JP2000099611A - 帳票処理システムおよびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

帳票処理システムおよびそのプログラム記録媒体

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JP2000099611A
JP2000099611A JP28735798A JP28735798A JP2000099611A JP 2000099611 A JP2000099611 A JP 2000099611A JP 28735798 A JP28735798 A JP 28735798A JP 28735798 A JP28735798 A JP 28735798A JP 2000099611 A JP2000099611 A JP 2000099611A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帳票データの重複入力等を避けて労力の軽減
を図り得ると共に、データの改ざん等の検査も正確に実
行する。 【解決手段】 支店用入力端末装置1は入力された帳票
データに基づいて帳票毎に帳票レコードを生成して帳票
の所定領域にステルス印刷すると共に、バッチファイル
に追加挿入する。そして、処理該当日の締め処理時にバ
ッチカードを発行し、このバッチカードを帳票の束に添
付し、バッチファイルが記憶されているICカードと共
に、事務集中センタへ送付する。集中処理装置2は帳
票、バッチカードの券面データをOCRによって読み取
ると共に、帳票上にステルス印刷されているデータを読
み取り、ICカード内のバッチファイルと、OCR読み
取りデータ、ステルス読み取りデータとを比較すること
により、データの正当性を検査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、帳票毎に帳票デ
ータを入力する入力処理装置と、複数帳票分のデータを
一括して集中処理する集中処理装置とを備えた帳票処理
システムおよびそのプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に金融機関の支店窓口では、
付帯物件付き為替(公共料金支払、税金支払、その他振
り込み等)の業務処理を行い、付帯物件(領収書以外の
残り券)を事務集中センタに送付するようにしている。
この場合、支店用入力端末装置では付帯物件帳票(以
下、単に帳票と称する)に表記されている帳票データを
キー入力すると共に、帳票の合計枚数および合計金額を
求めて送付書に記入し、この送付書を帳票の束の表紙と
して添付するようにしている。一方、事務集中センタ側
では、各支店から送付されて来た帳票の束を一括して処
理するが、光学的文字読取装置(OCR)によって読み
取り可能なものはOCRによって券面データをデータ化
し、OCRによって処理できないデータは、オペレータ
によるキー入力によってデータ化し、その後、送付書に
記入されている合計枚数と合計金額を参照して照合する
ようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、事務集
中センタ側において、ほとんどの帳票データは、OCR
によって処理することができないため、帳票データを新
めてキー入力する必要があると共に、合計枚数および合
計金額を求める必要があり、支店側と同じ作業を事務集
中センタ側でも行わなければならず、その合理化が望ま
れていると共に、データの改ざん等の検査も効率良く行
うことができないという問題があった。この発明の課題
は、帳票データの重複入力等を避けて労力の軽減を図り
得ると共に、データの改ざん等の検査も正確に実行でき
るようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、帳票毎に帳票データ
を入力する入力処理装置と、複数帳票分のデータを一括
して集中処理する集中処理装置とを備えた帳票処理シス
テムにおいて、前記入力処理装置は、入力された帳票デ
ータに基づいて帳票毎に帳票レコードを生成するレコー
