JPH08141453A - コンベア装置 - Google Patents

コンベア装置

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Publication number
JPH08141453A
JPH08141453A JP6288500A JP28850094A JPH08141453A JP H08141453 A JPH08141453 A JP H08141453A JP 6288500 A JP6288500 A JP 6288500A JP 28850094 A JP28850094 A JP 28850094A JP H08141453 A JPH08141453 A JP H08141453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
work
cover
conveyors
roller conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP6288500A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Hiraki
宏和 平木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP6288500A priority Critical patent/JPH08141453A/ja
Publication of JPH08141453A publication Critical patent/JPH08141453A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で噴霧液の付着を確実に防止でき
るコンベア装置を提供する。 【構成】 搬入コンベア1,位置決めステーション・コ
ンベア2,搬出コンベア3の順序で配置し、位置決めス
テーション・コンベア2に塗装ロボット4を併設する。
搬入,搬出コンベア1,3の側縁と平行な枢支軸を有す
る噴霧液付着防止カバー6を両コンベア1,3の側方に
設け、リンク機構7及びピストン機構8によりコンベア
上面の防護位置と略直立する退避位置との間で回動させ
る。このカバー6の回動動作は、ロボット4による処理
動作と関連して制御する。例えば、ワーク搬送時には退
避位置へ、位置決めステーション・コンベア2上に移載
された時には防護位置へそれぞれ回動させる。これによ
り、コンベア全体に噴霧液が付着しなくなり、動作が安
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動化された塗装,塗
型ライン等に使用されるコンベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製造工程においてワーク表面を塗装する
場合は、エアスプレーガンで塗料をワークに吹き付けて
いる。また、鋳造品の製造で中子を必要とする場合、そ
の中子の製造工程で中子表面に塗型液をエアスプレーガ
ンで吹き掛ける場合もある。この種の作業をロボットに
代行させる場合には、ロボットの手首にスプレーガンを
取り付け、噴霧方向を適切に制御することになる。
【0003】従来の塗装工程の構成例を図4に示す。図
中、1はワーク搬入ローラコンベア、2は位置決めステ
ーション・ローラコンベア、3はワーク搬出ローラコン
ベア、4は塗装ロボット、5はスプレーガンである。ワ
ークが搬入コンベア1で移送されて位置決めステーショ
ン・ローラコンベア2上に載せられると、まず位置決め
が行われる。この後、塗装ロボット4が働き、スプレー
ガン5が適切な角度に設定されて塗料がワークに吹き付
けられる。塗装完了後、ワークは搬出コンベア3に移載
されて搬出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにしてワーク
の塗装が自動的に行われるが、塗料の吹き付け時に噴霧
液が回りに飛び散ってコンベア1〜3に付着する。特
に、軸受部に付着すると、ローラの回転に支障を来すよ
うになり、ワークの搬送が困難になる。つまり、システ
ムにトラブルが生じる。また、噴霧液がローラ上に付着
した場合にもワークの移送に円滑さを欠くようになり、
所定時間内に移送できないことがある。
【0005】なお、対策としてカバー付きの特殊ベアリ
ングを採用することが考えられているが、コストが高く
なる。
【0006】そこで本発明は、コンベア機能低下の要因
である噴霧液の付着を簡単な構造で確実に防止できるコ
ンベア装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワーク搬入ロ
ーラコンベア,位置決めステーション・ローラコンベ
ア,ワーク搬出ローラコンベアの順序で配置され、位置
決めステーション・ローラコンベアにワークの塗装ある
いは塗型処理を行う自動機が併設されるコンベア装置に
おいて、搬入及び搬出ローラコンベアに自動機の処理動
作に関連して自動的に着脱される噴霧液付着防止カバー
を付設したこと、並びにワーク搬入ローラコンベア,位
置決めステーション・ローラコンベア,ワーク搬出ロー
ラコンベアの順序で配置され、位置決めステーション・
ローラコンベアにワークの塗装あるいは塗型処理を行う
自動機が併設されるコンベア装置において、コンベアの
側縁に平行な枢支軸を有するカバーと、コンベア上面を
覆う防護位置と略直立する退避位置との間でカバーを回
動させるリンク機構と、このリンク機構にカバー回動力
を付与するピストン機構と、リンク及びピストン機構へ
の噴霧液の飛散を阻止するようカバーに一体的に設けら
れた補助板とを備え、自動機の処理動作に関連してカバ
ーを自動的に回動させるようにしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】ワークの搬入,搬出時には噴霧液付着防止カバ
ーは退避位置にあり、ワークの位置決めステーション・
ローラコンベア上への移載、塗装されたワークの搬出は
円滑に行われる。ワークが位置決めステーション・ロー
ラコンベア上に載置されると、位置決めが行われる。こ
の時に付着防止カバーが搬入及び搬出ローラコンベアに
被せられる。この状態で吹き付け塗装が行われる。塗装
が完了すると、カバーは退避位置に戻り、ワークが搬出
される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
【0010】本発明によるコンベア装置の実施例を図1
〜図3に示す。図1はワーク搬送時の状態、図2はワー
ク搬送完了時の状態、図3は全体の配置構成を示してい
る。図中、1はワーク搬入ローラコンベア、2は位置決
めステーション・ローラコンベア、3はワーク搬出ロー
ラコンベア、4は塗装ロボット、5はスプレーガン、6
は噴霧液付着防止カバーで、搬入及び搬出ローラコンベ
ア1,3の側縁と平行な枢支軸を有する。カバー6は、
搬入及び搬出ローラコンベア1,3にその枢支軸が塗装
