JPH01294095A - くじ付きはがきおよびその製法 - Google Patents

くじ付きはがきおよびその製法

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JPH01294095A
JPH01294095A JP12558588A JP12558588A JPH01294095A JP H01294095 A JPH01294095 A JP H01294095A JP 12558588 A JP12558588 A JP 12558588A JP 12558588 A JP12558588 A JP 12558588A JP H01294095 A JPH01294095 A JP H01294095A
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postcard
covering material
mount
resin layer
continuous
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JP12558588A
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English (en)
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Noboru Matsuguchi
松口 昇
Tadashi Matsuguchi
松口 正
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Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、くじ部分を見ることができないように被覆
されたくじ付きはがきおよびその製法に関し、主として
、くじ部分を郵送中においては隠し、正規の受は取り人
が受は取った後、そのくじ部分を適宜見ることができる
、くじ付きはがきおよびその製法に関する。
(従来技術) 現在、お年玉付き年賀はがきのように、番号をその表面
に付しておき、抽選で当たり番号を決定するものがある
一方、近年、銀行の預金残高等の通知などのように秘密
事項を記載した郵便物が増加しているが、秘密事項の記
載欄を郵送中は隠し、正規の受は取り人が受は取った後
、比較的簡単にその内容を見ることができるように形成
されたはがきが開発されている。
従来のはがき単片の表面に被覆材が接着されたものとし
ては、被覆材の裏面に形成された感圧型接着剤層面をは
がき大の単片上に加圧して接着したものがあった。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、はがきの表面に番号を付したものは、抽選が
必要であるために、受は取ったその場で、たとえばあた
り、はずれはわからない。
また、前記したように部分的に剥離することができるよ
うにするために、感圧型接着剤層がその裏面に形成され
た被覆材をはがき単片の一部分に貼ったものでは、製造
時において、被覆材の感圧型接着剤層がわずかな接触に
てはがき単片の表面に貼られる。そのために、はがき単
片の最適な位置に、被覆材のたとえば先端部分が位置し
ない場合においても、初期的な接着がなされ、正確な位
置に貼り付けられないといういわゆる貼りミスが起こる
確率が高い。しかも、従来の感圧型接着剤層が形成され
る被覆材の場合には、はがき単片の表面より被覆材を剥
離可能とするためには、はがき単片の表面に、たとえば
シリコン加工等のような剥離処理工程が必要となるため
に、勢い製造コストの上昇につながる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、被覆材を最適な
位置に貼ることが可能であり、しかも、はがき台紙側に
剥離処理工程等の処理が不要となり、郵送中はくじ部が
隠され、正規の受は取り人において受は取った後比較的
簡単に被覆材を引き剥がし、くじ部の内容を見ることが
できる、くじ付きはがき、およびそのくじ付きはがきの
製造方法を従供することである。
(問題点を解決するための手段) この発明のうち第1の発明は、はがき台紙が切り離し可
能に連続して形成されたはがき連続紙と、はがき台紙に
貼着され、少なくともその一部分を被覆する被覆材とを
含み、少なくとも、被覆材のはがき台紙に貼着される面
、あるいははがき台紙の被覆材に被覆された面のいずれ
かにくじ部が形成され、被覆材は、基材主面に熱接着性
樹脂層が形成され、熱接着性樹脂層の主面に、部分的に
熱接着性樹脂層の接着力を低下させて弱くはがき台紙に
接着させる接着阻害層が形成され、被覆材は、熱接着性
樹脂層を溶融してはがき台紙に貼着された、くじ付きは
がきである。
この発明のうち第2の発明は、はがき台紙が切り離し可
能に連続して形成されたはがき連続紙を(焦偏する工程
と、基材主面に、熱接着性樹脂層を形成し、熱接着性樹
脂層の主面に、部分的に熱接着性樹脂層の接着力を低下
させて弱くはがき台紙に接着させる接着阻害層を形成し
て、被覆材を準備する工程と、少なくとも被覆材のはが
き台紙に貼着される面、あるいははがき台紙の被覆材に
