JPH0279077A - 貼着材 - Google Patents

貼着材

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JPH0279077A
JPH0279077A JP23130588A JP23130588A JPH0279077A JP H0279077 A JPH0279077 A JP H0279077A JP 23130588 A JP23130588 A JP 23130588A JP 23130588 A JP23130588 A JP 23130588A JP H0279077 A JPH0279077 A JP H0279077A
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JP
Japan
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layer
cut
adhesive
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postcard
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JP23130588A
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English (en)
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Noboru Matsuguchi
松口 昇
Tadashi Matsuguchi
松口 正
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Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
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Priority to LU87585A priority patent/LU87585A1/fr
Priority to FR8912033A priority patent/FR2636270A1/fr
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、その一部が切り取ることができるように形
成された貼着材に関し、特に、たとえばミシン目により
囲繞された切り取り部を剥離して、その下面にある情報
等を見ることができるように構成された貼着材に関する
(従来技術) 従来より鋏やナイフなどの切断具を用いずに、紙、フィ
ルム等の枚葉基材を切断する方法として、予め、切断さ
れている部分と切断されていない部分とを交互に設け、
かつ切断されている部分と切断されていない部分は同一
の直線上にあるいわゆるミシン目を形成し、そのミシン
目に沿って手で切断するという方法が用いられている。
一方、近年、銀行の預金残高等の通知などのように秘密
事項を記載した郵便物が増加しているが、秘密事項の記
載欄を郵送中は隠し、正規の受は取り人が受は取った後
、比較的簡単にその内容を見ることができるように形成
されたはがきが、例えば実公昭54−3789号にみら
れるように開発されている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、従来の同一の直線上にあるミシン口によって
、たとえば円弧状や矩形状に切断する場合には、予めそ
の枚葉基材をその切断箇所にあたるミシン目部分におい
て折り曲げて、当該ミシン目によって切れやすくしたり
、あるいは切断方向をたびたび変更しながら所定の形状
に切断しなければならないなどの複雑な作業が必要とな
り、切断に相当な手間がかかる。
また、実公昭54−3789号公報にみられるように、
一部分、たとえば枠内の部分を部分的に剥離することが
できるように形成された積層物は、紙の表面全面にわた
って、乾燥糊を塗布して接着面を形成し、部分的に、た
とえば枠内部分のみが剥離することが可能なように、も
う一方の基材にたとえばシリコン加工等の剥離加工処理
を施すことにより、積層構造の一方の積層物を部分的に
剥離可能とする必要性がある。したがって、それらの製
造時においては、一方の積層物に乾燥糊の塗布工程が必
要となり、また他方の積層物にシリコン加工等のような
剥離処理工程が必要となるために、必然的に積層物の構
造の複雑化を招き、製造工程が多(なるために製造コス
トの増加を招く。
それゆえに、この発明の主たる目的は、比較的簡単に最
適な位置に貼ることが可能であり、しかも、被貼着材側
に剥離処理工程等の処理が不要であり、一方向に切断す
