JP2006077496A - 作業用車両におけるパーキングレバーの配設構造 - Google Patents

作業用車両におけるパーキングレバーの配設構造 Download PDF

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好彦 荻野
Tetsuya Ishimaru
哲也 石丸
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Abstract

【課題】 パーキングレバーを、小型のホイールローダ等の運転席回りのスペースが狭い作業用車両であっても、シートに座したオペレータが操作し易く、且つシートに乗降するオペレータの邪魔にならないように配設する。
【解決手段】 エンジンルームの上方を覆うカバー体15に、オペレータが座するシートの配設部15aと、該シート配設部15aの左右両側に配され、操作具が組付けられるコンソール15b、15cとを一体的に形成する一方、コンソール15bに、上方側および左右内方側が開口し、且つ前方側および左右外方側が閉鎖した凹部15fを形成し、該凹部15fにパーキングレバー20を配設した。
【選択図】 図4

Description

本発明は、建設機械等の作業用車両に設けられるパーキングレバーの配設構造の技術分野に属するものである。
一般に、建設機械等の作業用車両には、駐車時用のブレーキとしてパーキングブレーキが設けられるとと共に、該パーキングブレーキ用の操作具が設けられるが、例えば小型のホイールローダのような作業用車両においては、運転席回りに限られた狭いスペースしかないため、上記パーキングブレーキ用操作具の配設箇所についても苦慮することになる。
そこで、従来、操向ハンドルを上部に備えた操縦塔の上面を操作パネル面とし、該操作パネル面に、パーキングブレーキ用操作具としてのパーキングスイッチを配置したものが知られている(例えば、特許文献1の図2参照)。
特開平7−207705号公報
ところで、乗用車等の汎用の車両では、一般的に、パーキングブレーキ用操作具としてパーキングレバーが採用されているため、前記特許文献のようにパーキングスイッチにすると操作し忘れてしまう惧れがあって、パーキングレバーの方が好ましいという要望がある。
しかるに、パーキングレバーを採用した場合、小型のホイールローダのように運転席回りに限られた狭いスペースしかない作業用車両においては、オペレータが運転席に乗降する際に邪魔にならず、且つ運転席に座したオペレータが操作し易いようにパーキングレバーを配する必要があり、ここに本発明が解決しようとする課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、エンジンルームの上方を覆うカバー体に、オペレータが座するシートの配設部と、該シート配設部の左右両側に配され、操作具が組付けられるコンソールとを一体的に形成する一方、該コンソールに凹部を形成し、該凹部にパーキングレバーを配設したことを特徴とするものである。
そして、この様にすることにより、小型のホイールローダ等の運転席回りのスペースが狭い作業用車両であっても、パーキングレバーを、シートに座したオペレータが操作し易く、且つシートに乗降するオペレータの邪魔にならないように配設することができる。
請求項2の発明は、請求項1において、凹部は、上方側および左右内方側が開口し、且つ前方側および左右外方側が閉鎖していることを特徴とするものである。
そして、この様にすることにより、パーキングレバーを、前方および左右外方に突出することのない状態で凹部に配設することができる。
請求項3の発明は、請求項1乃至2において、パーキングレバーは、ブレーキを解除する解除姿勢で略水平方向を向き、ブレーキをかけるブレーキ姿勢で前高後低の傾斜状となるように組み付けられることを特徴とするものである。
そして、この様にすることにより、パーキングブレーキを、解除姿勢、ブレーキ姿勢の何れであっても、凹部から上方に大きく突出することのない状態で配設することができる。
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1はホイールローダであって、該ホイールローダ1は、後輪2が設けられる後部車両1Aと、前輪3が設けられる前部車両1Bとを、連結部1Cを介して左右揺動自在に連結して構成されている。そして、後部車両1Aには、エンジン4やラジエータ5等の動力機械装置や、運転席部6、図示しない燃料タンク、作動油タンク等の各種部材が設けられる一方、前部車両1Bには、バケット7、アーム8等からなる作業装置9が装着されている等の基本的構成は、従来通りである。
