JPH025824A - 低い燐脂質含有量を有する脂肪含有組成物 - Google Patents

低い燐脂質含有量を有する脂肪含有組成物

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JPH025824A
JPH025824A JP1030919A JP3091989A JPH025824A JP H025824 A JPH025824 A JP H025824A JP 1030919 A JP1030919 A JP 1030919A JP 3091989 A JP3091989 A JP 3091989A JP H025824 A JPH025824 A JP H025824A
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    • A23D9/007Other edible oils or fats, e.g. shortenings, cooking oils characterised by ingredients other than fatty acid triglycerides
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は燐脂質含有量の低い脂肪含有組成物に関J−る
ものである。燐脂質の例は:ホスファチジルコリン、ホ
スファチジルエタノールアミン、ホスファブジルイノシ
トール、ホスファチジン酸(phosphaNdc a
c+d) 、ホスファチジルセリン、アセチルホスファ
チジルエタノールアミン、ボスフ7ヂジルグリセロール
並びにこれら化合物の加水分解によって得られるモノア
シル変形化合物である。
脂肪含有組成物への燐脂質の使用は、公知である。燐脂
質は、たとえばマーガリンのような脂肪含有組成物に、
乳化剤として、またはねかかり(spattering
 )防止剤としても用いられているからである。
先行技術の文献に記載されている脂肪含有製品では、燐
脂質は大ていは、製品中の脂肪に対して計算して01重
行1%より大きな′a度水準で用いられている。このよ
うな製品が100℃より高い温度まで加熱される場合、
これらの燐脂質はこのような製品のはねかかり挙動に好
都合の影響を与えるようにみえる。すなわち、これらの
脂肪製品がそのような高温で水と接触した場合、その水
の蒸発は、燐脂質を含まない同等の製品と比べてより少
ない゛はねかかり″の発生しか伴わないようにみえる。
先行技術に記載されている、かなりのmの燐脂質を含む
脂肪製品には欠点がある。それは、100°Cより十分
高い温度にしばらくの間加熱すると、暗褐色から黒色ま
でに変る黒っぽい、感じの悪い色が発生することである
。燐脂質の濃度が低い場合でも、従来の脂肪製品は加熱
によって褐色化が生じる。多くの国ではこのような褐色
化効果は、脂ll7I製品でフライをあげるとぎには好
ましいどされているが、そのような褐色化を好ましくな
いとする国も多い。たとえば揚げ物(deep fry
inQ)用油のような脂肪製品においては、そのような
褐色効果は概して望まれない。
今や、本発明による脂肪含有組成物では100℃より十
分高い温度で長時間加熱しているときに褐色化は全熱ま
たはほとんどおこらず、その上これら組成物はあらゆる
方面で受は入れられる程度の″はねかかり挙動シか示さ
ないことが見出された。
本発明による脂肪含有組成物の特徴は、それらが合計し
て01重量%未満の燐脂質を含み、糖及び異なる複数の
燐脂質の含量が次の基準を満たすということである: [PC] + [LPE ] + [PI3 > 0.
003重伍%、[PE]→−[LPE ] < 0.0
03重L′?i%、しび[糖]<[PC]、 ここで: 11Cはホスファチジルコリン、1−PEはリソボスフ
7チジルエタノールアミン、PIはホスノアチジルイノ
シトール、及びPEはホスファチジルエタノールアミン
である。
重量パーセン1〜は組成物中の脂肪量に対して計算した
。角カッコを用いてここに表わされているものは、カッ
コ内に示される燐脂質またはカッコ内に示される糖の、
脂肪量に対して510したパーセントであられされる重
fi1度である。
本発明による組成物中にa3ける燐脂質含有量の低下に
よって、加熱中の褐色化程度はいくらか減少づることが
期待されるとはいえ、上記の基準を満たす脂肪組成物が
100℃より十分高い温度に長時間加熱している間に褐
色化をほとんどまたは全黙示さないということは予期し
難いことである。
このような製品は約180℃の温度に長時間加熱しても
、褐色化はほとんどまたは全熱おこらないようである。
本発明による組成物は少量の燐脂質を含むに過ぎないに
もかかわらず、このような組成物は予想外に良いはねか
かり挙動を示すようである。従って、本発明による組成
物は完全に容認できるはねかかり挙動と、加熱中に褐色
化をほとんどまたは全黙示さないと・いう特徴とを合わ
