JPH02245394A - はがきおよびその製法 - Google Patents

はがきおよびその製法

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JPH02245394A
JPH02245394A JP6734089A JP6734089A JPH02245394A JP H02245394 A JPH02245394 A JP H02245394A JP 6734089 A JP6734089 A JP 6734089A JP 6734089 A JP6734089 A JP 6734089A JP H02245394 A JPH02245394 A JP H02245394A
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JP
Japan
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JP6734089A
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English (en)
Inventor
Noboru Matsuguchi
松口 昇
Tadashi Matsuguchi
松口 正
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Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、はがきの一部分を見ることができないよう
に被覆材が貼り付けられたはがきおよびそのはがきの製
法に関し、主として、秘密事項の記載部分を郵送中にお
いては隠し、適宜正規の受は取り人が受けとった後はそ
の秘密事項を比較的簡単に見ることができる、はがきお
よびその製法に関する。
(従来技術) 特に、近年では、銀行の預金残高等の通知などのように
秘密事項を記載した郵便物が増加しているが、秘密事項
の記載欄は郵送時は隠し、正規の受は取り人が受は取っ
た後は比較的簡単にその内容を見ることができるように
形成されたはがきが開発されている。
従来のはがき単片の表面に被覆材が接着されたものと′
しては、被覆材の裏面に形成された感圧型接着剤層面を
はがき大の単片上に加圧して接着したものがあった。
(発明が解決しようとする課題) ところが、このような感圧型接着剤層がその裏面に形成
された被覆材をはがき単片の一部分に貼ったものでは、
製造時において、被覆材の感圧型接着剤層がわずかな接
触にてはがき単片の表面に貼られるために、はがき単片
の最適な位置に、被覆材がたとえばその先端部分が位置
しない場合においても、初期的な接着がなされ、正確な
位置に貼り付けられないという、いわゆる貼りミスが起
こる確率が高い、しかも、従来の感圧型接着剤層から形
成される被覆材の場合には、はがき単片の表面より被覆
材を剥離可能にするためには、はがき単片の表面に、た
とえばシリコン加工等のような剥離処理工程が必要とな
るために、勢い製造コストの上昇につながる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、被覆材を最適な
位置に貼ることが可能であり、しかも、はがき台紙側に
剥離処理工程等の処理が不要となる、はがきおよびその
製法を提供することである。
(課題を解決するための手段) この発明のうち第1の発明は、はがき台紙と、はがき台
紙と一体的に形成され、折り返してはがき台紙に貼着さ
れて少なくともその一部分を被覆する被覆材とを含み、
被覆材は、基材の少なくともその表面の一部に、剥離剤
層が形成され、基材の剥離剤層の主面に熱接着性樹脂層
が形成され、熱接着性樹脂層が溶融されてはがき台紙に
貼着された、はがきである。
この発明のうち第2の発明は、はがき台紙と、はがき台
紙と一体的に形成され折り返してはがき台紙の少なくと
も一部分に被さる基材とを含むはがき材を準備する工程
と、基材の少なくともその表面の一部に、剥離剤を印刷
・塗工して剥離剤層を形成する工程と、基材の剥離剤層
側主面に、熱接着性樹脂層を形成して、被覆材を製造す
る工程と、はがき材の基材を折り返して被覆材の熱接着
性樹脂層側とはがき台紙とを接合し、被覆材を加熱加圧
して前記熱接着性樹脂層を溶融させ、はがき台紙に貼着
する工程とを含む、はがきの製法である。
(作用) この発明によれば、被覆材の裏面に形成された熱接着性
樹脂層は、はがき台紙の表面上にて、加圧され加熱され
