JPH0280610A - アクリロニトリル系凝固糸及び炭素繊維の製法 - Google Patents

アクリロニトリル系凝固糸及び炭素繊維の製法

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JPH0280610A
JPH0280610A JP23446988A JP23446988A JPH0280610A JP H0280610 A JPH0280610 A JP H0280610A JP 23446988 A JP23446988 A JP 23446988A JP 23446988 A JP23446988 A JP 23446988A JP H0280610 A JPH0280610 A JP H0280610A
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acrylonitrile
spinning
organic solvent
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dry
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JP23446988A
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Shinobu Yamamoto
忍 山本
Hajime Ito
元 伊藤
Yoshihiro Nishihara
良浩 西原
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なアクリロニトリル系凝固糸及び高強度炭
素繊維の製法に関するものである。
〔従来の技術〕
アクリロニトリル系重合体を紡糸して得た繊維をプレカ
ーサーとして焼成した炭素繊維は極めて有用であり、航
空宇宙用素材とし【、あるいはスポーツ、レジャー用素
材として、あるいは歯車、コネクティングロッド、X線
写真撮影用天板などの工業用素材として広い範囲で需喪
の伸びが期待されている。このように炭素繊維の高次利
用が進むにつれて炭素繊維性能に対する性能の要求も厳
しくなってきており、特に信頼性の要求されろ航空宇宙
用素材として、高強度、高弾性率の炭素繊維の出現が待
たれている。
ところで、炭素繊維の製造工程は、重合、紡糸、焼成と
いりた複雑かつ長い工程を多く含んでいるにもかかわら
ず、従来炭素繊維の物性向上の手法としては、焼成条件
の適正化、又は用いろアクリロニトリル系重合体、プレ
カーサーのクリーン化等である。
また、プレカーサーの製造方法にまでさかのぼりて炭素
繊維の物性を向上させる方法が特開昭59−82420
号、特開昭59−88925号、更には特開昭63−2
1916号各公報に提案されている。これらの方法はプ
レカーサー製造工程において、その凝固糸の緻密性を向
上させ、炭素繊維の物性ケ向上させようとするものであ
る。したがって、低分子量のアクリロニトリル系重合体
を用い、紡糸原液濃度を高くして、その凝固過程におい
て、いわゆる構造欠陥(ミクロボイド)を発生させない
ことを目的としている。このような方法では見掛けの緻
密性は向上するものの、ポリマー分子鎖を繊維軸方向に
配列させることは離しく、いわゆるモルホロジーの良好
なプレカーサーとすることはできない。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、本発明者らは、アクリロ;トリル系プレカーサ
ー中のポリマー鎖の配列に着目し、プレカーサーの製造
工程を根本的に検討した結果、従来用いられ℃いたアク
リロニトリル系重合体に比較してはるかに高い50万以
上というX量平均分子量を有するアクリロニトリル系重
合体を用いて、更にその凝固糸の物性に着目した結果、
高配向でかつ焼成工程通過性良好なフレカーサ−を製造
することが可能となり、該プレカーサーを焼成jること
で、600に9/鵞12以上のストランド強度を有する
炭素繊維とすることができろことを見出し、本発明を完
成したものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の要旨は、95 wt%以上のアクリロニトリル
を含有し、重量平均分子量が50万以上のアクリロニト
リル系重合体からなり、沸水中で測定した応力−ひずみ
曲線のひずみに関する2階微分の値が塑性変形領域にお
いて常に0以上であるアクリロニトリル系凝固糸及び9
5 wt%以上のアクリロニトリルからなる重量平均分
子量50万以上のアクリロニトリル系重合体を有機溶剤
に溶解して乾湿式紡糸し、前記凝固糸を得、次いで洗浄
並びに延伸を付与して得られるアクリロニトリル系繊維
を焼成して高強力炭素繊維を製造することにある。
炭素繊維の性能は、その耐炎化工程に大きく依存するこ
とは事実であるが、この耐炎化工程を円滑におこなうた
めには、アクリロニトリル系重合体に重合性不飽和カル
ボン酸を0.1〜5wt%共1合せしめろことが好まし
い。その共重合割合が0.1 wt%未溝では耐炎化反
応が進みにくいため、より高温で耐炎化処理を施すこと
が必要であり、その結果、耐炎化工程にて単繊維融着が
起こり易(、高強度炭素繊維を製造することはできない
。一方、その共1合割合が5wt%を越えると耐炎化時
にタール状物が発生し易くなり、更に炭素繊維の炭素化