る部位を引っ張るのみで、たとえば円弧状や矩形状に切
断することができる、貼着材を提供することである。
(課題を解決するための手段) この発明は、シート基材の一方主面の一部にプライマ層
が形成され、シート基材の露出した一方主面およびプラ
イマ層の表面に熱接着性樹脂層が形成され、熱接着性樹
脂層部であってプライマ層が形成されていない部位にお
いて、線状のミシン目が、基材の一方主面より他方主面
に至るように適宜な間隔をおいて連続して刻設され、ミ
シン目により基材の一部が切り取り得るように切り取り
部が形成され、切り取り部を切り取る方向と略平行な直
線状の切り取り線が、隣接するミシン目間において、そ
れぞれのミシン目の近接する端部間を横切るように形成
された、貼着材である。
(作用) 熱接着性樹脂層は被貼着材の表面に強く接着される。
また、プライマ層は、熱接着性樹脂層の接着力を強める
働きをする。そのため、熱接着性樹脂層は、シート基材
に、プライマ層が形成された部分でさらに強くに接着さ
れ、その他の部分で弱く接着される。
そして、基材は、切り取り部を切り取る方向と平行な直
線状の切り取り線が前記隣接するミシン目間においてそ
れぞれのミシン目の近接する端部間を横切るように形成
されたミシン目によって、切り取り部を切り取る方向と
平行な直線状の切り取り線において、切断される。
(発明の効果) この発明によれば、熱接着性樹脂層を加熱により溶融さ
せることによって、接着するように構成されているので
、最適な位置にこの貼着材が重ね合わされたことを6I
 Elしたときに初めて加熱すれば、この貼着材が最適
な位置に正確に接着される。
しかも、たとえば被貼着材側に剥離処理などを必要とせ
ず、各層の構造の変更のみ、すなわち、接着力の相違に
より貼着材が部分的に引き剥がすことができるように構
成できるので、たとえば特別な剥離処理工程を別途必要
とすることなく、製造コストの低廉化を図ることが可能
となる。
しかも、線状のミシン目が基材の一方主面より他方主面
に至るように刻設され、且つ切り取り部を切り取る方向
と平行な直線状の切り取り線が、前記隣接するミシン目
間においてそれぞれのミシン目の近接する端部間を横切
るように形成されているので、切り取り部を切り取る場
合には、1つの切り取る方向に切り取り部を引けば、た
とえば円弧状や矩形状の切り取り部であっても極めて容
易に切り取ることができ、そのために、切り取り方向を
他方向に変えることなく切り取ることができ、切り取り
に際し煩わしい手間が省ける。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1A図は、この発明の一実施例である貼着材を貼着し
たはがきを示す表面図であり、第1B図は、その一部分
の拡大図である。第2図は、第1図図示例の裏面図であ
る。
このはがき連続紙10は、官製はがき大に形成された被
貼着材たるはがき台紙12と、このはがき台紙12の一
部に貼着された貼着材たる被覆材14を含む。
このはがき連続紙10は、第5A図で示すように、官製
はがき大に形成されたはがき台紙12に分離可能に形成
されてなるはがき連続原紙10aを含む。すなわち、各
はがき台紙12の境界線上には適宜にミシン目が形成さ
れてはがきを構成するように形成され、そのはがき連続
原紙LOaの両端には、適宜な間隔をおいてスプロケッ
ト孔16が連続して形成されている。
この発明において、はがき連続原紙10aには、典型的
な紙は勿論、合成紙、その他合成樹脂製シート等の薄状
材が含まれる。
また、はがき台紙12の表面には、第3図で示すように
たとえば当たり、はずれなどのくじ部13aおよびたと
えば金融や保険の案内などのような秘密事項記載4M1
3bが、形成されている。このくじ部13aおよび秘密
事項記載欄13bは、はがき台紙12の表面に、たとえ
ば印刷することによって形成される。なお、このくじ部
13aおよび秘密事項記載欄13bは、たとえば手書き
によって形成されてもよい。
そして、このはがき台紙12のくじ部13aおよび秘密
事項記載欄13bを含む表面に、被覆材14が貼着され
ている。
そこで、次に、この発明の一実施例である被覆材14に
ついて、主として第1A図、第2図および第3図に基づ
いて説明する。
この被覆材14はシート状の基材18を含み、この基材
18は、たとえば紙、合成樹脂フィルムなどの比較的柔
軟で手などで切断することが可能な素材をもって形成さ
れ、この基材18の一方主面には隠ぺい層20が形成さ
れている。
隠ぺい層20は、たとえば恨インク等でヘタの銀刷り印
刷をすることによって形成され、またはアルミホイル等
の隠ぺい力を有するフィルム材を接着剤等をもって積層
することによって形成される。
この隠ぺい層20の表面には、後述の熱接着性樹脂層2
4の接着力を強めるためのプライマ層22が部分的に形
