JPH0252407B2 - - Google Patents

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JPH0252407B2
JPH0252407B2 JP61228454A JP22845486A JPH0252407B2 JP H0252407 B2 JPH0252407 B2 JP H0252407B2 JP 61228454 A JP61228454 A JP 61228454A JP 22845486 A JP22845486 A JP 22845486A JP H0252407 B2 JPH0252407 B2 JP H0252407B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
voltage
rotating disk
thermal spraying
face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61228454A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6384101A (ja
Inventor
Yoshihiro Nakano
Junji Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP61228454A priority Critical patent/JPS6384101A/ja
Publication of JPS6384101A publication Critical patent/JPS6384101A/ja
Publication of JPH0252407B2 publication Critical patent/JPH0252407B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、酸化亜鉛を主成分とする電圧非直線
抵抗体の両端面に電極を付与するのに好適な端面
電極付与装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、電圧非直線抵抗体に電極を付与するには
溶射ガンを用いて、溶融した電極材を、圧縮空気
で吹きとばすことにより該抵抗体の端面に金属被
膜を形成するいわゆる金属溶射法が適用されてい
るのが一般的でありその装置については種々の形
式のものが知られている。文献として例えば溶射
便覧あるいは鉄鋼材料便覧(金属溶射p242)が
ある。
(発明が解決しようとする問題点) ところで従来の装置を用いて電極を抵抗体端面
に形成する場合以下の如き問題があつた。
すなわち電極の溶射に際しては、熟練した作業
員が上述した溶射ガン等を用いて一つ一つ処理す
るため、これに多大な時間を要すること、また電
極の厚さが均一でなく、製品品質にばらつきが生
じる等の不利があり、電圧非直線抵抗体に電極を
付与する作業の完全自動化が強く望まれているの
が現状であつた。
本発明の目的は、人手を全く要することなく、
しかも短時間で大量に処理することが可能な電圧
非直線抵抗体の電極付与装置を提案するところに
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、電圧非直線抵抗体の端面に電極を付
与する装置であつて、電圧非直線抵抗体の外径に
対応する開口部を複数有し所定のピツチで順次回
転する回転円板を配設して、この回転円板の前面
側に前記開口部の少なくとも1ケ所に向けて電極
材を吹き付ける溶射手段と、溶射したのちの回転
円板を該円板の回転に基づいてクリーニングする
清掃手段及びクリーニングしたのちの回転円板上
に離型剤を塗布するための塗布手段を、その後面
側には電圧非直線抵抗体を搬送する搬送手段と、
この搬送手段より搬送される該抵抗体を所定の位
置で挾持してその端面を前記溶射手段に対応する
開口部の少なくとも1ケ所より交互に露出させて
溶射にそなえる移送手段を具備してなることを特
徴とする電圧非直線抵抗体の端面電極付与装置で
ある。
ここで本発明において中空部を有する筒状抵抗
体の場合には上記回転円板の前面側には開口部よ
り露出させた筒状抵抗体の中空部内周面を保護す
るための密閉装置を備えるのが望ましく、また上
記電圧非直線抵抗体にはその外周にあらかじめ側
面保護テープを装着するのが望ましい。
さらに上記搬送手段には、溶射したのちの抵抗
体の電極面に生じたバリを除去するためのバリ取
り装置を備えるのが望ましい。
(作用) 本発明による電極付与装置は、電極を付与すべ
き電圧非直線抵抗体の端面のみを露出させる複数
の開口部を有する回転円板を配設して、この回転
円板にて仕切つたその前面側に少なくとも1ケ所
の開口部に向けて溶融した電極材を噴射する溶射
手段を備えてあり、一方該円板の後面側には電圧
非直線抵抗体を搬送する手段および該抵抗体を所
定の位置で挟持して溶射手段に対応した開口部に