被覆される面のいずれかに、くじ部を形成する工程と、
被覆材の熱接着性樹脂層側とはがき台紙とを接合し、熱
接着性樹脂層を加熱加圧して被覆材をはがき台紙に貼着
する工程とを含む、くじ付きはがきの製法である。
(作用) この発明によれば、はがき台紙への被覆材の接着面は、
熱接着性樹脂層がそのまま露出する部分と前記熱接着性
樹脂層の接着力を低下させて弱くはがき台紙に接着され
る接着阻害層が形成された部分とに区画されているので
、熱接着性樹脂層を加熱溶融してはがき台紙に接着した
ときに、被覆材は、熱接着性樹脂層が露出した部分にお
いては、強くはがき台紙に接着され、接着阻害層が形成
された部分においては、はがき台紙に弱く接着される。
(発明の効果) この発明によれば、被覆材の裏面に形成された熱接着性
樹脂層を加熱により溶融させることによって、はがき連
続紙のはがき台紙主面に接着するように構成されている
ので、はがき連続紙のはがき台紙上の最適な位置に被覆
材が重ね合わされたことを確認したときに初めて加熱す
れば、被覆材がはがき連続紙の表面の最適な位置に正確
に接着される。
しかも、はがき連続紙の表面には、たとえば剥離処理な
どを必要とせず、熱接着性樹脂層の各部位の構造の変更
のみ、すなわち、接着力の相違により被覆材が部分的に
引き剥がすことができるように構成できるので、たとえ
ば特別な剥離処理工程を別途必要とすることなく、製造
コストの低廉化を図ることが可能となる。
しかも、はがき台紙への被覆材の接着面は、基材の主面
に形成された熱接着性樹脂層が露呈した部分と、前記熱
接着性樹脂層の接着力を低下させて弱くはがき台紙に貼
着される接着阻害層が形成された部分とに区画されてい
るので、被覆材を加熱してはがき台紙に接着したときに
、熱接着性樹脂層の露出した部分においては、はがき台
紙に完全に接着され、接着阻害層が形成された部分にお
いては、はがき台紙により弱く接着される。
したがって、接着阻害層が形成された部分においては、
はがき台紙より比較的簡単に被覆材を引き剥がすことが
でき、はがき台紙あるいは被覆材の主面に形成されたく
し部を見ることができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図は、この発明にかかるくし付きはがきを示す表面
図である。
第2図は、前記実施例の裏面図である。
このくじ付きはがき連続紙10は、官製はがき大に形成
されたはがき台紙12とこのはがき台紙12の一部に貼
着された被覆材14とを含む。
この連続紙10は、第6図で示すように、官製はがき大
に形成されたはがき台紙12に分離可能に形成されてな
るはがき連続原紙10aを含む。
すなわち、各はがき台紙12の境界線上には適宜にミシ
ン目が形成されてはがきを構成するように形成され、そ
のはがき連続原紙10aの両端には、適宜な間隔をおい
てスプロケット孔16が連続して形成されている。
この発明において、はがき連続原紙10aには、典型的
な紙は勿論、合成紙、その他合成樹脂製シート等の薄状
材が含まれる。
次に、このはがき台紙12の表面に、特にたとえば金融
や保険の案内などのように秘密事項が記載された部分に
貼着される、被覆材14について、主として第2図およ
び第3B図に基づいて説明する。
この被覆材14は、基材18を含み、この基材18は、
たとえば紙、合成樹脂フィルムなどの比較的柔軟で鋏な
どで切断することが可能な素材をもって形成され、この
基材18の一方主面には隠ぺい層20が形成されている
隠ぺい層20は、たとえば銀インク等でベタの恨刷り印
刷をすることによって形成され、またはアルミホイル等
の隠ぺい力を有するフィルム材を接着剤等により積層す
ることによって形成される。
隠ぺい層20の表面には、たとえば当たり、はずれ等の
文字を記載してなるくじ部22が形成されている。
さらに隠ぺい層20の表面には、たとえば熱接着性樹脂
を、加熱しながら押し出しコーティングし、あるいは溶
剤に溶解させまたは水に分散させてグラビアまたはシル
クスクリーン等の印刷をすることによって熱接着性樹脂
層24が形成されている。
この熱接着性樹脂層24は、たとえば100℃ないし2
00℃の温度で溶融し、はがき連続原紙10aのはがき
台紙12に完全に接着されることができるように形成さ
れている。
この熱接着性樹脂層24主面には、部分的にこの熱接着
性樹脂層24の接着力を低下させ、弱くはがき台紙12
に接着させる接着阻害層26が部分的に形成されている
この接着阻害層26は、たとえば前記熱接着性樹脂1’
124を加熱して溶かしたときに、接着性を持たない樹
脂あるいは前記熱接着性樹脂層24を形成する熱接着性
樹脂として選択した樹脂よりも高い温度でのみ接着性を
有する樹脂を適宜選択し印刷・塗工することによって形
成する。
なお、くじ部22が前記熱接着性樹脂層24および接着
阻害層26を通して透視し得るようにするためには、透
明、半透明である必要性がある。
しかし、くじ部22は、接着阻害層26の表面に形成し
てもよく、その場合には、透明、半透明である必要性は
ない。
前記熱接着性樹脂の例としては、EVA系の接着剤を選
択できる。この接着剤の組成は、EVA(エチレン−酢