成される。この実施例においては、プライマ層22は、
はがき台紙12の長手方向の両側すなわち被覆材14の
上下両端に一定幅をもって形成されている。さらに、こ
のプライマ層22は、はがき台紙】2の幅方向の両側す
なわら被覆材14の左右両端において、スポット状に形
成されている。このプライマ層22は、隠ぺい層20の
表面に部分的に、たとえば塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体などの樹脂を塗布することによって形成される。な
お、プライマ層22は、被覆材14の外周縁よりやや内
側にわたって一定幅をもった帯状枠型に形成されてもよ
く、あるいは、スポット状に形成されてもよい。
さらに、隠ぺい層20の露出した表面およびプライマ層
22の表面には、たとえば熱接着性樹脂を、加熱しなが
ら押し出しコーティングし、あるいは溶剤に溶解させま
たは水に分散させてグラビアまたはシルクスクリーン等
の印刷をすることによって、熱接着性樹脂層24が形成
される。
この熱接着性樹脂層24は、たきえば100℃ないし2
00℃の温度で溶融し、たとえば紙からなるはがき台紙
12に接着されることができるように形成されている。
前記熱接着性樹脂の例としては、EVA系の接着剤を選
択できる。この接着剤の組成は、EVA(エチレン−酢
酸ビニル共重合樹脂)、粘着付与剤、ワックス、抗酸化
剤からなり、補助的に可塑剤、充填剤が添加される場合
がある。
粘着付与剤としては、部分水添ロジンのグリセリンエス
テル、ロジンのグリセリンエステル、ペンタエリスリト
ール変成ロジン、石油樹脂、αメチルスチレン/ビニル
トルエン共重合体、テルペン油重合体、テルペンフェノ
ール重合体などがある。
ワックスとしては、パラフィンワックス、マイクロクリ
スタリンワックス、低分子量ポリエチレンワックス、フ
ィッシャートロプシュワックス、カスターワックス、゛
塩素化パラフィンなどがある。
抗酸化剤としては、ヒンダードフェノール系化合物、サ
リチル酸系化合物、ベンゾフェノン系化合物、ペンシト
リアゾ・−ル系化合物、燐系化合物、硫黄系化合物、有
機金属系化合物などがある。
前記実施例以外の熱接着性樹脂の例としては、スチレン
−ブタジェン−スチレン共重合体、スチレン−イソプレ
ン−スチレン共重合体、ポリエチレン、エチレン−エチ
ルアクリレート共重合樹脂、エチレン−アクリル酸共重
合樹脂、エチレン−アクリル酸メチル共重合樹脂、エチ
レン−メチルメタクリレート共重合樹脂、エチレン−メ
タクリル酸共重合樹脂、アイオノマー樹脂、ポリメチル
ペンテン樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂
、塩化ビニリデン樹脂、塩ビー酢ビ共重合樹脂、ポリア
ミド樹脂、スチレン−アクリル酸共重合樹脂、ポリスチ
レン樹脂、ポリアクリル酸共重合樹脂、ポリエステル樹
脂、ポリウレタン樹脂、ワックス類などが選択できる。
これらをもって印刷・塗工するときには、加熱しながら
、あるいは溶剤に溶かしまたは水に分散して用いるとよ
い。
前記プライマ層22のやや内側には、基材18の一方主
面より他方主面にわたって、切り取り用ミシン目26が
形成されている。そして、この切り取り用ミシン目26
により、基材18の一部、この実施例においてはプライ
マ層22のやや内側部分において、略方形状の切り取り
部28が形成されている。
すなわち、切り取り用ミシン126によって囲繞された
部分が、切り取り部28を構成している。
この切り取り部2Bは、その4隅のうちの1つから対向
する角に向けて、対角線りに切り取り方向29が形成さ
れている。
切り取り用ミシン目26は、直線状の切目部分26aと
円弧状の切目部分26bによって構成されている。そし
て、直線状の切目部分26aは、切り取り部28の内周
縁に沿って、適宜な間隔をおいて連続して直線上に並列
して形成され、その直線状の切目部分26aの端部より
切り取り部28のやや外側に向けて、あるいはやや内側
に向けて円弧状の切目部分26bが形成されている。す
なわち、切り取り部28の切り取り初めの角部28aに
近い切り取り部28の両辺においては、円弧状の切目部
分26bが内側を向き、対向する両辺においては、円弧
状の切目部分26bが外側を向いている。
そして、直線状の切目部分26aと接続されていない円
弧状の切目部分26bの端部と、円弧状の切目部分26
bが形成されていない直線状の切目部分26aの端部と
の結ばれる方向は、前記切り取り方向29と略同一方向
に形成されている。
すなわち、前記切り取り部28を切り取る切り取り方向
29と平行な直線状の切り取り線29aが、前記隣接す
る切り取り用ミシン目26間において、それぞれの切り
取り用ミシン目26の直線状の切目部分26aの端部と
