JPS63156281A - 取引システムの記帳点検方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、通帳を使用して取引を行いその取引結果を通
帳に印字する取引システムに関し、特に正しい内容が通
帳に記帳されているか否かを検査し得る取引システムの
記帳点検方式に関するものである。

一般に、金融機関においては、通帳を用いて取引を行う
ため、ホストコンピュータ（以下ホストと称する）に対
して複数の端末装置を接続し、且つホストには、各顧客
の識別情報例えば口座番号毎に顧客の取引に関わる過去
の取引結果、例えば残高、最終取引日等を格納する元帳
ファイルを接続しておき、各端末から元帳ファイルをア
クセスして取引を実行し、取引結果、及びその取引の情
報を通帳に印字するという取引システムが採用されてい
る。

このような取引システムを運用する際には、通常、取引
の信頼性を上げる為、顧客が伝票にその取引の情報を記
入し、端末装置の操作者例えば銀行員がその伝票の記載
内容に基づいて、入力及び通帳記帳内容の検査を行って
いる。

（従来の技術） 第３図は従来の取引システムのブロック図である。

端末装置側１の操作者は、伝票（図示せず）の記入内容
から、口座番号、取引額を読取り、キーボード１０より
これらの情報を入力する。

これら情報は送受信機構３によりホスト２に転送され、
ホスト２の元帳更新機構２０に供給される。

元帳更新機構は受信した情報から口座番号をを取り出し
、これを検索のためのキーとして使用して元帳ファイル
２１をアクセスする。

次に、元帳更新機構２０は元帳ファイル２１から取り出
された取引情報、即ち、その口座番号にて行った過去の
取引の情報を、端末側から受信した取引情報に依って更
新し、結果データを送受信機構に転送する。

この結果データには、口座番号の他、元帳ファイルに最
終的に格納した残高、最終取引日、最終取引の額等が含
まれている。

端末側では、送受信機構３からこれらの結果情報が記帳
装置１２に供給される。

記帳装置１２には通帳がセットされており、転送されて
来た結果データ、即ち、日付、残高、取引額をこの通帳
に印字する。

（発明が解決しようとする問題点） 上記した取引システムにおいては、通常記帳結果の確認
は端末装置の操作者が先にキーボード１０から入力した
情報、即ち、伝票に基づき、記帳後その記帳された内容
と伝票を照合することで検査していた。

このため、伝票の管理が繁雑となり、また、人手による
検査であるため、取引の信頼性も高いものではないと云
う欠点を有するものであった。

又、口座番号が異なる通帳に当該取引の結果データを印
字することを自動的に避けるため、通帳に口座番号が記
録された磁気ストライプを設け、ホスト側からの受信電
文（結果データ）に含まれる口座番号と、磁気ストライ
プから読取った口座番号とを対比して検査する様にした
システムも提案されている。

然し乍ら、この取引システムにおいても、口座番号間の
誤りは防止できても、元帳ファイルを更新したデータ自
身の誤りは検査出来ず、例えば、ホストへの送受信機構
におけるデータの誤り、或いはホスト自体の処理誤り等
の誤りは検査出来ず結局、伝票を使用して検査する必要
があった。

従って、本発明の目的は、ホスト側の誤りを伝票を使用
しなくとも自動的に検査できる取引システムの記帳点検
方式を提供することにある。

（問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発明では、端末側に入力デ
ータと元帳ファイルを実際に更新するのに使用したデー
タとの整合性を取ることにより検査する点に趣旨がある
。

第１図は本発明発明の原理図である。

図中、入力手段工３は口座番号等の識別情報、及び取引
額等の取引情報を入力するもの。

保持手段１４は入力された識別情報及び取引情報を一時
保持するものであり、例えばレジスタ等で構成されるメ
モリ。

送受信手段３は端末側から発生される情報をホスト側に
転送する及びホスト側の情報を端末側に転送するもので
あり、例えば、端末側の情報送信回路、受信回路、ホス
ト側の送信回路、受信回路、更にホストと端末装置とを
結ぶ回線を含む。

元帳更新手段２０、元帳ファイル２１は従来例により説
明したものと同じである。

送信手段２２は送受信手段３から構成される装置ファイ
ル２１を更新するための識別情報及び取引情報と、元帳
ファイル２１の更新結果である結果データを元帳更新手
段２０から受信して送受信手段３に供給する。