酸ビニル共重合樹脂)、粘着付与剤、ワックス、抗酸化
剤からなり、補助的に可塑剤、充填剤が添加される場合
がある。
粘着付与剤としては、部分水添ロジンのグリセリンエス
テル、ロジンのグリセリンエステル、ペンタエリスリト
ール変成ロジン、石油樹脂、αメチルスチレン/ビニル
トルエン共重合体、テルペン油重合体、テルペンフェノ
ール重合体などかある。
ワックスとしては、パラフィンワックス、マイクロクリ
スタリンワックス、低分子量ポリエチレンワックス、フ
ィッシャートロプシュワックス、カスターワックス、塩
素化パラフィンなどがある。
抗酸化剤としては、ヒンダードフェノール系化合物、サ
リチル酸系化合物、ペンゾフヱノン系化合物、ベンゾト
リアゾール系化合物、燐系化合物、硫黄系化合物、有機
金属系化合物などがある。
前記実施例以外の熱接着性樹脂の例としては、ポリエチ
レン、エチレン−エチルアクリレート共重合樹脂、エチ
レン−アクリル酸共重合樹脂、エチレン−アクリル酸メ
チル共重合樹脂、エチレン−メチルメタクリレート共重
合樹脂、エチレン−メタクリル酸共重合樹脂、アイオノ
マー樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、エチレン−ビニル
アルコール共重合樹脂、塩化ビニリデン樹脂、塩ビー酢
ビ共重合樹脂、ポリアミド樹脂、スチレン−アクリル酸
共重合樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアクリル酸共重合
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ワックス
類などが選択できる。これらをもって印刷・塗工すると
きには、加熱しながら、あるいは溶剤に溶かしまたは水
に分散して用いるとよい。
また、接着阻害層は、熱接着性樹脂よりも高い温度で接
着性を示すか、または、全く接着性を示さない材質で構
成される。
たとえば、紫外線硬化型インクが選択でき、この紫外線
硬化型インクは、色剤、プレポリマー、七ツマー1光開
始剤、添加剤により構成される。
プレポリマーとしては、エポキシアクリレート、ポリオ
ールアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエ
ーテルアクリレート、不飽和ポリエステル、カチオン重
合性樹脂、メラミンアクリレート、不飽和ポリブタジェ
ン、乾性油のアクリレート、ソリコンアクレートなどが
ある。
モノマーとしては、2−エチルアクリレート、2−ヒド
ロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルア
クリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレートなど
の単官能アクリレート、■。
3−ブタンジオールジアクリレート、1.4−ブタンジ
オールジアクリレート、1.6−ヘキサンジオールジア
クリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ネ
オペンチルグリコールジアクリレート、ポリエチレング
リコール性400ジアクリレート、ヒドロキシピバリン
酸エステルネオヘンシルグリコールジアクリレート、ジ
エチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレング
リコール#200ジメタクリレートなどの三官能アクリ
レート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリアクリレート、トリメチロール
プロパントリメタクリレート、トリメチロールエタント
リメタクリレート、テトラメチロールメタンテトラアク
リレート、ジペンタエリスリトールへキサアクリレート
などの多官能アクリレートなどがあげられる。さらに、
ビニルエーテル、イタコン酸エステル、N−ビニルピロ
リドンも使用される。
光開始剤としては、ビアセチル、アセトフェノン、ヘン
シフエノン、ミヒラーケトン、ベンジル、ベンゾイン、
ベンゾインイソブチルエーテル、ベンジルジメチルケタ
ール、テトラメチルチウラムスルフィド、アゾビスイソ
ブチルニトリル、ベンゾイルパーオキサイド、1−ヒド
ロキシシクロへキシルフェニルケトン、α−ヒドロキシ
イソブチルフェノン、p−イソプロピル−α−ヒドロキ
シイソブチルフェノンなどがあげられ、特にベンゾフエ
ノンとその誘導体が使われる。
増感剤としては、n−ブチルアミン、ジ−n−ブチルア
ミン、トリエチルアミン、ジエチルアミノエチルメタク
リレートなどの脂肪族アミン、芳香族基を含むアミン、
ピペリジンのような窒素複素環化合物、アリル系、0−
トリルチオ尿素、ナトリウムジエチルジチオホスフェー
ト、芳香族スルフィン酸の可溶塩などのイオウ化合物、
N、  N−ジ置換−p−アミノベンゾニトリル系化合
物、トリーn−ブチルホスフィン、ナトリウムジエチル
チオホスフェートなどのリン化合物、ミヒラーケトン、
N−ニトロソヒドロキシルアミン誘導体、オキサゾリン
化合物などの窒素化合物、四塩化炭素、ヘキサクロロエ
タンなどの塩素化合物があげられる。
添加剤としては、ミスト防止剤、すべり剤、酸化防止剤
