JPH0279080A - 貼着材 - Google Patents

貼着材

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JPH0279080A
JPH0279080A JP23131088A JP23131088A JPH0279080A JP H0279080 A JPH0279080 A JP H0279080A JP 23131088 A JP23131088 A JP 23131088A JP 23131088 A JP23131088 A JP 23131088A JP H0279080 A JPH0279080 A JP H0279080A
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layer
adhesive
cutting
cut
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JP23131088A
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English (en)
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Noboru Matsuguchi
松口 昇
Tadashi Matsuguchi
松口 正
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Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
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Priority to LU87585A priority patent/LU87585A1/fr
Priority to FR8912033A priority patent/FR2636270A1/fr
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、その一部が切り取ることができるように形
成された貼着材に関し、特に、たとえばミシン目により
囲繞された切り取り部を剥離して、その下面にある情報
等を見ることができるように構成された貼着材に関する
(従来技術) 従来より鋏やナイフなどの切断具を用いずに、紙、フィ
ルム等の枚葉基材を切断する方法として、予め、切断さ
れている部分と切断されていない部分とを交互に設け、
かつ切断されている部分と切断されていない部分は同一
の直線上にあるいわゆるミシン目を形成し、そのミシン
目に沿って手で切断するという方法が用いられている。
一方、近年、銀行の預金残高等の通知などのように秘密
事項を記載した郵便物が増加しているが、秘密事項の記
載欄を郵送中は隠し、正規の受は取り人が受は取った後
、比較的簡単にその内容を見ることができるように形成
されたはがきが、例えば実公昭54−3789号にみら
れるように開発されている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、従来の同一の直線上にあるミシン目によって
、たとえば円弧状や矩形状に切断する場合には、予めそ
の枚葉基材をその切断箇所にあたるミシン目部分におい
て折り曲げて、当該ミシン目によって切れやすくしたり
、あるいは切断方向をたびたび変更しながら所定の形状
に切断しなければならないなどの複雑な作業が必要とな
り、切断に相当な手間がかかる。
また、実公昭51−3789号公報にみられるように、
一部分、たとえば枠内の部分を部分的に剥離することが
できるように形成された積層物は、紙の表面全面にわた
って、乾燥糊を塗布し・て接着面を形成し、部分的に、
たとえば枠内部分のみが剥離することが可能なように、
もう一方の基材にたとえばシリコン加工等の剥離加工処
理を施すことにより、積層構造の一方の積層物を部分的
に剥離可能とする必要性がある。したがって、それらの
製造時においては、一方の積層物に乾燥糊の塗布工程が
必要となり、また他方の積層物にシリコン加工等のよう
な剥離処理工程が必要となるために、必然的に積層物の
構造の複雑化を招き、製造工程が多くなるために製造コ
ストの増加を招く。
それゆえに、この発明の主たる目的は、比較的簡単に最
適な位置に貼ることが可能であり、しかも、被貼着材側
に剥離処理工程等の処理が不要であり、一方向に切断す
る部位を引っ張るのみで、たとえば円弧状や矩形状に切
断することができる、貼着材を提供することである。