判定手段１５は保持手段１４に保持した内容とホスト側
２より折り返って来た取引情報、識別情報とを比較し、
検査するもの。

記帳装置１２は従来例にて説明したもの。

（作用） 上記構成の動作を説明する。

入力手段１３から、識別情報及び取引情報が入力される
と保持手段がこの情報を保持する。

保持された情報は送受信手段３を介してホスト側に転送
され、元帳更新手段２０に供給される。

送信手段２２に識別情報及び取引情報が供給される。

一方、元帳更新手段２０は元帳ファイル２１をアクセス
して元帳ファイルを更新し、その更新結果を結果データ
として送信手段２２に供給する。

送信手段２２は供給された同じ識別情報をもつ取引情報
及び結果データを１つの電文として端末側に転送する。

端末側の判定手段１５は送受信手段から識別情報及び取
引情報を抽出し、且つ保持手段１４に記憶保持されてい
る識別情報及び取引情報、及び結果データ中に存在する
取引情報に対応する情報を比較し、一致しているか否か
検査する。

画情報間に一致が認められれば、判定手段１５は記帳装
置１２を起動し、受信された結果データを記帳装置１２
に供給して印刷を行う。

以上の様に判定手段１５は保持した取引情報に対応する
結果データの情報中の情報を抽出し、検査するものであ
るため、記帳されるデータは入力手段１３にて入力され
たデータと合致し、特に伝票等で検査する必要なく自動
検査が可能となる。

尚、本発明は以上の原理説明によらず、記帳装置１２が
結果データから口座番号等の識別情報を抽出し、通帳に
設けた磁気ストライプからの識別情報と対比する等の処
理を行うことを本発明発明に採用することを妨げるもの
ではない。

又、例えば、入力手段として、伝票を自動読取する公知
の文字認識装置を採用するとともに認識誤りを画面上で
検査し、これで入力することも良い。

（実施例） 第２図は本発明発明の実施例の取引システムのブロック
図である。

図中、前出した番号と同じ番号は同一番号で示す。

入力手段１３は、光学読取装置１３１とその認識部１３
２、表示袋Ｗ１３３、表示制御部１３４、キーボード１
３５、訂正制御部１３６、及びレジスタ１３７より成る
。

本実施例の場合、入力手段として所謂ＯＣＲ装置を採用
している。

従って、取引をする際には、まづ、光学読取可能な文字
で伝票上に口座番号（識別情報に対応）と、取引金額と
を少なくとも記入する。

例えば、預金取引であって、１万円の預金をす場合には
預金の項目を塗り潰し、金額を特定の頃日記入位置に数
字でｒｌｏｏｏｏ　Ｊ　　と記入し、口座番号をこれも
特定の記入位置に数字又はＯＭＲ読取帳票に記入する形
式で記入もしくは塗り潰しを行う。

次に、この記入された伝票を光学読取装置１３１に挿入
する。

光学読取装置１３１はこの場合読取った信号を２値化し
て出力する。

この２値化された信号はイメージ信号であり、これが認
識部１３２に供給されることにより、認識部１３２は公
知の認識技術を駆使して記入文字の認識を行いこの結果
をレジスタ１３７に格納する。

レジスタ１３７に示される語「隘」は口座番号を示し、
語ｒＡ　Ｊは取引金額を示す。

光学読取袋Ｗ１３３からのイメージ信号と、認識装置に
て認識された文字は表示制御部１３４に供給され、表示
装置１３３に表示される。

表示装置には、読取られたイメージ信号が１３３への如
く表示制御部１３４の制御により表示され、又認識結果
であるデータの画像１３３Ｂが、各イメージ１３３Ａの
対応する部分に表示される。

操作者はこの表示装置１３３の表示画面を見て、訂正を
要する場合、キーボード１３５よりそのイメージに最適
な口座番号、取引金額の訂正部分のみを例えばカーソル
機構等で指定して入力する。