ることにより、熱接着性樹脂層が溶融してはがき台紙に
接着される。基材と熱接着性樹脂層との間に形成された
剥離剤層は、基材を熱接着性樹脂層から引剥がすことを
可能にするはたらきをする。
(発明の効果) この発明によれば、被覆材の裏面に形成された熱接着性
樹脂層を加熱により溶融させることによって、はがき台
紙の主面に接着するように構成されているので、はがき
台紙の最適な位置に被覆材が重ね合わされたことを確認
したときに初めて加熱すれば、被覆材がはがき台紙の表
面の最適な位置に正確に接着される。しかも、はがき台
紙の表面には、たとえば剥離処理などを必要とせず、熱
接着性樹脂層と基材との間に剥離剤層を形成することに
より被覆材を少なくともその部分において引き剥がすこ
とができるように構成できるので、たとえば特別な剥離
処理工程を別途必要とすることなく製造コストの低廉化
を図ることが可能となる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1A図および第1B図は、この発明の一実施例である
はがきを示し、第1A図はその斜視図であり、第1B図
はその部分断面図である。
このはがきははがき材10を含み、はがき材10は、官
製はがき大に形成されたはがき台紙12とこのはがき台
紙12の一部に貼着された被覆材14とを含む。被覆材
14は、はがき台紙12の−万端から延びて一体的に形
成され、折り返してはがき台紙12に貼着される。
次に、このはがき台紙12の表面に、特にたとえば金融
や保険の案内などのように秘密事項が記載された部分に
貼着される、被覆材14について、主として第1B図に
基づいて説明する。
この被覆材14は、はがき台紙12の一方端から延びて
一体的に形成される基材18を含む。この基材18は、
たとえば紙、合成樹脂フィルムなどの比較的柔軟で鋏な
どで切断することが可能な素材をもって形成され、この
基材18の一方主面には、隠ぺい層20が形成されてい
る。
隠ぺい層20は、たとえば銀インク等で銀刷り印刷する
ことによって形成され、またはアルミホイル等の隠ぺい
力を有するフィルム材を接着剤等をもって積層すること
によって形成される。
隠ぺい層20の表面の一部には、たとえばシリコンmJ
11、フッソ樹脂、パラフィン、ワックスなどの剥離剤
をコーティングしてなる剥離剤N22が形成されている
隠ぺい層20の剥離剤層22側表面には、さらに、たと
えば熱接着性樹脂を、加熱しながら押し出しコーティン
グし、あるいは溶剤に溶解させまたは水に分散させてグ
ラビアまたはシルクスクリーン等の印刷をすることによ
って、熱接着性樹脂層24が形成されている。
この熱接着性樹脂層24は、たとえば100℃ないし2
00℃の温度で溶融し、たとえば紙からなるはがき台紙
12に完全に接着することができるように形成されてい
る。
この実施例においては、被覆材14の両端、すなわちは
がき材lOの幅方向側にて、基材18の所定幅を残存さ
せて、剥離剤層22が形成されている。
そして、さらにはがき材10の幅方向側で被覆材14の
先端部分にて、スポット状に熱接着性樹脂層24と基材
18の隠ぺい層20側とが直接接着するように、剥離剤
層22が形成されていないスポット接着部25が存在す
る。したがって、剥離剤層22が形成された部分では、
基材型8と熱接着性樹脂層24とは弱く接着され、また
、剥離剤層22が形成されていない部分では、基材18
と熱接着性樹脂層24とは強く接着される。なお、スポ
ット接着部25を、前記実施例においては、被覆材14
の先端部分に形成したが、このスポット接着部25を先
端部分と後端部分のいずれの部分に形成してもよく、ま
た、いずれかの部分に形成してもよい。さらに、被覆材
14の他の端縁に形成された一定幅をもって全面的に熱
接着性樹脂層24が露出した部分を、スポット接着部2
5に代えてもよい。
そして、隠ぺい層20の表面には、たとえば当たり、は
ずれ等の文字を記載してなるくじ部26が形成されてい
る。
なお、くじ部26が前記熱接着性樹脂層24および剥離
剤層22を通して透視し得るようにするためには、透明
、半透明である必要性がある。また、くじ部26は、剥
離剤層22の表面に形成してもよい。
なお、この基材18として隠ぺい性に優れたものを選択
した場合には、前記実施例のように、隠ぺい層20を形
成しな(ても、よい。
前記接着性樹脂の例としては、EVA系の接着剤が選択
される。その組成は、EVA (エチレン−酢酸ビニル
共重合樹脂)、粘着付与剤、ワックス、抗酸化剤からな