(課題を解決するための手段) この発明は、シート基材と、シート基材の一方主面に形
成され隠ぺい性を有する隠ぺい層と、隠ぺい層の表面に
形成される剥離剤層と、剥離剤層の表面に形成される透
明基材と、透明基材の表面に形成される第1の接着剤層
とを含み、剥離剤層部において、線状のミシン目が、基
材の一方主面より他方主面に至るように適宜な間隔をお
いて連続して刻設され、ミシン目により基材の一部が切
り取り得るように切り取り部が形成され、切り取り部を
切り取る方向と略平行な直線状の切り取り線が、隣接す
るミシン目間において、それぞれのミシン目の近接する
端部間を横切るように形成された、貼着材である。
(作用) シート基材は剥離剤層から剥がされるため、剥離剤層、
透明基材および第1の接着剤層を通して、被貼着材の表
面の表示事項が見える。
そして、基材は、切り取り部を切り取る方向と平行な直
線状の切り取り線が前記隣接するミシン目間においてそ
れぞれのミシン目の近接する端部間を横切るように形成
されたミシン目によって、切り取り部を切り取る方向と
平行な直線状の切り取り線において、切断される。
(発明の効果) この発明によれば、たとえば被貼着材に剥離処理などを
必要とせず、貼着性の各部位の構造の変更のみ、すなわ
ち、接着力の相違により貼着材が部分的に引き剥がすこ
とができるように構成できるので、製造コストの低廉化
を図ることが可能となる。
しかも、線状のミシン目が基材の一方主面より他方主面
に至るように刻設され、且つ切り取り部を切り取る方向
と平行な直線状の切り取り線が、前記隣接するミシン目
間においてそれぞれのミシン目の近接する端部間を横切
るように形成されているので、切り取り部を切り取る場
合には、1つの切り取る方向に切り取り部を引けば、た
とえば円弧状や矩形状の切り取り部であっても極めて容
易に切り取ることができ1.そのために、切り取り方向
を他方向に変えることなく切り取ることができ、切り取
りに際し煩わしい手間が省ける。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1A図および第1B図は、それぞれ、この発明の一実
施例である貼着材が貼着されたはがきを示し、第1A図
はその表面図であり、第1B図はその分解断面図である
このはがき1は、たとえば紙などのシート状のものから
なるはがき台紙5を含み、はがき台紙5の表面には、表
示事項としてのたとえば銀行預金の残高などの秘密事項
記載欄6およびたとえば当たり、はずれなどのくじ部7
が、形成される。この秘密事項記載欄6およびくじ部7
は、はがき台紙5の表面に、たとえば印刷することによ
って形成される。なお、この秘密事項記載欄6およびく
じ部7は、たとえば手書きによって形成されてもよい。
さらに、はがき台紙5の表面には、貼着材10が貼着さ
れる。
この貼着材IOは、たとえば紙1合成樹脂からなる矩形
状のシート基材12を含む。
このシート基材12の一方主面には、たとえば感圧性接
着剤などの接着剤からなる第2の接着剤層14によって
、たとえばアルミ箔や色紙などのように隠ぺい性を有す
るシートからなる隠ぺい層16が接着される。
さらに、隠ぺい層16の表面には、たとえばシリコンな
どの剥離剤を塗布することによって、剥離剤層18が形
成される。
剥離剤層18の表面には、シート状の透明基材20が形
成される。この透明基材20は、たとえばポリプロピレ
ン、ポリエチレンなどのように透明な合成樹脂を剥離剤
層18の表面に塗布することによって形成される。
さらに、透明基材20の表面には、第1の接着剤層22
が形成される。この第1の接着剤層22は、透明基材2
0の表面にたとえば感圧型接着剤などの接着剤を塗布す
ることによって形成される。
そして、シート基材12の外周縁より内側において所定
幅の帯状枠型に、シート基材12が透明基材20に第2
の接着剤層14によって貼着されている。
さらに、隠ぺい層16および剥離剤層18の周囲にそっ
て、第1A図および第1B図に示すように、シート基材
12の周縁より内側において所定幅をもった帯状枠型に
剥離剤層18が形成されていない部分が存在する。
前記剥離剤層18のやや内側には、シート基材12の一
方主面より他方主面にわたって、切り取り用ミシン目2
4が形成されている。そして、この切り取り用ミシン目
24により、シート基材12の一部、この実施例におい
ては剥離剤層18のやや内側部分において、略方形状の
切り取り部26が形成されている。
すなわち、切り取り用ミシン目24によって囲繞された
部分が、切り取り部26を構成している。
この切り取り部26は、その4隅のうちの1つから対向
する角に向けて、対角線上に切り取り方向28が形成さ