ド生成手段と、このレコード生成手段によって生成され
た帳票レコード群を前記集中処理装置側へ外部供給する
収集データとして記憶する収集データ記憶手段と、前記
レコード生成手段によって生成された帳票レコードを帳
票上の所定領域に印刷する印刷手段とを具備し、前記集
中処理装置は、帳票上に予め印刷されている巻面データ
を読み取る第1の読取手段と、前記入力処理装置側で帳
票上の所定領域に印刷された帳票レコードを読み取る第
2の読取手段と、前記入力処理装置側から外部供給され
た帳票レコード群を収集データとして取り込む収集デー
タ取込手段と、この取込手段によって取り込まれた収集
データと前記第1および第2の読取手段によって読み取
られた読み取りデータとをそれぞれ比較することにより
データの正当性を検査する検査手段とを具備するもので
ある。なお、前記入力処理装置は、生成された各帳票レ
コードに基づいて所定の合計データを算出すると共に、
入力処理された帳票の束に添付される送付用紙に、前記
算出された合計データを印刷し、前記集中処理装置は、
前記送付用紙に印刷されている合計データを読み取ると
共に、この合計データを参照することによってデータの
正当性を検査するようにしてもよい。また、前記入力処
理装置側の印刷手段は、帳票レコードを視読不能なステ
ルス印刷で出力するようにしてもよい。更に、前記入力
処理装置側の印刷手段によって帳票レコードが印刷され
る帳票上の所定領域は、帳票サイズにかかわらず、所定
の基準点から所定位置にある領域であってもよい。
【0005】請求項1記載の発明においては、帳票毎に
帳票データを入力する入力処理装置は、入力された帳票
データに基づいて帳票毎に帳票レコードを生成し、生成
された帳票レコードを帳票上の所定領域に印刷すると共
に、生成された各帳票レコードを記憶保持する。また、
複数帳票分のデータを一括して集中処理する集中処理装
置は、帳票上に予め印刷されている券面データを読み取
ると共に、入力処理装置側で帳票上の所定領域に印刷さ
れた帳票レコードを読み取る他、入力処理装置側から外
部供給された帳票レコード群を収集データとして取り込
み、この収集データと前記読み取った券面データ、帳票
レコードとを比較することによりデータの正当性を検査
する。したがって、帳票データの重複入力等を避けて労
力の軽減を図り得ると共に、データの改ざん等の検査も
正確に実行することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を参照してこ
の発明の一実施形態を説明する。図1はこの帳票処理シ
ステム全体の処理の流れを概念的に示した図で、金融機
関側の窓口には支店用入力端末装置1が設置され、事務
集中センタ側には集中処理装置2が設置されている。支
店用入力端末装置1は付帯物件付き為替を処理する入金
時に、帳票種別と金額をキーボードから入力すると共
に、支払通知書(帳票)から領収書を切り離して支払通
知書を保管し、領収書を顧客に返却する。この場合、入
力された帳票データ(入力項目)と自動生成された生成
項目とから成る帳票レコードが作成される。この帳票レ
コードは後述するバッチファイルに新規レコードとして
追加挿入される他、帳票上の所定領域に視読不能なステ
ルスコード(目に見えないインクで印字したバーコー
ド,二次元コード等のデータコード)によって印刷出力
される。また、処理当該日の締め処理時において、入力
処理した帳票枚数および合計金額等をバッチカードに通
常文字によって印刷出力させる。このバッチカードは帳
票の束の表紙として添付される送付書である。また、締
め処理時において、装置本体に対して着脱可能な可搬型
記録媒体(ICカード)にはバッチファイルが書き込ま
れる。ここで、バッチカードを表紙とする帳票の束とI
Cカードとは、事務集中センタ側へ送付される。なお、
支店用入力端末装置1内のプリンタ部にはステルス印字
ヘッド1a、通常印字ヘッド1bを有している。
【0007】一方、事務集中センタ側において、集中処
理装置2には読取装置3付きソータ装置4が連結されて
おり、読取装置3のホッパー部3aにバッチカードを含
む帳票の束がセットされると、読取装置3はその読取部