、乾燥剤、湿潤剤、ワックスなどがあげられる。
色剤としては、有機顔料、体質顔料、カーボンブラック
、チタン白、金属粉などがあげられる。
この実施例においては、第2図および第5図に示すよう
に、はがき台紙12の天側および地側、すなわちはがき
連続原紙10aのスプロケット孔I6側の両端近傍にて
、一定幅をもって接着阻害層26が形成されていない部
分が存在する。そして、さらにはがき連続原紙tOaの
幅方向側で被覆材14の先端部分にて、スポット状に熱
接着性樹脂層24が露出するように、接着阻害層26が
形成されていないスポット露出部28が存在する。
したがって、接着阻害層26が形成された部分では弱く
、また、接着阻害層26が形成されていない部分では強
く接着される。なお、スポット露出部28を、前記実施
例においては、被覆材14の先端部分に形成したが、こ
のスポット露出部28を先端部分と後端部分のいずれの
部分に形成してもよく、また、いずれかの部分に形成し
てもよい。
さらに、被覆材14の他の端縁に形成された一定幅をも
って全面的に熱接着性樹脂層24が露出した部分を、ス
ポット露出部28に代えてもよい。
引き続き、被覆材14の製造方法について説明する。
まず、基材18を形成する紙を準備し、その−方主面に
、銀インクにてベタで銀刷り印刷を、たとえばオフセッ
ト印刷等の周知の印刷方法あるいはコーティングするこ
とによって、隠ぺい層2゜を形成する。
次に、隠ぺい層20の表面に、適宜当たり、はずれ1番
号等の画線を印刷することによって、くじ部22を形成
する。
その次に、第4図に示すように、この隠ぺい層20が形
成された基材18をロール状に巻いた積層物を、被覆材
製造装置30の保持ローラ32に装填する。
保持ローラ32に保持された基材18は、その一端が解
きほどかれて、熱接着性樹脂塗布装置34に導かれる。
この熱接着性樹脂塗布装置34は、基材18の隠ぺい層
20例の表面に、たとえば、前記したエチレン−酢酸ビ
ニル共重合樹脂を主剤とする熱接着性樹脂24aを印刷
・塗布するためのものであり、適宜な温度に加熱しなが
ら熱接着性樹脂24aを塗布するものである。
そして、この熱接着性樹脂24aが印刷・塗布された基
材18は、冷風を吹き出す装置を含む乾燥機36に導き
、熱接着性樹脂24aを乾燥して熱接着性樹脂層24を
形成する。
次に、熱接着性樹脂層24が形成された基材18は、接
着阻害剤26aの印刷・塗布する、接着阻害剤塗布装置
40に導かれる。
この接着阻害剤塗布装置40は、活版印刷、グラビア印
刷、シルクスクリーン印刷、オフセット印刷など公知の
印刷・塗布方法を利用した印刷・塗布装置である。
前記した紫外線硬化型インクを印刷・塗布する場合には
、たとえば活版印刷装置を選択し、紫外線硬化型インク
を4ないし6 g / nI塗布する。
次に、この接着阻害剤26aが印刷・塗布された基材I
8は、固化装置44に導かれる。この固化装置44とし
ては、本実施例においては高圧水銀ランプが採用され、
1秒間160 W/c■照射するように形成されている
このようにして、第5図に示すように、基材18の主面
に隠ぺい層20、熱接着性樹脂層24および基材18の
幅方向に適宜間隔をあけて接着阻害層26が順次積層さ
れた被覆材の連続体14aが形成される。
この被覆材の連続体14aは、引き続き、切り離し用切
目29を形成する切目形成装置48に導かれ、間隔をお
いて、切目29を形成し、再びロール状に巻き取る。
なお、基材■8の例としては前記実施例の他、合成紙、
セロハン、ポリエチレン、ポリエステル等のフィルムま
たはアルミホイル等が挙げられるが、この被覆材14を
はがき台紙12に貼着したときに、熱接着性樹脂層24
の接着力に抗してこの被覆材14がはがき台紙12から
不用意に剥離しないように、比較的柔軟なものを選択す
るのがよい。
また、この基材18としてアルミホイル等のように隠ぺ
い性に優れたものを選択した場合には、前記実施例のよ
うに、隠ぺい120を形成しなくてもよい。
また、基材18の表面には、適宜はがきの性質に適した
印刷を施してもよ(、前記した実施例のように連続した
ものの場合に、たとえば基材18の送りピッチを検知す
るための検知マーク(矢印)を墨色等によって印刷して
もよい。
次に、前記はがき連続原紙tOaの表面に被覆材14を
接着する方法について、主として第7図および第12図
に示す接着装置に基づいて説明する。
この被覆材の接着装置100は、はがき連続原紙10a
を被覆材14の貼られる位置に送り込むように形成され
た連続紙移送装置102を含む。
この連続紙移送装置102は、接着装置本体104の略
両端に形成されたスプロケット移送装置106と、接着
装置本体104の略中夫に形成され、はがき連続原紙1
0aをその移送方向に適宜な距離、本実施例においては
はがき台紙12に貼られる被覆材14の1枚あたりの長
さ相当分、はがき連続原紙10aを移送する接着部移送
装置IO8とを含む。スプロケット移送装置106は、
はがき連続原紙10aのスプロケット孔16に嵌合する
凸起が形成されたベルトを回動させ、前記凸起をスプロ
ケ・ノド孔16に順次嵌合させてはがき連続原紙tOa
を移送するように形成されている。
