JPH0346130Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0346130Y2 JPH0346130Y2 JP1983149373U JP14937383U JPH0346130Y2 JP H0346130 Y2 JPH0346130 Y2 JP H0346130Y2 JP 1983149373 U JP1983149373 U JP 1983149373U JP 14937383 U JP14937383 U JP 14937383U JP H0346130 Y2 JPH0346130 Y2 JP H0346130Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front seat
- opener
- cross member
- lever
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、フユーエルリツドオナープナやトラ
ンクリツドオープナ等の自動車のリツドオープナ
装置に関するものである。
ンクリツドオープナ等の自動車のリツドオープナ
装置に関するものである。
(従来技術)
従来より、フロントシート下方で車体の左右方
向に延びるクロスメンバーの前面にオープナレバ
ーの操作部を突出させたリツドオープナが知られ
ている(実公昭53−1693号公報参照)。
向に延びるクロスメンバーの前面にオープナレバ
ーの操作部を突出させたリツドオープナが知られ
ている(実公昭53−1693号公報参照)。
しかしながら、この型式のリツドオープナは、
フロントシートを前方にスライドしたときに、フ
ロントシートの下側にオープナレバーの操作部が
かくれてしまうため、操作が困難となる不具合が
あつた。
フロントシートを前方にスライドしたときに、フ
ロントシートの下側にオープナレバーの操作部が
かくれてしまうため、操作が困難となる不具合が
あつた。
このため、上記オープナレバーをシート側方に
配置することによつて、平面視において両者が重
なり合うことを回避し、シートのスライド位置に
関係なく、レバー操作を行い得るようにすること
が考えられる。しかしながら、上記シートを前方
に(特に最前位置に)スライドさせることによ
り、オープナレバーの操作部がシート前端部より
も後方に位置する場合が生じ得る。このような場
合、乗員は手を後方に延ばして上記オープナレバ
ーを操作することができるが、通常、オープナレ
バーは操作部を後方に向かつて回動させて開操作
するように設定されており、手を後方に延ばした
状態で更にレバーを後方に回動操作する必要があ
るため、操作性が悪くなるという難点があつた。
配置することによつて、平面視において両者が重
なり合うことを回避し、シートのスライド位置に
関係なく、レバー操作を行い得るようにすること
が考えられる。しかしながら、上記シートを前方
に(特に最前位置に)スライドさせることによ
り、オープナレバーの操作部がシート前端部より
も後方に位置する場合が生じ得る。このような場
合、乗員は手を後方に延ばして上記オープナレバ
ーを操作することができるが、通常、オープナレ
バーは操作部を後方に向かつて回動させて開操作
するように設定されており、手を後方に延ばした
状態で更にレバーを後方に回動操作する必要があ
るため、操作性が悪くなるという難点があつた。
(考案の目的)
本考案は、フロントシートのスライド位置に関
係なしに、常に容易に操作することができる自動
車のリツドオープナを提供せんとするものであ
る。
係なしに、常に容易に操作することができる自動
車のリツドオープナを提供せんとするものであ
る。
(考案の構成)
本考案は、リツドオープナをフロントシート下
方において少なくとも上記フロントシート下面に
対向する上面を有し左右方向に延びるクロスメン
バーに格納するに際して、オープナレバーを車幅
方向に回転自在に設けるとともに、オープナレバ
ーの操作部を、平面視において上記フロントシー
トと重なり合わない位置までクロスメンバーの外
方側端面に設けた開口から外方側に突出させフロ
ントシートのスライド位置とは関係なしに、フロ
ントシートの側方においてオープナレバーを車幅
方向に回動操作しうるるようにしたものである。
方において少なくとも上記フロントシート下面に
対向する上面を有し左右方向に延びるクロスメン
バーに格納するに際して、オープナレバーを車幅
方向に回転自在に設けるとともに、オープナレバ
ーの操作部を、平面視において上記フロントシー
トと重なり合わない位置までクロスメンバーの外
方側端面に設けた開口から外方側に突出させフロ
ントシートのスライド位置とは関係なしに、フロ
ントシートの側方においてオープナレバーを車幅
方向に回動操作しうるるようにしたものである。
(考案の効果)
したがつて、本考案によれば、オープナレバー
の操作部はフロントシートの側方に位置し、しか
も車幅方向に回動させて操作するものであるた
め、フロントシートを前方に氏らスライド操作す