ロボット4の反対側に位置するように設置している。7
はカバー6をコンベア上面の防護位置から略直立する退
避位置へ回動させたり、またその逆方向に回動させたり
するリンク機構、8はリンク機構7にカバー回動力を付
与するピストン機構、9はリンク及びピストン機構7,
8の方向に噴霧液が飛散するのを阻止するためにカバー
6に一体的に設けた補助板、10はワーク載置板で、少
なくとも位置決めステーション・ローラコンベア2の上
面を覆う大きさとし、ベニア板等を使用する。ピストン
機構8の駆動圧力源としては圧縮空気,圧油等を用い
る。なお、コンベアはその駆動機構(チェーン駆動等)
を省略して図示している。
【0011】次に、動作について述べる。ワーク20が
搬入コンベア1に移送される時にはカバー6は退避位置
(図1)にあり、ワーク20はワーク載置板10に載っ
た状態で搬入コンベア1上を移動する。ワーク20が載
置板10毎位置決めステーション・ローラコンベア2に
載置されると、位置決めが開始される。と同時にカバー
6が回動して搬入及び搬出コンベア1,3に被せられる
(図2)。位置決め後、塗装ロボット4が作動してスプ
レーガン5から塗料が噴射され、ワーク20に吹き付け
られる。この時、噴霧液が飛散しても位置決めステーシ
ョン・ローラコンベア2とその両側の搬入,搬出ローラ
コンベア1,3は、載置板10とカバー6によって全体
が覆われており、噴霧液の付着が防止される。塗装が完
了すると、ピストン機構8が作動しカバー6が回動して
退避位置に戻る。この状態でワーク20が搬出コンベア
3に移載され、搬出される。
【0012】このように塗装ロボット4の処理動作に関
連して自動的にカバー6が防護位置あるいは退避位置へ
と回動するため、吹き付け時には噴霧液の付着が確実に
防止されるようになり、通常のコンベアでもワーク20
の搬送が円滑に行われる。しかも、カバー6に補助板9
が一体的に設けられているため、カバー6の駆動機構に
噴霧液が付着することも防止される。
【0013】なお、ワーク載置板10は、両端部が搬
入,搬出コンベア1,3に載る長尺のものを使用しても
よい。また、この載置板10は、使い捨てを前提として
おり、汚損具合で適宜廃棄する。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、塗装ロボ
ットの処理動作に関連するカバーの回動制御によりカバ
ーを防護位置か退避位置に移動させるようにしたので、
吹き付け時にはコンベア全体が確実に防護されるように
なり、ローラコンベアに標準的な軸受を使用することが
できる。また、カバー及びその駆動装置は、構造が簡単
であり、安価に具現できる。更に、コンベアの軸受等へ
の噴霧液の付着が確実に防止されるため、コンベアの機
能低下を招く恐れがなくなり、システムの安定性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンベア装置の実施例(ワーク搬
送時)を示す正面図。
【図2】本発明によるコンベア装置の実施例(ワーク搬
送完了時)を示す正面図。
【図3】本発明によるコンベア装置の実施例(全体の配
置構成)を示す平面図。
【図4】自動化された塗装工程に使用するコンベア装置
の従来例を示す平面図。
【符号の説明】
1…ワーク搬入ローラコンベア 2…位置決めステーション・ローラコンベア 3…ワーク搬出ローラコンベア 4…塗装ロボット 5…スプレーガン 6…噴霧液付着防止カバー 9…補助板 10…ワーク載置板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク搬入ローラコンベア,位置決めス
    テーション・ローラコンベア,ワーク搬出ローラコンベ
    アの順序で配置され、位置決めステーション・ローラコ
    ンベアにワークの塗装あるいは塗型処理を行う自動機が
    併設されるコンベア装置において、搬入及び搬出ローラ
    コンベアに自動機の処理動作に関連して自動的に着脱さ
    れる噴霧液付着防止カバーを付設したことを特徴とする
    コンベア装置。
  2. 【請求項2】 コンベアの側縁に平行な枢支軸を有する
    カバーと、コンベア上面を覆う防護位置と略直立する退
    避位置との間でカバーを回動させるリンク機構と、この
    リンク機構にカバー回動力を付与するピストン機構と、
    リンク及びピストン機構への噴霧液の飛散を阻止するよ
    うカバーに一体的に設けられた補助板とを備えたことを
    特徴とする請求項1に記載のコンベア装置。
JP6288500A 1994-11-24 1994-11-24 コンベア装置 Pending JPH08141453A (ja)

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JP6288500A JPH08141453A (ja) 1994-11-24 1994-11-24 コンベア装置

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JP6288500A JPH08141453A (ja) 1994-11-24 1994-11-24 コンベア装置

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ID=17731030

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JP6288500A Pending JPH08141453A (ja) 1994-11-24 1994-11-24 コンベア装置

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JP (1) JPH08141453A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006346612A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Arakawa Seisakusho:Kk 塗装機
CN107744897A (zh) * 2017-10-13 2018-03-02 浙江金诺热工科技有限公司 一种瓶盖高效多色喷涂生产工艺

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006346612A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Arakawa Seisakusho:Kk 塗装機
CN107744897A (zh) * 2017-10-13 2018-03-02 浙江金诺热工科技有限公司 一种瓶盖高效多色喷涂生产工艺
CN107744897B (zh) * 2017-10-13 2019-11-22 浙江金诺热工科技有限公司 一种瓶盖高效多色喷涂生产工艺

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