JPH02245397A - はがきおよびその製造方法 - Google Patents

はがきおよびその製造方法

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JPH02245397A
JPH02245397A JP6734389A JP6734389A JPH02245397A JP H02245397 A JPH02245397 A JP H02245397A JP 6734389 A JP6734389 A JP 6734389A JP 6734389 A JP6734389 A JP 6734389A JP H02245397 A JPH02245397 A JP H02245397A
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JP
Japan
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resin layer
postcard
mount
adhesive resin
base material
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JP6734389A
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Noboru Matsuguchi
松口 昇
Tadashi Matsuguchi
松口 正
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Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明ははがきおよびその製造方法に関し、特にたと
えばはがき台紙の表面に形成された秘密事項を一時的に
隠すことができる、はがきおよびその製造方法に関する
(従来技術) この発明の背景となる従来のはがきには、その表面に秘
密事項が形成されたはがき台紙と、そのはがき台紙の表
面に感圧型接着剤で貼着された貼着片とを含むものがあ
った。
(発明が解決しようとする課題) このような従来のはがきでは、貼着片によってはがき台
紙の表面の秘密事項を隠すことができるが、貼着片をは
がき台紙の表面から剥離することが困難であるので、秘
密事項を一時的に隠すためには好ましくなかった。
そこで、貼着片をはがき台紙の表面から剥離しやすくす
るために、はがき台紙の表面にシリコン加工などのよう
な剥離加工を施して、貼着片が剥離可能となるように構
成することが考えられる。
しかしながら、はがき台紙の表面に剥離加工を施すこと
は装置の複雑化を招き、コストが高くなる。
さらに、はがき台紙の表面に剥離加工を施せば、貼着材
がはがき台紙の表面から不用意にはがれてしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、はがき台紙の表
面に加工を施すことなく、はがき台紙の表面の一部を好
適にかつ一時的に隠すことができる、はがきおよびその
製造方法を提供することである。
(課題を解決するための手段) 第1の発明は、はがき台紙と、はがき台紙と一体的に形
成され、折り返してはがき台紙に貼着され、少なくとも
その一部分を被覆する被覆材とを含み、被覆材は隠ぺい
性を有する基材と、基材の一方主面に形成され弱い接着
力を有する第1の熱接着性樹脂層と、第1の熱接着性樹
脂層の表面の一部に形成され強い接着力を有する第2の
熱接着性樹脂層とを含み、被覆材は第1の熱接着性樹脂
層および第2の熱接着性樹脂層によってはがき台紙の表
面に貼着された、はがきである。
第2の発明は、はがき台紙と、はがき台紙と一体的に形
成され折り返してはがき台紙の少なくとも一部分に被さ
る基材とを含むはがき材を準備する工程と、次の(A)
および(B)の各工程によって被覆材を製造する工程と
、(A)基材の一方主面に弱い接着力を有する第1の熱
接着性樹脂層を形成する工程、(B)第1の熱接着性樹
脂層の表面の一部に強い接着力を有する第2の熱接着性
樹脂層を形成する工程、はがき材の基材を折り返して、
はがき台紙の少なくとも表面の一部に第1の熱接着性樹
脂層および第2の熱接着性樹脂層によって被覆材を貼着
する工程を含む、上述のはがきを製造するためのはがき
の製造方法である。
第3の発明は、はがき台紙と、はがき台紙と一体的に形
成され、折り返してはがき台紙に貼着され、少なくとも
その一部分を被覆する被覆材とを含み、被覆材は基材と
