯電手段および/または現像装
置を伴って構成しても良い。
次に本発明に用いるトナーに関して述べる。本発明に用
いられるトナーに使用されるバインダー樹脂としては、
その分子量分布を精密に制御する必要がある。
THF不溶分が10〜70wt%含有されるのが良(、
THF可溶分のGPCにおける分子量10,000以下
の成分の割合は、10〜50wt%が良(、好ましくは
20〜39wt%が良い。充分な性能を出すためには、
さらに分子量2,000以上乃至15,000未満、好
ましくは2,000〜10,000 (さらに好ましく
は2,000〜s、ooo)の領域にピークを有し、さ
らに分子量15,000−100,000 (好ましく
は20.000〜70,000)の領域にピークもしく
は肩があることが好ましい。
分子量10,000以下の成分の割合が50wt%を越
す場合、弾性ブレードによる現像剤担持体上へのトナー
塗布工程においてトナーの装置への固着が起こりやす(
、THF不溶分が10wt%未満だとその傾向はより顕
著である。
THF不溶分が70wt%を越すような場合、現像剤自
体の強度が大きくなり過ぎ、弾性ブレードを傷つ、その
結実装置への固着を促進する可能性がある。その傾向は
分子量to、ooo以下の成分の割合が10wt%未満
の場合、−層大きくなる。
以上のことより、熱溶融定着用トナーとして、弾性ブレ
ードによる問題を起こさないためには、上記のようなバ
インダー樹脂の分子量分布が好ましい。
本発明でのTHF不溶分とは、トナー中の樹脂組成物中
のTHF溶媒に対して不溶性となったポリマー成分(実
質的に架橋ポリマー)の重量割合を示し、架橋成分を含
む樹脂組成物の架橋の程度を示すパラメーターとして使
うことができる。THF不溶分とは、以下のように測定
された値をもって定義する。
トナーサンプル0.5〜1.Ogを秤量しくWIg)、
円筒濾紙(例えば東洋濾紙製Nα86R)に入れてソッ
クスレー抽出器にかけ、溶媒としてTHF100〜20
0mA+を用いて6時間抽出し、THF溶媒によって抽
出された可溶成分をエバポレートした後、100℃で数
時間真空乾燥し、THF可溶樹脂成分量を秤量する(W
2g)。トナー中の磁性体あるいは顔料の如き樹脂成分
以外の成分の重量を(W3g)とする。THF不溶分は
、下記式から求められる。
本発明において、GPC(ゲルパーミェーションクロマ
トグラフィ)によるクロマトグラムのピーク又は/およ
びショルダーの分子量は次の条件で測定される。
40℃のヒートチャンバー中でカラムを安定化させ、こ
の温度におけるカラムに溶媒としてTHF (テトラヒ
ドロフラン)を毎1分1mlの流速で流し、試料濃度と
して0.05〜0.6重量%に調整した樹脂のTHF試
料溶液を50〜200μ!注入して測定する。
試料の分子量測定にあたっては、試料の有する分子量分
布を数種の単分散ポリスチレン標準試料により作製され
た検量線の対数値とカウント数との関係から算出した。
検量線作成用の標準ポリスチレン試料としては、例えば
P r e s s u r e  Ch e m i
 c a 1Co、製或いは東洋ツーダニ業製の分子量
が6X10”、2、I X 10”、4X10’、1.
