JPH0129131Y2 - - Google Patents

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JPH0129131Y2
JPH0129131Y2 JP10443583U JP10443583U JPH0129131Y2 JP H0129131 Y2 JPH0129131 Y2 JP H0129131Y2 JP 10443583 U JP10443583 U JP 10443583U JP 10443583 U JP10443583 U JP 10443583U JP H0129131 Y2 JPH0129131 Y2 JP H0129131Y2
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JP
Japan
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case
opening
hook
slit portion
gold wire
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JP10443583U
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JPS6011823U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はゴルデワイヤに設けた作動片の突設構
造に関するものである。
ケース(誘導部材)の内孔に、ゴルデワイヤ
(ギヤードワイヤ)を摺動自由に挿通するととも
に、ゴルデワイヤに設けた作動片をケースのスリ
ツト部から突出させ、モータ等の駆動によりゴル
デワイヤを介して、作動片をケースに沿つて移動
させるようにしたものがある。
たとえば実公昭57−47232号公報の考案におい
て、誘導部材とその内を摺動する駆動部材(ゴル
デワイヤ)の構造が示されている。また自動車用
スライドドアの自動開閉装置にもこのような構造
が組み込まれており、これを第1図〜第3図に示
す実施例について説明すると、次のようになつて
いる。
車体1に対してスライドドア2は前後方向に移
動して開閉する。スライドドア2には車体1側に
向つて要所に支持アーム3が突設してあり、これ
に対応して車体1に案内部4が形成してある。支
持アーム3には、スライドドア2を前後方向に誘
導する案内ローラ5と、スライドドア2を上下方
向に支持する支承ローラ6とが取付けてあり、い
ずれも案内部4の内を転動して移動するようにな
つている。
また案内部4に沿つて車体1にケース7が配設
してある。そしてケース7の内孔にゴルデワイヤ
8を摺動自由に挿通してあり、さらにゴルデワイ
ヤ8にフツク(作動片)9が取付けてある。フツ
ク9は前後の腕部9a,9bの間に溝部9cが形
成してあり、ケース7のスリツト部から突出する
ようになつている。一方、支持アーム3の端部に
ピン12が植設してあり、ピン12は溝部9cに
嵌入して係合するようになつている。
モータ駆動によりゴルデワイヤ8を作動させる
と、フツク9がケース7に沿つて移動する。第3
図はスライドドアを閉めた状態を示し、支持アー
ム3は案内部4の前端部(図面では左端部)に位
置している。そしてピン12は支持アーム3の前
方の腕部9aに当接して係合している。
この案内部4の前端部においては、ケース7は
案内部4から離れているが、その後方(図面では
右方)においてすぐ接近するように形成してある
から、ゴルデワイヤ8の作動によりフツク9が後
方(図面では右方)に移動すると、ピン12はす
ぐ溝部9cに嵌入して係合するようになる。そし
てフツク9の移動により、ピン12、支持アーム
3を介してスライドドア2の自動開閉が行われ
る。
このようにケース7とフツク9とが形成される
が、その従来例の構造は第4図のようになつてい
る。
すなわち内孔にゴルデワイヤ8を挿通するケー
ス7には、フツク9が突出するスリツト部7aの
背後部に、取付ブラケツト14が固設してある。
そして取付ネジ15によつて、側方に開口部16
aを有するカバー部材16の、奥の壁部16bに
固定するようになつている。フツク9は開口部1
6aから突出していて、作動片として前述のよう
にスライドドアの自動開閉等を行うようになつて
いる。
ところがケース7のスリツト部7aはカバー部
材16の開口部16aと同方向に設けられてい
て、直接に連通するようになつているから、開口
部16aから侵入する塵埃18、雨水19等が、
直接にスリツト部7aを通してケース7内に侵入
し、ゴルデワイヤ8やフツク9の円滑な作動を阻
害し、また発銹や腐蝕を生じるという不具合があ
る。
本考案はこのような不具合を防止するために案
出したものであつて、第5図に示す実施例におい
ては、カバー部材16の開口部16aに対して、
その反対側にスリツト部21aを有するケース2
1を設けるようにしてある。そしてケース21の
下側に取付ブラケツト22が固設してあり、取付
ネジ15によつて、カバー部材16の奥の壁部1
6bに固定するようになつている。これに伴つて
フツク23は、スリツト部21aから壁部16b
側に突出し、ケース21の上方に沿つて彎曲し開
口部16aを通るように形成してある。
このように開口部16aに対してスリツト部2
1aが反対側に形成してあるから、開口部16a
から侵入する塵埃18、雨水19等は、スリツト
部21aからケース21内に侵入するようなこと
がない。