、基材の一方主面に形成され隠ぺい性を有する隠ぺい層
と、隠ぺい層の表面に形成され弱い接着力を有する第1
の熱接着性樹脂層と、第1の熱接着性樹脂層の表面の一
部に形成され強い接着力を有する第2の熱接着性樹脂層
とを含み、被覆材は第1の熱接着性樹脂層および第2の
熱接着性樹脂層によってはがき台紙の表面に貼着された
、はがきである。
第4の発明は、はがき台紙と、はがき台紙と一体的に形
成され折り返してはがき台紙の少なくとも一部分に被さ
る基材とを含むはがき材を準備する工程と、次の(A)
ないし(C)の各工程によって被覆材を製造する工程と
、(A)基材の一方主面に隠ぺい性を有する隠ぺい層を
形成する工程、(B)隠ぺい層の表面に弱い接着力を有
する第1の熱接着性樹脂層を形成する工程、(C)第1
の熱接着性樹脂層の表面の一部に強い接着力を有する第
2の熱接着性樹脂層を形成する工程、はがき材の基材を
折り返して、はがき台紙の少なくとも表面の一部に第1
の熱接着性樹脂層および第2の熱接着性樹脂層によって
被覆材を貼着する工程を含む、と述のはがきを製造する
ためのはがきの製造方法である。
(作用) 第1の熱接着性樹脂層は、はがき台紙に弱く接着され、
第2の熱接着性樹脂層は、はがき台紙に強く接着される
。したがって、第2の熱接着性樹脂層が形成されている
部分に受ける力によって、基材がはがき台紙から不用意
にはがれることがない。また、この状態では、はがき台
紙の表面が、隠ぺい性を有する基材を含むはがきにおい
ては基材によって隠され、一方、隠ぺい性を有する隠べ
い層を含むはがきにおいては隠ぺい層によって隠される
それから、第2の熱接着性樹脂層が形成されていない部
分で基材などを切断してはがせば、隠ぺい性を有する基
材を含むはがきでは、基材とともに第1の熱接着性樹脂
層がはがき台紙からはがれ、一方、隠ぺい性を有する隠
ぺい層を含むはがきでは、基材とともに隠ぺい層および
第1の熱接着性樹脂層がはがき台紙からはがれる。その
ため、はがき台紙の表面が見える。
(発明の効果) この発明によれば、はがき台紙の表面に加工を施すこと
なく、はがき台紙の表面のたとえば表示事項を好適にか
つ一時的に隠すことができる、はがきおよびその製造方
法が得られる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1A図および第1B図は、この発明の一実施例である
はがきを示し、第1A図はその斜視図であり、第1B図
はその断面図である。
第2A図および第2B図は、前記実施例の被覆材を切断
してはがき台紙より引き剥がした状態を示す図であり、
第2A図はその斜視図であり、第2B図はその断面図で
ある。
このはがきははがき材10を含み、はがき材10は官製
はがき大に形成されたはがき台紙12とこのはがき台紙
12の一部に貼着された被覆材14を含む、被覆材14
は、はがき台紙12の一方端から延びて一体的に形成さ
れ、折り返してはがき台紙12に貼着される。
また、はがき台紙12の表面には、たとえば当たり、は
ずれなどのくじ部13aおよびたとえば金融や保険の案
内などのような秘密事項13bが形成されている。この
くじ部13aおよび秘密事項13bは、はがき台紙12
の表面に、たとえば印刷することによって形成される。
なお、この(じ部13aおよび秘密事項13bは、たと
えば手書きによって形成されてもよい。
この被覆材14は、はがき台紙12の一方端から延びて
一体的に形成される基材18を含み、基材18は、たと
えば紙、合成樹脂フィルムなどの比較的柔軟で鋏などで
切断することが可能な素材をもって形成され、この基材
18の一方主面には隠ぺい層20が形成されている。
隠ぺい層20は、たとえば銀インク等でベタの銀刷り印
刷をすることによって形成され、またはアルミホイル等
の隠ぺい力を有するフィルム材を接着剤等をもって積層
することによって形成される。
この隠ぺい層20の表面には、たとえば弱い接着力を有
する熱接着性樹脂を、加熱しながら押し出しコーティン
グし、あるいは溶剤に溶解させまたは水に分散させてグ
ラビアまたはシルクスクリーン等の印刷をすることによ
って、弱い接着力を有する第1の熱接着性樹脂層24が
形成される。
この第1の熱接着性樹脂層24は、たとえば100℃な
いし200℃の温度で溶融し、たとえば紙からなるはが
き台紙12に弱い接着力で接着されることができるよ°
うに形成されている。
前記の弱い接着力を有する熱接着性樹脂の例としては、
EVA系の接着剤を選択できる。この接着剤の組成は、
EVA (エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)、粘着付