接着部移送装置108は、第8A図に示されるように接
着装置本体104の前後に掛は渡された軸112に固定
された連続紙移送カム114を含み、この連続紙移送カ
ム114は、その胴部に適宜な溝が形成され、その連続
紙移送カム114の等速回転により、リンク機構116
に上下および前後の適宜な運動を与え、そのリンク機構
116に固定された接着部移送台118に前後の連続あ
るいは断続的な運動をすることができるように構成され
ている。すなわち、リンク機構116は、接着装置本体
104に枢軸116aをもって揺動自在に固定されたリ
ンク116bが、接着部移送台118に回転自在に固定
されたリンク116Cに回動自在に固定されてなり、連
続紙移送カムII4の回転により、リンク機構116を
介して接着部移送台118が前後進する。
なお、連続紙移送装置102において移送されるはがき
連続原紙10aの移送量は、第8B図において示すよう
に、はがき連続原紙10aの移送量を検知する同期装置
119によって検知される。
すなわち、接着装置本体104の前後に設けられたタイ
ミングブー’J119aおよび他のタイミングプーリ−
119b間に掛は渡されたタイミングヘルド119cに
、接着部移送台118の一部が連結片119dにて連結
され、接着部移送台l18の移送距離をタイミングプー
リー119bに連結されたエンコーダー119eからの
パルス信号によって検知し、連続紙移送装置102に形
成された駆動源であるパルスモータ−の回転を制御して
、全体的に制御するように構成されている。
引き続き、前記連続紙移送装置102によって順次送ら
れるはがき連続原紙10aの表面に接着される、被覆材
14の移送装置について、主として第9図、第10A図
および第10B図に基づいて説明する。
この被覆材移送装置120は、被覆材14を連続して形
成してなる被覆材の連続体14aが、ロール状に巻かれ
てなるものを装填するリール122と、前記リール12
2より引き出された被覆材の連続体14aの移送量を検
知し、被覆材の連続体14aが特定の位置にきたときに
その位置に到達したことを検知し、かつ被覆材移送装置
120の制御部に電気信号を発する被覆材検知装置12
4と、該被覆材検知装置124よりもより下流に設けら
れ、被覆材の連続体14aを適宜な長さに切断する被覆
材切断装置126とを含む。
そして、被覆材移送装置120においては、その被覆材
の連続体14aを切断する被覆材切断装置126の前後
に、軸にゴム製リングが固着されてなる被覆材移送体1
28が形成され、各被覆材移送体128のリングが互い
に接触しながら回転するように、被覆材切断装置126
の前後において1対ずつ設けられている。
そして、1対の被覆材移送体128のリング間に挟まれ
た被覆材の連続体14aは、その被覆材移送体128の
回転により、はがき連続原紙lOaの表面上の適宜な位
置に送り込むように形成されている。
また、被覆材切断装置1−26は、カッタ130aおよ
び130bを含む、このカッタ130aおよび130b
は、その一端の枢軸130cを中心として回動自在に切
断装置本体132に固定され、その他端はリンク機構1
34に固定されている(第10A図および第10B図参
照)。
前記リンク機構134は、前記切断装置本体132に回
動自在に固定された切断軸136と固定片138を介し
て回動自在に固定され、該切断軸136は、第10B図
に示すように、リンク140aおよび140bを介して
カム溝が形成された円板142に連結されている。そし
て、この円板142は、前記連続紙移送カム114を固
定する軸112に固定されている。
したがって、円板142の回転にともない、リンク14
0aおよび140bを介して、切断軸136が円板14
2に形成されたカム溝の作用により回転させられ、それ
によってカッタ130aおよび130bが、切断装置本
体132に固定する(■軸130Cを中心として回動さ
せられ、被覆材の連続体14aを適宜な大きさに断裁す
るように形成されている。
次に、はがき連続原紙10aの表面に被覆材14を接着
する加圧加熱装置150について、主として第11A図
および第11B図に基づいて説明する。
この実施例においては、加圧加熱装置150は、前記被
覆材の連続体14aの先端をはがき連続原紙10aの幅
方向線状に押圧し、はがき連続原紙10aの表面に被覆
材の連続体14aを初期的に接着する線状加圧加熱装置
152と、前記線状加圧加熱装置152でその先端がは
がき連続原紙lOaの表面に貼着された被覆材14をは
がき連続原紙10aの表面に接着する、面状加圧加熱装
置154とを含む。
加圧加熱装置150は、四角形の枠状の移送基台156
を含む。この移送基台156に、線状加圧加熱装置15
2を形成する直線状ヒータ158と、面状加圧加熱装置
154を形成する面状ヒータ160とが固定されている
。この面状ヒータ160は、はぼ被覆材14と同一の面
積を有する。・さらに、この実施例においては、移送基
台156に、押圧ローラ162が回動自在に固定されて
いる。この押圧ローラ162は、面状ヒータ160では
がき連続原紙10aの表面に接着された被覆材14の表
面を押圧し、より密着させるように形成される。そして
