JPH0269865A - 取引画面自動表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ディスプレイ上に取引に必要な取引画面を自
動的に表示する取引画面自動表示装置に関する。

（従来の技術） 例えば、金融機関において、各種取引業務は、通常、コ
ンピュータの端末装置を使用して行なわれる。例えば、
窓口装置やテラーズターミナル等においては、ディスプ
レイ上に取引に対応する取引画面を表示して、オペレー
タはその画面上のガイダンス等を利用して、取引の流れ
、例えば普通預金の入金や出金、融資や照会等の手続き
を所定の手順で実行していく。取引画面は、各取引毎に
用意され、これは磁気ディスク装置等から成る記憶装置
内に取引画面ライブラリとして格納されている。オペレ
ータは、その中から業務に適した取別画面を呼出し、業
務を実行することになる。

第２図に、従来の取引画面の表示方法の説明図を示す。

第２図は、入金取引の取引画面を表示させるための手順
を示している。

ディスプレイに、図のような入金取引画面１を表示する
ためには、取引画面ライブラリ４に格納された多数の取
引画面の中から、この画面を引出してくる必要がある。

取引画面ライブラリ４は、先に説明したように、磁気デ
ィスク装置等から成る。オペレータは、この取引画面を
引出すために、数字入力ボタン３を使用する。

通常、顧客が取引を要求する際に作成する取引伝票２に
は、その一部に取引画面番号が表示されている。図の例
では、取引画面番号“１２３４”という記載が取引伝票
２の下端に表示されている。オペレータは、この表示を
見て数字入力ボタン３を操作し、取引画面番号を入力す
る。この入力によって、取引画面ライブラリ４から入金
取引のための取引画面が引出され、ディスプレイ上に表
示される。オペレータは、この表示を見ながら、各デー
タ入力フィールド１ａに必要なデータを入力し業務を進
めていく。また、取引伝票２に取引画面番号の表示が無
いような場合には、別途、例えばブックレットとして用
意された取引画面−覧表５を参照して、その中から取引
画面番号を調べ、その番号を数字人カキ−３を用いて入
力することになる。この取引画面−覧表５は、ブックレ
ット形式でなくディスプレイ上に表示される場合もある
。

従来、オペレータは、上記のような手順で各業務につい
て必要な取引画面を捜し出し、これを表示させた上で業
務を実行するようにしていた。

（発明が解決しようとする課題） ところが、近年、金融業界の業務が複雑多様化し、取引
業務の追加や変更が頻繁に行なわれ、これに伴って取引
画面自体の修正、変更、追加等が頻発している。このた
め、取引画面の数は膨大となり、又、取引画面−覧表の
内容も複雑化し、オペレータが取引画面を捜し出すのに
多くの負担な強いられていた。また、ディスプレイに取
引画面−覧表を表示する方式の場合、オペレータが所定
の取引画面を表示させるまでに、多くの押しボタンを操
作することになり、オペレーションの簡略化に逆行する
という問題があった。

本発明は以上の点に着目してなされたもので、取引画面
を表示させるまでの時間を短縮し、オペレーションの簡
略化を図ることができる取引画面自動表示装置を提供す
ることを目的とするものである。

（課題を解決するための手段） 本発明の取引画面自動表示装置は、取引画面を特定する
ための２以上の検索キーを入力するキー入力手段と、２
以上の取引画面を格納する取引画面ライブラリと、前記
キー入力手段から前記検索キーを受入れて、前記取引画
面ライブラリ中の対応する取引画面を検索する検索手段
と、前記検索の結果読出された前記取引画面の表示制御
を行なう表示制御手段と、前記取引画面を表示するディ
スプレイと備えたことを特徴とするものである。

（作用） 以上の装置は、取引画面ライブラリから取引画面を取出
すために、２以上の検索キーをキー入力手段から入力す
る。検索手段は、その検索キーを受入れて特定の取引画
面を自動検索し、取引画面の読出しを制御する。即ち、
オペレータが少なくとも２種の検索キーを入力すれば、
その検索キーを基に表示画面が自動的に検索されて、最
終的にディスプレイ上に表示される。この間、オペレー
タの介在を必要としない。

（実施例） 以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説明する。

第１図は、本発明の取引画面自動表示装置の実施例を示
すブロック図である。

この装置は、キー入力手段１０と、検索手段１３と、取
引画面ライブラリ１４と、表示制御手段１５及びディス
プレイ１６とから構成されている。キー入力手段１０に
は、媒体読み取り装置１１と入力ボタン１２とが備えら
れている。