り、補助的に可塑剤、充填剤が添加される場合がある。
粘着付与剤としては、部分水添ロジンのグリセリンエス
テル、ロジンのグリセリンエステル、ペンタエリスリト
ール変成ロジン、石油樹脂、αメチルスチレン/ビニル
トルエン共重合体、テルペン油重合体、テルペンフェノ
ール重合体などがある。
ワックスとしては、パラフィンワックス、マイクロクリ
スタリンワックス、低分子量ポリエチレンワックス、フ
ィンシャートロプシュワックス、カスターワックス、塩
素化パラフィンなどがある。
抗酸化剤としては、ヒンダードフェノール系化合物、サ
リチル酸系化合物、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾト
リアゾール系化合物、燐系化合物、硫黄系化合物、有機
金属系化合物などがある。
前記実施例以外の接着性樹脂としては、スチレン−ブタ
ジェン−スチレン共重合樹脂、スチレン−イソプレン−
スチレン共重合樹脂、ポリエチレン、エチレン−エチル
アクリレート共重合樹脂、エチレン−アクリル酸共重合
樹脂、エチレン−アクリル酸メチル共重合樹脂、エチレ
ン−メチルメタクリレート共重合樹脂、エチレン−メタ
クリル酸共重合樹脂、アイオノマー樹脂、ポリメチルペ
ンテン樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂、
塩化ビニリデン樹脂、塩ビー酢ビ共重合樹脂、ポリアミ
ド樹脂、スチレン−アクリル酸共重合樹脂、ポリスチレ
ン樹脂、ポリアクリル酸共重合樹脂、ポリエステル樹脂
、ポリウレタン樹脂、ワックス類などが選択できる。こ
れらを印刷・塗工するときには、加熱しながら、あるい
は溶剤に溶解させ、または水に分散して適宜用いればよ
い。
次に、このはがきの製造方法について、第3図ないし第
5図に基づき説明する。
まず、はがき材10を形成するための連続紙を準備する
。この連続紙の幅方向には、はがき台紙12部分と基材
18部分とが連続して形成されている。したがって、連
続紙の幅方向の長さは、はがき台紙12の長さと基材1
8の長さとの合計の長さとなる。
そして、この連続紙の基材18部分の一方主面に、恨イ
ンクにてベタで銀刷り印刷、たとえばオフセット印刷等
の周知の印刷方法あるいはコーティングすることによっ
て、隠ぺい層20を形成する。
次に、隠ぺいJli20の表面に、適宜光たり、はずれ
9番号等の画線を印刷することによって、くじ部26を
形成する。
そして、基材18部分に隠ぺい層20が形成されたはが
き材10は、第3図に示すように、剥離剤塗工装置30
に導かれる。剥離剤塗工装置30は、基材18部分の隠
ぺい層20側の表面に、たとえば、シリコン樹脂、フッ
ソ樹脂、パラフィン、ワックスなどの剥離剤22aを印
刷・塗布するためのものであり、はがき材10をロール
状に保持するための保持ローラ32を含む。保持ローラ
32に保持されたはがき材10は、2つのローラ34a
および34b、貯槽36を含む塗布装置38に導かれ、
ローラ34a、34bを回転させながら基材18部分に
剥離剤22aを塗布する。なお、塗布装置38としては
、グラビアロールコータ、リバースロールコータ等の塗
布装置を用いてもよく、また、オフセット印刷機、スク
リーン印刷機などの公知の印刷機を用いてもよい。
この剥離剤22aが塗布されたはがき材10は、次に設
けられたヒータを含む乾燥機40に導かれて乾燥される
。乾燥機40では、基材18部分に印刷・塗布された剥
離剤22aが乾燥されて、剥離剤層22として形成され
る。
このように剥離剤層22が形成されたはがき材10は、
巻取装置42に導かれる。
次に、この剥離剤層22が形成されたはがき材10をロ
ール状に巻いた積層物を、熱接着性樹脂塗工装置50の
保持ローラ52に装填する。
保持ローラ52に保持されたはがき材10はその一端が
解きほどかれて、熱接着性樹脂塗布装置54に導かれる
この熱接着性樹脂塗布装置54は、基材18部分の隠ぺ
い層20側の表面に、たとえば、前記したエチレン−酢
酸ビニル共重合樹脂を主剤とする熱接着性樹脂24aを
印刷・塗布するためのものであり、適宜な温度に加熱し
ながら熱接着性樹脂24aを塗布するものである。
そして、基材18部分に熱接着性樹脂24aが印刷・塗
布されたはがき材10は、冷風を吹き出す装置を含む乾
燥機56に導き、熱接着性樹脂24aを乾燥して熱接着
性樹脂層24を形成する。
次に、熱接着性樹脂層24が形成されたはがき材10は
、適宜基材18部分に切り離し用切目28を形成する切