その端面を露出させる移送手段を備えてあり、搬
送手段で搬送された抵抗体を移送手段により回転
円板の端面に露出させた時点で溶射手段により溶
射し、次に移送手段によつて該抵抗体を180゜反転
する。回転円板はこのとき所定のピツチだけ回転
させて、上記の反転した抵抗体のもう一方の端面
を次の開口より露出させたのち再び溶射手段によ
つて溶射する仕組になつており人手を全く要する
ことなく、厚みの均一な電極を抵抗体に形成し得
るのである。
(実施例) 第1図a,b,cおよびdは本発明に好適な電
圧非直線抵抗体の電極付与装置の模式で、aは装
置の正面を、bはその後面側のA−A断面を、c
はその側面を、またdはその平面をそれぞれ示す
ものである。
図において1は電圧非直線抵抗体の外径に対応
する開口部を複数有し、所定のピツチで順次回転
する回転円板で、この実施例では上記開口部を4
ケ所設けてある。2は回転円板1を所定のピツチ
で順次回転させるための駆動装置、3は仕切板、
4は回転円板1の回転に基づいて該円板上をクリ
ーニングする清掃装置、5はクリーニングしたの
ちの回転円板1上に離型剤を塗布する塗布装置、
6は電圧非直線抵抗体、7は抵抗体6を搬送する
ための搬送手段でここではベルトコンベアを例と
して示す。また8はベルトコンベア7で搬送され
た抵抗体6を挟持して、その端面を回転円板1の
開口部より露出させる移送手段であり、この例で
は、移送アームとして示した。そして9は回転円
板1の上方の開口部より露出させた抵抗体6の端
面に向けて電極材を吹き付ける自動溶射装置であ
る。
電圧非直線抵抗体6の両端面に電極を付与する
ためには、まず抵抗体6が移送アーム8の下方に
達した時点でベルトコンベア7を一たん停止す
る。ここで抵抗体6の側面には移送アーム8によ
るチヤツキングあるいは溶射による電極材の漏れ
による影響を防止するためあらかじめ、保護テー
プを装着するのが好ましい。次に移送アーム8に
て抵抗体6を挟持して回転円板上方の開口部にそ
の端面を露出させる。
次にその開口部に向けて溶射装置9により電極
材例えばアルミニウムなどを50〜200μm程度の厚
さに吹き付ける。
次に移送アーム8によつて抵抗体6を一度後面
側に後退させ180゜反転する。
この時回転円板1を、次の開口が上方になるよ
うに1ピツチ回転させる。
移送アーム8は再び前進して抵抗体6のもう一
方の端面を新たな開口部より露出させる。
そして再び溶射装置9にて該開口部に電極材を
前記と同じように50〜200μm程度に吹き付ける。
両端面に電極を付与した抵抗体6はベルトコン
ベア7上に移され、次工程に供給される。
本発明の電極付与装置は上述した要領で電圧非
直線抵抗体6に電極を付与するものである。
ここで溶射装置9にて溶融した電極材を抵抗体
6の端面に吹き付けるに際しては、それに対応し
た開口部の周辺に電極材が付着するので同じ開口
にて作業を繰返すと抵抗体6に健全な電極を形成
できないおそれがある。
そのためこの装置には開口部周辺に付着した電
極材を取除く清掃装置4と、この清掃装置4によ
つて付着物を容易に取除くための離型剤塗布装置
5を設けてあり、回転円板1が回転するときに上
記装置を作動させる。
とくに離型剤塗布装置5については一定の間
隔、例えば回転円板1が1回転したときに1度作
動させるように制御するのが好ましい。
第2図は第1図に示した装置の平面dの要部を
B−B断面につき拡大して示したものである。
本発明による装置で例えば筒状体よりなる電圧
非直線抵抗体の端面に電極を付与する際には中空
部に電極材が入らないようにする必要がある。
そのためには図に示すように抵抗体6の中空部
を密閉する密閉装置10を回転円板1の前面側に
設けるとともに溶射装置9を左右に移動して密閉
装置10によるデツドスペースができないように
するのが望ましい。
また、溶射装置9による溶射において回転円板
1の開口部より露出させた抵抗体6の端面の接触
部にはバリが発生し易いので、第2図中C矢視部
を拡大して示した第3図の如きとくにこの開口付
近の回転円板1の板厚hは1.0mm以下にするのが
好ましい(第3図参照)。
なお搬送ライン上にバリ取り装置11(第1図
d参照)を配設して、抵抗体6を搬送するベルト
コンベア7の停止した時点、すなわち抵抗体6の
端面に溶射を施している時点で、すでに溶射の完
了した抵抗体6の両端面を例えば回転ブラシ等で
バリ取りすれば溶射で発生したバリを容易に解消
できる。
この実施例ではとくに回転円板1を1つ配設し
た場合について説明したが本発明はこれのみに限
定されるものでなく該円板1を1つ以上設けて抵
抗体6に電極を付与することもできるし、また搬
送手段を変更して溶射装置を複数台設けることに
より同時に複数の抵抗体に電極を付与することが
できる。
(発明の効果) 本発明によれば電圧非直線抵抗体に電極を付与
する作業において全く人手を煩わすことなくしか