れている。
切り取り用ミシン目24は、直線状の切目部分24aと
円弧状の切目部分24bによって構成されている。そし
て、直線状の切目部分24aは、切り取り部26の内周
縁に沿って、適宜な間隔をおいて連続して直線上に並列
して形成され、その直線状の切目部分24aの端部より
切り取り部26のやや外側に向けて、あるいはやや内側
に向けて円弧状の切目部分24bが形成されている。す
なわち、切り取り部26の切り取り初めの角部26aに
近い切り取り部26の両辺においては、円弧状の切目部
分24bが内側を向き、対向する両辺においては、円弧
状の切目部分24bが外側を向いている。
そして、直線状の切目部分24aと接続されていない円
弧状の切目部分24bの端部と、円弧状の切目部分24
bが形成されていない直線状の切目部分24aの端部と
の結ばれる方向は、前記切り取り方向28と略同一方向
に形成されている。
すなわち、前記切り取り部26を切り取る切り取り方向
28と平行な直線状の切り取り線28aが、前記隣接す
る切り取り用ミシン目24間において、それぞれの切り
取り用ミシン目24の直線状の切目部分24aの端部と
円弧状の切目部分24bの端部とを横切るように形成さ
れている。
そして、この切り取り用貼着材10は、第1A図および
第1B図に示すように、はがき大に形成されたはがき台
紙5の適宜な箇所、たとえば預金残高の通知等のはがき
であればその金額欄等の秘密事項記載4r#116の表
面に、前記第1の接着剤層22の接着力により接着され
ている。
そして、切り取り部26は、切り取り初めの角部26a
を摘み、切り取り方向28に向けて引っ張ることにより
、方形状の切り取り部26がシート基材12より切り取
られるとともに、はがき台紙5より剥離されて、はがき
台紙5の表面に形成された、たとえば秘密事項記載@6
を判読できるように形成されている。
一方、シート基材12の他方主面には、たとえば「はが
して下さい」などの文字の印刷層29が形成されている
。なお、この印刷層29は形成されなくてもよい。
そして、この貼着材10は、第1の接着剤層22によっ
て、はがき台紙5の秘密事項記載欄6およびくし部7を
含む表面に貼着される。
次に、第2A図ないし第2C図などを参照して、このは
がき1の製造工程の一例について説明する。
貼着材10のシート基材12となるべき帯状の基材12
′が、第2A図に示すように、保持り−ル50にロール
状に保持される。この基材12’は、その一端が保持リ
ール50からときほどかれて印刷塗布装置52に導かれ
る。そして、基材12′の一方主面には、印刷塗布装置
52によって、第2の接着剤層14となるべき感圧型接
着剤14′が印刷塗布される。なお、この印刷塗布装置
52としては、たとえば、グラビアロールコータ。
リバースロールコータなどの塗布装置やグラビア印刷機
、スクリーン印刷機などの公知の印刷装置が用いられる
さらに、感圧型接着剤14′が塗布された基材12′は
、乾燥機54に導かれ、そこで感圧型接着剤14’が乾
燥され第2の接着剤層14として形成される。
そして、第2の接着剤層14の表面には、積層装置56
によって、たとえばアルミ箔や色紙などのように隠ぺい
性を有するシートからなる隠ぺい層16が積層され、そ
れによって、基材12′の一方主面に隠ぺい層16が接
着される。すなわち、積層装置56は保持リール58a
を含み、この保持リール58aには帯状の隠ぺい層16
がロール状に保持されている。そして、この隠ぺい層1
6は、その一端がときほどかれて2つのローラ58bお
よび58c間に導かれ、そこで第2の接着剤層14の表
面に積層接着される。
なお、基材12′の一方主面に隠ぺい層16を接着する
ためには、第2の接着剤層14で剥離台紙に仮着された
隠ぺい性を有するシートからなる帯状の隠ぺい層16を
、その第2の接着剤層14とともに剥離台紙から剥離し
ながら基材12’の一方主面に積層してもよい。
それから、隠ぺい層16の表面には、印刷塗布装置60
によって、たとえばシリコンなどの剥離剤18′が印刷
塗布される。そして、その剥離剤18′は、乾燥機62
で乾燥され剥離剤層18として形成される。
さらに、剥離剤層18の表面には、印刷塗布装置64に
よって、たとえばポリプロピレン、ポリエチレンなどの
透明な合成樹脂20′が印刷塗布される。そして、この
合成樹脂20′は、乾燥機66で乾燥され透明基材20
として形成される。
それから、基材12′、第2の接着剤層14゜隠ぺい層
16.剥離剤層18および透明基材20の積層物28は
、巻取り−ル68にロール状に巻き取られる。
一方、第2B図に示すように、帯状の剥離台紙27が、
