JPS6232904Y2 - - Google Patents

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JPS6232904Y2
JPS6232904Y2 JP1982106886U JP10688682U JPS6232904Y2 JP S6232904 Y2 JPS6232904 Y2 JP S6232904Y2 JP 1982106886 U JP1982106886 U JP 1982106886U JP 10688682 U JP10688682 U JP 10688682U JP S6232904 Y2 JPS6232904 Y2 JP S6232904Y2
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JP
Japan
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shift lever
groove
gear shift
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neutral
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JP1982106886U
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JPS5911025U (ja
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は農用トラクターにおける変速レバーの
中立位置保持装置に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来からコラムシフトの変速装置において、中
立位置保持装置を設けた技術は、実公昭51−
48106号公報の如き技術が公知とされており、ま
た変速レバーの制限部材を設ける技術も実開昭53
−93835公報の如く技術が公知とされているので
ある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 トラクターの場合には作業機を装着して作業を
行なうことから、エンジンを掛けつ放しにして変
速を中立にし、オペレーターが降車していろいろ
の点検やチエツクを行なうことが多いのである。
この際に変速レバーを中立にしていても、オペレ
ーターの乗降動作に際し衣服が引つ掛かつたり身
体の一部が触れたりして、変速レバーが変速位置
に入り急発進することにより大事故になることが
あるのである。特にコラムシフトの場合には、変
速レバーが身体に近い位置にあり操作力も小さい
のでこのような事故が発生しやすいのである。
本考案はこのような不具合いを解消する為の中
立位置保持装置を、従来の構造よりもコンパクト
に簡潔な構成として装飾性を高めたものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
ダツシユボード12の上面に、ステアリングハ
ンドルの回動角度と略同じ方向へ回動することに
より変速を行なう変速レバー3を設け、該変速レ
バー3の嵌入する変速レバーガイド5のガイド溝
を段々状に形成し、前進位置の溝を高く構成し、
続いて段部を落として中立溝5cとし、後進溝5
dは前進位置の溝と同じ高さで後部に設け、該変
速レバーガイド5の後部側面よりロツク杆6を内
部に突出して、変速レバー3と中立溝5cと後進
溝5dの部分で交差可能に構成し、該ロツク杆6
に切欠部6aを刻設し、切欠部6aが下方を向い
た状態で変速レバー3が後進溝5dの位置まで回
動可能な空間を構成し、切欠部6aが上向きの状
態では、変速レバー3は中立溝5cの内部又は前
進位置にのみ配置可能に構成したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、添付
の図面に示した実施例の構成に基づいて本考案の
構成を説明すると。
第1図は変速レバー装置部の側面図、第2図は
変速レバー装置の平面一部断面図、第3図は同じ
く側面断面図、第4図・第5図・第6図は変速レ
バーガイド板5の後面図・平面図・側面図、第7
図はロツク杆の側面図、第8図・第9図・第10
図・第11図・第12図は、装飾カバー2の平面
図・側面図・後面断面図・後面図・底面図、第1
3図・第14図・第15図は変速レバーの後面
図、平面図と握り部の図面、第16図・第17図
は下方付勢バネ7の平面図と後面図、第18図は
枢支ピンの平面図、第19図、第20図は変速レ
バー軸の側面図と平面図である。
第1図において、変速装置はミツシヨンケース
内にあり、変速アーム装置10がミツシヨンケー
スの上面に突設されている。変速アーム装置10
は歯車摺動式でも良いし、油圧クラツチ式変速装
置であつてもよいものである。該変速アーム装置
10と変速レバー軸9の端部のアーム11との間
をボールジヨイント式のリンク13にて連結して
いる。
変速レバー軸9は筒体4内に枢支されており筒
体4の上端は変速レバーガイド5に固定されてお
り、変速レバーガイド5を介してダツシユボード
12の上面に固設されている。筒体4の下部はク
ランプ21にてステアリングギアボツクスの一部
に固設されている。
変速レバー3はステアリングハンドル1の回動
方向と略同じ方向へ回動されるように構成されて
いる。
第2図、第3図において示す如く、筒体4の上
端が変速レバーガイド5の底面に溶接固定されて
おり変速レバーガイド溝5の底面にも、もう一本
の固定ボルト14がスポツト溶接にて固定されて
いる。この固定ボルト14一本にてダツシユボー
ド12に固定するのであるが、筒体4も嵌合して
いるので回転することはなく位置は確定されるの
である。
変速レバー3は握り3aと枢支筒部3bと折曲
げ部3cを持つた杆体より構成されており、ステ
アリングハンドル1を握つたオペレーターの指先
が変速レバーを操作可能な如く、折曲げ部3cを
構成してステアリングハンドルに近づけている。
枢支筒部3bと変速レバー軸9の枢支体20の穴
を合わせて枢支ピン15が嵌装されている。
この枢支ピン15は下方付勢バネ7の装着部を
も兼務しており、U字形部7aと両側の巻バネ部
7b及び係止部7cを持つた下方付勢バネ7の巻
バネ部7bを枢支ピン15の両側突出部に装着し
ている。更に係止部7cを枢支体20の折り曲げ
縁部に当てて、変速レバー3を常に中立ガイド溝
5cの方向へ付勢して安全側の確率を大にしてい
る。
又、このような特殊な構成の下方付勢バネとす
ることにより取付け取外しを容易にしている。
変速レバーガイド5は第4図、第5図、第6図
の如く構成されている。
側面には変速レバー3の嵌入するガイド溝が構
成されている。段々状に形成し、最も高い溝を最
前部としここを前進2速溝5aとしている。続い
てやや低く段部を落として前進1速溝5bとし、
更におとして、中立溝5cとし、後進溝5dは前
進1速溝5bと同じ高さで後部に設けている。
そして変速レバーガイド板の後部側面よりロツ
ク杆6を突設し、ロツク杆6の左右回動により変
速レバー3が中立位置に入つたらその状態から出