第３図には、第１図に示した装置のより具体的なシステ
ム構成例を示す。

第３図のシステムは、共通バス２ｏに対し、プロセッサ
２１、メモリ２２、ディスプレイ２３、磁気ディスク装
置２４、キーホード２５、プリンタ２６、ストライブリ
ーダ２７、通信制御装置２８がそれぞれ接続された構成
のものである。

プロセッサ２１は、このシステム全体の動作を制御する
マイクロプロセッサ等から構成される。

メモリ２２は、ランダム・アクセス・メモリ等から成り
、装置の動作用プログラム等が格納されるもので、第１
図に示した検索手段１３がここに構築される。ディスプ
レイ２３は、第１図に示したディスプレイ１６に相当す
る部分である。また、磁気ディスク装置２４は、第１図
に示した取引画面ライブラリ１４を格納するための記憶
装置である。キーボード２５は、第１図に示した入力ボ
タン１２を含む、オペレータが操作するための一般的に
よく知られた構成のものである。プリンタ２６は、取引
業務等が終了した場合に、その記録等をプリントアウト
するための装置である。ストライブリーダ２７は、第１
図に示した媒体読み取り装置１１に相当するもので、こ
れは例えば預金通帳や磁気カード等に設けられた磁気ス
トライブに記録された情報を読み込む装置で、従来、現
金自動取引装置等に広く使用されている構成の装置であ
る。通信制御装置２８は、このシステムとホストコンピ
ュータ２９との間の通信を制御するための装置である。

第４図に、第１図に示した媒体読み取り装置１１が読取
るストライブデータの構成例を示す。

通帳等に記録されているストライプデータは、図に示す
ように、例えば５７桁のデータから構成され、口座や前
回の残高等の情報に加えて、その１０桁目、１１桁目に
科目データが格納されている。この科目データは、例え
ば普通預金、定期預金等の種類を表わすデータである。

本発明の装置においては、この科目データを検索キーの
１つとして利用している。

第５図に、第１図に示した入力ボタン１２の構成例を示
す。

図に示すように、入力ボタン１２には、−括。

訂正、連続、継続、解約、記帳、入金、支払という８種
のボタンが設けられている。各ボタンには、そのボタン
を押した場合に点灯するランプ１３ａが設けられ、オペ
レータの操作を容易にしている。この入力ボタンに表示
された各項目が、第１図の実施例の装置の第２番目の検
索キーとして利用される。

第６図に、第１図に示した検索手段１３の具体的な例と
して、その変換テーブルの内容を示した。

即ち、第１図に示した検索手段１３は、メモリ上に構築
された変換テーブルであって、２つの検索キーが入力さ
れた場合に、その検索キーによって特定される１つの画
面番号を取出すテーブルデータから構成されている。

第６図に示すように、この変換テーブルは、検索キーと
して科目とモディファイヤキーとを設定している。科目
は第４図で説明した通りもので、媒体読み取り装置から
入力される。モディファイヤキーは第５図に示した入力
ボタンから入力され、その各ボタンに表示された項目が
テーブル中に列挙されている。

第６図中、例えば、科目が普通預金でモディファイヤキ
ーが支払となった場合には、取引画面の画面番号は“１
２ｏ１”となる。従って、例えば第２図に示したような
普通預金の入金取引業務を行なう場合には、第６図のテ
ーブルを参照すると、科目が普通預金でモディファイヤ
キーが入金となり、その取引画面の画面番号が“１２３
４”であることが分る。第１図に示した検索手段１３は
、このような変換テーブルを用いて画面番号を取出す。

第１図に示した取引画面ライブラリは、磁気ディスク装
置に格納されており、表示制御手段１５は、検索手段１
３から出力される画面番号を用いて、取引画面ライブラ
リ１４中から所定の取引画面を読出す。第１図の表示制
御手段１５は、第３図に示したプロセッサ２１に相当し
、続出されたデータはディスプレイ１６に転送され表示
されることになる。

第７図に、本発明の装置の動作を具体的に示すフローチ
ャートを図示した。

先ず、業務開始にあたっては、ディスプレイ上にフロー
チャート右側に示したような呼出し画面が表示される（
ステップＳｌ）。この呼出し画面の入力フィールド３２
は、オペレータが取引画面番号を認識している場合には
、取引画面番号が直接入力される。しかし、ここではオ
ペレータが取引画面番号を知らない場合を想定して、動
作説明を続ける。