保持リール70にロール状に保持される。
この剥離台紙27は、その一端が保持リール70からと
きほどかれて、印刷塗布装置72に導かれる。
印刷塗布装置72は、剥離台紙27の表面に感圧型接着
剤を印刷塗布するためのものであり、2つのローラ72
aおよび72bを含む。ローラ72aは、その下部がパ
ン72cにためた感圧型接着剤22aに浸漬されている
。したがって、ローラ72aおよび72bを回転するこ
とによって、それらの間に導かれた剥離台紙の表面に感
圧型接着剤22aが印刷塗布される。
そして、感圧型接着剤22aが印刷塗布された剥離台紙
27は、たとえばヒータを含む乾燥機74に導かれる。
乾燥機74では、剥離台紙27に印刷塗布された感圧型
接着剤22aが、乾燥されて第1の接着剤層22として
形成される。
このように第1の接着剤[22が形成された剥離台紙2
7は、積層装置76に導かれる。
一方、前記積層物28が、別の保持ローラ78にロール
状に保持される。そして、積層物28は、その一端が保
持ローラ78からときほどかれて積層装置7Gに導かれ
る。
積層装置76は、2つのローラ76aおよび76bを含
み、これらのローラ76aおよび76b間には、第1の
接着剤層22が積層物28の透明基材20に積層される
ように、剥離台紙27および第1の接着剤層22と積層
物28とが導かれる。
そして、これらのローラ76aおよび76bを回転する
ことによって、剥離台紙27および第1の接着剤層22
と積層物28とが積層され、積層体30として形成され
る。
この積層体30は、巻取り−ル78によってロール状に
巻き取られ保持される。
次に、この積層体30は、第2C図に示すように、保持
リール80にロール状に保持される。そして、積層体3
0は、その一端が保持リール80からときほどかれて印
刷装置82に導かれる。印刷装置82では、積層体30
の基材12′の他方主面に、たとえば「はがして下さい
」などの文字の印刷層29が形成される。
このようにして印刷層29が形成された積層体30は、
切り取り用ミシン目24および積層体30を所定の貼着
材10の形状に型抜きするための切目形成型抜機84に
導かれる。切目形成型抜機84は、切歯付きロールいわ
ゆるダイロール84aを含み、このダイロール84aに
よって、基材12′、第2の接着剤層14.隠ぺい層1
6.剥離剤層18.透明基材20および第1の接着剤層
22に、貼着材10の輪郭と同じ形状の型抜き用切目が
入れられるとともに切り取り用ミシン目24が形成され
る。なお、切目形成型抜機84としては、切歯を有する
いわゆるダイカッタを含むものを用いてもよく、また、
切り取り用ミシン目24を形成する切目形成機と所定形
状の貼着材10に打ち抜く型抜機とを別個独立して設け
てもよい。
切り取り用ミシン目24および型抜き用切目がいれられ
た積層体30は、ローラ86aおよび86bで必要部分
(貼着材10)と不要部分とに分けられ、貼着材lOは
剥離台紙27に貼着されたまま巻取ローラ88でロール
状に巻き取られ、不要部分はかす取りリール90でロー
ル状に巻き取られる。
このようにして形成された貼着材10は、特に第3図に
示すように、その表面に剥離剤層が形成された帯状の剥
離台紙27の表面に、その長平方向に間隔を隔てて剥離
可能に貼着されている。
なお、上述の切目形成型抜機84.ローラ86a、86
b、巻取リール88およびかす取りリール90の代わり
に打抜機を設けて、この打抜機で積層体30を打抜いて
貼着材10をつくってもよい。
そして、この貼着材10は、剥離台紙27から剥離され
、第1の接着剤層22の接着力により、第1A図および
第1B図に示すように、はがき台紙5の秘密事項記載欄
6およびくじ部7を含む表面に貼着され、はがきlが作
られる。
このはがきlでは、はがき台紙5の表面の秘密事項記載
欄6およびくじ部7が、貼着材1oの隠ぺい層16で隠
される。
そして、このはがき1では、第4A図および第4B図に
示すように、貼着材10のシート基材12をはがせば、
シート基材12とともに第2の接着剤層14および隠ぺ
い層16がはがれ、剥離剤層18.透明基材20および
第1の接着剤[22が、はがき台紙5の表面に貼着され
たまま残る。
この状態では、はがき台紙5の表面の秘密事項記載欄6
およびくじ部7を、貼着材10の剥離剤層18、透明基
材20および第1の接着剤層22を通して見ることがで
きる。
したがって、この実施例では、その場でくじ部7の内容
を見ることができ、しかも、はがき台紙5の表面を処理
することなく、はがき台紙5の表面に形成された秘密事
項記載欄6を好適にかつ一時的に隠すことができる。