75 X 10’、5.lX10’、1.1×106.
3.9X 10’、 8.6X 10’、2X10’、
4.48×106のものを用い、少なくともIO点程度
の標準ポリスチレン試料を用いるのが適当である。検出
器にはRI(屈折率)検出器を用いる。
カラムとしては、103〜4X10’の分子量領域を適
確に測定するために、市販のポリスチレンゲルカラムを
複数組合せるのが良い。例えばW a t e r s
社製のμmstyragel  500. 10”、 
10’、106の組み合わせや、昭和電工社製の5ho
dex  KF−80Mや、KF−802,803,8
04,805の組み合わせ、あるいは東洋曹達型のTS
Kgel G100OH,G2000H。
G2500H,G3000H,G4000H,G500
0H。
G6000H,G700OH,GMHの組み合わせが好
ましい。
本発明の分子fi 10,000以下バインダー樹脂に
対する重量%はGPCによるクロマトグラムの分子量1
0,000以下を切りぬき、分子量10,000以上の
切りぬきとの重量比を計算し、前記のTHF不溶分の重
量%を使い、全体のバインダー樹脂に対する重量%を算
出する。
本発明は磁性体を含有する磁性トナーにおいてより顕著
な効果をもたらす。トナーに含有する磁性体においては
、THF不溶分を有するバインダー樹脂に対して、分散
が良好なものを選ぶのが好ましい。磁性体の嵩密度の値
は0.35g/m1以上が良(、好ましくは0.6g/
m1以上は、好ましくは0.8g/mI1以上、更に好
ましくは0,9g/m1乃至1 、5 g / m l
の範囲である。嵩密度が0.35g/mj!より小さい
値の時は、トナー中での磁性体の分散が充分でなく、磁
性体の偏在を起こし、せっかく分子量分布を厳密に制御
したバインダー樹脂の効力を充分に発揮できない場合が
ある。
磁性体が立方晶系である場合、形状的に角があるため、
弾性ブレード表面を傷つける懸念があり、球状磁性体の
方が好ましい。
磁性体の嵩密度を上げるための方法としてはフレットミ
ル等の如き装置で処理する方法が挙げられる。
本明細書において、嵩密度(g/cc)とはJIS(日
本工業規格)K=5101で測定される値を言う。
球形磁性体は残留磁気(σr)が5 e m u / 
g以下、保持力(Hc)が100エルステツド(Oe)
以下のものが好ましい。
磁性体の含有量はトナー重量に対して10〜70重量%
が良い。
本発明のトナーにおける樹脂組成物は、スチレン類、ア
クリル酸類、メタクリル酸類及びその誘導体から選ばれ
る1種以上のモノマーを重合して得られるものが現像特
性及び帯電特性から好ましい。
使用できるモノマーの例としては、スチレン類としてス
チレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、クロル
スチレンなどがあげられる。アクリル酸類、メタクリル
酸類及びその誘導体としては、アクリル酸、アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アク
リル酸ブチル、アクリル酸オクチル、アクリル酸2−エ
チルヘキシル、アクリル酸n−テトラデシル、アクリル
酸n−ヘキサデシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸
シクロヘキシル、アクリル酸ジエチルアミノエチル、ア
クリル酸ジメチルアミノエチルの如きアクリル酸エテル
類があげられ、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル
酸ブチル、メタクリル酸アミル、メタクリル酸ヘキシル
、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸オク
チル、メタクリル酸デシル、メタクリル酸ドデシル、メ
タクリル酸ラウリル、メタクリル酸シクロヘキシル、メ
タクリル酸フェニル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチ
ル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピル、メタクリル
酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸グリシジル、メ
タクリル酸ステアリルの如きメタクリル酸エステル類が
あげられる。前述のモノマー以外に、本発明に悪影響を
与えない範囲で少量のアクリロニトリル、2−ビニルピ
リジン、4−ビニルピリジン、ビニルカルバゾール、ビ
ニルメチルエーテル、ブタジェン、インブレン、無水マ
レイン酸、マレイン酸、マレイン酸モノエステル類、マ
レイン酸ジエステル類、酢酸ビニルの如きモノマーが用
いられていても良い。
本発明のトナーに用いられる架橋剤としては、2管能の
架橋剤として、ジビニルベンゼン、ビス(4−アクリロ
キシポリエトキシフェニル)プロパン、エチレングリコ
ールジアクリレート、1.3−ブチレングリコールジア
