JPH01111271A - 業務処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は銀行等で使用する書類に記載されている内容を
イメージ情報読取り手段で読み取り、当該イメージ情報
に関する種々の業務処理を行う業務処理方式に関し、 操作者に負担をかけることなく、迅速に業務処理を行う
ことができる業務処理方式を提供することを目的とし、 前記イメージ情報に対する種々の業務処理の手順を示す
業務処理情報を格納する業務処理情報格納手段と、読み
取られた前記イメージ情報に包含された当該イメージ情
報に関する業務処理を表示する業務処理コードを検出し
当該業務処理コードに基づいて前記格納手段から対応す
る業務処理情報を検索する業務情報検索手段と、当該業
務処理情報に基づいて前記書類のイメージ情報について
処理を行う業務処理手段とを有する構成である。

〔産業上の利用分野〕

本発明は銀行等で使用する書類の業務処理方式に係り、
特に書類に記載されている内容をイメージ情報読取り手
段で読み取り、当該イメージ情報に関する種々の業務処
理を行う業務処理方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、銀行の窓口業務では、銀行の端末装置の操作者が
顧客の持ってきた伝票を見て、行うべき業務、例えば入
金、出金、為替等の業務種類を判断して元帳のあるホス
ト・コンピュータとオンラインで接続された端末装置の
キーボード操作により、当該伝票に記載された記載デー
タを入力して、入金等の業務処理を行う業務処理方式が
あった。

また、上記端末装置にＯＣＲ（光学的読取り装置）を接
続して前記キーボード操作による記載内容の入力の代わ
りに、ＯＣＲにより記載内容を読み取って、操作者の省
力化を図るものもでてきている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、従来の銀行業務における入金、出金等の業務
の処理を行う場合には、たとえＯＣＲにより伝票等の書
類から記載内容を読み取った場合であっても、読み取っ
たイメージ情報に対する処理操作は個別の各顧客の持っ
てくる科目毎に上記端末装置の操作者がキーボードを使
用して処理の選択を行い、それに該当するプログラムに
基づいて伝票等の内容を端末装置に接続されたＣＲＴの
画面に表示させ、金額等のチエツク、必要事項の印刷の
準備を行うようにしている。

すなわち、操作者は各書類の内容を見て、キーボードに
より処理内容を選択して処理を行う必要があり、操作者
の手を煩わさなくてはならないという問題点を有してい
た。

そこで、本発明は以上の問題点を解決するためになされ
たものであり、操作者の操作により業務処理の選択をす
ることなく自動的に、短時間に書類に関する種々の業務
処理を行うことができる業務処理方式を提供することを
目的としてなされたものである。

〔問題点を解決するための手段〕

以上の問題点を解決するため本発明は第１図に示すよう
に書類に記載されている内容をイメージ情報読取り手段
１で読み取り、当該イメージ情報に関する種々の業務処
理を行う業務処理方式において、前記イメージ情報に対
する種々の業務処理の手順を示す業務処理情報を格納す
る業務処理情報格納手段３と、前記イメージ情報読取り
手段ｌにより読み取られたイメージ情報に包含された当
該イメージ情報に関する業務処理を表示する業務処理コ
ードを検出し当該業務処理コードに基づいて前記格納手
段３から対応する業務処理情報を検索する業務情報検索
手段２と、当該業務処理情報に基づいて前記書類のイメ
ージ情報について処理を行う業務処理手段３とを有する
ものである。

〔作用〕

本発明により書類に関して業務処理を行う場合には、予
め当該書類に関する処理内容を表示する業務処理コード
を当該書類内に記載しておき、かつ当該業務処理コード
に対応する業務処理の手順を示す業務処理情報を業務処
理情報格納手段３に格納しておく。

前記イメージ情報読取り手段１が前記業務処理コードを
包含するイメージ情報を読み取ると、業務処理情報検索
手段２は読み取られたイメージ情報の中から前記業務処
理コードを検出し、当該業務処理コードに対応する業務
処理情報を前記格納手段３の中から検索し当該業務処理
の手順に従って該当する業務処理手段４に指示し、業務
処理手段４は当該手順に従って前記イメージ情報につい
て業務処理を行う。