も単位時間の処理量を従来に比較して大巾に向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,c及びdは本発明に好適な電極
付与装置の正面、後面、側面および平面を示す模
式図、第2図は第1図dにおける、B−B断面の
要部拡大図、第3図は第2図におけるC矢視部拡
大図である。 1……回転円板、2……回転円板駆動装置、3
……仕切板、4……清掃装置、5……離型剤塗布
装置、6……電圧非直線抵抗体、7……ベルトコ
ンベア、8……移送アーム、9……溶射装置、1
0……密閉装置、11……バリ取り装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電圧非直線抵抗体の端面に電極を付与する装
    置であつて、電圧非直線抵抗体の外径に対応する
    開口部を複数有し所定のピツチで順次回転する回
    転円板を配設して、この回転円板の前面側に前記
    開口部の少なくとも1ケ所に向けて電極材を吹き
    付ける溶射手段と、溶射したのちの回転円板を該
    円板の回転に基づいてクリーニングする清掃手段
    及び、クリーニングしたのちの回転円板上に離型
    剤を塗布するための塗布手段を、その後面側には
    電圧非直線抵抗体を搬送する搬送手段と、この搬
    送手段より搬送される抵抗体を所定の位置で挾持
    してその端面を前記溶射手段に対応する開口部の
    少なくとも1ケ所より交互に露出させて溶射にそ
    なえる移送手段を具備してなることを特徴とする
    電圧非直線抵抗体の端面電極付与装置。 2 上記回転円板の前面側に開口より露出させた
    電圧非直線抵抗体の中空部内周面を保護する密閉
    装置を備える特許請求の範囲第1項記載の電圧非
    直線抵抗体の端面電極付与装置。 3 上記電圧非直線抵抗体にあらかじめ側面保護
    テープを装着する特許請求の範囲第1項記載の電
    圧非直線抵抗体の端面電極付与装置。 4 上記搬送手段に溶射したのちの抵抗体の両端
    面を研摩するバリ取り装置を備える特許請求の範
    囲第1項記載の電圧非直線抵抗体の端面電極付与
    装置。
JP61228454A 1986-09-29 1986-09-29 電圧非直線抵抗体の端面電極付与装置 Granted JPS6384101A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61228454A JPS6384101A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 電圧非直線抵抗体の端面電極付与装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61228454A JPS6384101A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 電圧非直線抵抗体の端面電極付与装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6384101A JPS6384101A (ja) 1988-04-14
JPH0252407B2 true JPH0252407B2 (ja) 1990-11-13

Family

ID=16876744

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61228454A Granted JPS6384101A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 電圧非直線抵抗体の端面電極付与装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS6384101A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058914U (ja) * 1991-07-16 1993-02-05 テイーデイーケイ株式会社 コイル部品
JPH07106159A (ja) * 1993-09-30 1995-04-21 Sumida Denki Kk 端子接続を変更可能にした面実装型コイル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058914U (ja) * 1991-07-16 1993-02-05 テイーデイーケイ株式会社 コイル部品
JPH07106159A (ja) * 1993-09-30 1995-04-21 Sumida Denki Kk 端子接続を変更可能にした面実装型コイル

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JPS6384101A (ja) 1988-04-14

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