クリレー)、1.4−ブタンジオールジアクリレート、
■、5−ベンタンジオールジアクリレート、l、6−ヘ
キサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコー
ルジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレー
ト、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエ
チレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコ
ール#200.#400.#600(7)各ジアクリレ
ート、ジプロピレングリコールジアクリレート、ポリプ
ロピレングリコールジアクリレート、ポリエステル型ジ
アクリレート(MANDA日本化薬日本化上記のジアク
リレートをメタクリレートにかえたものが挙げられる。
多管能の架橋剤としてペンタエリスリトールトリアクリ
レート、トリメチロールエタントリアクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、テトラメチロー
ルメタンテトラアクリレート、オリゴエステルアクリレ
ート及びそのメタクリレート、2.2−ビス(4−メタ
クリロキシ、ポリエトキシフェニル)プロパン、ジアリ
ルフタレート、トリアルシアヌレート、トリアリルイソ
シアヌレート、トリアリルトリメリテート、ジアリール
クロレンデートがあげられる。
本発明では、未架橋の、または架橋された第1のビニル
系重合体または共重合体(好ましくは、スチレン系)と
、架橋された第2のビニル系重合体または共重合体(好
ましくは、スチレン系)を含有する樹脂組成物をバイン
ダー樹脂として使用するのが好ましい。
本発明に係るバインダー樹脂の合成方法は、基本的に2
種以上の重合体または共重合体を合成する方法が好まし
い。
THFに可溶で且つ重合モノマーに可溶な第1の重合体
または共重合体を重合モノマー中に溶解し、モノマーを
重合して樹脂組成物を得る方法である。
この場合、前者と後者の重合体または共重合体が均一に
混合している組成物が形成される。
THFに可溶な第1の重合体または共重合体は、溶液重
合もしくはイオン重合などが好ましい。THFに不溶な
成分を生成するための第2の重合体または共重合体は、
第1の重合体または共重合体を溶解している条件下で架
橋性モノマー存在下で懸濁重合もしくは塊状重合で合成
することが好ましい。第1の重合体または共重合体は第
2の重合体または共重合体を生成するための重合性単量
体100重量部に対して10〜120(好ましくは20
〜100重量部)重量部使用するのが好ましい。
本発明の磁性トナー中に含まれる磁性体としては、マグ
ネタイト、ヘマタイト、フェライトの如き酸化鉄又は二
価金属と酸化鉄との化合物;鉄、コバルト、ニッケルの
ような金属或いはこれらの金属とアルミニウム、コバル
ト銅、鉛、マグネシウム、スズ、亜鉛、アンチモン、ベ
リリウム、ビスマス、カドミウム、カルシウム、マンガ
ン、セレン、チタン、タングステン、バナジウムのよう
な金属との合金およびその混合物が挙げられる。
トナーの荷電性を制御するものとして下記物質がある。
特開昭50−133338号公報に記載されているニト
ロフミン酸及びその塩或いはC,1,14645の如き
染顔料、特公昭55−42752号公報、特公昭58−
41508号公報、特公昭58−7384号公報、特公
昭59−7384号公報に記載されているサリチル酸、
ナフトエ酸、ダイカルボン酸のZn、Al、Co。
Cr、Feの金属錯体、スルホン化した銅フタロシアニ
ン顔料、ニトリ基、ハロゲンを導入したスチレンオリゴ
マー、塩素化パラフィン等。特に分散性の面などから、
モノアゾ染料の金属錯塩、サリチル酸の金属錯体、アル
キルサリチル酸の金属錯体、ナフトエ酸の金属錯体、グ
イカルボン酸の金属錯体が好ましい。
本発明のトナーは、必要に応じて添加剤を混合した場合
にもよい結果が得られる。添加剤としては、滑剤、研摩
剤、流動性付与剤、ケーキング防止剤、導電性付与剤、
定着助剤、耐オフセツト剤が挙げられる。
滑剤として、テフロン、ステアリン酸亜鉛、ポリ弗化ビ
ニリデンの如き材料の微粉末が挙げられ、中でもポリ弗
化ビニリデン微粉末が好ましい。
研摩剤として、酸化セリウム炭化ケイ素、チタン酸スト
ロンチウムの如き材料の微粉末が挙げられ、中でもチタ
ン酸ストロンチウム微粉末が好ましい。
流動性付与剤として、コロイダルシリ力、疎水性コロイ
ダルシリカ、酸化アルミニウムの如き材料の微粉末が挙
げられ、中でも疎水性コロイダルシリカが好ましい。
導電性付与剤としては、カーボンブラック、酸化亜鉛、
酸化アンチモン、酸化スズの如き材料の微粉末が挙げら
れる。
トナー粒子内に含有される定着助剤または耐オフセツト
剤としては、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロ
ピレン、各種ワックス類が挙げられる。