内のOCRリードヘッド3b、ステルスコードリードヘ
ッド3cによって読み取られたデータを集中処理装置2
に供給する。ソータ装置4は読取装置3によって読み取
られた帳票種別に基づいて帳票を分類仕分けするもの
で、仕分けされた帳票を分類別に保管する。集中処理装
置2は読取装置3によって読み取られたデータと、支店
側から供給されたICカード内のバッチファイルとを比
較することによりデータの正当性を検査する。この場
合、OCR読み取りデータとステルスコード読み取りデ
ータをバッチファイルとのマッチングを検査することに
より3重のチェックを行うようにしている。
【0008】図2は支店用入力端末装置1の全体構成を
示したブロック図である。CPU11は各種プログラム
にしたがってこの支店用入力端末装置1の全体動作を制
御する中央演算処理装置である。記憶装置12はオペレ
ーティングシステムや各種アプリケーションプログラ
ム、データファイル、文字フォントデータ等が予め格納
されている記憶媒体13やその駆動系を有している。こ
の記憶媒体13は固定的に設けたもの、もしくは着脱自
在に装着可能なものであり、フロッピーディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、RAMカード等の磁気的・光
学的記憶媒体、半導体メモリによって構成されている。
また、記憶媒体13内のプログラムやデータは、必要に
応じてCPU11の制御により、RAM14にロードさ
れる。更に、CPU11は通信回線等を介して他の機器
側から送信されて来たプログラム、データを受信して記
憶媒体13に格納したり、他の機器側に設けられている
記憶媒体に格納されているプログラム、データを通信回
線等を介して使用することもできる。また、CPU11
にはその入出力周辺デバイスである入力装置15、表示
装置16、ICカード接続部17、通常印字装置18、
ステルスコード印字装置19がバスラインを介して接続
されており、入出力プログラムにしたがってCPU11
はそれらの動作を制御する。通常印字装置18は通常印
字ヘッド1bを有し、バッチカードへの印刷やバッチフ
ァイルを営業記録としてジャーナル出力する際に使用さ
れるプリンタであり、ステルスコード印字装置19はス
テルス印字ヘッド1aを有し、帳票の所定領域にステル
ス印刷を行う際に使用されるプリンタである。ここで、
ステルス印刷時には、紫外線に反応し、人間の目には視
読不能な特殊インクを使用し、出力対象となる帳票レコ
ードがバーコード,ニ次元コード等のデータコード形式
で印刷される。
【0009】図3(A)はRAM14内の特徴部分を示
した図で、RAM14には各種のメモリ領域が割り当て
られている。ワークメモリ14−1は処理途中の結果を
一時記憶する作業域であり、入力された帳票データに基
づいて生成された帳票レコードを記憶する。ここで、図
3(B)はこのワークメモリ14−1内の帳票レコード
を示したもので、「支店コード」、「担当者コード」、
「帳票シリアルNo.」、「処理年月日」、「処理時分
秒」、「帳票種別」、「金額」の各項目データから成
る。ここで、帳票レコードを構成する各項目データのう
ち、「支店コード」、「担当者コード」、「帳票種
別」、「金額」は、入力装置15から入力された入力項
目であるが、その他の各項目は自動生成された生成項目
である。この帳票レコードはステルス印刷されるが、そ
の際、各項目データは図3(C)に示すような印字ファ
イルにしたがって印刷される。ここで、各フィールドデ
ータは図3(C)に示す項目順およびその桁数分のデー
タ長で印刷される。バッチファイル14−2は帳票レコ
ード群を記憶するもので、図4(A)に示すように、バ
ッチヘッダ部とバッチレコード部とから成り、バッチヘ
ッダ部にはバッチカードに印刷されるバッチレコードが
格納され、バッチレコード部は帳票毎に生成された帳票
レコード(バッチレコード)が格納される。図4(B)
はバッチヘッダ部の構成を示し、このヘッダ部は「支店
コード」、「バッチシリアルNo.」、「処理年月日」、
「帳票枚数」、「合計金額」を記憶するもので、各フィ