与剤、ワックス、抗酸化剤からなり、補助的に接着力を
弱めるためのたとえばシリコンなどの剥離剤や可塑剤、
充填剤が添加される場合がある。
粘着付与剤としては、部分水添ロジンのグリセリンエス
テル、ロジンのグリセリンエステル、ペンタエリスリト
ール変成ロジン、石油樹脂、αメチルスチレン/ビニル
トルエン共重合体、テルペン油重合体、テルペンフェノ
ール重合体などがある。
ワックスとしては、パラフィンワックス、マイクロクリ
スタリンワックス、低分子量ポリエチレンワックス、フ
ィンシャートロプシュワックス、カスターワックス、塩
素化パラフィンなどがある。
抗酸化剤としては、ヒンダードフェノール系化合物、サ
リチル酸系化合物、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾト
リアゾール系化合物、燐系化合物、硫黄系化合物、有機
金属系化合物などがある。
前記実施例以外の弱い接着力を有する熱接着性樹脂の例
としては、スチレン−ブタジェン−スチレン共重合体、
スチレン−イソプレン−スチレン共重合体、ポリエチレ
ン、エチレン−エチルアクリレート共重合樹脂、エチレ
ン−アクリル酸共重合樹脂、エチレン−アクリル酸メチ
ル共重合樹脂、エチレン−メチルメタクリレート共重合
樹脂、エチレン−メタクリル酸共重合樹脂、アイオノマ
ー樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、エチレン−ビニルア
ルコール共重合樹脂、塩化ビニリデン樹脂、塩ビー酢ビ
共重合樹脂、ポリアミド樹脂、スチレン−アクリル酸共
重合樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアクリル酸共重合樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ワックス類
などが選択できる。
これらをもって印刷・塗工するときには、加熱しながら
、あるいは溶剤に溶かしまたは水に分散して用いるとよ
い。
さらに、第1の熱接着性樹脂層24の表面には、強い接
着力を有する第2の熱接着性樹脂126が形成される。
この実施例においては、第2の熱接着性樹脂N26は、
はがき台紙12の長手方向の両側すなわち被覆材14の
上下両端に一定幅をもって形成されている。さらに、こ
の第2の熱接着性樹脂層26は、はがき台紙12の幅方
向の両側すなわち被覆材14の左右両端において、スポ
ット状に形成されている。この第2の熱接着性樹脂層2
6は、第1の熱接着性樹脂層24の表面に部分的に、た
とえばEVA系の接着剤、スチレン−ブタジェン−スチ
レン共重合体、スチレン−イソプレン−スチレン共重合
体などからなり、強い接着力を有する熱接着性樹脂を塗
布することによって形成される。この場合、強い接着力
を有する熱接着性樹脂の材料には、弱い接着力を有する
熱接着性樹脂の材料に比べて、たとえば粘着付与剤が多
く配合されたり剥離剤が全(配合されなかったりする。
なお、第2の熱接着性樹脂層26は、被覆材14の上下
両端あるいは左右両端のみにおいて、第1の熱接着性樹
脂層24の表面に形成されてもよい、この場合、第2の
熱接着性樹脂層26は、一定幅をもって形成されてもよ
く、あるいは、スポット状に形成されてもよい。
引き続き、このはがきの製造方法について説明する。
まず、はがき材10を形成するための連続紙を準備する
。この連続紙の幅方向には、はがき台紙12部分と基材
18部分とが連続して形成されている。したがって、連
続紙の幅方向の長さは、はがき台紙12の長さと基材1
8の長さとの合計の長さとなる。
そして、この連続紙の基材18部分の一方主面に、銀イ
ンクにてベタで銀刷り印刷を、たとえばオフセット印刷
等の周知の印刷方法あるいはコーティングすることによ
って隠ぺい層20を形成する。
次に、第3図に示すように、この隠ぺい層20が形成さ
れたはがき材10をロール状に巻いた積層物を、被覆材
製造装置30の保持ローラ32に装填する。
保持ローラ32に保持されたはがき材10は、その一端
が解きほどかれて、たとえば前記したエチレン−酢酸ビ
ニル共重合樹脂を主剤とする弱い接着力を有する熱接着
性樹脂24aを印刷・塗布するための熱接着性樹脂塗布
装置40に導かれる。
この熱接着性樹脂塗布装置40は、活版印刷、グラビア
印刷、シルクスクリーン印刷など公知の印刷・塗布方法
を利用した印刷・塗布装置である。
この熱接着性樹脂塗布装置40によって、隠ぺい層20