また第6図に示す実施例においては、下側にス
リツト部24aを有するケース24を設けてあ
る。そしてケース24の上側に取付ブラケツト2
5が固設してあり、取付ネジ15によつて、カバ
ー部材16の奥の壁部16bに固定するようにな
つている。これに伴つてフツク26は、スリツト
部24aから下方に突出し、ケース24の下方側
面に沿つて彎曲し開口部16aを通るように形成
してある。
このようにスリツト部24aが下側に形成して
あるから、側方の開口部16aから侵入する塵埃
18、雨水19等は、スリツト部24aからケー
ス24内に侵入するようなことがない。またスリ
ツト部24aが下側に形成してあるから、雨水1
9等がケース24内に侵入するようなことがあつ
ても、スリツト部24aから速かに流出し、ケー
ス24内に溜るようなことがない。
なお第7図は第5図に示す実施例のケース21
とフツク23であるが、フツク23に側方(左側
または右側)から過大な荷重Fが掛かるようなと
き、フツク23の肩部(彎曲部の端部)23aが
ケース21に当接し、荷重Fに耐えて変形あるい
は損傷を防止する。
前述のように本考案は、ケースのスリツト部
を、カバー部材の開口部とは反対側に、あるいは
ケースの下側に設け、これに応じて作動片を突設
形成するようにしてあるから、塵埃や雨水等がス
リツト部からケース内へ侵入するのを防止し、ま
た雨水等がケース内に溜まるのを防止することが
できる。さらに側方からフツクに過大な荷重が掛
かつてもこれに耐えられるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は自動車のスライドドアにゴル
デワイヤと作動片とを設けた実施例を示し、第1
図はスライドドアを備えた自動車の要部斜視図、
第2図はスライドドアを閉じたときの第1図A部
の拡大説明図、第3図は第2図における作動片の
係合構造を示す拡大説明図、第4図は従来例の作
動片の突設構造を示す説明図、第5図は本考案の
実施例による突設構造を示す説明図、第6図は本
考案の別の実施例による突設構造を示す説明図、
第7図は第5図のケースとフツクとを組み合せた
斜視図である。 8……ゴルデワイヤ、16……カバー部材、1
6a……開口部、21……ケース、21a……ス
リツト部、23……フツク、24……ケース、2
4a……スリツト部、26……フツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部を有するカバー部材の内に、内孔にゴル
    デワイヤを摺動自由に挿通したケースを取付け、
    該ゴルデワイヤに設けた作動片を該ケースのスリ
    ツト部とカバー部材の開口部とを通して突設する
    ようにしたものにおいて、該ケースのスリツト部
    を、該カバー部材の開口部とは反対側に、あるい
    は該ケースの下側に設け、これに応じて作動片を
    突設形成するようにしたことを特徴とするゴルデ
    ワイヤに設けた作動片の突設構造。
JP10443583U 1983-07-05 1983-07-05 ゴルデワイヤに設けた作動片の突設構造 Granted JPS6011823U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10443583U JPS6011823U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 ゴルデワイヤに設けた作動片の突設構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10443583U JPS6011823U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 ゴルデワイヤに設けた作動片の突設構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6011823U JPS6011823U (ja) 1985-01-26
JPH0129131Y2 true JPH0129131Y2 (ja) 1989-09-05

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ID=30245227

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JP10443583U Granted JPS6011823U (ja) 1983-07-05 1983-07-05 ゴルデワイヤに設けた作動片の突設構造

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JP (1) JPS6011823U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE451012B (sv) * 1985-09-20 1987-08-24 Tetra Pak Ab Aterforslutbar oppningsanordning vid en forpackningsbehallare samt sett att tillverka densamma

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6011823U (ja) 1985-01-26

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