JP2002301408A - 化粧品のビン等の塗装対象物の塗装装置及び塗装方法 - Google Patents

化粧品のビン等の塗装対象物の塗装装置及び塗装方法

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JP2002301408A
JP2002301408A JP2001111649A JP2001111649A JP2002301408A JP 2002301408 A JP2002301408 A JP 2002301408A JP 2001111649 A JP2001111649 A JP 2001111649A JP 2001111649 A JP2001111649 A JP 2001111649A JP 2002301408 A JP2002301408 A JP 2002301408A
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Japan
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jig
coating
paint
film body
protective film
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JP2001111649A
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Yoshio Kashihara
良男 樫原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 治具のメンテナンスが従来よりも楽な塗装装
置及び塗装方法を提供しようとするもの。 【解決手段】 治具2にセットされた塗装対象物1を自
転させつつ移動させる駆動機構4と前記治具2の保護フ
ィルム体5の配送機構6とを具備し、前記塗装対象物1
に塗料を噴霧する際、前記治具2に塗料が付着しないよ
うにカバーすべく治具保護フィルム体5を配送するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、化粧品のビンそ
の他の塗装対象物の塗装装置及び塗装方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】化粧品のビンや飲料水のビンなどには綺
麗な塗装が施されていて、見る者の目が楽しませられ
る。従来より、この塗装は次のようにして行っていた。
【0003】図3に示すように、化粧品のビンなどの塗
装対象物21の口部に予め治具22をセットしておき、前記
ビンを回転させながら塗料を霧状に噴霧して吹き付け
る。吹き付けが終了すると、塗布された塗料をそのまま
ビンに高温で焼き付ける。
【0004】しかし、治具22を何回も反復使用して塗装
回数を重ねると塗料が治具22の周囲に固着・堆積してく
るが、この塗料を取り除くためには更に高温に昇温して
焼き落とすか剥離剤で処理するしかないという問題があ
った。なお、治具22に堆積した塗料は使用中にひび割れ
たりかけらが飛んだりすることもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、治
具のメンテナンスが従来よりも楽な塗装装置及び塗装方
法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明では次のような技術的手段を講じている。 この発明の化粧品のビン等の塗装対象物の塗装装置
は、治具にセットされた塗装対象物を自転させつつ移動
させる駆動機構と前記治具の保護フィルム体の配送機構
とを具備し、前記塗装対象物に塗料を噴霧する際、前記
治具に塗料が付着しないようにカバーすべく治具保護フ
ィルム体を配送するようにしたことを特徴とする。なお
治具保護フィルム体は、必ずしも塗装中にわたってずー
っと配送されている必要はない。
【0007】この化粧品のビン等の塗装対象物の塗装装
置では、塗装対象物に塗料を噴霧する際治具に塗料が付
着しないようにカバーすべく治具保護フィルム体を配送
するようにしたので、噴霧された塗料は配送される治具
保護フィルム体にカバーされて治具には殆ど付着せず従
って治具に焼き落としや剥離処理を施す必要が少なくな
る。 この発明の化粧品のビン等の塗装対象物の塗装方法
は、治具にセットされた塗装対象物を駆動機構により自
転させつつ移動させて塗料を噴霧する際、治具の保護フ
ィルム体の配送機構により、前記治具に塗料が付着しな
いようにカバーすべく治具保護フィルム体を配送するよ
うにしたことを特徴とする。
【0008】この化粧品のビン等の塗装対象物の塗装方
法では、塗装対象物に塗料を噴霧する際治具に塗料が付
着しないようにカバーすべく治具保護フィルム体を配送
するようにしたので、噴霧された塗料は配送される治具
保護フィルム体にカバーされて治具には殆ど付着せず従