10は前記後部車両1Aの基台となるリヤフレームであって、該リヤフレーム10は、運転席部6の床面を形成する架台フレーム11や、該架台フレーム11から垂下し、前後方向を向く面を有する左右一対のサイドフレーム12L、12R等から構成されている。そして、該左右のサイドフレーム12L、12R間の前端部には上記連結部1Cが取付支持され、また左右のサイドフレーム12L、12R間の中間部から後部に亘る部分は、後述するエンジンルーム13の下半部を形成している。
一方、架台フレーム11は、左右のサイドフレーム12L、12Rの前半部の上端部間に支架される架台フレーム中央部11Sと、架台フレーム中央部11Sの左右両側に一体形成され、サイドフレーム12L、12Rから左右外方に突出する左右の架台フレームサイド部11L、11Rとから形成されているが、該架台フレームサイド部11L、11Rの後半部は、架台フレーム中央部11Sの後端よりも後方に延設された状態となっている。而して、架台フレームサイド部11L、11Rの後半部間は開口した状態になっており、これにより、架台フレームサイド部11L、11Rの後半部間の上方に、前記左右のサイドフレーム12L、12R間に形成されるエンジンルーム13の下半部と連続する状態でエンジンルーム13の上半部が形成されている。
前記エンジンルーム13には、エンジン4やラジエータ5、図示しない油圧ポンプやバッテリ等、各種の動力機械装置が収納されるが、該エンジンルーム13の下半部は、前記左右のサイドフレーム12L、12Rとカウンタウエイト14とによって囲繞される一方、エンジンルーム13の上半部は、前半側が後述するカバー体15によって覆蓋され、また後半側が開閉自在なエンジンフード16によって覆蓋されている。
前記カバー体15は、オペレータが座するシート17を支持するシートサポート18を介して、架台フレーム11に取付支持されている。つまり、シートサポート18は、前記左右の架台フレームサイド部11L、11Rから立設される四本の脚部18aと、これら四本の脚部18aの上部間に固定される水平方向を向いたシート台座18bとを備えており、そして、該シート台座18bがエンジンルーム13の前半部の上方に位置するように組付けられる。
一方、カバー体15は、中央部に前記シート17が配設される四角孔状のシート配設部15aを有すると共に、該シート配設部15aの左右両側および後側は、一体形成される左右のコンソール15b、15cおよび後面部15dによって連続状に囲繞されている。さらに、上記左右のコンソール15b、15cからは、シート配設部15aよりも下方に延びるスカート部15eが延設されている。そして、カバー体15は、前記シートサポート18のシート台座18bの上面側にシート配設部15aの四隅部をボルト止めすることにより、シートサポート18に取付支持されるが、この状態で、スカート部15eがシートサポート18の四本の脚部18aの外周側を覆うと共に、スカート部15eの下端縁部が架台フレーム11の上面に当接するようになっており、而して、該カバー体15によって、エンジンルーム13の上半部の前半側が覆蓋されるように構成されている。
ここで、前記シート台座18bにはメンテナンス用開口18cが開設されており、ここからエンジンルーム13の前部のメンテナンスを行えるようになっているが、該メンテナンス用開口18cは、図示しない着脱自在なプレートによって塞がれている。そして、該プレートの上側に、オペレータが座するシート17が取付られており、而してシート17は、シート台座18bに取付支持された状態で、シート配設部15aに配設される構成となっている。
さらに、前記左右のコンソール15b、15cは、前述したようにカバー体15に一体形成されるものであるが、これら左右のコンソール15b、15cには、上方側および左右内方側が開口し、且つ前方側、後方側および左右外方側が閉鎖した凹部15f、15gがそれぞれ形成されており、そして左側コンソール15bの凹部15fに、後述するようにしてパーキングレバー20が配設されている。
つまり、左側コンソール15bの凹部15fは、後面部に切込み15hが形成されており、そしてパーキングレバー20は、上記切込み15hから前方に突出するようにして配されている。一方、パーキングレバー20の基端側は、上記切込み15hから左側コンソール15bの内部に入り込み、前記シート台座18bの左縁部に固着されたブラケット21に上下揺動自在に軸支21aされていると共に、ワイヤー22を介してパーキングブレーキ23に連結されている。そしてパーキングブレーキ23は、パーキングレバー20を前高後低の傾斜状のブレーキ姿勢としたときに、後輪2に制動を付与するべく動作する一方、パーキングレバー20を略水平方向を向く解除姿勢としたときに制動を解除するように構成されている。而してパーキングレバー20は、ブレーキ姿勢のときには凹部15fの上端から少し上方に突出するものの、凹部15fの前方および左右側方に突出することなく、凹部15f内に略収納された状態で配されるようになっている。
一方、右側コンソール15cの凹部15gには、前部車両1Bに装着された作業装置9を操作するための作業用操作レバー19が配設されている。而して、ホイールローダ1での作業を行う場合に頻繁に操作が必要な作業用操作レバー19を、多くの人の利手となる右手で操作できるようになっている。