目形成装置58に導かれる。
このようにして、はがき材10では、第5図に示すよう
に、基材18の主面に隠ぺい層20、剥離剤層22およ
び熱接着性樹脂層24が順次積層された被覆材14が形
成される。そして、この被覆材14が形成されたはがき
材10は、再びロール状に巻き取られる。
この実施例においては、第5図に示すように、はがき材
10の幅方向側にて、一定幅をもって剥離剤層22が形
成されている。そして、さらにはがき材10の幅方向側
で被覆材14の先端部分にて、スポット状に熱接着性樹
脂[24と基材18側の隠ぺいN2Qとが直接接着する
ように、#J離剤層22が形成されていないスポット接
着部25が存在する。
なお、基材18の表面には、適宜はがき台紙12の性質
に適した印刷を施してもよ(、前記した実施例のように
連続したものの場合に、たとえば基材18の送りピッチ
を検知するための検知マークを墨色等によって印刷して
もよい。
引き続き、はがき材10は、はがき台紙12部分にこの
被覆材14部分を貼着する被覆材粘着装置に導かれる。
このとき、はがきの表面の一部に形成された銀行預金残
高等の秘密事項をこの被覆材14によって被覆するには
、予めはがき材の適宜な箇所、たとえば表面下欄に適宜
な文字を予め印刷しておく必要性がある。
なお、この被覆材14を、たとえばはがきの下欄に接着
させる場合、はがき材lOを順次送り込み、第6図に示
すように、はがき台紙工2部分と被覆材14部分との境
界において折り返してはがき台紙12と被覆材14とを
接合する。そして、加圧ローラにてはがき材10の表面
を加圧しながら、はがき台紙12の表面に被覆材14を
貼着材すればよい、そして、はがき材10が適当な大き
さにカッティングされ、この発明のはがきが形成される
このように、はがき台紙12に被覆材14が加熱接着さ
れてなるはがき材10は、熱接着性樹脂層24と基材1
8の隠ぺい層20側とが直接接着した部分においては強
くはがき台紙12に接着され、剥離剤層22が形成され
た部分においては、下層の熱接着性樹脂層24か弱く接
着される。したがって、第2A図および第2B図に示す
ように、剥離剤層22が形成された部分においては、は
がき台紙12より、比較的面単にこの被覆材14を引き
離すことができ、くじ部26を見ることができる。
第7八図ないし第9B図は別の実施例を示す図である。
第7A図ないし第9A図は、前記実施例とは別の実施例
の斜視図であり、第7B図および第9B図はその部分断
面図である。
第7A図および第7B図は元の状態を示す図であり、第
9A図および第9B図は剥離した状態を示す図である。
この実施例に示すはがき材70では、被覆材74には、
剥離剤層82が形成された部分において、左端縁近傍に
て切目88aおよび88bが比較的接近して平行に一方
端から他方端にかけて連続して形成され、基材78を切
り離すことができるように形成されている。しかも、切
目88aおよび88bの間の基材78は凹み、指あるい
は爪を引っ掛けやすく形成され、切目88aおよび88
b間の基材78が切り離し得るように形成されている。
切目88aおよび88b間の基材78の先端に、摘むこ
とを容易化する5片を前記凹みに代えて設けてもよい。
また、右端縁近傍にて、はがき台紙72より引き剥がさ
れた被覆材74を、熱接着性樹脂層84で完全接着され
た部分より切り離し得るように、切り離し用切目88c
が形成されている。
この実施例においては、はがき台紙72側にくじ部86
が形成されている。
この切目88a、88bおよび切り離し用切目88cは
、基材78を紙で形成した場合、紙の抄紙時の流れ方向
、すなわち繊維の目に沿って形成されており、比較的基
材7Bを切り離しやすくしている。
この実施例に示すはがき材70では、第8図に示すよう
に、基材78部分の主面に、隠ぺい層80、基材78部
分の長手端縁に所定間隔をおいて剥離剤層82および熱
接着性樹脂層84が順次積層され、被覆材74の長さに
相当する位置において、熱接着性樹脂層84がスポット
状に基材78の隠ぺい層80と直接接着するスポット接
着部85が形成された長尺状の被覆材の連続体74aを
形成する。そして、引き続き、切目88a、88bおよ
び切り離し用切目88cを形成する切目形成装置に導き
、間隔をおいて、切目88a、88bおよび切り離し用
切目88cを形成し、ロール状に巻き取る。
引き続き、このロール状に巻かれたはがき材10を、は
がき台紙72にこの被覆材74を貼着する被覆材貼着装
置に導き、折り返してはがき台紙72に加熱して貼着す