トナー粒子とトリボ帯電特性が逆極性の白色微粒子及び
黒色微粒子を現像性向上剤として少量用いることもでき
る。
前述の疎水性コロイダルシリカとしては、シリコンオイ
ルまたはシリコンワニスで処理された疎水性コロイダル
シリカが好ましい。
本発明に使用されるシリコンオイル又はシリコンワニス
は、一般に次の式で示されるものであり、[R:C+−
aのアルキル基 R′:アルキル、ハロゲン変性アルキル、フェニル、変
性フェニルの如きシリコン オイル変性基 R’:C+−3のアルキル基又はアルコオキシ基]例え
ば、ジメチルシリコンオイル、アルキル変性シリコンオ
イル、α−メチルスチレン変性シリコンオイル、クロル
フェニルシリコンオイル、フッ素変性シリコンオイルが
挙げられる。上記シリコンオイルは好ましくは25℃に
おける粘度がおよそ50〜1000センチストークスの
ものが用いられる。分子量が低すぎるシリコンオイルは
加熱処理等により、揮発分が発生することがあり、分子
量が高すぎると粘度が高くなりすぎ処理操作がしに(く
なる。
シリコンオイル処理の方法は公知の技術が用いることが
可能である。
例えばコロイダルシリカ微粉体とシリコンオイルとをヘ
ンシェルミキサーの如き混合機を用いて直接混合しても
良いし、ベースシリカへシリコンオイルを噴霧する方法
によっても良い。適当な溶剤にシリコンオイルを溶解あ
るいは分散せしめた後、ベースのシリカ微粉体とを混合
した後、溶剤を除去して疎水性シリカを作成しても良い
本発明に用いられる無機微粉体を、まずシランカップリ
ング剤で処理し、しかる後にシリコンオイル又はシリコ
ンワニスで処理することはより好ましい。
一般にシリコンオイル処理のみでは、微粉体表面を覆う
ためのシリコンオイル量が多く、処理中に微粉体の凝集
体ができやすく、現像剤に適用した場合現像剤の流動性
が悪くなる場合も考えられ、シリコンオイルの処理工程
を充分注意する必要がある。そこで良好な耐湿性を保ち
つつ、微粉体の凝集体を除(ためには、ケイ酸微粉体を
シランカップリング剤で処理した後、シリコンオイルで
処理する方がシリコンオイルの処理効果を充分発揮でき
るということである。
本発明に用いられるシランカップリング剤はヘキサメチ
ルジシラザンまたは、−綴代 %式% R:アルコキシ基又は、塩素原子 m:l〜3の整数 Y:アルキル基 ビニル基、グリシドキシ基、メタク リル基を含む炭化水素基 n:3〜1の整数 で表わされるもので、例えば代表的にはジメチルジクロ
ルシラン、トリメチルクロルシラン、アリルジメチルク
ロルシラン、アリルフエニルジクロルシラン、ベンジル
ジメチルクロルシラン、ビニルトリエトキシシラン、γ
−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、ビニ
ルトリアセトキシシラン、ジビニルクロルシラン、ジメ
チルビニルクロルシラン等をあげることができる。
上記微粉体のシランカップリング剤処理は、微粉体を撹
拌によりクラウド状としたものに気化したシランカップ
リング剤を反応させる乾式処理、又は微粉体を溶媒中に
分散させシランカップリング剤を滴下反応させる湿式法
で処理することができる。
本発明におけるシリコンオイル又はシリコンワニスの処
理量は、無機微粉体100重量部に対し1〜35重量部
、より好ましくは2〜30重量部が良い。
シリコンオイル又はシリコンワニス処理量が少なすぎる
と、耐湿性が向上せず高湿下では微粉体が吸湿してしま
い高品位のコピー画像が得られなくなる場合がある。シ
リコンオイル又はシリコンワニス処理量が多すぎると、
無機微粉体の凝集体ができやすくなり、はなはだしくは
遊離のシリコンオイル又はシリコンフェスができてしま
うため、現像剤に適用した場合流動性を向上することが
できないという問題点が生じる場合がある。
疎水性コロイダルシリカは、トナー100重量部に対し
て0.1〜3.0(好ましくは、0.6〜1.6)重量
部使用するのが良い。
トナーの製造方法として、熱ロールニーダ−エクストル
ーダーの如き熱混練機によって構成材料を良く混練した
後、機械的な粉砕、分級によって得る方法;結着樹脂溶
液中に材料を分散した後、噴霧乾燥することにより得る
方法;・結着樹脂を構成すべき単量体に所定材料を混合
して乳化懸濁液とした後に重合させてトナーを得る製造
法が例示される。
以下に、本発明に係る、バインダー樹脂の合成例を示す
(合成例1) 反応器にクメン200重量部を入れ、環流温度まで昇温
した。これにスチレンモノマー100重量部及びベンゾ
イルパーオキサイド6.5重量部の混合物をクメン還流
下で4時間かけて滴下した。さらにクメン還流下(14
6℃〜156℃)で溶液重合を完了し、クメンを除去し
た。得られたポリスチレンはTHFに可溶であり、GP
Cのメインピークの位置する分子量は4,500−ガラ
ス転移点(Tg) =58℃であった。
上記ポリスチレン30重量部を下記単量体混合物に溶解
し、混合溶液とした。
上記混合溶液にポリビニルアルコール部分ケン化物0.