円弧状の切目部分26bの端部とを横切るように形成さ
れている。
そして、この切り取り用貼着材14は、第1A図および
第2図に示すように、はがき大に形成されたはがき台紙
12の適宜な箇所、たとえば預金残高の通知等のはがき
であればその金額欄等の秘密事項記1i32a13bの
表面に、前記熱接着性樹脂層24を溶融してその接着力
により接着されている。
そして、切り取り部28は、切り取り初めの角部28a
を摘み、切り取り方向29に向けて引っ張ることにより
、方形状の切り取り′部28が基材14より切り取られ
るとともに、はがき台紙12より剥離されて、はがき台
紙12の表面に形成された、たとえば秘密事項記載欄1
3bを判読できるように形成されている。
引き続き、この発明の一実施例たる前記被覆材I4の製
造方法について、主として第4図および第5B図に基づ
いて説明する。
まず、基材18を形成する紙を準備し、その−方主面に
、銀インクにてベタで恨刷り印刷を、たとえばオフセッ
ト印刷等の周知の印刷方法あるいはコーティングするこ
とによって隠ぺい層2oを形成する。
次に、第4図に示すように、この隠ぺい層20が形成さ
れた基材18をロール状に巻いた積層物を、被覆材製造
装置30の保持ローラ32に装填する。
保持ローラ32に保持された基材18は、その一端が解
きほどかれて、樹脂塗布装置34に導かれる。この樹脂
塗布装置34は、基材18の隠ぺい層20の表面に部分
的に、たとえば、前記した塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体などの樹脂22aを印刷・塗布するためのものであ
る。
そして、この樹脂22aが印刷・塗布された基材18は
、乾燥機36に導かれ、そこで樹脂22aが乾燥されて
プライマ層22として形成される。
次に、プライマJi22が形成された基材18は、たと
えば前記したエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂を主剤と
する熱接着性樹脂24aを印刷・塗布するための熱接着
性樹脂塗布装置40に導かれる。
この熱接着性樹脂塗布装置40は、活版印刷、グラビア
印刷、シルクスクリーン印刷など公知の印刷・塗布方法
を利用した印刷・塗布装置である。
この熱接着性樹脂塗布装置40によって、隠ぺい層20
の露出した表面およびプライマ層22の表面には、熱接
着性樹脂24aが印刷・塗布される。
次に、この熱接着性樹脂24aが印刷・塗布された基材
18は、乾燥機42に導かれ、そこで熱接着性樹脂24
aが乾燥されて熱接着性樹脂層24として形成される。
ごのようにして、第5B図に示すように、基材18の一
方主面に隠ぺい層20、プライマ層22および熱接着性
樹脂層24が順次積層された被覆材の連続体14aが形
成される。
この貼着材の連続体14aは、引き続き、切り取り用ミ
シン目26を形成する切目形成装置46に導かれ、間隔
をおいて、切り取り用ミシン目26が形成される。
この被覆材の連続体14aは、引き続き巻取ローラ44
でロール状に巻き取られる。
次に、はがき台紙の表面に貼着材を接着する方法につい
て説明すると、たとえば次のような方法がある。
はがき台紙12としては、予め官製はがき大にカッティ
ングされ成形されたものあるいはまた前記図示例のよう
な複数枚適宜な切目を介して連続したものを準備する。
もっとも、郵便はがきの表面の一部に形成された銀行預
金残高等の秘密事項をこの貼着材によって被覆するには
、予め郵便はがきの適宜な箇所、たとえば表面下欄に適
宜な文字を予め印刷しておく必要性がある。また、くじ
部をはがき台紙側に形成する場合も、予め貼着材によっ
て被覆される部分に形成しておく必要がある。
なお、この貼着材を、たとえば郵便はがきの下欄に接着
させる場合に、はがき台紙を順次送り込み、ロール状に
巻かれた貼着材の一方端をくり出し、カッター等によっ
て適宜な大きさにカソテングするとともに、はがき台紙
の適宜な部分にカッテングされた貼着材を接合する。そ
して、加熱ローラにてはがき台紙の表面を加圧しながら
、熱接着性樹脂層が露出した部分、プライマ層およびそ
の下層にある熱接着性樹脂層を加熱して活性化させ、は
がき台紙の表面に貼着すればよいゆこれらの切目形成装
置46としては、たとえば切歯付きロールいわゆるダイ
ロールを含む切目形成装置あるいは切歯を有するダイカ
ッタを含む切目形成装置が選択できる。
この実施例においては、第2図および第5B図に示すよ
うに、被覆材14の上下両端において隠ぺい層20の表
面に、一定幅をもってプライマ層22が形成されている
。さらに、このプライマ層22は、被覆材14の左右両
端において隠ぺい層20の表面にスポット状に形成され
ている。したがって、基材18には熱接着性樹脂層24