、直線状ヒータ158および面状ヒータ160が取り付
けられた移送基台156は、前記接着部移送台118の
上方に移動自在に固定され、直線状ヒータ158、面状
ヒータ160および押圧ローラ162と接着部移送台1
18との間においてはがき連続原紙10aが移送される
。そして、移送基台15,6は、接着部移送台118と
ともにはがき連続原紙10aの進行方向に沿って前後進
するように形成されている。
そして、この移送基台156は、直線状ヒータ158お
よび面状ヒータ160と接着部移送台l18とが接着し
たり離間したりすることができるように、接着部移送台
11Bの側部にて上方に向けて固定された支持部164
に、リンク機構166を介して、上下動自在に固定され
ている。
すなわち、リンク機構166を構成する略り字形リンク
166aの一端が移送基台156に回動自在に固定され
、リンク166aの中央において回動自在に軸168を
もって支持部164に固定されている。そして、同様な
上下流の1対のリンク機構166は、リンク166aの
他端にて、ターンバックル166bにて連結され、上下
流のリンク機構166が、同様な作動をするように構成
されている。該軸168は、前記支持部164に回動自
在に固定され、該軸168の回転により、移送基台15
6が、直線状ヒータ158および面状ヒータ160とと
もに上下動するように形成されている。
そして、前記軸168は、その一端に設けられた別のリ
ンク機構170を介して、カム溝を形成された円板17
2に連結されている。なお、円板172は、前記連続紙
移送カム114および円板142が固定された軸112
に固定されている。
このリンク機構170は、その中央に長溝が穿設された
案内体171aと、前記案内体171aの長溝内を回転
しながら移動する回転体171bと、前記軸168と該
回転体171bとを連結するリンク171cとよりなる
揺動直進リンク機構17OAを含む。さらに、このリン
ク機構170は、前記案内体171aを上下動させるも
ので、前記案内体171aに連結されたリンク171d
と、前記リンク171dに回動自在に固定された’J7
”171eと、前記リンク171eの他端にて枢軸17
1fを介して連結された他のリンク171gと、前記リ
ンク171gと回動自在に連結されたリンク171hと
、前記リンク171hとその一端にて連結され接着装置
本体104に枢軸171iにて固定されたリンク171
jとからなる、上下動リンク機構170Bを含む。
そして、円板172に形成されたカム溝の作用によって
、上下動リンク機構17Of3′lJ(働き、案内体1
71aが、接着装置本体104に上下に形成された長孔
171に内を上下動させられることにより、揺動直進リ
ンク機構170Aのリンク171cが揺動させられ、軸
168が適宜な角度で回転することにより、前述した別
のリンク機構166の作用により、移送基台156が上
下動するように形成されている。
この実施例においては、直線状ヒータ158および面状
ヒータ160が移送基台156に一体的に固定されてい
るが、直線状ヒータ158および面状ヒータ160各々
は、個別に温度調節装置(図示せず)によって、適宜な
温度になるように制御されている。
このように温度制御を各ヒータごとにするようにしたの
は、被覆材14に形成された熱接着性樹脂層の特性等に
よって、微妙な調節をすることができるようにするため
である。
次に、この被覆材の接着装置の作動状態について、第1
2図に示すタイムチャートを参照して説明する。
はがき連続原紙10aは、連続紙移送装置I02のスプ
ロケット移送装置106にて所定量移送させられる。
そして、接着部移送台118は、この実施例においては
、はがき連続原紙10aの下流側より上流側に移動する
一方、被覆材移送装置120によってリール122から
被覆材の連続体14aが移送され、それにともない被覆
材検知装置124が被覆材の連続体14aの表面に形成
された検知マーク、この実施例においては矢印を検知す
ることにより、被覆材の連続体14aの移送も一時停止
されるとともに、前記接着部移送台118も停止する。
このとき、被覆材切断装置126が作動して、カッタ1
30aおよび130bが円板142のカム溝の作用によ
り、被覆材の連続体14aを適宜な大きさ、すなわち−
片の被覆材14に断裁する。
そして、この被覆材切断装置126にて適宜な大きさに
切断されてなる被覆材14の先端は、はがき連続原紙L
Oaの表面の最適な位置に位置し、加圧加熱装置150
を形成する線状加圧加熱装置152にてはがき連続原紙
10aの幅方向において直線状にその先端が加圧加熱さ
れ、初期的にはがき連続原紙10aの表面に被覆材14
の先端が接着される。
そのとき、加圧加熱と同時に、はがき連続原紙10aは
連続紙移送装置102の作動により、−定距離、この実
施例においては一片の被覆材14の略々長さ相当分下流
に移送される。すなわち、前のサイクルにて面状加圧加
熱装置154の下部に位置した被覆材14とはがき台紙
12とが加圧加熱されると同時に、はがき連続原紙10
aの下流への移動にともない被覆材14が所定距離移送
されることになる。
そして、接着部移送台118がレール体174上を所定