1重量部を溶解した水170重量部を加え懸濁分散液と
した。水15重量部を入れ窒素置換した反応器に上記懸
濁分散液を添加し、反応温度70〜95℃で6時間懸濁
重合反応させた。反応終了後に濾別し、脱水、乾燥し、
ポリスチレンとスチレン−アクリル酸n−ブチル共重合
体の組成物を得た。
該組成物はTHF不溶分とTHF可溶分が均一に混合し
ており、且つポリスチレンとスチレン−アクリル酸n−
ブチル共重合体が均一に混合していた。
得られた樹脂組成物は、24メツシユバス、60メツシ
ユオンの粉体とし、約0.5gを精秤して東洋濾紙製円
筒ろ紙N(186R(径28 m m 、長さ100 
m m )に投入し、THF200mj7を約4分に1
回の割で還流させてT)(F不溶分を測定した。
樹脂組成物のTHF不溶分は、28wt%であった。
THF可溶分の分子量分布を測定したところGPCのチ
ャートにおいて、約5,000.約50,000の位置
にピークを有し、分子量1万以下が30wt%であった
。さらに樹脂のTgは、58℃であった。
各樹脂及び樹脂組成物の分子量に関わる特性は下記方法
で測定した。
GPC測定用カラムとして5hociex  KF−8
0Mを用い、GPC測定装置(ウォーターズ社製150
CALC/GPC)の40℃のヒートチャンバーに組み
込みTHF流速1m!!/min、検出器はRIの条件
下、試料(THF可溶分の濃度的0.1重量%)を20
0μl注入することでGPCを測定した。分子量測定の
検量線としテハ分子量0.5X103.2.35X10
’、10.2X10”、35x10”、110X10”
、200X103.470X10”、 1200X10
”、2700X10”、 8420X103の10点の
単分散ポリスチレン基準物質(ウォーターズ社製)のT
HF溶液を用いた。
(合成例2) 合成例1と同様の製法で、重合温度のみ調整して、TH
F不溶分60wt%、THF可溶分のGPCチャートに
おけるピークが約9000と約9.0万、分子量1万以
下が15wt%のポリスチレンとスチレン−アクリル酸
n−ブチル共重合体との均一混合物を得た(樹脂Tg6
3°C)。
(合成例3) 反応器にクメン150重量部を入れ、還流温度まで昇温
した。下記混合物をクメン還流下で4時間がけて滴下し
た。
さらにクメン還流下(146〜156℃)で重合を完了
し、クメンを除去した。得られたスチレンアクリル酸n
−ブチル共重合体は、分子量2,000の位置にメイン
ピークを有し、Tg=56℃であった。
上記スチレン−アクリル酸n−ブチル共重合体35重量
部を下記単量体混合物に溶解し、混合液とした。
上記混合物にポリビニルアルコール部分にケン化物0.