ることにより、オープナレバーの操作部が上記フ
ロントシートの前端部よりも車体後方側に位置す
ることとなつた場合でも、オープナレバーの操作
性は何ら損なわれず、その操作性を向上させるこ
とができる。
の操作部はフロントシートの側方に位置し、しか
も車幅方向に回動させて操作するものであるた
め、フロントシートを前方に氏らスライド操作す
ることにより、オープナレバーの操作部が上記フ
ロントシートの前端部よりも車体後方側に位置す
ることとなつた場合でも、オープナレバーの操作
性は何ら損なわれず、その操作性を向上させるこ
とができる。
(実施例)
以下、本考案の実施例について具体的に説明す
る。
る。
第1図においては、1はフロントシートで、こ
のフロントシート1は具体的に図示しないが周知
のスライド機構によつて車体の前後方向(第1図
に垂直な方向)にスライド操作可能となつてい
る。また、2はフロアパネル3の上面にフランジ
部2aが固定された左右方向に延びる閉断面状の
クロスメンバーで、フロントシート1の下を通
り、フロアパネル3の側部が結合されるサイドシ
ル4の手前で終端している。
のフロントシート1は具体的に図示しないが周知
のスライド機構によつて車体の前後方向(第1図
に垂直な方向)にスライド操作可能となつてい
る。また、2はフロアパネル3の上面にフランジ
部2aが固定された左右方向に延びる閉断面状の
クロスメンバーで、フロントシート1の下を通
り、フロアパネル3の側部が結合されるサイドシ
ル4の手前で終端している。
このクロスメンバー2の終端部内には、第2図
にも示すように、リツドオープナ装置5を格納し
ている。
にも示すように、リツドオープナ装置5を格納し
ている。
このリツドオープナ装置5は、クロスメンバー
2のサイドシル4に対向した外方側端面2bに設
けた開口6の両側部にボルト7によつて固定され
る取付フランジ8aを備えた支持フレーム8と、
この支持フレーム8にヒンジピン9によりクロス
メンバー2の内方において中間折曲部10aが、
垂直面内で揺動自在にヒンジ支持されたオープナ
レバー10とを備えており、オープナレバー10
の操作部10bは、平面視において上記フロント
シート1と重なり合わない位置まで、上記クロス
メンバー2の開口6から外方向に(フロントシー
ト1の側方に)操作可能に突出している。
2のサイドシル4に対向した外方側端面2bに設
けた開口6の両側部にボルト7によつて固定され
る取付フランジ8aを備えた支持フレーム8と、
この支持フレーム8にヒンジピン9によりクロス
メンバー2の内方において中間折曲部10aが、
垂直面内で揺動自在にヒンジ支持されたオープナ
レバー10とを備えており、オープナレバー10
の操作部10bは、平面視において上記フロント
シート1と重なり合わない位置まで、上記クロス
メンバー2の開口6から外方向に(フロントシー
ト1の側方に)操作可能に突出している。
また、フロントシート1を最前位置までスライ
ドさせた際には、上記オープナレバー10の操作
部10bが、フロントシート1の前端部よりも車
体後方側に位置するように、両者の前後方向の位
置関係が設定されている。
ドさせた際には、上記オープナレバー10の操作
部10bが、フロントシート1の前端部よりも車
体後方側に位置するように、両者の前後方向の位
置関係が設定されている。
このオープナレバー10は、装置部10bと
は、反対側の端部10cと支持フレーム8に設け
たばね掛部8bとの間に懸張したコイルスプリン
グ11により、通常は第1図に実線で示す非操作
位置イに保持されており、運転者が、仮想線で示
す操作位置ロまでオープナレバー10を開操作す
ると、オープナレバー10の操作部10bとは反
対側の端部10cに結合されたインナーケーブル
12が支持フレーム8の内方側端壁8cに固定し
たアウターケーブル13に相対して引張られて、
これによつて目的とするリツド、例えばフユーエ
ルリツドやトランクリツド(図示せず)の係止機
構の係止が解除され、リツドがオープンされる。
は、反対側の端部10cと支持フレーム8に設け
たばね掛部8bとの間に懸張したコイルスプリン
グ11により、通常は第1図に実線で示す非操作
位置イに保持されており、運転者が、仮想線で示
す操作位置ロまでオープナレバー10を開操作す
ると、オープナレバー10の操作部10bとは反
対側の端部10cに結合されたインナーケーブル
12が支持フレーム8の内方側端壁8cに固定し
たアウターケーブル13に相対して引張られて、
これによつて目的とするリツド、例えばフユーエ
ルリツドやトランクリツド(図示せず)の係止機
構の係止が解除され、リツドがオープンされる。
なお、第1図において、15はフロアパネル1
およびクロスメンバー2を上面からカバーするマ
ツトである。
およびクロスメンバー2を上面からカバーするマ
ツトである。
上記の構成とすればリツドのオープン操作をフ
ロントシート1の側方において行なうことがで
き、しかも、オープナレバー10は車幅方向に回
動させて操作するものであるので、フロントシー
ト1のスライド位置に関係なく、特に、該フロン