って治具に焼き落としや剥離処理を施す必要が少なくな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0010】図1乃至図3に示すように、この実施形態
の塗装対象物1(化粧品のビン)の塗装装置は、治具2
(化粧品のビンの口部にフィットするように形成されて
いる)にセットされた塗装対象物1を自転させつつ移動
させるチェーン3を用いた駆動機構4と、前記治具2の
汚染を防止するための保護フィルム体5の配送機構6と
を具備する。
【0011】そして前記塗装対象物1に塗料を噴霧する
際、前記治具2に塗料が付着しないようにカバーすべ
く、治具保護フィルム体5を前記配送機構6により配送
するようにしている。
【0012】前記保護フィルム体5は長尺でロール状に
巻かれ一回毎に使い捨てとしており、繰り出し側フィル
ム取付台7に設置し、方向転換ロール8を介して治具2
を塗料からマスキングして化粧品のビンのみに塗装を施
すような態様で治具2が移動する箇所の直前部分を通過
させ、方向転換ロールを介して巻き取り側フィルム取付
台9の方へとエアモーター10の駆動により巻き取ってい
く。ここで塗料の吹き付けを行う領域の通過後、保護フ
ィルム体5に付着した塗料は固定式ワイパー11により回
収槽12へ回収し再利用するようにしている。
【0013】また塗装スプレーガン13と移動していく塗
装対象物1と前記治具保護フィルム体5との相互の位置
・距離関係や、上下2箇所の塗装スプレーガン13の噴霧
方向などを調節することにより、塗装がしてある所とし
ていない所の境目となるべき見切り線14(図2参照)が
はっきりと付くようにしている。このように治具保護フ
ィルム体5を使用することにより、前記見切り線14によ
る区分けを明確にくっきりと行うことができる。
【0014】次に、この実施形態の化粧品のビン等の塗
装対象物の塗装装置の使用状態を説明する。
【0015】治具2にセットされた塗装対象物1(化粧
品のビン)をチェーン3を用いた駆動機構4により自転
させつつ移動させて塗料を噴霧する際、治具2の保護フ
ィルム体5の配送機構6により、前記治具2に塗料が付
着・汚染しないようにカバーすべく治具保護フィルム体
5を配送する。
【0016】したがって噴霧された塗料は配送される治
具保護フィルム体5にカバーされて治具2には殆ど付着
せず汚染されず、よって治具2に焼き落としや剥離処理
を施す必要が少なくなり、治具2のメンテナンスが従来
よりも楽であるという利点がある。
【0017】また治具2が非常に汚染され難いので、汚
染された治具2を汚染されていない治具2に付け替える
手間が激減して作業効率が大きく向上する。
【0018】更に噴霧された塗料のうち見切り線14(図
2参照)より下の部分は治具保護フィルム体5に直ぐに
付着して回収されるので、不要な噴霧塗料が室内に舞う
ことが減少して作業環境がより衛生的になるという利点
がある。
【0019】
【発明の効果】この発明は上述のような構成であり、次
の効果を有する。
【0020】噴霧された塗料は配送される治具保護フィ
ルム体にカバーされて治具には殆ど付着せず従って治具
に焼き落としや剥離処理を施す必要が少なくなるので、
治具のメンテナンスが従来よりも楽な化粧品のビン等の
塗装対象物の塗装装置及び塗装方法を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の化粧品のビン等の塗装対象物の塗装
装置の実施形態を説明する斜視図。
【図2】図1の塗装装置の要部拡大説明図。
【図3】従来の化粧品のビン等の塗装対象物の塗装装置
の説明図。
【符号の説明】
1 塗装対象物 2 治具 4 駆動機構 5 治具の保護フィルム体 6 配送機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 治具にセットされた塗装対象物を自転さ
    せつつ移動させる駆動機構と前記治具の保護フィルム体
    の配送機構とを具備し、前記塗装対象物に塗料を噴霧す
    る際、前記治具に塗料が付着しないようにカバーすべく
    治具保護フィルム体を配送するようにしたことを特徴と
    する化粧品のビン等の塗装対象物の塗装装置。
  2. 【請求項2】 治具にセットされた塗装対象物を駆動機
    構により自転させつつ移動させて塗料を噴霧する際、治
    具の保護フィルム体の配送機構により、前記治具に塗料
    が付着しないようにカバーすべく治具保護フィルム体を
    配送するようにしたことを特徴とする化粧品のビン等の
    塗装対象物の塗装方法。
JP2001111649A 2001-04-10 2001-04-10 化粧品のビン等の塗装対象物の塗装装置及び塗装方法 Pending JP2002301408A (ja)

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