量移動した後、再び円板172のカム溝の作用によって
、線状加圧加熱装置152および面状加圧加熱装置15
4は、接着部移送台118より離間し、上方に位置する
。それとともに、接着部移送台118とともに線状加圧
加熱装置152および面状加圧加熱装置154とが、は
がき連続原紙10aの流れと逆方向に、すなわちもとの
上流側の所定の位置まで移動する。このとき、押圧ロー
ラ162が被覆材14の表面を回転しながら押圧するこ
とになる。
そして、再び、被覆材の連続体14aの断裁等の工程を
経て次のサイクルにて後から送られてきた被覆材14の
先端位置において、接着部移送台118と加圧加熱装置
150を形成する線状加圧加熱装置152および面状加
圧加熱装置154とが接合する。このとき、前のサイク
ルにて送られている被覆材14が面状加圧加熱装置15
4の下部に位置している。そして、次のサイクルの被覆
材14の先端が接着されたはがき連続原紙10aは、連
続紙移送装置102の作動により一定の距An送される
とともに、先に前サイクルにて送られていた前の被覆材
14が面状加圧加熱装置154によって押圧加熱される
ことになる。
すなわち、その先端を接着された被覆材14が、面状加
圧加熱装置154の下部(初期的な上流側の位置)に位
置したときに、面状加圧加熱装置154は、接着部移送
台118表面に、円板1722こ形成されたカム溝の作
用によって押し付けられ、被覆材14を加圧加熱する。
なお、はがき連続原紙10aの移送距離も、連続紙移送
装置102に形成されたエンコーダの発するパルスによ
ってその移送距離が規制され、中央処理装置176をも
って、被覆材移送装置120、被覆材切断装置126お
よび加圧加熱装置I50の移送を制御するように構成さ
れている。ただし、はがき連続原紙10aは後進しない
ように形成され、接着部移送台118および加圧加熱装
置150の線状加圧加熱装置152および面状加圧加熱
装置154の後進に対応して、逆走されないように形成
されている。
このように、加圧加熱装置150は、前進、思案点(下
流側)、後進、思案点(上流側)のサイクルを繰り返し
て、第1図に示すように連続紙IOを構成するはがき台
紙12の表面に適宜被覆材14が接着される。
そして、このようにして被覆材14にてその一部が被覆
された連続紙10は、適宜折り畳まれ、その後適宜切り
離され、郵便局に差し出されることになる。
このように、はがき台紙12に被覆材14が加熱接着さ
れてなるはがき連続紙IOは、熱接着性樹脂層24が露
出した部分においては強くはがき台紙12に接着され、
接着阻害層26が形成された部分においては、下層の熱
接着性樹脂層24か弱く接着される。したがって、第1
3A図および第13B図に示すように、接着阻害層26
が形成された部分においては、はがき台紙12より、比
較的簡単にこの被覆材14を引き離すことができ、くじ
部22を見ることができる。
第14A図ないし第16B図は別の実施例を示す図であ
る。
第14A図ないし第16B図は、前記実施例とは別の実
施例の斜視図であり、第16A図および第16B図はそ
の部分断面図である。
第14A図および第16A図は元の状態を示す図であり
、第14B図および第16B図は剥離した状態を示す図
である。
この実施例においては5.被覆材62には、接着阻害層
64が形成された部分において、左端縁近傍にて切目6
6aおよび66bが比較的接近して平行に一方端から他
方端にかけて連続して形成され、基材68を切り離すこ
とができるように形成されている。しかも、切目66a
および66bの間の基材68は凹み、指あるいは爪を引
っ掛けやすく形成され、切目66aおよび66b間の基
材68が切り離し得るように形成されている。切目66
aおよび66b間の基材68の先端に、摘むことを容易
化する6片を前記凹みに代えて設けてもよい。
また、右端縁近傍にて、はがき台紙70より引き剥がさ
れた被覆材62を、熱接着性樹脂層72で完全接着され
た部分より切り離し得るように、切り離し用切目74が
形成されている。
この実施例においては、はがき台紙70側にくじ部76
が形成されている。
この切目66a、66bおよび切り離し用切目74は、
基材68を紙で形成した場合、紙の抄紙時の流れ方向、
すなわち繊維の目に沿って形成されており、比較的基材
68を切り離しやすくしている。
この実施例においては、第15図に示すように、基材6
8の主面に、隠ぺい層78.熱接着性樹脂層72および
基材68の長手端縁に所定間隔をおいて接着阻害層64
が順次積層され、被覆材62の長さに相当する位置にお
いて、熱接着性樹脂層72がスポット状に露出するスポ
ット露出部80が形成された長尺状の被覆材の連続体6
2aを形成する。そして、引き続き、切目66a、66
bおよび切り離し用切目74を形成する切目形成装置に
導き、間隔をおいて、切目66a、66bおよび切り離
し用切目74を形成し、ロール状に巻き取る。
引き続き、このロール状に巻かれた基材68を、はがき
台紙70にこの被覆材62を貼着する、被覆材貼着装置
に導き、はがき台紙70に加熱して貼着することにより
