JPH029386Y2 - - Google Patents

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JPH029386Y2
JPH029386Y2 JP1986176297U JP17629786U JPH029386Y2 JP H029386 Y2 JPH029386 Y2 JP H029386Y2 JP 1986176297 U JP1986176297 U JP 1986176297U JP 17629786 U JP17629786 U JP 17629786U JP H029386 Y2 JPH029386 Y2 JP H029386Y2
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JP
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operating lever
lever
lock
bonnet
opening
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JP1986176297U
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JPS6380620U (ja
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  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、建設車両等の操作レバーにおい
て、ボンネツトを開くと自動的に操作レバーを操
作不能状態に保持するようにした、操作レバーの
ロツク装置に関する。
従来の技術 建設車両等においては、エンジンや油圧機器類
が纒めて配置され、その周りに走行用或いは作業
機用の操作レバーが突出していることが多い。
このような場合、エンジン等の日常点検等を行
つている最中に操作レバーに触れて、車体や作業
機が突然動き出すと非常に危険である。そのた
め、この種の機械では、点検や整備を行う前に各
操作レバーをロツクするよう、取扱い説明書等で
指示されているが、実際には、ロツクを忘れてい
る場合が多い。
このようなロツクし忘れを防止するため、従
来、座席の上下動に伴つて回動するロツクレバー
を設け、オペレーターが座席を離れるとその座席
の上昇に伴つてレバーが回動して操作レバーをロ
ツクするようにしたものが考えられている(実開
昭51−128905号公報参照)。
考案が解決しようとする課題 上記のように、座席の上下動に伴つてロツクす
るようにしたものでは、座席の上下動の度にロツ
クレバーが回動し、例えばオペレーターが前方視
界を確認するため腰を浮かしたりすると、その度
にロツクレバーが動作するため、このロツクレバ
ーが操作レバーに当たつてその操作レバーを切り
換えることはないとしても、その衝突によつて破
損し易いといつた不都合があるとともに、また、
この構成では座席と操作レバーとがロツクレバー
によつてロツクできるような位置関係になければ
ならないといつた不都合がある。この考案は、ボ
ンネツトの内部を点検或いは整備する際にのみロ
ツクするだけでも充分であることに鑑みて、この
ボンネツトの開操作に連動して操作レバーをロツ
クするようにしたものである。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するため、この考案では、操
作レバーに係脱自在で、かつ、係止時その操作レ
バーを回動操作不能状態にロツクするロツク部材
と、このロツク部材と一体若しくはロツク部材と
共に動作するロツク作動レバーとからなり、この
ロツク作動レバーを開閉自在なボンネツトカバー
の開口部より突出させてそのボンネツトカバーの
開操作時に前記開口部の縁部によつてそのロツク
作動レバーをロツク側へ押回動させるよう構成す
るとともに、この突出部を前記縁部側へ向けて湾
曲させたことを特徴とする。
作 用 エンジン等の日常点検や整備のためボンネント
5を開けると、ロツクレバー21が自動的にロツ
ク作動レバー18を動作させて、操作レバー10
を操作不能状態に保持する。
実施例 第3図は、建設車両の1つであるホイルローダ
を示したもので、車輪1,1を備えた車体2の前
部にローダ作業機3を取付けるとともに、同じく
車体2上には、エンジン4等を覆うボンネント5
が装備され、その上面に座席6が設けられてい
る。第2図で示すように、ボンネント5は、エン
ジン本体を履う中央カバー7と、その両側におい
て、燃料タンクやバツテリ等を覆う左右のカバー
8,9とからなり、前記の座席6は、その中央カ
バー7上に配置され、その右側のカバー8の上部
に、この考案によつてロツクされる操作レバー1
0が突出している。
第1図が、この考案のロツク機構を装備した右
側カバー8内部の構造を示している。
11は、カバー8内において立設したレバー台
で、このレバー台11内の上端部近傍に、操作レ
バー10の下端が、支持機構12を介して前後及
び左右へ回動自在に取付けられている。この操作
レバー10は、カバー8の上面に形成したガイド
穴13より突出している。14は、操作レバー1
0の下端支持部を覆うラバーブーツである。カバ
ー8は、その前端において、左右方向の軸15に
よつて回動自在に支持され、これによつて、カバ
ー8後部側を上方へ回動させて図の2点鎖線の位
置まで開くようになつている。その際、カバー8
が操作レバー10と干渉しないよう、第3図で示
すように、操作レバー10を前方へ屈曲させてい
る。16は、前記レバー台11の前部側に配置し
た左右方向の枢支軸であり、この枢支軸16へ回
動自在に外嵌したボス17に、下向き斜め後方に
突出してロツクレバー18の上端が固着されてい
る。このロツクレバー18の先端には、係止穴1
9が形成されており、図の2点鎖線のように、ロ
ツクレバー18を上方へ回動させると、この穴1
9が操作レバー10下端の突起20へ係合して、
その操作レバー10を回動操作不能に保持するよ
うになつている。
前記ボス17には、更にこの考案のロツク作動
部材である作動レバー21が、その基端において
固着されて、ロツクレバー18と共に回動するよ