せもつ。しかしながら上記のプラスの特性を組み合わせ
て持つためには、異なる複数の燐脂質の含量に関して上
記の基準にしたがうことが必要である。
脂肪組成物に主として用いられる燐脂質混合物は、トリ
グリセライド油精製の副産物として得られるものである
。そのような燐脂質混合物は普通は50〜65重量%の
燐脂質、30〜40重量%の中性グリセライド、MM脂
肪酸、ステロール、トコフェロール等、そして5〜10
重量%の糖から成る。このような混合物中の燐脂質フラ
クションは大でいは主としてPC,PE、PI及びホス
ファチジン酸から成り、特に最初の二化合物は比較的高
濃度で存在する。
上記の燐脂質混合物、たとえば大豆油、ナタネ油、アメ
リカホトイモ油のようなトリグリセライド油の精製時に
1qられるようなものは主としてジアシル燐脂質から成
るが、少量のモノアシル燐脂質すその中に存在すること
がある。その上、そのような燐脂質混合物が完全にまた
は一部加水分解され、その結果ジアシル燐脂質が対応す
るモノアシル燐脂質に変わることも珍しくない。
本発明による組成物の製造において、糖含量を低くし、
及び/又はe[を犠牲にしてその代りにPC及び/又は
PIをふやすという意味でさらに等級を上げた燐脂質混
合物を用いるのが好ましい。本発明の脂肪組成物に使用
するのに特に適したこのような組成物は、たとえば大豆
油、ナタネ油、アメリカホトイモ油の精製時に得られる
燐脂質混合物をたとえばエチルアルコールのような適当
な抽出剤で処理することによって、またはこのような組
成物を限外濾過のような方法にかけることによって得ら
れる。
本発明による脂肪含有組成物は上記のように非常に好ま
しい特性をもっているが、脂質含有量が次の基準に合う
組成物が好ましい: [PC] + [LPE ] +[Pl> 0.004
重川%用[Pl:] +[LPE  ] <  0.0
02重母%、この重量パーセントは組成物中にある脂肪
量に対して計算されている。
上記の基準は、種々の燐脂質化合物の中で、特にPC,
LPE、及びPIがはねかかり挙動にプラスの影響を有
するという観察結果に基づいている。その上、PE及び
LPEは、これらの燐脂質をかなりの饋含む脂肪組成物
を加熱している間におこる褐色化効果に明らかに寄与す
ることが判明した。
PE及びLPEの他に、糖の存在も褐色化効果にかなり
貢献するようである。そこで、褐色化効果は主としてP
E、 LPE及び糖の存在に帰することができるから、
本組成物においては、本組成物中の脂肪61に対して計
痒した糖、ホスファチジルエタノールアミン及びリソホ
スファチジルエタノールアミンの含有量の合計が0.0
04重量%未満であるのが好ましい。さらに、糖含有量
はホスファチジルコリン含有aの115より小ざいのが
好ましい。
糖が褐色化効果に強く貢献することから考えて、本発明
による組成物は、存在する脂肪h1に対して計算して0
.003重量%以下、特に0.001重量%以下の糖し
か含まないのが好ましい。
0、001重量%の量でもごくわずかの褐色化効果を生
ずるから、存在する脂肪に対して計偉して糖の含有量が
0.0005重量%未満である本発明の組成物が特に好
ましい。この明細書においで糖とは単並びに二及びオリ
ゴ糖類と理解される。しかしながら、特に単及び二軸類
はマイナスの影響をもつようであるから、上記の制限は
主としてこれらの糖に関して適用される。
燐脂質及び糖は、燐脂質混合物の添加により発明の組成
物に加えることができるが、これら成分が組成物中に添
加される脂肪フラクションにすでに存在していでもよい
。概して、油精製中は糖及び燐脂質のかなり大きい部分
が油から除去されるという事実にもかかわらず、精製の
質によって、燐脂質及び糖の成る倒がまだ油中に残って
いる。
本発明による組成物では糖ができるだけ少ないのが好ま
しいから、高品質の、すなわちJ:り精製された脂肪を
用いるのが好ましい。この脂肪中の糖は0.001重量
%未満、さらに特に、0.0005重量%未満であるの
が好ましい。
この明細書では゛油″及び゛脂肪″は同意語と考えられ
、L /jがってどちらを用いてもよい。ざらに、脂H
R1したがって71J]も1〜リグリレライド混合物、
並びにトリグリセライド混合物の特性と匹敵する特性を
もつ無毒性組成物を含むものと理解される。このような
組成物の例としては、たとえば脂肪酸のスクロースオク
タエステルのような消化されない糖脂肪酸エステルから
成る組成物或いはこれを含む組成物や、たとえばホホバ
(jojoba )油及びワックスのような、多かれ少
なかれ非消化性のIla肪様相成物がある。トリグリセ
ライドと、Id後に記載した材料との混合物も本発明に
よる脂肪組成物に用いることができる。本発明による組
成物中に存在する脂肪がトリグリセライドから成ること
が好ましい。
本発明による組成物のプラスの特性はかなりの量の水を
含む組成物に6見出されるが、本発明による脂肪組成物
は限られた量の水を含むことが好ましい。組成物は少な