第5図は第1A図および第1B図に示す実施例の変形例
を示す断面図である。この実施例では、特に、貼着材1
0の隠ぺい層16の表面に、たとえばチタンホワイトを
含む白色インクを印刷塗布することによって、剥離剤層
18から剥離しやすいインク層17が形成されていて、
このインク層17の表面に剥離剤層18が形成されてい
る。
したがって、この実施例では、はがき台紙5の表面の秘
密事項記載欄6および(し部7が、貼着材10の隠ぺい
層16とインク層17とで隠される。さらに、この実施
例では、シートi材12を第2の接着剤層14.隠ぺい
Jili16およびインク層17とともに剥離剤層18
からはがすことができる。
また、この実施例のように隠ぺい層16の表面にインク
層17を形成すれば、隠ぺい層16の材料として隠ぺい
性の弱い材料を用いることができる。
なお、剥離剤層18の材料の剥離性が比較的強ければ、
第1A図および第1B図に示す実施例のように、インク
層17は形成されなくてもよい。
第6図および第7図は、別の実施例である貼着材が貼着
されたはがきを示す図であり、第6図はその表面図で、
第7図はその断面図である。
この貼着材10は、たとえば銀色のインクなどのように
隠ぺい性を有するインクで隠ぺい層16が形成されてい
る。すなわち、この実施例では、シート基材12の一方
主面の幅方向の中央部分に、第2の接着剤層14を形成
せずに隠ぺい性を有するインクを印刷塗布することによ
って、隠ぺい層16が形成される。そして、剥離剤層■
8は、シート基材12の外周縁より適宜間隔をおいた内
側に形成され、帯状枠型に該剥離剤層18が形成されな
い部分を残存して、シート基材12の中央部に切り取り
部100が形成される。透明基材20は、シート基材1
2の露出した一方主面および剥離剤層1日の表面に形成
される。
この実施例でも、はがき台紙5の秘密事項6およびくじ
部7が隠ぺい層16で隠される。そして、この実施例で
は、シート基材12の幅方向の中央部分を隠ぺい層16
とともに剥離剤層18からはがすことができる。
そして、この切り取り部100の周縁、すなわち剥離剤
N18の外周縁よりやや内側において、切り取り用ミシ
ン目102が形成されている。
この切り取り用ミシン目102は、切り取り部100の
外周縁を結ぶ線と斜めに交差する直線状の切目102a
が、切り取り部100の外周縁を構成する略直線部に沿
って、所定間隔をおいて連続して形成されてなる。
そして、この実施例においては、切り取り部100を切
り取る切り取り方向104、すなわち切り取り部100
の切り取り初めの角部より対向する他方の角部に向かっ
て対角線状に形成される切り取り方向104に、平行に
切目102a間が切り取られるように形成されている。
すなわち、前記切り取り部100を切り取る切り取り方
向104と平行な直線状の切り取り線104aが、前記
隣接する切り取り用ミシン目102において、それぞれ
の切り取り用ミシン目102を形成する切目102aの
先端部と隣接する切目102aの後端部とを横切るよう
に切り取り用ミシン目102が形成されている。
前記実施例によれば、その場でくじ部の内容を知ること
ができ、しかも、はがき台紙の表面に加工を施すことな
く、はがき台紙の表面のたとえば表示事項を好適にかつ
一時的に隠すことができる、はがきが得られる。
なお、シート基材12の例としては前記実施例の他、合
成紙2セロハン、ポリエチレン、ポリエステル等のフィ
ルムまたはアルミホイル等が挙げられる。
また、シート基材12としては、前記実施例においては
ロール状に巻かれた連続紙を選択したが、各貼着片に分
離されたいわゆる枚葉型の基材を選択してもよい。
また、このシート基材12としてアルミホイル等のよう
に隠ぺい性に優れたものを選択した場合には、前記実施
例のように、隠ぺい層16を形成しなくてもよい。
また、シート基材12の表面には、適宜はがきの性質に
適した印刷を施してもよく、前記した実施例のように連
続したものの場合に、たとえばシート基材12の送りピ
ッチを検知するための検知マークとして、切り取る方向
を示す矢印を墨色等によって印刷してもよい。
また、切り取り用ミシン目は、前記実施例に限定される
ことはなく、例えば全体的に円弧状に形成し、切り取り
部を円形に形成してもよく、切り取り用ミシン目を形成
する切目の形状も適宜変更してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図は、それぞれ、この発明の一実
施例である貼着材が貼着されたはがきを示し、第1A図
はその表面図であり、第1B図はその分解断面図である
。 第2A図ないし第2C図は、それぞれ、第1A図および