が、プライマ層22が形成された部分で強く接着され、
プライマ層22が形成されていない部分で弱(接着され
る。
なお、基材18の例としては前記の例の他、合成紙、セ
ロハン、ポリエチレン、ポリエステル等のフィルムまた
はアルミホイル等が挙げられるが、この被覆材の連続体
14aを切り離してなる被覆材14をはがき台紙12に
貼着したときに、熱接着性樹脂層24の接着力に抗して
この被覆材14がはがき台紙12から不用意に剥離しな
いようにするために、比較的柔軟なものを選択するのが
よい。
また、この基材18としてアルミホイル等のように隠ぺ
い性に優れたものを選択した場合には、隠ぺい層20を
形成しなくてもよい。この場合、プライマ122は基材
18の一方主面に部分的に形成される。そして、熱接着
性樹脂層24は、基材18の露出した一方主面およびプ
ライマ層22の表面に形成される。
また、基材18の表面には、適宜はがきの性質に適した
印刷を施してもよく、前記した実施例のように連続した
ものの場合に、たとえば基材18の送りピッチを検知す
るための検知マークとして、切り取り方向を示す矢印を
墨色等によって印刷してもよい。
このようにして接着された貼着材は、前記実施例に即し
て説明すると、その基材18ないしは隠ぺい層20には
、熱接着性樹脂層24が、プライマJW22が形成され
た部分においては強く接着され、プライマ層22が形成
されなかった部分においては弱く接着される。
また、この熱接着性樹脂層24は、基材18ないし隠ぺ
い層20に接着する接着力より強い接着力ではがき台紙
12の表面に接着される。このように熱接着性樹脂層2
4をはがき台紙12の表面に強い接着ノjで接着するた
めには、基材18ないし隠ぺい層20.熱接着性樹脂層
24およびばがき台紙12の材料を、たとえば次のよう
に選べばよい。隠ぺい層20を有する場合、熱接着性樹
脂層24の材料としてアルミ箔に対する接着力が弱く合
成樹脂に対する接着力が強い材料を選べば、隠ぺい層2
0の材料としてアルミ箔を用いはがき台紙12の材料と
して合成樹脂を用いればよく、あるいは、熱接着性樹脂
層24の材料としてアルミ箔に対する接着力が弱く紙に
対する接着力が強い材料を選べば、隠ぺい層20の材料
としてアルミ箔を用いはがき台紙12の材料として紙を
用いればよい。隠ぺい層20を有しない場合、熱接着性
樹脂層24の材料として紙に対する接着力が弱く合成樹
脂に対する接着力が強い材料を用いれば、基材18の材
料として紙を用いはがき台紙12の材料として合成樹脂
を用いればよく、逆に、熱接着性樹脂層24の材料とし
て紙に対する接着力が強く合成樹脂に対する接着力が弱
い材料を用いれば、基材18の材料として合成樹脂を用
いはがき台紙12の材料として紙を用いればよい。
したがって、第6A図および第6B図に示すように、プ
ライマ層22が形成されていない部分において、基材1
8および隠ぺい層20を切り取り用ミシン目26にて切
断して、熱接着性樹脂層24から比較的簡単に引き剥が
すことができる。そして、熱接着性樹脂層24を通して
、はがき台紙12の表面のくじ部13aおよび秘密事項
記載欄13bを見ることができる。
第7図は、別の実施例である切り取り用貼着材を貼着し
たはがきの平面図であり、第8図は、第6図図示の切り
取り用貼着材の断面図である。
この切り取り用貼着材50は、基材52を含む。
この基材52の一方主面には、隠ぺい層53を介して熱
接着性樹脂を塗布してなる熱接着性樹脂層54が形成さ
れている。
この隠ぺい層53の一方主面には、熱接着性樹脂Ji5
4の接着力を強めるためのプライマ層58が形成されて
いる。ずなわち、基材52の内周縁よりやや内側におい
て所定幅をもって帯状に残存する部分を残して、基材5
2の中央部に切り取り部56が形成される。
そして、この切り取り部56の周縁、すなわちプライマ
層58の内周縁よりや−や内側において、切り取り用ミ
シン目60が形成されている。
この切り取り用ミシン目60は、切り取り部56の外周
縁を結ぶ線と斜めに交差する直線状の切目62が、切り
取り部56の外周縁を構成する略直線部に沿って1.所
定間隔をおいて連続して形成されてなる。
そして、この実施例においては、切り取り部56を切り
取る切り取り方向64、すなわち切り取り部56の切り
取り初めの角部より対向する他方の角部に向かって対角
線状に形成される切り取り方向64に、平行に切目62
間が切り取られるように形成されている。すなわち、前
記切り取り部56を切り取る切り取り方向64と平行な
直線状の切り取り線66が、前記隣接する切り取り用ミ
シン目60において、それぞれの切り取り用ミシン目6
0を形成する切目62の先端部と隣接する切目62の後
端部とを横切るように切り取り用ミシン目60が形成さ
れている。