くとも75重量%の脂肪を含むのが好ましい。褐色化の
発生は、はとんど完全に脂肪から成る揚げ動用脂肪、液
体油及びショートニングのような組成物には特に望まし
くないのて・、本発明による組成物は少なくとも95車
吊%の脂肪を含むのが好ましい。
本発明による組成物中に存在する異なる複数の燐脂質の
中で、特にPC及びPIはプラスに貢献し、主としてP
「は明らかにマイナスの貢献をするから、これらの燐脂
質は次のような′a度で存在するのが好ましい: ([PCI  +  [PI コ )  /  [PE
]  >3特に好ましいのは、上記の燐脂質が次のよう
な濃度で存在する組成物である: ([PC] + [PI] ) / [PE] >10
脂肪組成物の加熱中におこるような褐色化の程度は、い
わゆるロヴィボンド(Lov + bond )法を用
いて測定することができる。ロヴィボンド黄色値もロヴ
ィボンド赤色値も褐色化の増加につれて増加することが
判明した。少なくとも2時間、最低180℃の温度に加
熱した侵、本発明による組成物は60未1tのロヴィボ
ンド黄色値及び/又は15未満のロヴィボンド赤色値を
有することが好ましい。
本発明による脂肪含有組成物が95重量%より多い脂肪
を含む場合、これら組成物は上記処理後、25未満のロ
ヴィボンド黄色値及び5未満のロヴィボンド赤色値を示
すのが好ましい。
全部がPC及び/又はPIから成る燐脂質組成物はかな
り高価であるから、本発明による組成物においては、P
E及び/又は1.PEをも含むa合物を用いるのが好ま
しい。このような組成物は高濃度レベルでは褐色化を生
ずるから、本発明による組成物中に含まれる燐脂質の量
は全部で0.01重量%未満、さらに、特に0.008
車串%未満であることが好ましい。
もう一つの実施態様において、本発明は、120℃より
高い、より好ましくは150°C〜200℃の温度に加
熱した本発明による脂肪含有組成物と、食品を接触させ
ることにより、その食品を加熱する方法に関する。この
ような方法の例は揚げ物を造ること、)Aンデュの製造
及びいためることである。
本発明は次の実施例によってさらに詳しく説明される。
実施例1 燐脂質組成物(A) 0.005〜0.41市%を含む
ヒマワリ?I!I[商標パインベυアル”、N、νユニ
オン(Union) S、A、製、ベルギー]から成る
水種の組成物を比較した。組成物(A)はほぼ完全にホ
スファ1チジルコリン(97,5iffi%)とりソホ
スファチジルコリン(2,5車111%)から成る。
上記油のはねかかり挙動を次のテストにJ:って測定し
た。
25gの油をガラス皿(デユラン(Duran)50[
ショットーマインツ(Schott−Hainz)製]
で作られた直径140M、高さ30mmのペトリ皿の下
部)に入れ、180℃まで加熱する。その後、大きさ3
、!rX 8.5×1cm、重さ約15gのたらの切り
身の1片[商品名パヴイスバンケット(vis ban
ket) ”イグロ(1(110) 製、オランダ]を
両側を熱い油の中で4分間揚げることによって、この油
のいため(frying)挙動を試験した。
いためている間、40Cmx 40 cmの一枚の紙し
バンクポスト(Bankpost)  80g/ rt
t 、ラインバンク(lNjnbank)製]を、この
紙の中心がガラス皿の中心の上25 Cmの距離に位置
するようにして水平に枠にくっつけた。
いため試験の後、その紙の外観を10枚の紙のそれぞれ
の写真(Oから9まで番号がついている)から成る標準
セットと比較した。この写真はN010から始まり、減
少して行く脂肪の斑点を示す。写真NO19は理想的は
ねかかり挙動を示す製品に相当する;すなわちこの写真
は一枚の紙にほとんどまたは全熱斑点を示していない。
写真No、 Oに示される紙片は、精製後、何の付加的
成分も加えられていない精製ひまわり油に相当する。い
ため試験に用いた紙を、この−組の写真で表わされる組
成物と比較して、試験に使用した紙片と最もよく一致寸
ろ紙片を写した写真の番号と一致したはねかかりの成績
が与えられた。はっきりと−枚の特定の写真を指示する
ことができない場合は、最も近い二枚の写真の番号の平
均としてはねかかり成績を与えた。
上記のいため試験の他に、上記組成物を用いて、上記と
同じ出所、同じ大きざの、ころもをつけたたらの切り身
をこのような組成物1リツトル中で4分間フライ(de
ep−fried)という実験を行なった。
この目的のために組成物Fj、185℃にまで加熱した
たらにつけるころもの材料は、卵1個を温度O℃で0℃
の水200戒と混ぜ、それに0℃の小麦粉185m1を
加えることによりつくった。
上記のフライ試験を各組成物につき繰返し行つた。最初
のフライ試験の前と、その後の各偶数番号のフライ試験
後に、油組成物のロヴィボンド黄色及び赤色値を、ロヴ
ィボンド ティントメーターE型(ティントメーター社
製、ソールスベリ−英国)で、その中にある2インチ−
セルを用いて測定した。
