JPH07106159A - 端子接続を変更可能にした面実装型コイル - Google Patents

端子接続を変更可能にした面実装型コイル

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JPH07106159A
JPH07106159A JP30319193A JP30319193A JPH07106159A JP H07106159 A JPH07106159 A JP H07106159A JP 30319193 A JP30319193 A JP 30319193A JP 30319193 A JP30319193 A JP 30319193A JP H07106159 A JPH07106159 A JP H07106159A
Authority
JP
Japan
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base
terminal
terminals
wiring
user
Prior art date
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Pending
Application number
JP30319193A
Other languages
English (en)
Inventor
Hozumi Ueda
穂積 上田
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SUMIDA DENKI KK
Sumida Corp
Original Assignee
SUMIDA DENKI KK
Sumida Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by SUMIDA DENKI KK, Sumida Electric Co Ltd filed Critical SUMIDA DENKI KK
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Publication of JPH07106159A publication Critical patent/JPH07106159A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、高周波回路等に使用される面実装型
コイルに関し、ベースにインサート成形したユーザー端
子と配線端子との電気的配列を任意に変更できるように
したものである。 【構成】複数に分岐したユーザー端子と配線端子とを形
成する平板状の金属フレームをインサート成形してなる
ベースを備えた面実装型コイルにおいて、前記ユーザー
端子と配線端子の各先端部を少なくともベースの異なる
2辺から突出させるとともに、ユーザー端子と配線端子
の分岐部分をベースの平面内で露出させ、前記分岐部分
を選択的に切断することにより、前記ユーザー端子と配
線端子との電気的配列を変更できるようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波回路等に使用さ
れる面実装型コイルに関し、ベースにインサート成形し
たユーザー端子と配線端子との電気的配列を任意に変更
できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術とその問題点】従来、合成樹脂等で成形し
たベースに平板状端子をインサート成形した面実装型コ
イルにおいては、巻線やコンデンサを接続する配線端子
と、回路基板に接続されるユーザー端子の配置位置およ
びこれらの電気的配列は、平板状の金属フレームを形成
する段階で予め決められ、ベースにインサート成形され
た後は変更ができない欠点があった。ここで、配線端子
とユーザー端子の配置位置、特にこれらの電気的配列
は、一般にユーザーの要求によってコイルの仕様毎に異
なっている。従って、配線端子とユーザー端子を形成す
る金属フレームの打ち抜きパターンも各コイルの仕様に
合わせて多数の種類のものを準備しなければならず、多
品種少量生産となるため、コイルの生産効率が悪くな
り、また、コスト高となる欠点がある。
【0003】
【発明の目的】本発明は、上記従来の欠点を除去し、配
線端子とユーザー端子を形成する金属フレームの打ち抜
きパターンの種類を減少させるとともに、これらの端子
をベースにインサート成形した後も前記各端子の分岐部
分を選択的に切断することにより、配線端子とユーザー
端子の配置位置、即ち、電気的配列を簡単に変更できる
ようにしたものである。
【0004】
【問題を解決する手段】本発明は、複数に分岐したユー
ザー端子と配線端子とを形成する平板状の金属フレーム
をインサート成形してなるベースを備えた面実装型コイ
ルにおいて、前記ユーザー端子と配線端子の各先端部を
少なくともベースの異なる2辺から突出させるととも
に、ユーザー端子と配線端子の分岐部分をベースの平面
内で露出させ、前記分岐部分を選択的に切断することに
より、前記ユーザー端子と配線端子との電気的配列を変
更可能にしたものである
【0005】
【実施例1】以下、本発明の実施例について説明する。
図1は本発明の面実装型コイルに使用される配線端子と
ユーザー端子を構成する金属フレームの平面図、図2、
図3はコイルを取り付ける前のベースの平面図および側
断面図である。図4は本発明の面実装型コイルの組立
図、図5は結線図の一例である。図1および図2におい
て、1は合成樹脂性のベースで配線端子とユーザー端子
を構成する金属フレーム2がインサート成形されてい
る。前記金属フレーム2は、ユーザー端子21a,22
a,23a,24a,25a,26aと配線端子21
b,22b,23b,24b,25b,26bとで構成
されており、21aと21b の組,22aと22bの
組,24aと24bの組は分岐部分B1,B2でまた、