ールドデータは図4(B)に示す桁数分のデータ構成と
なっている。図4(C)はこのバッチヘッダ部内のデー
タがバッチカードに印刷される場合の印字フォーマット
を示している。帳票枚数カウンタ14−3は入力処理さ
れた帳票枚数を計数し、また合計金額メモリ14−4は
入力処理された帳票の合計金額を記憶する。
【0010】図5は集中処理装置2の全体構成を示した
ブロック図である。集中処理装置2はCPU21を中核
とするもので、CPU21は記憶装置22内のプログラ
ムにしたがってこの集中処理装置2の全体動作を制御す
る。記憶装置22は記憶媒体23を有し、支店用入力端
末装置1側の記憶装置12、記憶媒体13と基本的に同
様であるため、その説明は省略する。CPU21にはそ
の入出力装置として入力装置25、表示装置26、IC
カード接続部27、OCR装置28、ステルスコード読
取装置29がバスラインを介して接続されており、入出
力プログラムにしたがってCPU21はそれらの入出力
動作を制御する。OCR装置28はOCRリードヘッド
3bを有し、バッチカードに印刷されているデータを読
み取ると共に、帳票としての支払通知書からOCR文字
を読み取る。ここで、図10は帳票を例示したもので、
その表面(券面)にOCRによって読み取られるOCR
領域内に各種のOCR文字が印刷されているので、当該
部分をサーチすることによってその読み取りを行う。な
お、OCR領域内の2行目下桁部分における「5520
7」は金額データを表わし、また最下桁の「8」はチェ
ックサムを示している。また、OCR装置28は帳票の
全体形状、印刷フォーマット、支払先等を読み取ること
によって帳票種別が総合的に判定される。ステルスコー
ド読取装置29はステルスコードリードヘッド3cを有
し、帳票上の所定領域に印刷されているステルスコード
を光学的に読み取る。ここで、帳票の裏面において図1
0に示す位置には、ステルス印刷領域SAが設けられて
いる。このステルス印刷領域SAはどのようなサイズ、
形状の帳票であってもその裏面側の左下角度を基準とし
て縦10cm、横10cmの所にステルス印刷領域SAの左
下部が位置するように形成されたもので、その位置は帳
票種別にかかわらず固定位置となっている。このステル
ス印刷領域SAからステルスコードを読み取る場合、ス
テルスコード読取装置29は紫外線を照射することによ
りステルス印刷領域SA上を走査してそのコード情報を
読み取る通常の構成となっている。
【0011】図6はRAM24内の特徴部分を示したも
ので、支店から送付された帳票の束を1束毎に処理する
際に、NBレジスタにはバッチカードから読み取られた
帳票枚数(バッチ枚数)がセットされ、NCレジスタに
は現時点までの帳票処理件数がセットされる。KBレジ
スタはバッチカードから読み取られた合計金額(バッチ
金額)がセットされ、KCレジスタには現時点までに帳
票処理された累計金額(処理金額)がセットされる。O
CRメモリM1はOCR装置28によって読み取られた
データを一時記憶し、コードメモリM2はステルスコー
ド読取装置29によって読み取られたデータを一時記憶
するメモリである。フラグレジスタFRは帳票エラーフ
ラグがセットされるもので、CPU21はICカード接
続部27から取り込んだICカード内のバッチファイル
とOCRメモリM1、コードメモリM2内の読み取りデ
ータとを比較することによって帳票毎にデータの正当性
を検査するが、その検査結果に応じてフラグレジスタF
Rに帳票エラーフラグがセットされる。CPU21はこ
のような帳票エラーのチェックの他、バッチエラーのチ
ェックも行うが、その際、KBレジスタの値とNCレジ
スタの値との比較、KBレジスタの値とNCレジスタの
値との比較を行うことによりバッチエラーチェックを行
う。
【0012】次に、帳票処理システムの動作を図7〜図
9に示すフローチャートにしたがって説明する。ここ
で、これらのフローチャートに記述されている各機能を
実現するためのプログラムは、CPU11(21)が読
み取り可能なプログラムコードの形態で記憶媒体13
(23)に記憶されており、その内容にしたがった動作
を行う。図7は支店用入力端末装置1の動作を示したフ