1重量部を溶解した水170重量部を加え懸濁分散液と
した。
水15重量部を入れ窒素置換した反応器に上記分散液を
添加し、反応時間70〜95℃で6時間反応させた。反
応終了後、濾別、脱水、乾燥し、スチレン−アクリル酸
n−ブチル共重合体とスチレン−メタアクリル酸メチル
共重合体の均一混合樹脂組成物を得た。
得られた樹脂組成物はTHF不溶分13wt%、THF
可溶分のGPCチャートにおけるピークが約2500と
約1.8万、分子量1万以下が42wt%、樹脂Tg5
3℃であった。
(比較合成例1) 合成例3と同様の製法で重合温度のみ調整して、THF
不溶分6wt%、THF可溶分のGPCチャートにおけ
るピーク位置が約1500と約2.3万分子量1万以下
が54wt%、樹脂Tg49℃の樹脂組成物を得た。
(比較合成例2) 合成例1中で得られたポリスチレン20重量部を下記単
量体混合物に溶解し、混合溶液とした。
上記混合物を合成例1と同様にして懸濁重合を行い、ポ
リスチレンとスチレン−アクリル酸n−ブチル共重合体
の組成物を得た。この組成物のTHF不溶分75wt%
、THF可溶分のGPCチャートにおけるピーク位置が
、約7000と約13万、分子量1万以下が11wt%
、樹脂Tg65℃であった。
〔実施例〕
以下本発明を実施例により具体的に説明する。以下の配
合における部数は重量部である。
11口 ・合成例1の樹脂組成物       100部・嵩密
度0.90g/mj!の球状磁性体  60部(平均粒
径0.2μm) ・ジアルキルサリチル酸クロム錯体   2部・低分子
量ポリプロピレン       3部上記材料を混合し
た後、150℃に熱した2本ロールミルで20分間混練
した。混練物を冷却後、粗粉砕し、ジェット気流を用い
た微粉砕機を用いて粉砕し、さらに風力分級機を用いて
分級し、体積平均粒径12.2μmの黒色微粉体を得た
。さらにここで得られた黒色微粉体(磁性トナー)10
0部に対して疎水性コロイダルシリカ微粉体0.6部を
乾式混合し、疎水性コロイダルシリカが外添されている
負帯電性磁性トナーで形成された一成分系現像剤を得た
次に市販の複写機FC−5(キャノン社製)の現像装置
を図5の如く改造し、ウレタンゴム製弾性ブレードの現
像剤担持体(現像スリーブ)への当接圧を30 g /
 c mとした。
−吹寄電を一600vとして反転現像のための静電潜像
をOPC感光ドラム3上に形成し、現像スリーブ6(磁
石内包)上の現像剤層を感光ドラム3と非接触に間隙(
300μm)を設定し、交流バイアス(f=1,800
Hz、Vpp=1,200V)および直流バイアス(V
oc=−390V)とを現像スリーブに印加しながら、
静電荷像を反転現像により現像してトナー像をOPC感
光体上に形成した。形成されたトナー像をプラス転写電
位で普通紙へ転写し、トナー像を有する普通紙を加熱加
圧ローラ定着器を通してトナー像を定着した。
3.000枚の画像出しにおいても、弾性ブレード9表
面にも、現像スリーブ6表面にもトナーの固着や、トナ
ー成分による被膜形成はみられず、良好なトナー画像が
形成された。
同様の実験を32.5°C185%RHという高温高湿
下や15℃、10%RHという低温低湿下で行ったが、
結果は同様に良好だった。
さらに、トナーを補充しつつ、5,000枚まで画像出
しを継続しても、問題は生じなかった。
支流1」 用いた樹脂組成物を合成例2のものに替えた以外は実施
例1と同様に行い、体積平均粒径12.8μの負帯電性
磁性トナーを得た。
得られたトナーを疎水性コロイダルシリカと混合して現
像剤を調製し調製した現像剤を実施例1で用いた改造複
写機に投入し、同様に試験を行ったところ、3,000
枚まで各環境条件下で良好な結果が得られた。
さらに画像出しを5,000枚まで続けたところ、低温
低湿下で4,000枚時より弾性ブレード表面のキズが
ほんのわずかみられたが、画像としてはほとんどわから
ない程度であり、実用上、問題なかった。
見上1」 樹脂組成物を合成例3のものに替えた以外は実施例1と
同様の処方・製法で、体積平均粒径11.5μの負帯電
性磁性トナーを得た。
実施例1で用いた改造複写機の現像装置をさらに第4図
に示すものに改造し、シリコンゴム製弾性ブレードの現
像スリーブへの当接圧を35g/cmとした。
上記トナーと疎水性コロイダルシリカを混合して、現像
剤を調製し、調製した現像剤を上記改造複写機に投入し
、実施例1と同様の画像出しテストを行ったところ、3
,000枚まで各環境条件下で良好な結果が得られた。
