JPH0317965Y2 - - Google Patents

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JPH0317965Y2
JPH0317965Y2 JP18777184U JP18777184U JPH0317965Y2 JP H0317965 Y2 JPH0317965 Y2 JP H0317965Y2 JP 18777184 U JP18777184 U JP 18777184U JP 18777184 U JP18777184 U JP 18777184U JP H0317965 Y2 JPH0317965 Y2 JP H0317965Y2
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JP
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paint
conveyor
coating
speed
coating gun
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JP18777184U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、塗布機、詳細には、コンベヤライ
ンにより一定速度で移動する自動車等被塗布物
に、塗料を塗布する塗布機に関する。
(ロ) 従来の技術 コンベヤライン上を一定速度で移動する自動車
等被塗布物に塗布ガンを使用して塗料を塗布する
には、従来、塗布ガンを一定位置及び向きに固定
し、コンベヤによる自動車の移動によつて順次塗
布することがおこなわれた 他の従来例としては、第4図に示すように被塗
布物例えば自動車1を移動するコンベヤ2の内側
に、レール20上を移動可能な塗布ガン台車21
を設け、自動車ボデー1の塗布すべき幅全体を塗
布ガン台車を移動させ、塗料を塗布していた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 塗布ガンの位置および向きを固定し、塗布すべ
き新たな面の移動をコンベヤの動作によてのみお
こない、塗布ガンは移動しない従来例では、コン
ベヤのスピードがある程度無いと、塗布した塗料
はたれたり、塗布面の塗料の厚さはコントロール
できなかつた。とりわけ、粘度の高い塗料(例え
ばテクテル等)を使用する場合は、各塗布ガン口
から広い範囲に噴き付けることはできないため、
各塗布ガン口では狭い範囲にしぼつて噴き付ける
が、この場合は更に、塗料のたれを生じ易くなる
欠点を有した。
塗布ガン台車を使用する従来例では、粘度の高
い塗料を使用しても塗布ガン台車のスピードを上
げることで塗料のたれ等は比較的少なく押えるこ
とが可能ではあるが、台車を移動するスペースを
広く取る必要があり、台車が移動する広い範囲に
わたつて塗料はかかり移動レール、台車にも塗料
がかかるため故障が起き易く、保全に手間を要す
る欠点を有した。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案は、搬送体の搬送方向と交差方向に回
動軸を設置し、回動軸には塗布ガンを取付け、回
動軸の回動は搬送体の搬送速度に応じ必要塗布面
における不塗布箇所が生じない速度で回動するよ
う制御することを特徴とする塗布機を提供する。
(ホ) 作 用 搬送体で、被塗装物を搬送し回動軸近くまで来
ると、回動軸は、搬送体の速度に応じて不塗布箇
所が生じない速度で回動し、回動軸に取付ける塗
布ガンによつて、被塗装物の必要塗布面に塗料を
塗布する。1回の回動では塗布しきれない場合
は、数回にわたつて動作をくり返す。
(ヘ) 実施例 この考案の実施例の正面図を表わす第1図同側
面図を表わす第2図、平面一部拡大図を表わす第
3図、部品図を表わす第4図にしたがい説明す
る。
1は被塗装物である自動車、2は搬送体である
コンベヤである。コンベヤ2は自動車1を図中矢
示方向に、電動機3の駆動によつて移動可能であ
る。4は塗布機であつて、先端を自動車1方向に
向ける。塗布機4は、第2図、第3図に示すよう
に、回動軸5に固定する塗布ガン6からなる。
塗布ガン6の設置位置、個数は、塗布する塗料
の粘度、塗布する面積及び位置にしたがて決定す
る。回動軸5は、コンベヤ2の送り方向と交差方
向に設置し、コンベヤ2の送り方向および送り方
向とは逆方向への回動および回動角度は自在であ
る。回動軸5の回動速度は、コンベヤ2の移動速
度および塗布する塗料の粘度、塗料の厚みに応じ
て決定する。すなわち、塗布ガン6が塗料の塗布
を開始しながら、反コンベヤ移動方向の移動限度
まで回動し、ついでコンベヤ移動方向の移動限度
まで戻り、再度反コンベヤ方向へ移動しながら塗
料を塗布しはじめたとき、被塗装面に不塗布箇所
が生じず、重複塗布箇所も生じないかあるいは少
なくともすむ程度のスピードで回動することが必
要である。塗膜を厚くする場合は、不塗布箇所を
生じない程度のスピード内で回動軸5の回動速度
を低下させる。塗布する塗料の粘度が低い場合
は、各塗布ガン6が塗布する面積を大とすること
が可能となるため、塗布する塗料の量との関係で
回動軸5の回動速度を上げることが可能となる。
7は、回動軸5を回動する電動機である。8は
センサであり、自動車1がコンベヤ2の特定位置
に来たことを感知可能である。9は塗布ガン6に
塗料を送るポンプである。10はコンピユータで
あり、センサ8で自動車1を感知後塗料を送り出
すポンプ9の駆動時間回動軸5を回動する電動機
7の回動速度、回動回数をコンベヤ駆動モータ3
の回転速度に応じて制御し、同時にあらかじめ入
力された車種による必要塗布面から使用する塗布
ガンを制御する。
そこで、コンベヤ2により自動車1を移動する
と、センサ8が感知する。するとあらかじめ入力
されている車種およびコンベヤ駆動用電動機3の
速度に応じた速度および時間、塗布面をコンピユ
ータ10で演算し、回動軸駆動用電動機を駆動
し、同時に、ポンプ9も駆動する。
塗布不要箇所では、全面不塗布の場合は回動軸
5の回動を停止し、一部不塗布の場合は該当する
塗布ガン6へのポンプ9による塗料の供給を停止
する。
(ト) 考案の効果 したがつてこの考案では、塗布面の厚さは一定
するとともに、塗布に要するスペースを少なくす
ることができ、そのため塗料によるよごれる場所
を少なくすることができ、設備を小型化すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の正面図、第2図は
同側面図、第3図は同平面一部拡大図、第4図は
同部品図、第5図は従来例図である。 1……自動車、2……コンベヤ、3……電動
機、4……塗布機、5……回動軸、6……塗布ガ
ン、7……電動機、8……センサ、9……ポン
プ、10……コンピユータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被塗装物を搬送体で搬送するとともに被塗装物
    に塗料を塗布する塗布機において、搬送体の搬送
    方向と交差方向に回動軸を設置し、回動軸には塗
    布ガンを取付け、回動軸の回動を搬送体の搬送速
    度に応じ、必要塗布面における不塗布箇所が生じ
    ない速度で回動するよう制御することを特徴とす
    る塗布機。
JP18777184U 1984-12-11 1984-12-11 Expired JPH0317965Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18777184U JPH0317965Y2 (ja) 1984-12-11 1984-12-11

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JP18777184U JPH0317965Y2 (ja) 1984-12-11 1984-12-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61102264U JPS61102264U (ja) 1986-06-30
JPH0317965Y2 true JPH0317965Y2 (ja) 1991-04-16

Family

ID=30745236

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JP18777184U Expired JPH0317965Y2 (ja) 1984-12-11 1984-12-11

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JPS61102264U (ja) 1986-06-30

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