ローチャートである。先ず、支店窓口で一日の業務開始
時あるいは担当者交替時において、付帯物件付き為替を
処理する際に、支店コードおよび担当者コードを入力装
置15からキー入力すると、入力された支店・担当者コ
ードはワークメモリ14−1にセットされるが(ステッ
プA1)、そのデータは締め処理あるいは担当者交替が
あるまで保持される。この状態において、顧客から提出
された帳票の記入内容を確認し、帳票種別および金額デ
ータをキー入力してワークメモリ14−1に格納してお
く(ステップA2)。このように帳票データが入力項目
としてワークメモリ14−1にセットされると、CPU
11はその他の必要項目を自動生成する。すなわち、C
PU11は帳票を識別するための固有No.(帳票シリア
ルNo.)を自動生成してワークメモリ14−1にセット
すると共に(ステップA3)、計時機能によって得られ
た現在の年月日、時分秒を読み出し、これを処理年月
日、処理時分秒としてワークメモリ14−1にセットす
る(ステップA4)。
【0013】このようにしてワークメモリ14−1内に
1レコード分の帳票レコードが作成されると、この帳票
レコードを新規なバッチレコードとしてバッチファイル
14−2に追加挿入する(ステップA5)。そして、こ
のバッチレコードをステルスコード印字装置19に送
り、帳票用紙の裏面所定領域、つまり、図10に示すよ
うに帳票の種別にかかわらず、固定的に決められてステ
ルス印刷領域SAにステルスコードの形態で印刷出力さ
せる(ステップA6)。この場合、図3(C)に示すス
テルス印字フォーマットにしたがって印刷される。そし
て、帳票枚数カウンタ14−3の値に「1」を開始する
枚数更新処理が行われるが(ステップA7)、最初は帳
票枚数カウンタ14−3の値は「0」にクリアされてい
るので、その値は「1」となる。次に、合計金額メモリ
14−4の値に今回の入力金額を加算して合計金額を更
新する処理が行われるが(ステップA8)、最初は合計
金額メモリ14−4の値は「0」にクリアされているの
で、その値は今回の入力金額となる。このようにして1
帳票分の処理が終ると、業務終了が指示されたかを調べ
(ステップA9)、終了が指示されるまでステップA2
に戻り、1帳票毎に上述の動作が繰り返される結果、帳
票毎に作成された帳票レコードはバッチファイル14−
2に追加挿入されると共に帳票枚数カウンタ14−3、
合計金額メモリ14−4の更新が行われ、しかも各帳票
には帳票レコードがステルスコードによって印刷され
る。そして、終了指示があると、締め処理が行われる
(ステップA10〜A12)。すなわち、バッチヘッド
レコードが生成されてバッチファイル14−2内のヘッ
ダ部に格納される(ステップA10)。この場合、バッ
チヘッダレコードの各項目データとしてワークメモリ1
4−1から支店コードを読み取り、またバッチシリアル
No.および処理年月日を生成し、更に帳票枚数カウンタ
14−3、合計金額メモリ14−4から帳票枚数、合計
金額を読み取ってバッチヘッダレコードを作成し、バッ
チファイル14−2内のヘッダ部に格納する。そして、
作成したバッチヘッダレコードを通常印字装置18に送
り、通常文字にてバッチカードに印刷すると共に(ステ
ップA11)、ICカード接続部17に装着されている
ICカード内にバッチファイル14−2の内容を全て書
き込む(ステップA12)、このようにして入力処理さ
れた各帳票を束ねてその表紙としてバッチカードを添付
し、ICカードと共に事務集中センタへ送付される。
【0014】図8、図9は集中処理装置2の動作を示し
たフローチャートである。先ず、内部データの初期化処
理が行われ、MBレジスタ、NCレジスタおよびKBレ
ジスタ、KCレジスタの値をそれぞれ「0」とする(ス
テップB1)。この状態において、読取装置3のホッパ
ー部3aに帳票の束がセットされると、帳票は1枚づつ
読取装置3内部に自動搬送されて読み取り動作が行われ
る(ステップB2)。そして、この読み取り結果に応じ
て帳票有無を調べる(ステップB3)。すなわち、バッ
チカードを含めて1束分の帳票を全て処理し終ったか否