〔実施例〕

次に本発明に係る実施例について説明する。

第２図は本実施例に係る銀行業務処理用の端末装置の機
器構成図を示すものである。

本実施例に係るｐｏｓ端末装置１０は種々の伝票、例え
ば入金伝票、出金伝票等に記載された記載内容を読み取
るイメージ情報読取り手段１としてのＯＣＲ（光学的文
字認識装置）１１と、イメージ情報について種々の業務
処理情報としての業務処理のプログラムを格納する業務
処理格納手段３としてのプログラム蓄積用ファイル１３
と、読み取られたイメージ情報の中から業務処理コード
としてのＩＤコードを検出して前記蓄積用ファイル１３
から該当する業務処理のプログラムを検索する業務処理
情報検索手段２としてのＣＰＵ１２と、当該業務処理情
報検索手段２としてのＣＰＵ１２からの指示により検索
された業務処理情報に基づいて入金伝票のフォーマット
及び入金伝票に記載されたデータの表示等の所定の業務
処理を行う業務処理手段４としてのＣＲＴ１４と、前記
ＣＰＵ１２への指示やデータの入力を行うキーボード１
５と、印刷を行うプリンタ１６とを有する。また、当該
ＰＯ８端末装置１０は元帳の管理等を行うホスト・コン
ピュータ１７と接続されている。

第３図に本実施例に係る業務処理コードとしてのＩＤコ
ードと対応する銀行の業務処理とを示している。

次に本実施例の動作を第４図の流れ図に従って説明する
。

例えば、銀行で入金業務を行う場合には、第５図に示す
ように予め入金業務を表示するＩＤコード°’０１”が
所定位置２１に印刷された入金伝票２０に顧客が口座番
号、金額または日付は等の事項を記入して、銀行の端末
装置の操作者に提出する。

ステップＳ１で操作者は入金伝票を０ＣＲＩＩに取り付
けられた搬送口に指し入れ所定位置に入金伝票を搬送さ
せる。

ステップＳ２において入金伝票に記載された内容をイメ
ージ情報読取り手段１としての０ＣＲ１１を用いてイメ
ージ情報として読み取るとともに、当該イメージ情報に
基づいて予め格納された標準パターンと比較して文字を
同定して文字認識を行う。

すると、ステップＳ３において業務処理情報検索手段２
としてのＣＰＵ１２は読み取ったイメージ情報から前記
所定位置２１にある業務処理コードとしての入金処理を
示すＩＤコード“０１°°を検出し、当該ＩＤコードに
対応する処理内容のプログラムが格納されている蓄積用
ファイル１３のアドレス位置に読出しの指示をして、該
当する業務処理情報としてのプログラムを読み出し、当
該プログラムに従いＣＰＵ１２は業務処理手段３として
のＣＲＴ１４に対して以下の業務処理をさせることにな
る。

業務処理情報として入金処理のプログラムが読み出され
ると、ステップＳ４でＣＲＴ１４の画面に入金伝票のフ
ォーマット及び顧客が伝票に記入した手書きの金額等の
文字に対して０ＣＲＩＩが認識した文字を表示するとと
もに、０ＣＲＩＩが読み取った手書きの文字が記入され
ている前記入力伝票に対するイメージ情報を前記ＣＲＴ
１２にフィールドとして表示する。

ステップＳ５において、操作者は前記０ＣＲ１１が認識
した文字とイメージ情報との比較チエツクを行う。

ステップＳ６で比較の結果誤りが発見された場合にはス
テップＳ７で前記キーボード１５により文字の訂正を行
った後にステップＳ８に進み、誤りが発見されない場合
にはそのままステップＳ８に進み当該入金伝票の内容の
印刷等の処理を行う。

尚、以上の実施例では入金処理業務についてのみ述べた
が、当該業務に限られるものではなく種々の業務の選択
を行うことが可能である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明では操作者はイメージ情報読
取り手段によって伝票等の書類を読み取れるように操作
するだけで良く、操作者が書類を見てキーボード等によ
り処理をするプログラムの選択を行う必要はなく、業務
処理情報検索手段が自動的に業務処理情報を読み取って
対応する処理を行うことができる。したがって、業務処
理時間が短縮されるとともに、業務処理の選択を自動的
に行うことができるので操作者の負担が軽減されること
になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、第２図は実施例に係
る機器構成ブロック図、第３図は実施例に係る業務処理
コードの一例を示す図、第４図は実施例に係る流れ図、
第５図は書類のイメージ情報の一例を示す図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 書類に記載されている内容をイメージ情報読取り手段（
   １）で読み取り、当該イメージ情報に関する種々の業務
   処理を行う業務処理方式において、 前記イメージ情報に対する種々の業務処理の手順を示す
   業務処理情報を格納する業務処理情報格納手段（３）と
   、 読み取られた前記イメージ情報に包含された当該イメー
   ジ情報に関する業務処理を表示する業務処理コードを検
   出し当該業務処理コードに基づいて前記格納手段（３）
   から対応する業務処理情報を検索する業務情報検索手段
   （２）と、 当該業務処理情報に基づいて前記書類のイメージ情報に
   ついて処理を行う業務処理手段（３）とを有することを
   特徴とする業務処理方式。