ることにより、くじ付きはがきが形成される。
上述の各実施例において、切目は、表面の基材の周囲に
沿って形成されてもよい。このように切目を形成すれば
、被覆材の中央部分のみを引き剥がすことができる。こ
の場合、第10図に示すように、被覆材212を引き剥
がす方向に見て隣り合った切目224の一部が重なるよ
うに、1つの切目224を直線状の切目部分224aと
円弧状の切目部分224bとで構成すれば、被覆材21
2の中央部分を容易に引き剥がすことができる。
なお、このように貼着材の中央部分を容易に引き剥がす
ことができるようにするためには、たとえば第11図に
示すように被覆材312を引き剥がす方向に見て隣り合
った切目324の一部が重なるように、基材314を斜
めに形成してもよい。
第10図および第11図に示すはがきでは、矢印で示す
方向に被覆材を引っ張ると、図中において1点鎖線の矢
印でその方向を示すように、隣り合う切目間の被覆材が
破れて、切目でかこまれた部分の被覆材が引き剥がされ
る。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図は、この発明の一実施例である
はがき示し、第1A図はその斜視図であり、第1B図は
その部分断面図である。 第2A図は、前記実施例の被覆材を引き剥がした状態を
示す斜視図であり、第2B図は、その部分断面図である
。 第3図および第4図は、被覆材の製造方法の一例を示す
製造装置の図解図であり、第3図は剥離剤塗工装置を示
す図であり、第4図は熱接着性樹脂塗工装置を示す図で
ある。 第5図は、連続したはがき材の斜視図である。 第6図は、連続したはがき材の被覆材を折り返してはが
き台紙に貼り付けた状態を示す表面図解図である。 第7A図および第7B図は、前記実施例とは別の実施例
を示す図で、第7A図は元の状態を示す斜視図であり、
第7B図はその部分断面図である。 第8図は、第7A図および第7B図図示例の連続したは
がき材を示す斜視図である。 第9A図および第9B図は、第7A図および第7B図図
示例の剥離した状態を示す図であり、第9A図はその斜
視図であり、第9B図はその部分断面図である。 第10図は、この発明のさらに別の実施例を示す平面図
である。 第11図は、第10図に示すはがきの変形例を示す平面
図である。 図において、10.70ははがき材、12,72ははが
き台紙、14.74は被覆材、18,78は基材、20
.80は隠ぺい層、22.82は剥離剤層、24.84
は熱接着性樹脂層、25゜85はスポット接着部、26
.86はくじ部、28.88a、88b、88cは切り
離し用切目、30は剥離剤塗工装置、32は保持ローラ
、34a、34bはローラ、36は貯槽、38は塗布装
置、40は乾燥機、42は巻取装置、50は熱接着性樹
脂塗工装置、52は保持ローラ、54は熱接着性樹脂塗
布装置、56は乾燥機、58は切目形成装置を示す。 特許出願人 大松化学工業株式会社 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 第1A図 第1B図 第 図 第 図 第7B図 第9A図 第9B図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 はがき台紙と、 前記はがき台紙と一体的に形成され、折り返して前記は
    がき台紙に貼着されて少なくともその一部分を被覆する
    被覆材とを含み、 前記被覆材は、基材の少なくともその表面の一部に、剥
    離剤層が形成され、前記基材の前記剥離剤層の主面に熱
    接着性樹脂層が形成され、前記熱接着性樹脂層が溶融さ
    れて前記はがき台紙に貼着された、はがき。 2 はがき台紙と、前記はがき台紙と一体的に形成され
    折り返して前記はがき台紙の少なくとも一部分に被さる
    基材とを含むはがき材を準備する工程と、 前記基材の少なくともその表面の一部に、剥離剤を印刷
    ・塗工して剥離剤層を形成する工程と、前記基材の剥離
    剤層側主面に、熱接着性樹脂層を形成して、被覆材を製
    造する工程と、 前記はがき材の前記基材を折り返して前記被覆材の前記
    熱接着性樹脂層側と前記はがき台紙とを接合し、前記被
    覆材を加熱加圧して前記熱接着性樹脂層を溶融させ、前
    記はがき台紙に貼着する工程とを含む、はがきの製法。
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