JPH0318981Y2 - - Google Patents

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JPH0318981Y2
JPH0318981Y2 JP10232285U JP10232285U JPH0318981Y2 JP H0318981 Y2 JPH0318981 Y2 JP H0318981Y2 JP 10232285 U JP10232285 U JP 10232285U JP 10232285 U JP10232285 U JP 10232285U JP H0318981 Y2 JPH0318981 Y2 JP H0318981Y2
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JP
Japan
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operating lever
guide plate
spring
lever
pivot
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JP10232285U
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JPS629824U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、トラクタのPTOクラツチの入切操
作用等に用いる操作レバー装置に関するものであ
る。
〈従来の技術〉 トラクタのPTOクラツチとして油圧クラツチ
を使用したものでは、その油圧クラツチを制御す
る入切制御弁を操作レバーで手動操作するように
している。
この場合、操作レバーは枢軸により枢支し、か
つバネにより入・切の二位置で不安定切換可能に
する構造が一般に採用されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、従来、操作レバーは単に枢支し、かつ
バネで二位置に不安定切換可能にしただけである
ため、操作力が軽く、接触等による誤操作で簡単
に入切する欠点があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、このような従来の問題点を解決する
ものであつて、そのための具体的手段として、被
操作部に連動する操作レバーを枢軸回りに回動自
在に設け、かつ該操作レバーを二位置間で不安定
切換可能に付勢するバネを設けた操作レバー装置
において、枢軸をこれと交差する支軸により固定
側に対し回動自在に支持すると共に、固定側に、
前記二位置間にレバー係合部を有するガイド板を
設け、このガイド板側に操作レバーを付勢するよ
うに前記バネを支軸の軸心から離れた位置で該操
作レバー側に連結したものである。
〈作用〉 操作レバー19が入側にある時には、この操作
レバー19はバネ32で枢軸21廻りに第1図の
反時計方向に付勢されると共に、支軸22廻りに
ガイド板28側に付勢されており、係合部29に
確実に係合し保持されている。従つて、PTOク
ラツチ14は入状態にある。
次に操作レバー19を枢軸2廻りに第1図の時
計方向に操作すると、バネ32が死点をこえるま
ではその引張力とガイド板28の摩擦抵抗に抗し
て回動し、死点をこえるとバネ32によつて係合
部30、即ち切側に位置決めされる。これによつ
て制御弁17が切換わり、PTOクラツチ14が
切れる。
操作レバー19を入側に第1図の反時計方向に
操作する時には、操作レバー19はバネ32に抗
して支軸32回りに回動しながら傾斜部31を乗
りこえて行く。従つて、操作レバー19は入側か
ら切側に操作する時に比較して、切側から入側に
操作する時の方が抵抗が大であるから、誤まつて
接触した際でも、PTOクラツチ14が切れるだ
けであつて、入側にはなり難く、安全である。
〈実施例〉 以下、図示の実施例について本考案を詳述する
と、第6図において、1はトラクタ車体で、エン
ジン2、ミツシヨンケース3等を有する。4はボ
ンネツト、5は後輪、6はフエンダー、7は油圧
装置である。8はキヤビンで、ボンネツト4と左
右のフエンダー6とに跨つて車体1上に装着され
ている。キヤビン8内の前部にはハンドル9、計
器パネル10等が取付けられ、またキヤビン床板
11上には運転席12が設けられている。ミツシ
ヨンケース3内にはPTO伝動系13、PTOクラ
ツチ14等が組込まれており、エンジン2からの
動力をPTO変速装置15を経てPTO軸より取出
し得るようになつている。
PTOクラツチ14は油圧式であつて、車体1
に装着された入切制御弁17で入切制御さるよう
になつている。入切制御弁17はその近傍でフエ
ンダー6内側に装着された操作レバー装置18の
操作レバー19により操作可能である。
操作レバー装置18は第1図乃至第4図に示す
ように構成されている。即ち、操作レバー19は
ボス部20を介して枢軸21により前後回動自在
に枢支され、また枢軸21にはこれに対して略直
角となるように支軸22がL字状に一体に設けら
れ、その支軸22はブラケツト23に形成された
前後方向のボス部24に回動自在に挿入されてい
る。なお、ブラケツト23は平面視L字状であつ
て、右側のフエンダー6内側にボルト25止めさ
れている。操作レバー19は運転席12とフエン
ダー6との間に配置され、かつキヤビン床板11
に形成された孔部11aから上方に突出されてい
る。操作レバー19は運転席12とフエンダー6
との間に配置され、かつキヤビン床板11に形成
された孔部11aから上方に突出されている。操
作レバー19のボス部20にはリンク26が設け
られ、これがロツド27を介して制御弁17のレ
バーに連結されている。ブラケツト23の上端に
はこれから後方に突出するようにガイド板28が
一体に設けられ、このガイド板28の一側面に
は、第5図のように操作レバー9を入・切の二位
置に位置決めするためのレバー係合部29,30
が形成されてる。レバー係合部29,30は左右
方向に段違い状であつて、その両者間には傾斜部
31が形成されている。32は引張バネであつ
て、ブラケツト23の上部内端に設けられたバネ
掛部33と、リンク26に設けられたビン状のバ
ネ掛部34との間に掛装されており、操作レバー
19を両者レバー係合部29,30に不安定切換
可能に付勢すると共に、支軸22の軸心から離れ
ているため、操作レバー19をガイド板28側に
付勢している。なおレバー係合部29はクラツチ
入側、レバー係合部30はクラツチ切側とされて
いる。
なお、ガイド板28の係合部29,30は、第
7図に示すように共に凹入状とし、係合部29側
にも傾斜部35を設けても良い。
またこの操作レバー装置18はPTOクラツチ
17の入切り用に限らず、変速用その他にも利用
できる。
〈考案の効果〉 本考案によれば、バネで操作レバーをガイド板
側に付勢しているから、操作レバーに適当な抵抗
を付与でき、また操作レバーをレバー係合部に位
置決めできる。従つて、接触等による操作レバー
の誤動作がなくなる。またバネが操作レバーの不
安定切換用とガイド板側への付勢用とに兼用でき
るから、別々にバネを設けるものに比較して構造
が簡単である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は要部の
側面図、第2図は同平面図、第3図は同背面図、
第4図は同分解斜視図、第5図及び第7図はガイ
ド板の平面図、第6図はトラクタ後部の破断側面
図である。 14……PTOクラツチ、17……入切制御弁、
18……操作レバー装置、19……操作レバー、
21……枢軸、22……支軸、23……ブラケツ
ト、28……ガイド板、29,30……レバー係
合部、32……引張バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被操作部に連動する操作レバーを枢軸廻りに回
    動自在に設け、かつ該操作レバーを二位置間で不
    安定切換可能に付勢するバネを設けた操作レバー
    装置において、枢軸をこれと交差する支軸により
    固定側に対し回動自在に支持すると共に、固定側
    に、前記二位置にレバー係合部を有するガイド板
    を設け、このガイド板側に操作レバーを付勢する
    ように前記バネを支軸の軸心から離れた位置で該
    操作レバー側に連結したことを特徴とする操作レ
    バー装置。
JP10232285U 1985-07-03 1985-07-03 Expired JPH0318981Y2 (ja)

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JP10232285U JPH0318981Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

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JP10232285U JPH0318981Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

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JPS629824U JPS629824U (ja) 1987-01-21
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KR200190283Y1 (ko) * 2000-02-22 2000-07-15 임광철 동력인출기의 동력절환장치

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JPS629824U (ja) 1987-01-21

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