られないようにしている。
実施例ではロツク杆6は前端に切欠部を構成し
た丸棒にて構成されており切欠部6aが下を向い
ている時はこの切欠部6a内で変速レバー3が移
動自由となり変速レバーは中立位置から出たり入
つたりすることができるが、切欠部6aを上向き
にするとロツク杆の背部が中立溝5cの入口を塞
いでしまうので変速レバー3は中立位置から出ら
れず又、入ることもできなくなるのである。
ロツク杆の取付けはワツシヤー16・17を入
れて変速レバーガイド5にナツト18により締め
つけている。間にバネ座金を入れているので、手
動により回動させることはできる。
ロツク杆6の孔6cに操作レバーとしてスプリ
ングピン8を嵌入し、スプリングピン8に赤いビ
ニールカバーをかぶせている。
変速レバーガイド5のみで機能的には不足はな
いのであるが、変速レバーガイドの底面を取付面
として上向きの椀状に形成したので、変速レバー
3や、下方付勢バネ7等がむき出しとなつている
ので見苦しいことから、樹脂製の装飾カバー2を
変速レバーガイド5に被覆している。装飾カバー
2は第8図より第12図に示されており、内部の
突起2a・2b・2cの3本により変速レバーガ
イド5の嵌入孔5f・5e・5gに嵌入取付けさ
れている。変速レバーガイド溝2dは変速レバー
ガイド板と略同じ形状をしている。
2cはロツク杆6を挿入する為の切欠である。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、変速レバーガイド5のガイド溝を段階
状に構成し、前進位置と後進位置を高くし、中立
溝5c凹部に構成して低くしたことにより、バネ
により下向に付勢した変速レバー3は常に中立溝
5cに嵌入する方向に付勢されていることとな
り、該構成によつてもフエイルセーフの安全装置
を構成しているものである。
第2に、該変速レバー3が中立溝5cと後進溝
5dに位置した場合において交差すべくロツク杆
6を突出し、該ロツク杆6を直接にオペレーター
が回転するものであり、間に軸やアームやリンク
装置を介在しないので、中立ロツク装置を簡潔な
構成とすることが出来たものである。
第3に、ロツク杆6を横方向に突出した変速レ
バー3に対して直角に配置することが出来て、変
速レバーガイド5の後面にロツク杆6の操作部を
突出したので、トラクター機体の側面からは目立
たず装飾性を低下させることがなく、オペレータ
ーの側から操作しやすい構成とすることが出来た
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は変速レバー装置部の側面図、第2図は
変速レバー装置の平面一部断面図、第3図は同じ
く側面断面図、第4図と第5図と第6図は変速レ
バーガイド板の後面図と平面図と側面図、第7図
はロツク杆の側面図、第8図と第9図と第10図
と第11図と第12図は装飾カバーの平面図は側
面図と後面断面図と後面図と底面図、第13図と
第14図と第15図は変速レバーの後面図と平面
図と握り部の図面、第16図と第17図は下方付
勢バネ7の平面図と後面図、第18図は枢支ピン
の平面図、第19図と第20図は変速レバー軸の
側面図と平面図である。 1……ステアリングハンドル、2……装飾カバ
ー、3……変速レバー、5……変速レバーガイ
ド、6……ロツク杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダツシユボード12の上面に、ステアリングハ
    ンドルの回動角度と略同じ方向へ回動することに
    より変速を行なう変速レバー3を設け、該変速レ
    バー3の嵌入する変速レバーガイド5のガイド溝
    を段々状に形成し、前進位置の溝を高く構成し、
    続いて段部を落として中立溝5cとし、後進溝5
    dは前進位置の溝と同じ高さで後部に設け、該変
    速レバーガイド5の後部側面よりロツク杆6を内
    部に突出して、変速レバー3と中立溝5cと後進
    溝5dの部分で交差可能に構成し、該ロツク杆6
    に切欠部6aを刻設し、切欠部6aが下方を向い
    た状態で変速レバー3が後進溝5dの位置まで回
    動可能な空間を構成し、切欠部6aが上向きの状
    態では、変速レバー3は中立溝5cの内部又は前
    進位置にのみ配置可能に構成したことを特徴とす
    る農用トラクターの変速レバー装置。
JP10688682U 1982-07-14 1982-07-14 農用トラクタ−の変速レバ−装置 Granted JPS5911025U (ja)

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JP10688682U JPS5911025U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 農用トラクタ−の変速レバ−装置

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JP10688682U JPS5911025U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 農用トラクタ−の変速レバ−装置

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JPS5911025U JPS5911025U (ja) 1984-01-24
JPS6232904Y2 true JPS6232904Y2 (ja) 1987-08-22

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JP10688682U Granted JPS5911025U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 農用トラクタ−の変速レバ−装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2640418B2 (ja) * 1993-06-18 1997-08-13 本田技研工業株式会社 自動変速機用セレクトレバー構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148106U (ja) * 1974-10-09 1976-04-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5393835U (ja) * 1976-12-28 1978-07-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5148106U (ja) * 1974-10-09 1976-04-10

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Publication number Publication date
JPS5911025U (ja) 1984-01-24

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