収率の点からも好ましくない。
このような不飽和カルボン酸の代表例としては、アクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸等が挙げ
られろ。また、その他の共重合せしめ得る不飽和単量体
としては、たとえばメチルアクリレート、エテルアクリ
レート又はメタクリレート、n−、イソ−もしくは1−
ブチルアクリレート又はメタクリレート、2−エチルへ
キシルアクリレート又はメタクリレート、アクリル酸、
メタクリル酸、イタコン酸、α−クロロアクリロニトリ
ル、2−ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシア
ルキルアクリレート又はメタクリレート、アクリルアミ
ド、ジアセトンアクリルアミド、メタクリルアミド、塩
化ビニル、塩化ビニリデン、臭化ビニル、酢酸ビニル等
の不飽和単量体が挙げられる。これらの重合性不飽和単
量体は、前述の重合性不飽和カルボン酸と併用してアク
リロニトリルと共1合させることができる。
次に本発明の高強度炭素繊維を製造するためには、前記
の高分子量のアクリロニトリルを、DMF、DMAc、
r−ブチロラクトy、DMSO等の有機溶剤に溶解し、
紡糸原液を調製する。高強力繊維を得るためには、繊維
を構成する分子鎖全体を繊維軸方向に伸びた、いわゆる
伸び切り鎖の状態に近づけることが必要であり、紡糸、
延伸段階で、ポリマー分子鎖を引きそろえ易くするため
に分子鎖が十分にほぐれた重合体溶液(紡糸原液)を調
製することが1要である。また乾湿式紡糸法によつ【紡
糸をおこなう場合、その操作性を考えると、紡糸原液の
粘度を45℃で、500〜1500ボイズの範囲に設定
する必要がある。1500ポイズを越える粘度を持つ紡
糸原液を用いて紡糸をおこなう場合には、紡糸ノズル、
原液ろ過機をはじめとして紡糸装置に非常に高い圧力が
加わることになり、紡糸機の耐久性が低下する。一方、
紡糸原液を高温にすることで粘度を低下させることも可
能であるが、この場合、溶媒や原液の安定性が低下する
といった問題点が生じてくる。一方500ボイズ未滴の
紡糸原液を用いた場合は曳糸性が低下し、乾湿式紡糸法
によって安定に紡糸することはできない。
次に該紡糸原液を乾湿式紡糸法によりノズルより吐出さ
せ、凝固浴により凝固させ凝固糸を得る。この時 を3以下、好ましくは1以下でかつ凝固糸が凝固浴中で
たるまない範囲に維持することが′N要である。凝固浴
条件は、凝固糸が真円状でかつ繊維側面が平滑となる範
囲で有機溶剤の濃度を高(し、温度を低く設定する必要
がある。たとえば有機溶剤としてDMFを用いた場合は
DMF/水=78/22〜83/17重量比、−10℃
以下が好ましく、DMAcを用いた場合はDMAc/水
=75〜25〜83717重量比、0℃以下が好ましい
ドラフトを3より大きくした場合、第1図試料嵐1に示
すように、凝固糸の沸水中での応力−ひずみ曲線はその
塑性変形領域において、そのひずみに関する222階微
の値が負の値となる所があられれる。このことは沸水中
での延伸によって凝固糸内部で構造破壊あるいは分子間
のすべりが生じていることを示しており、この様な凝固
糸は後工程である洗浄、延伸において同様の構造変化を
起こすため、こうし【得られたアクリロニトリル系繊維
を焼成しても内部に欠陥のある炭素繊維しか得られない
また、凝固浴中の有機溶剤濃度が低く、凝固浴温度も高
い場合にも、その凝固糸の沸水中での応力−ひずみ曲線
のひずみに関する2階微分は試料rI&12に示される
ように負の値を示す所があり好ましくない。
このような低ドラフト、高有機溶剤濃度、低温といった
条件下で紡糸を行い、炭素繊維用プレカーサーを製造す
る場合、その繊度を3デニール以下にするためには ・紡糸原液のアクリロニトリル系重合体製度を低くする ・紡糸ノズルの孔径な小さくする 方法が挙げられる。しかしながら、重量平均分子量50
万未満のアクリロニ) IJル系重合体を用いた場合に
は、繊度を細くするために紡糸原液の濃度を低くすると
、原液粘度が45℃で500ポイズ未満となり、曳糸性
不良のため安定に乾湿式紡糸をおこなうことができない
。又紡糸ノズルの口径を小さくした場合、紡糸原液を高
圧でノズルより吐出する必要があり、紡糸装置の耐久性
が低下し、更にノズルよりの紡出がより困難となるため
、少なくとも孔径が50μ以上の紡糸ノズルを使用する
必要があり、たとえば湿式紡糸における数十μのノズル
を使用することによる細繊度化は期待できない。
ところが、本発明の重量平均分子量50万以上のアクリ
ロニトリル系重合体を用いた場合は紡糸原液の濃度を低
(することが可能となり、更に延伸性も向上する結果、
容易に1d以下の細繊度糸を得ることが可能となる。
本発明に用(・もれるアクリロニトリル系重合体は、特
開昭61−111303号もしくは町61−11131
0号公報に記載されている方法、即ち水/有機溶剤の混
合溶媒を1合媒体として用い、アゾ系開始剤を用いて懸
濁重合をおこなって製造したものが適している。通常の
懸濁重合法、乳化1合法及び溶液重合法によって得られ
るN量平均分子量が50万以上のアクリロニ) IJル
系重合体を用いて同様の紡糸を行うことは可能であるが
、このような重合体を用いて得られる凝固糸の応力−ひ
ずみ曲線は、その塑性変形領域において試料先3に示す
様にひずみに関する2階微分の値が負となる所が存在す