また、上述の実施例ではくじ部13aがはがき台紙12
の表面に形成さているが、くじ部13aは、隠ぺい層2
0を有する場合には隠ぺい層20の表面およびはがき台
紙12の表面Qいずれの面に形成されてもよ(、隠ぺい
層20を有しない場合には基材18の一方主面およびは
がき台紙12の表面のいずれの面に形成されてもよい。
なお、切り取り用ミシン目26.60は、前記実施例に
限定されることはなく、例えば全体的に円弧状に形成し
、切り取り部を円形に形成してもよく、切り取り用ミシ
ン目26.60を形成する切目26a、26bおよび6
2の形状も適宜変更してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、この発明の一実施例である貼着材を貼着し
たはがきを示す表面図であり、第1B図は、その一部分
の拡大図である。 第2図は、第1図図示例の裏面図である。 第3図は、第1図図示例の断面図である。 第4図は、被覆材の製造方法の一例を示す製造装置の図
解図である。 第5A図は、はがき連続原紙の表面図である。 第5B図は、被覆材の連続体の斜視図である。 第6A図および第6B図は、被覆材をはがき台紙より引
き剥がした状態を示す図であり、第6A図はその斜視図
であり、第6B図はその断面図である。 第7図および第8図は、それぞれ、この発明の他の実施
例である切り取り用貼着材を貼着したはがきを示し、第
7図はその平面図であり、第8図はその断面図である。 図において、10は連続紙、10aははがき連続原紙、
12ははがき台紙、13aはくじ部、14は被覆材、1
4aは被覆材の連続体、16はスプロケット孔、18.
52は基材、20.53は隠ぺい層、22.58はプラ
イマ層、24.54は熱接着性樹脂層、26.60は切
り取り用ミシン目、26aは直線状の切目部分、26b
は円弧状の切目部分、62は切目、28.56は切り取
り部、29.64は切り取り方向、29a、66は切り
取り線、30は被覆材製造装置、32は保持ローラ、3
4は樹脂塗布装置、36は乾燥機、40は熱接着性樹脂
塗布装置、42は乾燥機、44は巻取ローラ、46は切
目形成装置を示す。 第 1A図 第2図 2′2 第5A図 10a 第5B図 第6A図 第6B図 第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 前記シート基材の一方主面の一部にプライマ層が形成さ
    れ、 前記シート基材の露出した一方主面および前記プライマ
    層の表面に熱接着性樹脂層が形成され、前記熱接着性樹
    脂層部であってプライマ層が形成されていない部位にお
    いて、線状のミシン目が、前記基材の一方主面より他方
    主面に至るように適宜な間隔をおいて連続して刻設され
    、 前記ミシン目により基材の一部が切り取り得るように切
    り取り部が形成され、 前記切り取り部を切り取る方向と略平行な直線状の切り
    取り線が、前記隣接するミシン目間において、それぞれ
    のミシン目の近接する端部間を横切るように形成された
    、貼着材。
JP23130588A 1988-09-14 1988-09-14 貼着材 Pending JPH0279077A (ja)

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GB8920170A GB2224465A (en) 1988-09-14 1989-09-06 Security document
KR1019890013297A KR900004526A (ko) 1988-09-14 1989-09-12 접착재 및 그를 이용한 엽서
DE3930477A DE3930477A1 (de) 1988-09-14 1989-09-12 Klebematerial und dieses verwendende postkarte
NL8902285A NL8902285A (nl) 1988-09-14 1989-09-13 Kleefmateriaalelement en briefkaart, waarin van dit element gebruik wordt gemaakt.
LU87585A LU87585A1 (fr) 1988-09-14 1989-09-13 Matiere a coller et carte postale l'utilisant
FR8912033A FR2636270A1 (fr) 1988-09-14 1989-09-14 Materiau adhesif et carte postale utilisant ce materiau
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