JPH0671815U - 電動式フューエルリッドオープナの駆動装置 - Google Patents

電動式フューエルリッドオープナの駆動装置

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JPH0671815U
JPH0671815U JP1121893U JP1121893U JPH0671815U JP H0671815 U JPH0671815 U JP H0671815U JP 1121893 U JP1121893 U JP 1121893U JP 1121893 U JP1121893 U JP 1121893U JP H0671815 U JPH0671815 U JP H0671815U
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JP
Japan
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fuel lid
harness
motor
wheel gear
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP1121893U
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English (en)
Inventor
通久 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP1121893U priority Critical patent/JPH0671815U/ja
Publication of JPH0671815U publication Critical patent/JPH0671815U/ja
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を削減し、コストダウンを図ること
ができる電動式フューエルリッドオープナの駆動装置を
提供する。 【構成】 モータ4のウォーム6に噛合するホイールギ
ヤ7の開口部7bに、ドラムプレート18のフック18
bを突設して、このフック18bにフューエルリッドを
開くワイヤ8を取り付ける。一方、モータ4を駆動する
ためのハーネス5をドラムプレート18にブラケット1
9を介して固定する。ハーネス5のコネクタ13,14
の接続部分よりもドラムプレート18寄りに操作プレー
ト11が固定されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、非常時において、フューエルリッドを手動で開くことができる電 動式フューエルリッドオープナの駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車にあっては、運転席においてスイッチ操作することにより、電動のモー タによってフューエルリッドを開くようにした電動式リッドオープナが知られて いる。この電動式リッドオープナには電気的な故障等によってモータ等が作動し なかった場合に、手動によってフューエルリッドを開く構造のものがある。
【0003】 この一例を図5,6によって説明すると、同図において、1は車体後側部のフ ューエルリッド、2はトランクルームを示し、トランクルーム2の側部にはフュ ーエルリッドロックアッセンブリ3が配置されている。フューエルリッドロック アッセンブリ3は車室前席に設けられたスイッチによって作動するモータ4を備 えている。尚、5はハーネスを示す。
【0004】 モータ4にはウォームギヤ6を介してホイールギヤ7が連係されている。8は ロックワイヤを示し、このロックワイヤ8の基端はホイールギヤ7に連係され、 ロックワイヤ8の先端にはフューエルリッド1を閉状態でロックするロックシャ フト9が設けられている。ここで、上記ホイールギヤ7にはワイヤ10の先端が 連係され、ワイヤ10の基端には操作プレート11が取り付けられている。
【0005】 したがって、スイッチ操作によってモータ4が駆動しなくなったような非常時 において、上記操作プレート11を引張すると、ワイヤ10を介してホイールギ ヤ7が回動し、ロックワイヤ8を介してロックシャフト9をアンロック作動させ 、フューエルリッド1を開く。
【0006】 この種の構造としては、例えば、実開昭63−54516号公報に示されたも のがある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の電動式フューエルリッドオープナの駆動装置にあっ ては、部品点数が多く高コストとなってしまう点が指摘されている。とりわけ、 操作プレート11をホイールギヤ7に連係するワイヤ10は、操作プレート11 ともども非常時にのみ使用するものであるため、この部分における部品点数の削 減が望まれている。
【0008】 そこで、この考案は、部品点数を削減しつつ、機能に何ら支障をきたすことが ない電動式フューエルリッドオープナの駆動装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
電動アクチュエータの駆動部によってロックシャフトを作動させてフューエル リッドのロックを解除する電動式フューエルリッドオープナの駆動装置において 、電動アクチュエータに接続されるハーネスの一部が電動アクチュエータの駆動 部に固定され、このハーネスに操作プレートが取り付けられている。
【0010】
【作用】
電動アクチュエータに接続されるハーネスに、非常時において駆動部を作動さ せるワイヤとしての機能をもたせ部品点数の削減を図る。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面と共に前記従来の構成と同一部分に同一符号 を付して説明する。
【0012】 図4に示すように、車体後部のトランクルーム2側部には、車室前席のスイッ チに接続されたハーネス5が配索されている。ハーネス5はトランクルーム2の 前部においてブラケット12によって固定され、トランクルーム2の後側部にお いてコネクタ13,14によって分断されるようになっている。
【0013】 一方、リヤフェンダパネル15にはフューエルリッド1が開閉可能に設けられ 、フューエルリッド1の近傍にはフューエルリッド1を閉状態でロックするリッ ドロック装置16が取り付けられている。
【0014】 3はフューエルリッドロックアッセンブリを示し、このフューエルリッドロッ クアッセンブリ3には図1に示すように支持プレート17に固定されたモータ4 と、このモータ4(電動アクチュエータ)のウォーム6に噛合するホイールギヤ 7が設けられ、ホイールギヤ7の裏側に図2,3に示すようにホイールギヤ7と 同軸にドラムプレート18(駆動部)が回動可能に設けられている。ホイールギ ヤ7には表側の中央部に、ドラムプレート18には裏側の中央部に各々ボス部7 a,18aが形成されている。
【0015】 ホイールギヤ7には開口部7bが形成され、この開口部7bからドラムプレー ト18に設けられたフック18bが突出している。このフック18bは図2に示 すようにホイールギヤ7が左回り(矢印で示す)に回動するとホイールギヤ7の 開口部7bの端縁に係止するためドラムプレート18を回動させるが、ドラムプ レート18が左回りに回動した場合には上記開口部7bを移動するにすぎないた め、ホイールギヤ7には係止しない。したがって、ドラムプレート18が左回り に回動するときにはホイールギヤ7は回動しないようになっている。