の表面には、弱い接着力を有する熱接着性樹脂24aが
印刷・塗布される。
そして、この熱接着性樹脂24aが印刷・塗布されたは
がき材10は、乾燥機42に導かれ、そこで熱接着性樹
脂24aが乾燥されて第1の熱接着性樹脂層24として
形成される。
次に、第1の熱接着性樹脂層24が形成されたはがき材
10は、強い接着力を有する熱接着性樹脂26aを印刷
・塗布するための熱接着性樹脂塗布装置44に導かれる
。この熱接着性樹脂塗布装置44は、活版印刷、グラビ
ア印刷、シルクスクリーン印刷などの公知の印刷・塗布
方法を利用した印刷・塗布装置である。この熱接着性樹
脂塗布装置44によって、第1の熱接着性樹脂層24の
表面に部分的に、強い接着力を有する熱接着性樹脂26
aが印刷・塗布される。
そして、熱接着性樹脂26aが印刷・塗布されたはがき
材10は、乾燥機46に導かれ、そこで熱接着性樹脂2
6aが乾燥されて第2の熱接着性樹脂層26として形成
される。
このようにして、このはがき材10では第4図に示すよ
うに、基材18部分の一方主面に隠ぺい1i20、第1
の熱接着性樹脂層24および第2の熱接着性樹脂層26
が順次積層された被覆材14が形成される。
そして、この被覆材14が形成されたはがき材10は、
巻取ローラ48でロール状に巻き取られる。
この実施例においては、第1B図および第4図に示すよ
うに、基材18の一方主面に隠ぺい層20が形成され、
隠ぺい層20の表面に第1の熱接着性樹脂N24が形成
されている。
また、被覆材14の上下両端において第1の熱接着性樹
脂層24の表面に、一定幅をもって第2の熱接着性樹脂
層26が形成されている。さらに、この第2の熱接着性
樹脂層26は、被覆材14の左右両端において第1の熱
接着性樹脂層24の表面にスポット状に形成されている
。したがって、被覆材14は、はがき台紙12に、第2
の熱接着性樹脂層26が形成された部分で強く接着され
、第2の熱接着性樹脂層26が形成されていない部分で
弱く接着される。
なお、この基材18として隠ぺい性に優れたものを選択
した場合には、隠ぺい膚20を形成しなくてもよい、こ
の場合、第1の熱接着性樹脂層24は基材18の一方主
面に形成される。
また、基材18の表面には、適宜はがきの性質に適した
印刷を施してもよ(、前記した実施例のように連続した
ものの場合に、たとえば基材18の送りピンチを検知す
るための検知マーク(矢印)を墨色等によって印刷して
もよい。
引き続き、はがき材10は、はがき台紙12部分にこの
被覆材14部分を貼着する被覆材粘着装置に導かれる。
このとき、はがきの表面の一部に形成された銀行預金残
高等の秘密事項をこの被覆材14によって被覆するには
、予めはがき材の適宜な箇所、たとえば表面下欄に適宜
な文字を予め印刷しておく必要性がある。
なお、この被覆材14を、たとえばはがきの下欄に接着
させる場合、はがき材10を順次送り込み、第5図に示
すように、はがき台紙12部分と被覆材14部分との境
界において折り返してはがき台紙12と被覆材14とを
接合する。そして、加圧ローラにてはがき材10の表面
を加圧しながら、はがき台紙12の表面に被覆材14を
貼着すればよい、そして、はがき材10が適当な大きさ
にカッティングされ、この発明のはがきが形成される。
このようにして接着された被覆材14は、第2の熱接着
性樹脂層26が形成された部分においては強く接着され
、第2の熱接着性樹脂層26が形成されなかった部分に
おいては弱く接着される。
したがって、第2A図および第2B図に示すように、第
2の熱接着性樹脂層26が形成されていない部分におい
て、基材18.隠ぺい層20および第1の熱接着性樹脂
層24を切断してはがき台紙12から比較的簡単に引き
剥がすことができる。
この場合、第2の熱接着性樹脂層26がスポット状に形
成された部分でも、基材18.隠ぺい層20および第1
の熱接着性樹脂層24を簡単に引き剥がすことができる
。そして、はがき台紙工2の表面のくじ部13aおよび
秘密事項13bを見ることができる。
第6A図および第6B図は、それぞれ、この発明の他の
実施例を示し、第6A図はその斜視図であり、第6B図
はその断面図である。この実施例では、特に、基材18
.隠ぺい[20および第1の熱接着性樹脂N24の上下
両端に、第2の熱接着性樹脂層26の縁に沿って、たと
えば、ミシン目からなる切目28aおよび28bが形成
されている。これらの切目28a、28bは、たとえば
切歯付きロールいわゆるダイロールを含む切目形成装置
あるいは切歯を有するダイカッタを含む切目形成装置に
よって形成される。