、くじ付きはがきが形成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例であるはがきの表面図で
ある。 第2図は、前記実施例の裏面図である。 第3A図は、はがき単片を示す斜視図であり、第3B図
はその部分断面図である。 第4図は、被覆材の製造方法の一例を示す製造装置の図
解図である。 第5図は、被覆材の斜視図である。 第6図は、はがき連続原紙の一例を示す表面図である。 第7図は、被覆材の接着装置全体を示す斜視図である。 第8A図および第8B図は、接着部移送装置の図解図で
ある。 第9図は、被覆材移送装置の要部を示す斜視図である。 第1OA図は、第9図図示例より下流の被覆材切断装置
の近傍を示す斜視図であり、第10B図は被覆材切断装
置の背後の要部を示す図解図である。 第11A図は、被覆材の加圧加熱装置の要部を示す斜視
図であり、第11B図はその背後の要部を示す図解図で
ある。 第12図は、第7図図示例のタイムチャートを示す図で
ある。 第13A図は、前記実施例の被覆材を引き剥がした状態
を示す斜視図であり、第13B図はその部分断面図であ
る。 第14A図および第14B図は、前記実施例とは別の実
施例を示す図で、第14A図は元の状態を示す斜視図で
あり、第14B図はその部分断面図である。 第15図は、第14図図示例の被覆材を示す斜視図であ
る。 第16A図および第16B図は、剥離した状態を示す図
であり、第16A図はその斜視図であり、第16B図は
その部分断面図である。 図において、10は連続紙、10aははがき連続原紙、
12.70ははがき台紙、14.62は被覆材、16は
スプロケット孔、18.68は基材、20.78は隠ぺ
い層、22.76はくじ部、24.72は熱接着性樹脂
層、26.64は接着阻害層、28.80はスポット露
出部、29は切り離し用切目、30は被覆材製造装置、
32は保持ローラ、34は熱接着性樹脂塗布装置、36
は乾燥機、40は接着阻害剤塗布装置、44は固化装置
、48は切目形成装置、100は被覆材の接着装置、1
02は連続紙移送装置、104は接着装置本体、106
はスプロケット移送装置、1゜8は接着部移送装置、1
12は軸、114は連続紙移送カム、116はリンク機
構、118は接着部移送台、120は被覆材移送装置、
122はリール、124は被覆材検知装置、126は被
覆材切断装置、128は被覆材移送体、130a、13
0bはカッタ、132は本体、134はリンク機構、1
36は切断軸、138 ハ固定片、140a、140b
はリンク、142は円板、150は加圧加熱装置、15
2は線状加圧加熱装置、154は面状加圧加熱装置、1
56は移送基台、158は直線状ヒータ、160は面状
ヒータ、162は押圧ローラ、164は支持部、166
はリンク機構、166aはリンク、168は軸、170
はリンク機構、172は円板、174はレール体、17
6は中央処理装置を示す。 特許出願人 大松化学工業株式会社 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 第3A図 7/ 2乏 1シ  2′6 第4図 第5図 第7図 第8A図 第9図 第10A図 第10 B図 第11A配 第13A@ l 第138図 第14A図 ノ     ( 66a     66b 第15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 はがき台紙が切り離し可能に連続して形成されたは
    がき連続紙と、 前記はがき台紙に貼着され、少なくともその一部分を被
    覆する被覆材とを含み、 少なくとも、前記被覆材のはがき台紙に貼着される面、
    あるいははがき台紙の被覆材に被覆された面のいずれか
    にくじ部が形成され、 前記被覆材は、基材主面に熱接着性樹脂層が形成され、
    前記熱接着性樹脂層の主面に、部分的に前記熱接着性樹
    脂層の接着力を低下させて弱く前記はがき台紙に接着さ
    せる接着阻害層が形成され、前記被覆材は、前記熱接着
    性樹脂層を溶融してはがき台紙に貼着された、くじ付き
    はがき。 2 はがき台紙が切り離し可能に連続して形成されたは
    がき連続紙を準備する工程と、 基材主面に、熱接着性樹脂層を形成し、前記熱接着性樹
    脂層の主面に、部分的に前記熱接着性樹脂層の接着力を
    低下させて弱くはがき台紙に接着させる接着阻害層を形
    成して、被覆材を準備する工程と、 少なくとも被覆材のはがき台紙に貼着される面、あるい
    ははがき台紙の被覆材に被覆される面のいずれかに、く
    じ部を形成する工程と、 前記被覆材の熱接着性樹脂層側と前記はがき台紙と接合
    し、熱接着性樹脂層を加熱加圧して前記被覆材をはがき
    台紙に貼着する工程とを含む、くじ付きはがきの製法。
JP12558588A 1987-07-31 1988-05-23 くじ付きはがきおよびその製法 Pending JPH01294095A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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