うになつている。この作動レバー21の上端は、
カバー8の上面に形成した開口部23より上方に
突出し、その突出部24が、開口部23の後縁部
25よりも後方へ位置するよう湾曲されている。
即ち、カバー8の上部を上方へ回動させて開く
と、その開口部23の後縁部25が、作動レバー
21突出部24の後部側面26を押し、この作動
レバー21を前方へ回動させる。27は、前記ロ
ツクレバー18の上端近傍とレバー台11とに跨
がつて取付けた捩じりコイル形のレバー附勢バネ
で、ロツクレバー18回動範囲のある点を境とし
て、そのロツクレバー18を、操作レバー10へ
係止させる方向と係止を解除する方向へその附勢
力が、切り替わるようにしている。
したがつて、上記の構成において、点検或いは
整備のため右側カバー8をその後部側を上方へ回
動させて開くと、開口部23の後縁部25が作動
レバー21の後部側面26を押して前方へ回動さ
せる。作動レバー21がある程度まで回動する
と、前記バネ27の作用によつて、その作動レバ
ー21が自動的に回動して、ロツクレバー18の
係止穴19を操作レバー10の突起20へ係合さ
せ、操作不能状態にロツクする。
前述したように、作動レバー21は、その突出
部24が、この作動レバー21を押す開口部23
の後縁部25側へ湾曲されており、これによつ
て、ロツク動作を確実にするとともに、作動レバ
ー21が長尺化するのを防止している。すなわ
ち、図の点線のように、作動レバー21の突出部
24をストレートに形成すると、この突出部24
を長くしないと、前記バネ27が作用する位置ま
で開口部23の後縁部25を当接させることが出
来ず、また、動作自体も不安定となるが、このよ
うな不都合を解消しうるものである。更に、その
ような湾曲形状によつて突出部24の前側面28
が後方へ逃げており、開口部23の前縁部29を
それだけ後退させて、開口部23の長さを短く採
れる。
なお、この実施例では、ボンネツト5の右側カ
バー8のみを単独で開く場合を示したが、これに
限るものではなく、ボンネツト5全体を開く場合
などどのような態様でもよいことは勿論である。
考案の効果 以上のように、この考案では、ボンネツトを開
けると自動的にロツク作動レバーが動作して、操
作レバーを操作不能状態にロツクするので、ロツ
クし忘れて点検等の作業をすることがなく、安全
性が大幅に向上する効果がある。また、この考案
では、前記従来のように座席の上下動の度にロツ
クレバーが動くといつた不都合がなく、また、座
席と操作レバーがロツクレバーによつて連結でき
るような位置関係にない場合であつても構成する
ことができる。特に、本考案では、ロツク作動レ
バーをボンネツトカバーの開口部より突出させ
て、その突出部をそのロツク作動レバーを押回動
させる縁部側へ湾曲させており、これにより、そ
の突出部をストレートに突出させた場合に比較し
て、ロツク作動が確実で、かつその突出部の長さ
を短くさせることができるため、ボンネツトの外
側への突出長さを短くでき、更には、前述したよ
うにロツク作動レバーの回動範囲を確保するため
ボンネツトカバーの開口部を長くする必要がない
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を示すボンネツト
内部の要部縦断面図、第2図は、ボンネツト部分
の概略平面図、第3図は、ホイルローダの全体側
面図である。 5……ボンネツト、8……ボンネツトカバー、
10……操作レバー、18……ロツクレバー、2
1……ロツク作動レバー、23……開口部、24
……突出部、25……開口部後縁部(押圧部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作レバーに係脱自在で、かつ、係止時その操
    作レバーを回転操作不能状態にロツクするロツク
    部材と、このロツク部材と一体若しくはロツク部
    材と共に動作するロツク作動レバーとからなり、
    このロツク作動レバーを開閉自在なボンネントカ
    バーの開口部より突出させてそのボンネツトカバ
    ーの開操作時に前記開口部の縁部によつてそのロ
    ツク作動レバーをロツク側へ押回動させるよう構
    成するとともに、この突出部を前記縁部側へ向け
    て湾曲させたことを特徴とする操作レバーのロツ
    ク操置。
JP1986176297U 1986-11-17 1986-11-17 Expired JPH029386Y2 (ja)

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JP1986176297U JPH029386Y2 (ja) 1986-11-17 1986-11-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986176297U JPH029386Y2 (ja) 1986-11-17 1986-11-17

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Publication Number Publication Date
JPS6380620U JPS6380620U (ja) 1988-05-27
JPH029386Y2 true JPH029386Y2 (ja) 1990-03-08

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ID=31116408

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JP1986176297U Expired JPH029386Y2 (ja) 1986-11-17 1986-11-17

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5321531Y2 (ja) * 1975-04-15 1978-06-06

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JPS6380620U (ja) 1988-05-27

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