トシート1を前方にスライド操作することによ
り、オープナレバー10の操作部10bがフロン
トシート1の前端部よりも車体後方側に位置する
こととなつた場合でも、容易にオープン操作が行
なえ、操作性が向上する。
ロントシート1の側方において行なうことがで
き、しかも、オープナレバー10は車幅方向に回
動させて操作するものであるので、フロントシー
ト1のスライド位置に関係なく、特に、該フロン
トシート1を前方にスライド操作することによ
り、オープナレバー10の操作部10bがフロン
トシート1の前端部よりも車体後方側に位置する
こととなつた場合でも、容易にオープン操作が行
なえ、操作性が向上する。
尚、本考案にかかるリツドオープナ装置に用い
る機構そのものは、種々のものを用いることがで
きる。
る機構そのものは、種々のものを用いることがで
きる。
第1図は本考案の実施例を示すクロスメンバー
外方端部の断面図、第2図はクロスメンバーを破
断して示すリツドオープナ装置の平面図である。 1……フロントシート、2……クロスメンバ
ー、3……フロアパネル、6……開口、10……
オープナレバー(10b……操作部)、12……
インナーケーブル。
外方端部の断面図、第2図はクロスメンバーを破
断して示すリツドオープナ装置の平面図である。 1……フロントシート、2……クロスメンバ
ー、3……フロアパネル、6……開口、10……
オープナレバー(10b……操作部)、12……
インナーケーブル。
Claims (1)
- フロントシート下方のフロアパネル上面に接続
され、少なくとも上記フロントシート下面に対向
する上面を有し左右方向に延びるクロスメンバー
の外方側端面に開口が形成されており、車体開閉
部材を開作動させるオープナレバーがクロスメン
バー内部において車幅方向に回転自在に取付けら
れ、かつ、上記フロントシートを最前位置までス
ライドさせた際には上記オープナレバーの操作部
がフロントシートの前端部よりも車体後方側に位
置するように、両者の前後位置関係が設定される
一方、上記オープナレバーの操作部は、平面視に
おいて上記フロントシートと重なり合わない位置
まで、上記クロスメンバーの開口から外方向に突
出されていることを特徴とする自動車のリツドオ
ープナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983149373U JPS6055673U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 自動車のリツドオ−プナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983149373U JPS6055673U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 自動車のリツドオ−プナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6055673U JPS6055673U (ja) | 1985-04-18 |
JPH0346130Y2 true JPH0346130Y2 (ja) | 1991-09-30 |
Family
ID=30331602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983149373U Granted JPS6055673U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 自動車のリツドオ−プナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6055673U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5038897U (ja) * | 1973-08-08 | 1975-04-22 | ||
JPS5813013U (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-27 | 松山株式会社 | 農作業機の連結装置 |
-
1983
- 1983-09-26 JP JP1983149373U patent/JPS6055673U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5038897U (ja) * | 1973-08-08 | 1975-04-22 | ||
JPS5813013U (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-27 | 松山株式会社 | 農作業機の連結装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6055673U (ja) | 1985-04-18 |
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