かを調べ、終了していなければ帳票有りと判断されてス
テップB4に進み、バッチカードか否かを調べる。最初
は、バッチカードであるから、NBレジスタの値とNC
レジスタの値とを比較して両者が一致するかを調べるが
(ステップB5)、いま、NBレジスタ、NCレジスタ
の値はデータの初期化によってクリアされているので、
両者の一致が検出される。すると、ステップB6に進
み、バッチカードから読取装置3によって読み取られた
帳票枚数、合計金額を対応するNBレジスタ、KBレジ
スタに転送すると共に、NCレジスタ、KCレジスタを
クリアしたのち、ステップA2に戻る。ここで、NCレ
ジスタ、KCレジスタをクリアするのは、複数枚のバッ
チカードが添付されることもあるため、2枚目のバッチ
カードがOCR読み取りされた段階で、ステップB5で
はNBレジスタ、NCレジスタの値の不一致が検出され
る。この場合、バッチエラーとなってその旨が報知され
る。
【0015】一方、ステップB4でバッチカードではな
く通常の帳票をOCR読み取りした場合には、図9のス
テップB10に進み、その読み取りデータをOCRメモ
リM1にセットする。そして、ステルスコード読取装置
29を起動させて帳票裏面のステルス印刷領域SAから
ステルスコードを読み取らせ、この読み取りデータをコ
ードメモリM2にセットすると共に(ステップB1
1)、このステルスコードの中から帳票シリアルNo.を
抽出する(ステップB12)。この帳票シリアルNo.を
キーとしてICカード内のバッチファイルを検索し、該
当するバッチレコードを読み出す(ステップB13)。
そして、ICカードから読み出したバッチレコードとコ
ードメモリM2内のステルスコードとの全桁を比較する
(ステップB14)。すなわち、図3(C)で示したよ
うに各フィルード毎にその桁数が決められているので、
1レコード分の総桁数および各フィールド毎の桁数に基
づいてバッチレコードとステルスコードとを比較し、両
者の不一致が検出された場合にはフラグレジスタFRに
帳票エラーフラグをセットする(ステップB15)。次
に、ステルスコードの中から帳票種別および金額を抽出
し(ステップB16)、OCRメモリM1内の帳票種
別、金額と比較する(ステップB17)。この結果、両
者の不一致が検出された場合にはフラグレジスタFRに
帳票エラーフラグをセットする(ステップB18)。そ
の後、NCレジスタに「1」を加算してその値を更新す
る処理を行うと共に(ステップB19)、KCレジスタ
にステルス金額を加算してKCレジスタの値を更新して
おく(ステップB20)。そして、集計レコードを作成
し(ステップB21)、その帳票種別に応じてソータ装
置4に分類仕分けを指示する(ステップB22)。この
ようにして1帳票分の処理が終ると、図8のステップB
2に戻り、次の帳票を読取装置3によって読み取り、以
下、1帳票毎に上述の動作を繰り返す。
【0016】この結果、ステップB3で帳票なしが検出
されると、KBレジスタの値とKCレジスタの値とを比
較すると共に(ステップB7)、NBレジスタの値とN
Cレジスタの値とを比較する(ステップB8)。ここ
で、KBレジスタ、NBレジスタにはバッチカードから
読み取った合計金額(バッチ金額)と帳票枚数(バッチ
枚数)がセットされ、KCレジスタ、KBレジスタには
帳票毎に累計処理された処理金額、処理枚数がセットさ
れているので、一束分の帳票を処理した段階で通常は両
者の一致が検出されるが(ステップB7、B8)、いず
れかの不一致が検出された場合にはバッチエラーとなっ
てエラー終了となる。また、ステップB7、B8で両者
の一致が検出された場合において、フラグレジスタFR
に帳票エラーフラグがセットされている場合には(ステ
ップB9)、帳票エラーとなるが、エラーフラグがセッ
トされていなければ、正常終了となる。
【0017】以上のようにこの帳票処理システムにおい
て、帳票毎に帳票データを入力する支店用入力端末装置
1は、入力された帳票データに基づいて帳票毎に帳票レ
コードを生成し、生成された帳票レコードを帳票上の裏
面固定領域にステルスコードによって印刷すると共にバ
ッチファイル14−2に格納する。そして、処理該当日