この方法で法衣に示すような結果が得られた:実施例2 実験1を繰返した。ただし燐脂質組成物(A)の代りに
燐脂質組成物(B)を用いた。(B)は85重量%のホ
スファチジルコリン、8.2ffl ffi%のリソホ
スファチジルコリン及び約1重賞%の糖を含んでいた。
この方法で次の結果が得られた:実施例3 上記器具を用いて、多数のひまわり油(商標゛インペリ
アル” 、N、V、ユニオンS、 A製、ベルギー)の
ロヴィボンド黄色および赤色値を、これらを20分間 
180℃に加熱した後に測定した。これらの油には、実
施例1に記載した燐脂質組成物(A)および糖を種々の
け加えた。数表は糖および燐脂質の種々の組み会わせに
対するロヴィボンド黄色および赤色値を示す: 0.001  0.003  0.006  0.01
0重量% 重量% 重量% 重量% Rはロヴィボンド赤色値を示す。
Yはロヴィボンド値色値を示ず。
実施例4 実施例1に記したのと同じ方法で、二種類のひまわり油
組成物(商標゛インペリアル” 、N、V、 ]。
ニオンS、A、%l、ベルギー)で2回ずつ、はねかか
り数とロヴィボンド黄色および赤色値を測定した。
組成物■は上記の燐脂質組成物(8)を0.01重間%
含んでいた。組成物■は次の組成をもつ燐脂質組成物(
C)を001重量%含んでいた:ホスファチジルコリン
(12,9重量%)、ホスファチジルエタノールアミン
(11,7重用%)、ホスファチジルイノシトール(1
00重量%)、ホスファチジン酸(143重量%)、ア
セチルホスファチジルエタノールアミン(1,2重量%
)、糖(約5重け%)およびグリセライド。
組成カニの場合、はねかかり数の2回の測定で、はねか
かり数は5および6であった。組成物■でははねかかり
数1および2であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 合計して0.1重量%未満の燐脂質を含み、糖及び
    複数の燐脂質の含量が次の基準:[PC]+[LPE]
    +[PI]>0.003重量%、 [PE]+[LPE]<0.003重量%、及び[糖]
    <[PC]、 ここでPCはホスファチジルコリンをあらわし、LPE
    はリソホスファチジルエタノールアミンを、PIはホス
    ファチジルイノシトールを、PEはホスファチジルエタ
    ノールアミンをあらわし、 重量パーセントは組成物中の脂肪量に対して計算されて
    いる、 を満たす脂肪含有組成物。 2 [糖]<[PC]/5であることを特徴とする請求
    項1に記載の組成物。 3 燐脂質含有量が基準: [PC]+[LPE]+[PI]>0.004重量%、
    [PE]+[LPE]<0.002重量%、を満たし、
    この重量パーセントは組成物中の脂肪間に対して計算さ
    れていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の組成物。 4 糖、ホスファチジルエタノールアミン及びリソホス
    ファチジルエタノールアミン含有量の合計が、組成物中
    の脂肪量に対して計算して0.004重量%未満である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    の組成物。 5 組成物中、存在する脂肪量に対して計算して糖の含
    有量が0.001重量%未満であることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか1項に記載の組成物。 6 組成物が少なくとも75重量%の脂肪を含むことを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の組成
    物。 7 組成物が少なくとも95重量%の脂肪を含むことを
    特徴とする請求項6に記載の組成物。 8 ([PC]+[Pi])/[PE]>3であること
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の組
    成物。 9 組成物が、少なくとも2時間、最低180℃の温度
    に加熱された後、60未満のロヴィボンド黄色値及び/
    又は15未満のロヴィボンド赤色値をもつことを特徴と
    する請求項1乃至8のいずれか1項に記載の組成物。 10 組成物中の燐脂質の含有量が0.01重量%未満
    であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項
    に記載の組成物。 11 食品を温度120℃より高く加熱された脂肪含有
    組成物と接触させることによってこの食品を加熱する方
    法において、請求項1乃至10のいずれか1項による組
    成物が脂肪含有組成物として用いられることを特徴とす
    る方法。
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