さらに画像出しを5,000枚まで続けたところ、高温
高湿下で4,000枚以降現像スリーブ上にわずかに点
状のトナー固着に起因するトナー画像欠損が見られたが
、画像としてはほとんどわからない程度であり、実用上
問題なかった。
支流l」 磁性体を嵩密度0.55g/mlの球状磁性体に替えた
以外は実施例3と同様にして、体積平均粒径12.4μ
mの負帯電性磁性トナーを得た。
得られたトナーと疎水性コロイダルシリカを混合して現
像剤を調製し、調製した現像剤を実施例1で用いた改造
複写機に投入し、同様の画像出しテストを行ったところ
、3,000枚までは各環境条件下で良好な結果が得ら
れた。
さらに画像出しを5,000枚まで続けたところ、高温
高湿下で3,500枚以降現像スリーブ表面にフィルム
状トナー固着に起因するトナー画像欠損が見られたが、
画像としては実用上問題ないレベルであった。
匿較1」 樹脂組成物を比較合成例1のものに替えた以外は実施例
1と同様の処方・製法で、体積平均粒径10.9μの負
帯電性磁性トナーを得た。
得られたトナーと疎水性コロイダルシリカを混合して、
現像剤を調製し、調製した現像剤を実施例1で用いた改
造複写機に投入し、同様に画像出しテストを行ったとこ
ろ、通常環境において2,000枚以降に、弾性ブレー
ド9表面と現像スリーブ6表面にトナー固着が生じ、画
像にも白ポチ状の画像欠けが現れた。
比J1殊λ 樹脂組成物を比較合成例2のものに替えた以外は実施例
1と同様の処方・製法で、体積平均粒径13.0μの負
帯電性磁性トナーを得た。
得られたトナーと疎水性コロイダルシリカを混合して、
現像剤を調製し、調製した現像剤を実施例1で用いた改
造複写機に投入し、実施例1と同じ現像装置を組み込ん
で同様の画像出しテストを行ったところ、低湿低温下で
2,500枚以降、弾性ブレード9のキズから派生した
現像スリーブ6へのトナー塗布不良(スジ状ムラ)が発
生し、不良画像となった。
丸五1」 比表面積200d/Hのコロイダルシリカ微粉体(アエ
ロジル1200.日本アエロジル社製)100部にヘキ
サメチルジシラザン(HMDS)20部で処理を行った
後、ジメチルシリコンオイルKF−96100cS(信
越化学製)10部を溶剤で希釈したもので処理を行い、
乾燥後約250℃で加熱処理を行い、ヘキサメチルジシ
ラザン処理後ジメチルシリコンオイルで処理された疎水
性コロイダルシリカ微粉体を得た。
得られた疎水性コロイダルシリカ0.6部と実施例1で
調製した負帯電性磁性トナー100部を混合して一成分
系現像剤を調製した。
調製した一成分系現像剤を第7図に示す画像形成装置の
現像装置(弾性ブレード9は、現像スリーブ6の回転方
向とカウンタ一方向に、当接圧30g/cmで設置され
ている)に供給し、実施例1と同様にして面出試験をお
こなった。
疎水性コロイダルシリカが有するシリコンオイルの潤滑
効果により耐久性が実施例1の画像形成装置よりもさら
に向上した。さらに、各環境下においても良好な結果が
得られた。
〔発明の効果〕
以上説明したように、弾性ブレードを用いて現像剤担持
体上に現像剤を塗布する現像装置を具備している画像形
成装置において、本発明に係る現像剤を用いることで、
弾性ブレードと現像剤担持体との強い押し圧によっても
、両者の表面に固着したり、フィルム状汚染を起こさず
、現像剤担持体の駆動トルクを低減することにより弾性
ブレードの反転や、はがれを防止し、現像剤担持体駆動
ギヤの破損を防ぎ、良好な画像形成を行うことが可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略
断面図である。 第2図は、現像装置における弾性ブレードと現像剤担持
体との関係を示す断面図である。 第3図〜第5図は、本発明に係る画像形成装置の他の実
施例の概略断面図である。 第6図は、従来の画像形成装置の概略断面図である。 第7図は、本発明の画像形成装置の概略断面図を示す。 第8図は、本発明のファクシミリ装置の一興体例を示す
ブロック図である。 IA・・・現像装置 2・・・現像剤容器 3・・・像担持体 9・・・弾性ブレード 第50 第3記 第4(2) 第8 SiI!I 956−

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)潜像を担持するための像担持体及び該潜像を現像
    するための現像装置を有し、該現像装置は、現像剤を収
    容するための現像剤容器と、該現像剤容器内の現像剤を