また、エンジンフード16は、前述したようにエンジンルーム13の上半部の後半側を開閉自在に覆蓋するものであるが、閉鎖状態のエンジンフード16の前端縁部は、前記カバー体15の後端縁部に外嵌するように構成されており、これによりカバー体15とエンジンフード16とで連続状にエンジンルーム13上半部を覆蓋できるようになっている。そして、該エンジンフード16を上動せしめてエンジンルーム13を開けることで、エンジンルーム13内に収容される各種動力機械装置のメンテナンスを行えるようになっている。
叙述の如く構成された本形態において、エンジンルーム13の上半部の前半側を覆うカバー体15には、オペレータが座するシート17が配設されるシート配設部15aと、操作レバー19等の操作具が組付けられる左右のコンソール15b、15cとが一体形成されているが、左側コンソール15bには、上方側および左右内方側が開口し、且つ前方側、後方側および左右外方側が閉鎖した凹部15fが形成されており、該凹部15f内に、パーキングレバー20が配設されている。しかもこの場合に、パーキングレバー20は、パーキングブレーキ23の制動を解除する解除姿勢で略水平方向を向き、制動を付与するブレーキ姿勢で前高後低の傾斜状となるように組み付けられている。
この結果、パーキングレバー20は、左側コンソール15bの凹部15f内に略収納された状態で配設されることになり、而して、運転席回りのスペースが狭い小型のホイールローダ1に、パーキングブレーキ用操作具として乗用車等の汎用の車両と同様にパーキングレバー20を採用したものであっても、該パーキングレバー20がシート17に乗降するオペレータの邪魔になったり、オペレータの衣服がパーキングレバー20に引っ掛かったりすることなく配設できることになる。しかもパーキングレバー20は、シート17に隣接するコンソール15bに配されているため、シート17に座したオペレータが操作し易く、且つ、パーキングレバー20が解除姿勢であるかブレーキ姿勢であるかを、一目で確認できることになる。
尚、ホイールローダ1は、シート17の左右の何れの側からでも乗降できるようになっているが、本実施の形態では、左側をメインの乗降側として設定している。そして、該メインの乗降側に位置する左側コンソール15bにパーキングレバー20を配するにあたり、該パーキングレバー20が乗降の邪魔にならないように凹部15f内に略収納される状態で配したのであるが、本発明を実施するにあたり、パーキングレバー20を右側コンソール15cに配しても良いことは勿論である。
ホイールローダの側面図である。 カバー体およびエンジンフードの平面図である。 カバー体およびエンジンフードの側面図である。 カバー体およびエンジンフードの斜視図である。 シートサポートの斜視図である。 パーキングレバー取付状態を示す平面図である。 図6のX矢視図である。
符号の説明
13 エンジンルーム
15 カバー体
15a シート配設部
15b 左側コンソール
15f 凹部
16 エンジンフード
17 シート
20 パーキングレバー

Claims (3)

  1. エンジンルームの上方を覆うカバー体に、オペレータが座するシートの配設部と、該シート配設部の左右両側に配され、操作具が組付けられるコンソールとを一体的に形成する一方、該コンソールに凹部を形成し、該凹部にパーキングレバーを配設したことを特徴とする作業用車両におけるパーキングレバーの配設構造。
  2. 請求項1において、凹部は、上方側および左右内方側が開口し、且つ前方側および左右外方側が閉鎖していることを特徴とする作業用車両におけるパーキングレバーの配設構造。
  3. 請求項1乃至2において、パーキングレバーは、ブレーキを解除する解除姿勢で略水平方向を向き、ブレーキをかけるブレーキ姿勢で前高後低の傾斜状となるように組み付けられることを特徴とする作業用車両におけるパーキングレバーの配設構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009056828A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Caterpillar Japan Ltd ホイ−ルロ−ダにおける電気配線の配設構造
JP2010248751A (ja) * 2009-04-14 2010-11-04 Caterpillar Sarl 作業車両
JP2015186939A (ja) * 2014-03-26 2015-10-29 株式会社クボタ 作業機
WO2023181775A1 (ja) * 2022-03-25 2023-09-28 株式会社日立建機ティエラ 建設機械

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