【0016】 上記フック18bには、図2に示すようにロックワイヤ8の基端が連結され、 ロックワイヤ8はホイールギヤ7のボス部7aに巻装されている。ロックワイヤ 8の先端にはリッドロック装置16のロックシャフト9が連係され、ロックシャ フト9によってフューエルリッド1が閉状態でロックされるようになっている。
【0017】 ここで、図1に示すように前記スイッチに接続されたハーネス5はフューエル リッドロックアッセンブリ3のモータ4に接続されているが、ハーネス5の一部 が前記ドラムプレート18にブラケット19を介して固定され、ボス部18aに 巻装されている。このブラケット19からモータ4までの間ではハーネス5の長 さに余裕をもたせてあり支持プレート17から切起したブラケット17aによっ て保持されるようになっている。またハーネス5の中途部、具体的にはコネクタ 14と上記ブラケット19の間にはトランクルーム2内に位置する操作プレート 11が固定されている。ここで、上記ハーネス5のコネクタ13,14はこれら コネクタ13,14に引張力が作用すると簡単に外れるようになっており、運転 席からトランクルーム2前部のブラケット12の配置部位間において何らかの引 張力が作用した場合に上記ドラムプレート18が回動してフューエルリッド1が 開かないようになっている。
【0018】 尚、図1中20は、ハーネス5の噛み込み防止用の逃げ部材である。
【0019】 以上の実施例構造によれば、通常の電動操作の場合には、スイッチを操作する とモータ4が駆動し、ウォーム6によりホイールギヤ7が回動する。これにより ホイールギヤ7の開口部7bの端縁にフック18bが係止し、ドラムプレート1 8が回動してフック18bに取り付けられたワイヤ8がボス部7bに巻き付いて 引張され、リッドロック装置16のロックシャフト9を作動させる。よってフュ ーエルリッド1が開く。
【0020】 一方、何らかの原因によりモータ4が作動せず、スイッチ操作ではフューエル リッド1を開くことができない非常時においては、トランクルーム2内に位置す る操作プレート11を操作してハーネス5を引張する。ハーネス5が引張される と、ドラムプレート18のブラケット19にモーメントが作用し、これによりボ ス部18aに巻装されるハーネス5がドラムプレート18を回動させる。ドラム プレート18が回動するとフック18bが回動しホイールギヤ7はそのままでワ イヤ8が引張される。よって、前記と同様にフューエルリッド1のロックが解除 されフューエルリッド1が開く。
【0021】 このようにして、モータ4通電用のハーネス5を手動操作のためのワイヤ8と して有効利用し、部品点数の削減とコストダウンを図るのである。
【0022】 尚、この考案は上記実施例に限られるものではなく、例えばロックシャフト9 の進退運動をソレノイドによって行うようにした構造のものにおいてソレノイド 通電用のハーネスをソレノイドに固定して、ハーネスを手動操作用のワイヤとし て有効利用しても良い。
【0023】
【考案の効果】
以上説明してきたようにこの発明によれば、電動アクチュエータに接続される ハーネスを、電動アクチュエータがスイッチ操作で作動しない非常時において電 動アクチュエータの駆動部を作動させるワイヤとして使用できるため、操作用の ワイヤを別途設けていた従来に比較して部品点数を削減してコストダウンを図る ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の斜視図
【図2】同裏面から見た斜視図
【図3】同ホイールギヤとドラムプレートの配置状況説
明図。
【図4】車体後部の斜視図
【図5】従来技術の車体後部の斜視図
【図6】従来技術の説明図
【符号の説明】
1…フューエルリッド 4…モータ(電動アクチュエータ) 5…ハーネス 9…ロックシャフト 11…操作プレート 18…ドラムプレート(駆動部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動アクチュエータの駆動部によってロ
    ックシャフトを作動させてフューエルリッドのロックを
    解除する電動式フューエルリッドオープナの駆動装置に
    おいて、電動アクチュエータに接続されるハーネスの一
    部が電動アクチュエータの駆動部に固定され、このハー
    ネスに操作プレートが取り付けられていることを特徴と
    する電動式フューエルリッドオープナの駆動装置。
JP1121893U 1993-03-16 1993-03-16 電動式フューエルリッドオープナの駆動装置 Pending JPH0671815U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1121893U JPH0671815U (ja) 1993-03-16 1993-03-16 電動式フューエルリッドオープナの駆動装置

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JP1121893U JPH0671815U (ja) 1993-03-16 1993-03-16 電動式フューエルリッドオープナの駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0671815U true JPH0671815U (ja) 1994-10-07

Family

ID=11771832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1121893U Pending JPH0671815U (ja) 1993-03-16 1993-03-16 電動式フューエルリッドオープナの駆動装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100727366B1 (ko) * 2006-04-27 2007-06-12 주식회사 에이 씨 에스 가조립 구조가 마련된 자동차 주유커버용 락어셈블리
KR100727367B1 (ko) * 2006-04-27 2007-06-12 주식회사 에이 씨 에스 락핀의 가고정구조가 마련된 주유커버용 락어셈블리
US9228381B2 (en) 2011-03-30 2016-01-05 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Lid lock apparatus for vehicle

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100727366B1 (ko) * 2006-04-27 2007-06-12 주식회사 에이 씨 에스 가조립 구조가 마련된 자동차 주유커버용 락어셈블리
KR100727367B1 (ko) * 2006-04-27 2007-06-12 주식회사 에이 씨 에스 락핀의 가고정구조가 마련된 주유커버용 락어셈블리
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