したがって、この実施例では、第7A図および第7B図
に示すように、第2の熱接着性樹脂層26が形成されて
いない部分において、基材18゜隠ぺい層20および第
1の熱接着性樹脂層24を、切目28a、28bで切断
してはがき台紙12から比較的簡単に引き剥がすことが
できる。そして、はがき台紙12の表面のくじ部13a
および秘密事項13bを見ることができる。
第8A図および第8B図は、それぞれ、この発明のさら
に他の実施例を示し、第8A図はその斜視図であり、第
8B図はその断面図である。この実施例では、特に、切
目28bの少し内側において、基材18.隠ぺい層20
および第1の熱接着性樹脂層24には、別の切目28c
が形成されている。この切目28cは、たとえばダイロ
ールで切目28aおよび28bとともに形成される。さ
らに、切目28bおよび28cの間において、基材18
.隠ぺい層20および第1の熱接着性樹脂層24の一端
には、たとえば平面半円形の切欠部29が形成されてい
る。
したがって、この実施例では、被覆材14の上下方向の
中央部分をはがす際、第9A図および第9B図に示すよ
うに、まず、切目28bおよび28c間の幅細部分で基
材18.隠ぺい層20および第1の熱接着性樹脂層24
がはがされる。この場合、切欠部29に指をかければ、
切目28bおよび28c間の幅細部分で基材18.隠ぺ
い層20および第1の熱接着性樹脂層24を簡単にはが
すことができる。そして、被覆材14の上下方向の中央
部分を切目28aで折り曲げるか切目28aで切断すれ
ば、はがき台紙工2の表面のくじ部13aおよび秘密事
項13bを見ることができる。
なお、第8A図および第8B図に示す実施例において、
切欠部29を形成する代わりに、切目28bおよび28
cの間で外側に延びる突片を形成してもよい、このよう
にすれば、その突片をつまむことによって、被覆材14
0幅細部分をさらに簡単にはがすことができる。
上述の各実施例では、いずれも、被覆材14の上下方向
の中央部分がはがせるように構成されているが、たとえ
ば第2の熱接着性樹脂N26を被覆材14の周囲部分に
形成し、さらに、第2の熱接着性樹脂層26の縁にそっ
て基材18.隠ぺい層20および第1の熱接着性樹脂層
24に切目を形成して、被覆材14の中央部分をはがき
台紙12からはがすことができるように構成してもよい
また、上述の各実施例ではいずれもくじ部13aがはが
き台紙12の表面に形成さているが、くじ部13aは、
隠ぺい層20を有する場合には隠ぺい層20の表面およ
びはがき台紙12の表面のいずれの面に形成されてもよ
く、隠ぺい層20を有しない場合には基材18の一方主
面およびはがき台紙12の表面のいずれの面に形成され
てもよい。
さらに、上述の各実施例において、切目は、表面の基材
の周囲に沿って形成されてもよい、このように切目を形
成すれば、被覆材の中央部分のみを引き剥がすことがで
きる。この場合、第10図に示すように、被覆材212
を引き剥がす方向に見て隣り合った切目224の一部が
重なるように、1つの切目224を直線状の切目部分2
24aと円弧状の切目部分224bとで構成すれば、被
覆材212の中央部分を容易に引き剥がすことができる
。なお、このように貼着材の中央部分を容易に引きal
かすごとができるようにするためには、たとえば第11
図に示すように被覆材312を引き剥がす方向に見て隣
りあった切目324の一部が重なるように、基材314
を斜めに形成してもよい。
第10図および第11図に示すはがきでは、矢印で示す
方向に被覆材を引っ張ると、図中において1点鎖線の矢
印でその方向を示すように、隣り合う切目間の被覆材が
破れて、切目で囲まれた部分の被覆材が引き剥がされる
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図は、この発明の一実施例である
はがきを示し、第1A図はその斜視図であり、第1B図
はその断面図である。 第2A図および第2B図は、前記実施例の被覆材を切断
してはがき台紙より引き剥がした状態を示す図であり、
第2A図はその斜視図であり、第2B図はその断面図で
ある。 第3図は第1A図および第1B図に示すはがきの製造方
法の一例を示す図解図である。 第4図は、連続したはがき材の斜視図である。 第5図は、連続したはがき材の被覆材を折り返してはが
き台紙に貼り付けた状態を示す図解図である。 第6A図および第6B図は、それぞれ、この発明の他の
実施例を示し、第6A図はその斜視図であり、第6B図
はその断面図である。 第7A図および第7B図は、それぞれ第6A図および第