る。一方、水/有機溶剤の混合溶媒を重合媒体として用
い、アゾ系開始剤を用いて懸濁重合をおこなって製造し
たアクリロニ) IJル系重合体を用いた場合には、そ
の応力−ひずみ曲線は、塑性変形領域において試料嵐4
に示す様にひずみに関する2階微分の値は常に0以上と
なる。
このような凝固糸は延伸によってその内部の構造破壊を
おこさないため、得られたアクリロニトリル系繊維を焼
成して得られる炭素繊維は、内部に欠陥のないものとな
る。
次に、このようにして得られた凝固糸は、後工程になる
程、高温になるように温度勾配なつけた温水で凝固糸に
含まれる有機溶剤を洗浄しながら延伸をおこない、続い
て100℃以上の温度で延伸をおこなう必要がある。こ
のような100℃以上の温度での延伸は、その延伸性の
点からスチーム延伸や高沸点溶媒な熱媒として用いろ湿
熱雰囲気での延伸法か好ましい。なお高沸点溶媒として
は水溶性の多価アルコール、タトエばエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
グリセリン等が挙げられる。こうして得られた延伸糸は
必要によっては再度洗浄をおこない、油剤処理し100
〜150”Cの温度で乾燥、緻密化をおこなう。
続いて、このようにして得られたアクリロニトリル系プ
レカーサーを空気などの酸化性雰囲気下で、200〜3
50”Cの温度で延伸を施しながら熱処理して耐炎化繊
維となし、続いて300〜800℃の温度にて前炭素化
処理し、更に1000℃以上の温度で炭素化処理するこ
とで、本発明の高強度炭素繊維とすることができる。
このようにして得られる°本発明の炭素繊維はストラン
ド強度が600 kg7m”以上の物性を有しており、
スポーツ、レジャー用素材のみだけでな(、非常に信頼
性の要求される航空宇宙用木材として使用することも可
能である。
〔実施例〕
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
(1)Xi平均分子* (MY )はジメチルホルムア
ミドにより25℃で1合体の極限粘度〔η〕を測定し、
次式によって算出した。
[η] = 3.35 X 10 ’ (Mw)0°?
8(2)  単繊維繊度は東洋ボールドウィン社製デニ
ールコンピューターで測定した。
(3)凝固糸の潜水中での応力−ひずみ曲線は、テンシ
ロンを使用し、伸長速度400%/分で測定した。
(4)炭素繊維の物性はJIS−R7601に従りて測
定した。
実施例1 懸濁重合法で1合した重量平均分子量22万、56万及
び71万でかつメタクリル酸を2wt%含有したアクリ
ロニトリル系重合体を第1表に示す条件で各D M A
 cに溶解し紡糸原液を得た。
この紡糸原液を50℃に保持したスピンタンクから種々
の孔径のノズルを用い、D M A cと水からの凝固
浴へ乾湿式紡糸法を用いて紡出した。
なおノズル面と凝固浴の距離は5nとした。こうして得
られた凝固糸を、70”Cの温水中で2倍、排水中で2
倍、さらに180℃のグリセリン中で2倍延伸をおこな
った後、油剤処理し、140℃で乾燥した。
得られたプレカーサーを空気中220〜250℃の昇温
雰囲気下で5%の伸長を施しながら60分連続的に処理
することにより耐炎化糸を得、引続いてかかる耐炎化糸
を窒素中300〜600℃の昇温雰囲気下2分間処理し
、更に1600℃で2分間処理することによって炭素繊
維を得た。得られた炭素繊維のストランド強度、弾性率
を第1弐に示した。
又、N13は比較として従来法の水系懸濁束合法によっ
て製造した1合体を第1表に示す条件で賦型したもので
ある。
4、
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1表に示した遅1〜4で得られたア
クリロニトリル系凝固糸の沸水中での応力−ひずみ曲線
である。 Vずみ(%)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、95wt%以上のアクリロニトリルを含有し、1量
    平均分子量が50万以上のアクリロニトリル系重合体か
    らなり、沸水中で測定した応力−ひずみ曲線のひずみに
    関する2階微分の値が塑性変形領域において常に0以上
    であるアクリロニトリル系凝固糸。 2、95wt%以上のアクリロニトリルを含有し、重量
    平均分子量が50万以上のアクリロニトリル系重合体を
    有機溶剤に溶解した紡糸原液を乾湿式紡糸し、請求項1
    記載の凝固糸を得、次いで洗浄並びに延伸を付与して得
    られるアクリロニトリル系繊維を焼成することを特徴と
    する炭素繊維の製法。 3、アクリロニトリル系重合体が、水/有機溶剤の混合
    溶媒を重合媒体としてアゾ系開始剤を用いて懸濁重合で
    製造されたものである請求項1又は2記載の製法。 4、アクリロニトリル系重合体が、重合性不飽和カルボ
    ン酸を0.1〜5wt%含有したものである請求項1又
    は2記載の製法。 5、紡糸原液をドラフト3以下で且つ凝固糸が凝固浴中
    でたるまない範囲に維持しながら乾湿式紡糸する請求項
    2記載の製法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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