の締め処理時において、バッチカードを発行し、処理さ
れた帳票の束にバッチカードを表紙として添付し、バッ
チファイル14−2が記憶されているICカードと共に
事務集中センタ側へ送付すると、集中処理装置2側にお
いては、帳票毎にその券面データを読み取ると共に、帳
票からステルスコードを読み取る。この場合、集中処理
装置2はOCR読み取りデータとステルス文字読み取り
データとICカードにて供給されたバッチファイルとの
マッチングを検査することによって3重のチェックを行
う。このように事務集中センタ側では支店側で入力した
帳票データを新めて入力する必要はなく、帳票データの
重複入力等を避けて労力の軽減を図り得ると共に、デー
タの改ざん等の検査も正確に実行することが可能とな
り、システム全体の合理性、信頼性を飛躍的に向上させ
ることが可能となる。また、ステルス文字を印刷するた
めに帳票が発行元に返っても他の金融機関での処理帳票
と何んら変わることなく帳票を使用することができる。
また、帳票の固定領域にステルス印刷を行うために帳票
サイズ等が異なる異種帳票であってもステルス印刷のデ
ータを容易に読み取ることができ、異種帳票の認識が不
要となり、装置の単純化を図ることができる。
【0018】なお、上述した一実施形態においては、ス
テルス印刷を帳票の裏面に印刷したが、視読不能なデー
タ印刷のため帳票の表面に印刷するようにしてもよく、
また、帳票レコードの印刷はステルス印刷に限らず、通
常印刷であってもよい。また、支店から事務集中センタ
側へICカードを介してバッチファイルを転送するよう
にしたが、フロッピーディスク等の可搬型記録媒体を用
いて転送するようにしてもよく、更に、通信回線を介し
て転送するようにしてもよい。更に帳票処理システムと
して金融機関の支店と事務集中センタ間におけるシステ
ムを例示したが、勿論、他のシステムにも適用可能であ
る。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、帳票データの重複入
力等を避けて労力の軽減を図り得ると共に、データの改
ざん等の検査も正確に実行することができるので、シス
テム全体の合理性、信頼性を飛躍的に向上させることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】帳票処理システムにおける全体的な処理の流れ
を概念的に説明するための図。
【図2】支店用入力端末装置1の全体構成を示したブロ
ック図。
【図3】(A)はRAM14内の特徴部分を示した図、
(B)はワークメモリ14−1にセットされる帳票レコ
ードを示した図、(C)はステルス印字フォーマットを
示した図。
【図4】(A)はバッチファイル14−2の構成を示し
た図、(B)はバッチファイル14−2のヘッダ部の構
成を示した図、(C)はバッチカード印字フォーマット
を示した図。
【図5】集中処理装置2の全体構成を示したブロック
図。
【図6】RAM24内の特徴部分を示した図。
【図7】支店用入力端末装置1側の動作を示したフロー
チャート。
【図8】集中処理装置2側の動作を示したフローチャー
ト。
【図9】図8に続く集中処理装置2側の動作を示したフ
ローチャート。
【図10】帳票の表裏を例示した図。
【符号の説明】
1 支店用入力端末装置 2 集中処理装置 3 読取装置 11、21 CPU 12、22 記憶装置 13、23 記憶媒体 14、24 RAM 14−1 ワークメモリ 14−2 バッチファイル 14−3 帳票枚数カウンタ 14−4 合計金額メモリ 15、25 入力装置 17、27 ICカード接続部 18 通常印字装置 19 ステルスコード印字装置 28 OCR装置 29 ステルスコード読取装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帳票毎に帳票データを入力する入力処理装
    置と、複数帳票分のデータを一括して集中処理する集中
    処理装置とを備えた帳票処理システムにおいて、 前記入力処理装置は、入力された帳票データに基づいて