    現像剤容器から像担持体に対面した現像域へと担持し搬
    送する現像剤担持体とを有する画像形成装置において、 現像剤は、トナーを含有し、該トナーはバインダー樹脂
    のテトラヒドロフラン(THF)不溶分が10〜70重
    量%含有されており、バインダー樹脂のTHF可溶分の
    ゲルパーミェーションクロマトグラフィ(GPC)によ
    る分子量分布における分子量10,000以下の成分が
    バインダー樹脂に対して10〜50重量%含有されてい
    る樹脂組成物を含有しており、 該現像剤担持体にて担持し搬送される現像剤を、所定の
    厚さに規制し該現像剤担持体上に現像剤薄層を形成する
    ための弾性ブレードとを有することを特徴とする画像形
    成装置。
  2. (2)潜像を担持するための像担持体と、現像剤を収容
    するための現像剤容器と、該現像剤容器内のトナーを有
    する現像剤を現像剤容器から像担持体に対面した現像域
    へと担持し搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体に
    て担持し搬送される現像剤を所定厚さに規制し該現像剤
    担持体上に現像剤薄層を形成するための弾性ブレードと
    を有する、前記像担持体上の潜像を現像するための現像
    装置とを備えた画像形成装置を用いる画像形成方法に適
    用される静電荷像現像用現像剤において、 現像剤に含有される該トナーは、バインダー樹脂のTH
    F不溶分が10〜70重量%含有されており、バインダ
    ー樹脂のTHF可溶分のGPCによる分子量分布におけ
    る分子量10,000以下の成分がバインダー樹脂に対
    して10〜50重量%含有されている樹脂組成物を含有
    することを特徴とする静電荷像現像用現像剤。
  3. (3)潜像を担持するための像担持体及び該潜像を現像
    するための現像装置を有し、該現像装置は、現像剤を収
    容するための現像剤容器と、該現像剤容器内の現像剤を
    現像剤容器から像担持体に対面した現像域へと担持し搬
    送する現像剤担持体と、該現像剤担持体にて担持し搬送
    される現像剤を、所定の厚さに規制し該現像剤担持体上
    に現像剤薄層を形成するための弾性ブレードとを有し、 現像剤は、トナーを含有し、該トナーはバインダーの樹
    脂テトラヒドロフラン(THF)不溶分が10〜70重
    量%含有されており、バインダー樹脂のTHF可溶分の
    ゲルパーミェーションクロマトグラフィ(GPC)によ
    る分子量分布における分子量10,000以下の成分が
    バインダー樹脂に対して10〜50重量%含有されてい
    る樹脂組成物を含有しており、 該現像装置は、該静電潜像担持体とともに一体に支持さ
    れてユニットを形成し、装置本体に着脱自在の単一ユニ
    ットを形成していることを特徴とする装置ユニット。
  4. (4)電子写真装置およびリモート端末からの画像情報
    を受信する受信手段を有するファクシミリ装置において
    、 該電子写真装置は、潜像を担持するための像担持体及び
    該潜像を現像するための現像装置を有し、該現像装置は
    、現像剤を収容するための現像剤容器と、該現像剤容器
    内の現像剤を現像剤容器から像担持体に対面した現像域
    へと担持し搬送する現像剤担持体とを有し、該現像剤担
    持体にて担持し搬送される現像剤を、所定の厚さに規制
    し該現像剤担持体上に現像剤薄層を形成するための弾性
    ブレードとを有し、 現像剤はトナーを含有し、該トナーはバインダー樹脂の
    テトラヒドロフラン(THF)不溶分が10〜70重量
    %含有されており、バインダー樹脂のTHF可溶分のゲ
    ルパーミェーションクロマトグラフィ(GPC)による
    分子量分布における分子量10,000以下の成分がバ
    インダー樹脂に対して10〜50重量%含有されている
    樹脂組成物を含有している画像形成装置であることを特
    徴とするファクシミリ装置。
JP2202760A 1989-07-28 1990-07-30 画像形成装置,装置ユニット及びファクシミリ装置 Expired - Lifetime JP2801378B2 (ja)

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