23aと23bの組,25aと25bの組,26aと2
6bの組は分岐部分B3,B4でそれぞれ互いにつなが
っている。そして、ユーザー端子21a,22a,23
a,と24a,25a,26aはベース1の対向する側
辺から突出し、また、配線端子21b,22b,23
b,と24b,25b,26bの各々はユーザー端子と
直交する側辺から突出するようにしてある。3はベース
1に設けた透孔で各分岐部分B1,B2,B3,B4が
ベースの平面内で露出するようにしてある。ここで、図
5のように結線した面実装型コイルの製造過程について
説明する。図4、図5において、L1,L2は同一のボ
ビン4に巻回されたコイルで各々中間タップを設けてあ
る。先ず、透孔3によってベース1の平面内で露出した
金属フレーム2の各分岐部分B1,B2,B3,B4を
カッター5等で切断する。次にボビン4をベース1の上
面に取り付け、コイルL1の両端末を配線端子21b,
23bに接続し、タップ端子となる端末を配線端子22
bに接続する。同様にコイルL2の両端末をそれぞれ配
線端子24b,26bに接続し、タップ端子となる端末
を配線端子25bに接続すれば、コイルL1のユーザー
端子は21a,22a,23aとなり コイルL2のユ
ーザー端子は24a,25a,26aとなる。
【0006】
【発明の効果】本発明は、以上に述べたように、ユーザ
ー端子と配線端子とを形成する平板状の金属フレームを
ベースにインサート成形した後でも金属フレームの分岐
部分を選択的に切断することにより、これらの端子の電
気的配列を簡単に、かつ、任意に変更することが出来る
ので、金属フレームのパターン数を減少させることがで
き、逆に、少ない種類の金属フレームで多数の種類の端
子配列のコイルを製造できるから生産効率を高めること
ができ、生産コストを低減させる効果もある。
【0007】
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の面実装型コイルに使用される配線端子と
ユーザー端子を構成する金属フレームの平面図、図2、
図3はコイルを取り付ける前のベースの平面図および側
断面図である。図4は本発明の面実装型コイルの組立
図、図5は結線図の一例である。
【0008】
【符号の説明】
1・・・ベース 2・・・金属フレーム 21a,22a,23a,24a,25a,26a・・
・ユーザー端子 21b,22b,23b,と24b,25b,26b・
・・配線端子 B1,B2,B3,B4,・・・分岐部分 3・・・透孔 4・・・ボビン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数に分岐したユーザー端子と配線端子
    とを形成する平板状の金属フレームをベースにインサー
    ト成形してなるベースを備えた面実装型コイルにおい
    て、前記ユーザー端子と配線端子の各先端部を少なくと
    もベースの異なる2辺から突出させるとともに、ユーザ
    ー端子と配線端子の分岐部分をベースの平面内で露出さ
    せ、前記分岐部分を選択的に切断することにより、前記
    ユーザー端子と配線端子との電気的配列を変更可能にし
    たことを特徴とする面実装型コイル。
JP30319193A 1993-09-30 1993-09-30 端子接続を変更可能にした面実装型コイル Pending JPH07106159A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30319193A JPH07106159A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 端子接続を変更可能にした面実装型コイル

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30319193A JPH07106159A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 端子接続を変更可能にした面実装型コイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07106159A true JPH07106159A (ja) 1995-04-21

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ID=17917980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30319193A Pending JPH07106159A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 端子接続を変更可能にした面実装型コイル

Country Status (1)

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JP (1) JPH07106159A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02150005A (ja) * 1988-12-01 1990-06-08 Toudai Musen Kk ベースの端子取り付け方法
JPH0252407B2 (ja) * 1986-09-29 1990-11-13 Ngk Insulators Ltd

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0252407B2 (ja) * 1986-09-29 1990-11-13 Ngk Insulators Ltd
JPH02150005A (ja) * 1988-12-01 1990-06-08 Toudai Musen Kk ベースの端子取り付け方法

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