第1B図に示す貼着材の製造工程の一例を示す図解図で
ある。 第3図は、第2A図ないし第2C図に示す工程によって
製造された貼着材の斜視図である。 第4A図および第4B図は、第1A図および第1B図に
示す実施例におけるシート基材をはがした状態を示す図
であり、第4A図はその斜視図であり、第4B図はその
断面図である。 第5図は第1A図および第1B図に示す実施例の変形例
を示す断面図である。 第6図および第7図は、それぞれ、この発明の他の実施
例を示し、第6図はその表面図であり、第7図はその断
面図である。 図において、■ははがき、5はばがき台紙、6は秘密事
項記載欄、7はくじ部、10は貼着材、12はシート基
材、16は隠ぺい層、18は剥離剤層、20は透明基材
、22は第1の接着剤層、24.102は切り取り用ミ
シン目、24aは直線状の切目部分、24bは円弧状の
切目部分、102aは切目、26,100は切り取り部
、28゜104は切り取り方向、28a、104aは切
り取り線を示す。 特許出願人 大松化学工業株式会社 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 第1A図 第1B図 第2B図 /1)         り $7図 76        ′S

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 シート基材と、 前記シート基材の一方主面に形成され隠ぺい性を有する
    隠ぺい層と、 前記隠ぺい層の表面に形成される剥離剤層と、前記剥離
    剤層の表面に形成される透明基材、および 前記透明基材の表面に形成される第1の接着剤層とを含
    み、 前記剥離剤層部において、線状のミシン目が、前記基材
    の一方主面より他方主面に至るように適宜な間隔をおい
    て連続して刻設され、 前記ミシン目により基材の一部が切り取り得るように切
    り取り部が形成され、 前記切り取り部を切り取る方向と略平行な直線状の切り
    取り線が、前記隣接するミシン目間において、それぞれ
    のミシン目の近接する端部間を横切るように形成された
    、貼着材。
JP23131088A 1988-09-14 1988-09-14 貼着材 Pending JPH0279080A (ja)

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GB8920170A GB2224465A (en) 1988-09-14 1989-09-06 Security document
KR1019890013297A KR900004526A (ko) 1988-09-14 1989-09-12 접착재 및 그를 이용한 엽서
DE3930477A DE3930477A1 (de) 1988-09-14 1989-09-12 Klebematerial und dieses verwendende postkarte
NL8902285A NL8902285A (nl) 1988-09-14 1989-09-13 Kleefmateriaalelement en briefkaart, waarin van dit element gebruik wordt gemaakt.
LU87585A LU87585A1 (fr) 1988-09-14 1989-09-13 Matiere a coller et carte postale l'utilisant
FR8912033A FR2636270A1 (fr) 1988-09-14 1989-09-14 Materiau adhesif et carte postale utilisant ce materiau
AU41402/89A AU4140289A (en) 1988-09-14 1989-09-14 Sticking material and postcard using the same

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5103976A (en) * 1990-09-25 1992-04-14 R. H. Murphy Company, Inc. Tray for integrated circuits with supporting ribs
JPH0564876U (ja) * 1992-01-31 1993-08-27 トッパン・ムーア株式会社 ラベル用紙

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