6B図に示すはがきの被覆材をはがした状態を示し、第
7A図はその斜視図であり、第7B図はその断面図であ
る。 第8A図および第8B図は、それぞれ、この発明のさら
に他の実施例を示し、第8A図はその斜視図であり、第
8B図はその断面図である。 第9A図および第9B図は、それぞれ、第8A図および
第8B図に示すはがきの被覆材の幅細部分を剥がした状
態を示し、第9A図はその斜視図であり、第9B図はそ
の断面図である。 第1O図は、この発明の別の実施例を示す平面図である
。 第11図は、第10図に示すはがきの変形例を示す平面
図である。 図において、10ははがき材、12ははがき台紙、13
aはくじ部、13bは秘密事項、14は被覆材、18は
基材、20は隠ぺい層、24は第1の熱接着性樹脂層、
26は第2の熱接着性樹脂層、30は被覆材製造装置、
32は保持ローラ、40および44は熱接着性樹脂塗布
装置、42および4Gは乾燥機、48は巻取ローラを示
す。 特許出願人 大松化学工業株式会社 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 第1A図 第1B図 第2A図 第2B図 第 図 1゜ 第6A図 第6B図 第8A図 第8B図 n 第7A図 第7B図 第9A図 味 味 ぐ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 はがき台紙と、 前記はがき台紙と一体的に形成され、折り返して前記は
    がき台紙に貼着され、少なくともその一部分を被覆する
    被覆材とを含み、 前記被覆材は 隠ぺい性を有する基材、 前記基材の一方主面に形成され弱い接着力を有する第1
    の熱接着性樹脂層、および 前記第1の熱接着性樹脂層の表面の一部に形成され強い
    接着力を有する第2の熱接着性樹脂層を含み、 前記被覆材は前記第1の熱接着性樹脂層および前記第2
    の熱接着性樹脂層によって前記はがき台紙の表面に貼着
    された、はがき。 2 はがき台紙と、前記はがき台紙と一体的に形成され
    折り返して前記はがき台紙の少なくとも一部分に被さる
    基材とを含むはがき材を準備する工程、 次の(A)および(B)の各工程によって被覆材を製造
    する工程、 (A)前記基材の一方主面に弱い接着力を有する第1の
    熱接着性樹脂層を形成する工程、 (B)前記第1の熱接着性樹脂層の表面の一部に強い接
    着力を有する第2の熱接着性樹脂層を形成する工程、お
    よび 前記はがき材の前記基材を折り返して、前記はがき台紙
    の少なくとも表面の一部に前記第1の熱接着性樹脂層お
    よび前記第2の熱接着性樹脂層によって前記被覆材を貼
    着する工程を含む、特許請求の範囲第1項記載のはがき
    を製造するためのはがきの製造方法。 3 はがき台紙と、 前記はがき台紙と一体的に形成され、折り返して前記は
    がき台紙に貼着され、少なくともその一部分を被覆する
    被覆材とを含み、 前記被覆材は 基材、 前記基材の一方主面に形成され隠ぺい性を有する隠ぺい
    層、 前記隠ぺい層の表面に形成され弱い接着力を有する第1
    の熱接着性樹脂層、および 前記第1の熱接着性樹脂層の表面の一部に形成され強い
    接着力を有する第2の熱接着性樹脂層を含み、 前記被覆材は前記第1の熱接着性樹脂層および前記第2
    の熱接着性樹脂層によって前記はがき台紙の表面に貼着
    された、はがき。 4 はがき台紙と、前記はがき台紙と一体的に形成され
    折り返して前記はがき台紙の少なくとも一部分に被さる
    基材とを含むはがき材を準備する工程、 次の(A)ないし(C)の各工程によって被覆材を製造
    する工程、 (A)前記基材の一方主面に隠ぺい性を有する隠ぺい層
    を形成する工程、 (B)前記隠ぺい層の表面に弱い接着力を有する第1の
    熱接着性樹脂層を形成する工程、 (C)前記第1の熱接着性樹脂層の表面の一部に強い接
    着力を有する第2の熱接着性樹脂層を形成する工程、お
    よび 前記はがき材の前記基材を折り返して、前記はがき台紙
    の少なくとも表面の一部に前記第1の熱接着性樹脂層お
    よび前記第2の熱接着性樹脂層によって前記被覆材を貼
    着する工程を含む、特許請求の範囲第3項記載のはがき
    を製造するためのはがきの製造方法。
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