訂正制御部１３６はキーボード１３５より入力された訂
正データに基づき、レジスタ１３７の該当データ部分を
訂正する。

一方、訂正を必要と市内場合、或いは訂正を終了した場
合には、操作者はキーボード１３５に設けられた実行指
示キー１３５ａを押下する。

この実行指示キー１３５ａの押下信号に基づき、保持手
段１４であるメモリ回路が起動されると共に送信回路３
１が起動される。

メモリ回路は複数の領域１４１〜１４３を備えており、
各領域には、口座番号と取引金額とが各々記憶できる様
に構成されている。

従って、今特定の口座番号が入力され、且つ取引金額角
が入力されたとするとメモリ回路の領域１４１にこの画
情報が格納される。

一方、送信回路３１はレジスタ１３７に格納されている
情報をホスト２側に送信する。

送信されたこの情報即ち口座番号及び取引金額の情報は
ホスト２の受信回路にて受信され、レジスタ３３に格納
される。

レジスタ３３に格納された情報即ち、口座番号患及び取
引金額情報へ゛は更新手段であるファイル検索機構２０
１及び更新機構２０２に供給される。

検索機構２０１は従来の如く口座番号隘をキーにして元
帳ファイルの当該口座番号に関する情報を格納するアド
レスを求め、しかる後、元帳ファイル２１をアクセスす
る。

検索により、該当口番号にかんする取引情報が得られる
。

この情報の中には、過去の取引情報が含まれている。

例えば、その口座の残高、口座名義、最終取引日、未記
帳データである。

更新機構は、レジスタ３３に格納された取引額データ八
゛を自己の内部レジスタ２０３に格納し、元帳ファイル
２１から読みだしたデータと照合し、照合が取れれば、
内部レジスタ２０３に格納された取引額で残高を演算し
、したる後元帳ファイル２１にデータを格納するととも
に結果データを送信手段２２内の電文編集機構２２０に
転送する。

この結果データの中には、未記帳データの他、更新に使
用した今回の取引額Ａ゛、当日の日付、残高取引の科目
（預金なのか支払いなのか等）の情報が含まれる。

電文編集機構２２０はレジスタ３３から口座番号患更新
機構２０３から取引額Ａ゛を続出し、レジスタ２２１の
先頭部分にセットするとともに、上記した結果データそ
の後部分にセットする。

尚、結果データの内、特に最終取引の際の額即ち八゛は
特定の位置にセットする。

送信回路３４はこのレジスタ２２１に格納された情報を
端末装置１側に送信する。

端末装置側では、この情報を受信回路３３で受信し、受
信レジスタ３３ａに順番に格納する。

受信が完了すると図示されない制御部が判別手段工５で
ある比較部１５０を起動する。

比較部１５０は受信レジスタ３３ａの口座番号に対応す
る部分を検索部１５１に読出し、対応する口座番号が格
納されている領域を検索させる。

検索部１５１は該当する口座番号が存在すると、その領
域、本発明例の場合取引額Ａが領域１４１から読出され
、比較部１５０に供給される。

又、比較部１５０は受信レジスタ３３ａの予め定められ
た位置より取引額Ａ゛及びＡｌｌを読出す。

その後、比較部１５０はこの３つのデータが一致するか
どうかを検査する。

この検査の結果、一致が得られると、記帳装置１２を起
動する。

記帳装置１２には、その起動に伴い、受信レジスタ３３
ａに格納された内容、即ち、未記帳データ及び前記した
今回の取引に関わる取引額、取引科目、残高必要有れば
口座番号が供給される。

これに基づき記帳装置１２では未記帳データ及び前記し
た今回の取引に関わる取引額、取引科目、残高を印字す
る。

（発明の効果） 以上、詳細に説明したように本発明によれば、ホスト側
での更新時に使用した情報が入力した情報と一致するか
どうか、自動的に検査できるので、伝票等の管理は不要
で、又、ホスト装置に於ける処理の誤りによる誤記帳も
防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明発明の原理図、第２図は本発明発明の実
施例のブロック図、第３図は従来の取引システムのブロ
ック図である。 図中、１はたんまつ装置、２はホスト、３は送受信手段
、１３は入力手段、１４は保持手段、１５は判定手段、
２０は元帳更新手段、２１は元帳ファイル、２２は送信
手段である。 原理図 第１図 従来の取引システムのブロック図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）端末装置（１）側に設けられ、取引に関わる識別
   情報及び記帳すべき取引情報を入力する入力手段とホス
   ト（２）側に設けられ、複数の識別番号に対応して設け
   られ、各々過去に処理された取引情報が識別番号毎に格
   納された元帳ファイル（２１）、及び該入力手段により
   入力された識別番号を基に該元帳ファイルを検索し、当
   該取引情報を該入力された取引情報によって更新する更
   新手段（２０）とを備え、識別情報に対応する通帳に元
   帳ファイル更新後、取引情報及び結果データを印字する
   取引システムの記帳点検方式において、 入力手段（１３）により入力された識別情報及び取引情
   報を一時保持する保持手段（１４）と、該ホスト側に更
   新手段が使用した識別情報及び取引情報と更新の結果得
   た結果データとを送信する手段（２２）と、 該保持手段に保持された識別情報及び取引情報を、該ホ
   スト側から端末装置側に送信した識別情報及び取引情報
   と比較し対応する情報であることを検査する判定手段（
   １５）と を設け、端末装置側で保持手段の保持内容とホスト側か
   ら送信された内容との対応付けを行って記帳することを
   特徴とする取引システムの記帳点検方式。