JPS63223868A - 端末装置の取扱い業務管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は表示装置を有する端末装置を使用するオペレー
タの行なう業務にオペレータ毎に制限を与え、端末装置
の取扱いを管理する方法に関する。

（従来の技術） 銀行、金融、証券機関などでは１台の端末装置を複数の
オペレータやテラー（以下単にオペレータと称する）が
使用するので、業務秘密保持から鑑みて各オペレータの
使用目的を管理する必要がある。例えば、銀行で用いら
れる銀行端末装置では預金、引出し等の一般業務の他に
、カード発行等の特殊業務を行っており、このような銀
行端末装置では、銀行端末装置を操作するオペレータを
登録し、その業務を行ったオペレータを識別し得るよう
に記録するか又はオペレータが扱うことが出来ない業務
を選択した場合、選択が無効となるように管理を行って
いる。その為に、オペレータに対応したキー又はＩＤカ
ードが用意され、そのキー又はＩＤカードを端末装置に
挿入してその情報を読取ることによって各オペレータに
対応するオペレータ番号が識別、登録され、その登録完
了により端末装置の業務メニューが表示され選択するた
めのテンキー操作等の操作を行なって端末装置の使用が
可能となる。又オペレータが席から離れる場合は、キー
を抜き取るか又は離席キーによって先に登録されたオペ
レータ番号が消去される。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記従来の管理方式では端末装置で扱う
ことのできる全ての業務を画面に表示した状態でオペレ
ータが選択した業務の可／否を判定していたので、装置
で取扱うことのできる業務が、全てのオペレータに知ら
れることとなシ、業務秘密保持から鑑み好ましいことで
はなかった。

本発明はこの問題点を解決するためのもので、不特定多
数のオペレータが端末装置を使用する際、オペレータの
ＩＤカードのオペレータ番号によりそのオペレータが扱
うことのできる業務のみを業務メニ≧７して画面に表示
することにより、機密性の優れた端末装置の取扱い業務
管理方式を提供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記問題点を解決するために、表示装置を有す
る端末装置を使用して行なう業務の内容を表示装置に表
示して、オペレータに選択させて端末装置を使用させる
業務システムにおいて、オ乙 ペレータに対応して予め決められ暗号、キー又はオペレ
ータに対応したデータが予め格納されたよりカード等を
用いたオペレータ識別手段と、識別したオペレータのみ
が行なうことができる業務の内容のみ表示装置に表示さ
せる制御手段を有している。

（作用） 以上の手段を有する本発明によれば、オペレータ毎に行
なう業務が異なって、ある端末装置を複数のオペレータ
が使用するとき、先ずオペレータ識別手段によって端末
装置を使用しようとするオペレータを識別する。そして
、制御手段では予め各オペレータが行なうことができる
業務の内容を登録しておき、この制御手段によって端末
装置の表示装置には識別したオペレータに対応する業務
の内容のみ表示する。

したがって、本発明は前記問題点を解決することができ
、機密性の優れた端末装置の取扱い業務管理方式を提供
できる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。同
図において、１は磁気カードリーダ／ライタ部で、後述
する記憶回路３の業務管理テーブルに格納されている業
務メニューに対応するオペレータ番号等のオペレータデ
ータをＩＤカードに書き込んだり、ＩＤカードのオペレ
ータデータを読み取る。２はキーボードで、テンキー操
作によって各種別の取引データの入力又は動作指示を行
なう。３は記憶回路で、オペレータデータのオペレータ
番号に対応させて業務メニューが予め格納されている。

４は業務メニュー等を表示する表示装置、５は各構成要
素を制御する制御回路である。

また、第２図は第１図の記憶回路３と制御回路５を示す
ブロック図であって、記憶回路３は業務メニュー屋１〜
Ａｎを格納しである業務管理テーブルから構成され、制
御回路５は第１図の磁気カードリーダ／ライタ部１から
の読取データの判定を行なう読取データ判定部と記憶回
路３から読み出した業務メニューを第１図の表示装置４
に表示するために当該業務メニューを表示用信号に変換
して表示に置４に出力する表示制御部とからなる。

次に、第１図及び第２図並びに本実施例の動作フローを
示す第３図を用いて本実施例の動作を説明する。

先ず、オペレータが第１図の磁気カードリーダ／ライタ
部１にＩＤカードを挿入する（ステップ■）。磁気カー
ドリーダ／ライタ部１は挿入されたＩＤカードを取シ込
み、よりカードに書き込まれているオペレータデータを
読み取る（ステップ■゛）。そして、第１図の制御回路
５内の第２図に示す読取データ判定部が磁気カードリー
ダ／ライタ部１からの読取データに基づいて正常カード
か、及びＩＤカードかを判定する（ステップ■、■）。

このとき、判定がＮｏであれば、第１図の表示装置４に
エラー表示を行ない（ステップＯ）挿入されたＩＤカー
ドを返却する（ステップ０）。一方、ステップ■、■で
の判定がＹＥＳであれば、読取ったオペレータデータの
オペレータ番号に基づく業務メニュー選択処理に進む（
ステップ■）。ここで、オペレータ番号と業務メニュー
との関係は第４図に示すようにオペレータ番号に対応し
た業務管理番号のグループによるものであり、さらに業
務管理番号は実際の業務に対応している。次へ読取った
オペレータデータのオペレータ番号に対応する業務メニ
ューが、記憶回路３の業務管理テーブルから読み出され
て表示制御部を介して表示装置４に表示される（ステッ
プ■）。オペレータは表示された業務メニューの中から
行ないたい業務を第１図のキーボード２によって選択し
くステップ■）、選択した業務が実行される（ステップ
■）。選択した業務が終了した後、オペレータが業務の
終了を選択したか否かを判定しくステップ■）、選択し
なければ再度ステップ■に戻り業務メニューの表示から
行ない選択していれば挿入されたＩＤカードを返却しく
ステップ０）、端末装置の使用を終了する。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、不特定多数のオ
ペレータが端末装置を使用する際オペレータのＩＤカー
ドに書き込まれたオペレータデータによってオペレータ
が行なうことのできる業務に関する業務メニューのみを
表示することにより、必要以上の業務内容を知られるこ
とがなくなるので機密性の優れた端末装置の取扱い業務
管理方式を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
本実施例の記憶回路と制御回路の構成を示すブロック図
、第３図は本実施例の動作を示すフローチャート、第４
図は本実施例におけるオペレータ番号と業務メニューと
の対応関係を示す図である。 １・・・磁気カードリーダ／ライタ部、２・・・キーボ
ード、３・・・記憶回路、４・・・表示装置、５・・・
制御回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 表示装置を有する端末装置を使用して行なう業務の内容
   を前記表示装置に表示して、オペレータに選択させて前
   記端末装置を使用させる業務システムにおいて、 オペレータに対応したデータが予め格納されたＩＤカー
   ド等を用いてオペレータを識別するとともに、識別した
   オペレータが行なうことができる業務の内容のみ前記表
   示装置に表示することを特徴とする端末装置の取扱い業
   務管理方式。