    帳票毎に帳票レコードを生成するレコード生成手段と、 このレコード生成手段によって生成された帳票レコード
    群を前記集中処理装置側へ外部供給する収集データとし
    て記憶する収集データ記憶手段と、 前記レコード生成手段によって生成された帳票レコード
    を帳票上の所定領域に印刷する印刷手段とを具備し、 前記集中処理装置は、帳票上に予め印刷されている券面
    データを読み取る第1の読取手段と、 前記入力処理装置側で帳票上の所定領域に印刷された帳
    票レコードを読み取る第2の読取手段と、 前記入力処理装置側から外部供給された帳票レコード群
    を収集データとして取り込む収集データ取込手段と、 この取込手段によって取り込まれた収集データと前記第
    1および第2の読取手段によって読み取られた読み取り
    データとをそれぞれ比較することによりデータの正当性
    を検査する検査手段とを具備したことを特徴とする帳票
    処理システム。
  2. 【請求項2】前記入力処理装置は、生成された各帳票レ
    コードに基づいて所定の合計データを算出すると共に、
    入力処理された帳票の束に添付される送付用紙に、前記
    算出された合計データを印刷し、 前記集中処理装置は、前記送付用紙に印刷されている合
    計データを読み取ると共に、この合計データを参照する
    ことによってデータの正当性を検査するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の帳票処理システム。
  3. 【請求項3】前記入力処理装置側の印刷手段は、帳票レ
    コードを視読不能なステルス印刷で出力するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の帳票処理システム。
  4. 【請求項4】前記入力処理装置側の印刷手段によって帳
    票レコードが印刷される帳票上の所定領域は、帳票サイ
    ズにかかわらず、所定の基準点から所定位置にある領域
    であることを特徴とする請求項1記載の帳票処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】コンピュータによって読み取られるプログ
    ラムコードを有する記録媒体であって、 帳票毎に帳票データを入力する入力処理装置において、
    入力された帳票データに基づいて帳票毎に帳票レコード
    を生成する機能と、生成された帳票レコード群を集中処
    理装置側へ外部供給する収集データとして記憶保持させ
    る機能と、前記生成された帳票レコードを帳票上の所定
    領域に印刷出力させる機能を実現させるためのプログラ
    ムを有し、 複数帳票分のデータを一括して集中処理する集中処理装
    置において、帳票上に予め印刷されている券面データを
    読み取る機能と、前記入力処理装置側で帳票上の所定領
    域に印刷された帳票レコードを読み取る機能と、前記入
    力処理装置側から外部供給された帳票レコード群を収集
    データとして取り込む機能と、前記読み取られた券面デ
    ータ、帳票レコードと前記収集データとを比較すること
    によりデータの正当性を検査する機能を実現するための
    プログラムコードを有する記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003016280A (ja) * 2001-06-28 2003-01-17 Fujitsu Ltd 帳票処理方法、帳票処理システムの帳票仕分け装置及び仕分け実行装置
JP2005293401A (ja) * 2004-04-02 2005-10-20 Nec Corp 銀行手続き業務代行システム
JP2006085554A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Oki Electric Ind Co Ltd 帳票分類処理システム、電子媒体帳票の作成方法および納入方法

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