この呼出し画面が表示されている場合に、オペレータが
第５図に示したモデイファイヤボタンを押し下げる（ス
テップＳ２）。この例では、例えば入金ボタンを押し下
げるものとする。更に、オペレータは、ストライブの付
いた通帳（媒体）を第１図の媒体読み取り装置１１にセ
ットする（ステップＳ３）。媒体読み取り装置は、その
ストライブをリードする（ステップＳ４）。そして、ス
トライブデータから科目データが取出される（ステップ
Ｓ５）。この科目データは、例えば図の右側に示すよう
な普通預金という内容のデータとする。

次に、科目データとモディファイヤキーとによって、検
索手段１３が取引画面番号の検索を行なう（ステップＳ
６）。この検索は、先に説明した第６図の変換テーブル
によって行なわれる。その結果、取引画面番号が取出さ
れる（ステップＳ７）。この実施例の場合、普通預金の
入金取弓に関わるもので、取引画面番号は°’１２３４
”であり、これが自動的に呼出し画面３０の入力フィー
ルド３２上に表示される。その後、第１図の表示制御手
段１５は、この取引画面番号を基に取引画面ライブラリ
１４から取引画面を読出し、ディスプレイ上に取引画面
３３を表示する（ステップＳ８）。

上記フローチャートから分るように、オペレータがモデ
ィファイヤボタンを押し下げ、ストライブ付き通帳をセ
ットした後には、必要な取引画面が表示されるまでオペ
レータの介入が不要となっている。

本発明は以上の実施例に限定されない。

媒体による検索キーは、通帳やカードに設けられた磁気
ストライブの他、ＩＣカードに設けられた情報や伝票に
付されたバーコード等に書込むことができ、この場合、
媒体読み取り装置は、ＩＣカードに格納されたデータを
読出す読出し回路や、バーコードを読取る光学的文字読
取り装置（ＯＣＲ）等となる。また、媒体に格納された
検索キーとなるデータは、科目データ以外のものでよい
。尚、特殊な場合、画面番号を表示した伝票の伝票番号
や、あるいは画面番号そのものを媒体に格納しておくこ
とも考えられる。この場合は検索は行なわれない。

また、例えば、通帳のストライブデータが総合口座を科
目データとするものである場合に、媒体読み取り装置に
通帳を挿入する際、開かれたページによって、その科目
が普通預金か定期預金かを判定する。そのような場合、
開かれたページを特定するページデータ等も検索キーと
して使用される。

また、上記実施例においては、媒体読み取り装置と入力
ボタンとを２以上の検索キーを入力するための手段とし
て用いたが、オペレータが２以上の人カポタンを押して
、全ての検索キーを直接入力するようにしても差し支え
ない。また、逆に、媒体読み取り装置のみによって２以
上の検索キーを入力するようにしても差し支えない。

（発明の効果） 以上説明した本発明の取引画面自動表示装置は、オペレ
ータが取引業務毎に、所定の２以上の検索キーを入力す
ることにより、装置が自動的に取引画面を検索表示する
ので、オペレータの負担が軽減され、表示までの時間が
短縮化される。また、媒体に書込まれた情報を検索キー
として使用すれば、オペレータのキー操作もより簡略化
され、より一層のオペレーションの簡略化を図ることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の取引画面自動表示装置の実施例を示す
ブロック図、第２図は従来の取引画面の表示方法を示す
ブロック図、第３図は本発明の装置のシステム構成例を
示すブロック図、第４図はストライプデータの構成例を
示す説明図、第５図は人カポタンの構成例を示す平面図
、第６図は検索手段の変換テーブルの説明図、第７図は
本発明の装置の動作フローチャートである。 １０・・・キー入力手段、１１・・・媒体読み取り装置
、１２・・・入力ボタン、１３・・・検索手段、１４・
・・取引画面ライブラリ、 １５・・・表示制御手段、１６・・・ディスプレイ。 特許出願人　沖電気工業株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、取引画面を特定するための２以上の検索キーを入力
   するキー入力手段と、 ２以上の取引画面を格納する取引画面ライブラリと、 前記キー入力手段から前記検索キーを受入れて、前記取
   引画面ライブラリ中の対応する取引画面を検索する検索
   手段と、 前記検索の結果読出された前記取引画面の表示制御を行
   なう表示制御手段と、 前記取引画面を表示するディスプレイと備えたことを特
   徴とする取引画面自動表示装置。 ２、前記キー入力手段は、取引に使用される媒体に書込
   まれた検索キーを読取る媒体読み取り装置を含むことを
   特徴とする請求項１記載の取引画面自動表示装置。 ３、前記キー入力手段は、前記媒体読み取り装置と、前
   記検索キーを手入力する入力ボタンとから成ることを特
   徴とする請求項１記載の取引画面自動表示装置。