JPH0127791B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0127791B2
JPH0127791B2 JP1396682A JP1396682A JPH0127791B2 JP H0127791 B2 JPH0127791 B2 JP H0127791B2 JP 1396682 A JP1396682 A JP 1396682A JP 1396682 A JP1396682 A JP 1396682A JP H0127791 B2 JPH0127791 B2 JP H0127791B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
coated
coating
spray gun
paint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1396682A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58131163A (ja
Inventor
Hisashi Sugimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Okuma Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Okuma Industrial Co Ltd filed Critical Asahi Okuma Industrial Co Ltd
Priority to JP1396682A priority Critical patent/JPS58131163A/ja
Publication of JPS58131163A publication Critical patent/JPS58131163A/ja
Publication of JPH0127791B2 publication Critical patent/JPH0127791B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Spray Control Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塗装方法とその装置に関するもので
ある。
従来、被塗物に対する自動塗装方法は第2図の
ようにして行われている。これは、被塗物1Aを
第2図において紙面と直交する方向へ搬送しなが
らスプレーガンGを上下方向へ所定ストローク間
スライド変位させて紙面と直交する平面(図中、
ハツチングを施した面)塗装する形式のものであ
る。つまり、この従来形式のものは、スプレーガ
ンGによる塗装が2次元の平面的なものである。
したがつて、被塗物1Aの全面塗装をなす場合、
被塗物1Aが立体形状(この場合が一般的であ
る。)であれば、その姿勢変更の必要があり、作
業能率上好ましくないことになる。また、これと
は別に、スプレーガンGを複数個配置して全面を
同時塗装する方法もあるが、設備コストが高くな
る欠点がある。さらに、従来形式の欠点として、
スプレーガンGの上下両ストロークエンドの調整
あるいはストローク途中での間欠スプレイ制御の
困難という点があげられ、最適に制御されていな
いと、図示のように両ストロークエンドあるいは
ストローク途中での間欠スプレイ時に塗料の飛散
ロスが大きくなる。さらには、両ストロークエン
ドにおいて被塗物1Aの上下両面を塗装する場
合、塗料粒子の流れが上下両面に沿つての流れと
なるため、この面への塗料粒子の付着状況が極端
に悪くなり塗装被膜形成を期待できない場合があ
る等、従来形式のものは、上記したような種々の
問題点を含むものであつた。
本発明は、これら問題点を解決するために案出
されたものである。すなわち、本発明の目的とす
るところは、一塗装工程での全面塗装の達成と、
噴霧された塗料粒子の付着状況の良化向上であ
る。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図において、1は被塗物であり、トロリー
式コンベア2に吊り下げられて図示左方へ連続し
て搬送される。また、被塗物1は、本例では直方
体状に形成され、トロリー式コンベア2に対する
吊下げ間隔は、予め設定された間隔とされてい
る。
3は本例塗装装置Pを乗載するための台車であ
り、油圧シリンダ4等に接続されて図示左右方向
への前後進可能とされている。そしてこの台車3
は、塗装中には油圧シリンダ4等によりトロリー
式コンベア2の搬送速度とほぼ同速で前進される
とともに一つの被塗物1への塗装完了後には、後
続の被塗物1への最適塗装位置へ急速に後退復帰
されるように設定されている。なお、最適塗装位
置とは、後述するスプレーガン12の周回運動の
中心と被塗物1の中心とがほぼ一致される位置を
いう。
次に、塗装装置Pについて説明する。
5は支持テーブルであり、その上面側には軸受
6を介して第1アーム7が回転可能に支持されて
いる。該第1アーム7は本例では水平方向へ延出
された水平腕部7aと、その先端において垂直方
向へ一体に折曲形成された垂直腕部7bとから鉤
状に形成されている。また、第1アーム7の回転
軸7cは、支持テーブル5に装備された第1駆動
モータ8に対しギヤ列H1を介して連繋されてお
り、これにより第1アーム7は被塗物1の垂直軸
線とほぼ同軸回りに回転しうる。
9は第1アーム7の垂直腕部7bの上端部に軸
受10を介して回転可能に支持された第2アーム
であり、本例では被塗物1との干渉回避のために
弧状に形成されている。また、第2アーム9の回
転軸9aは被塗物1の垂直軸線に対して所定の傾
斜角θをもつ軸線(Gg間)上にほぼ位置されて
いる。さらに、第2アーム9の回転軸9aは、第
1アーム7の垂直腕部7bに装備された第2駆動
モータ11に対しギヤ列H2を介して連繋されて
いる。これにより、第2アーム9は前述した被塗
物1の垂直軸線に対して所定の傾斜角θをもつ軸
線回りに定速回転しうる。また、第2アーム9の
回転速度は、第1アーム7の回転速度より充分大
に設定されており、両アーム7,9の速度比は次
述するスプレーガン12の噴霧により、被塗物1
の全面を塗装しうるような速度比とされている。
スプレーガン12は、第2アーム9の先端にお
いて、その噴射口を被塗物1の中心部へ向けて装
着されている。また、スプレーガン12は図示し
ない塗料供給系、および圧縮空気の供給系にそれ
ぞれ接続されている。
引き続いて上記のように構成された本例の作用
と効果を具体的に説明する。
トロリー式コンベア2によつて吊下げられた被
塗物1の1つが前述した最適塗装位置へ搬送され
ると、当該被塗物1に対する塗装作業が開始され
るとともに、油圧シリンダ4等により台車3が搬
送速度とほぼ等速で前進される。このため、塗装
作業は被塗物1と塗装装置とが相対速度がほぼ0
の状態でなされる。
さて、塗装作業が、第1図における実線状態、
つまりスプレーガン12が最上位にあるときから
塗装が開始された場合において、塗料および圧縮
空気の両供給系(共に図示せず。)から塗料およ
び圧縮空気が給送されると、スプレーガン12か
ら塗料が噴霧され、まず被塗物1の上面塗装がな
される。この際、スプレーガン12は、第1・第
2の両アーム7,9が各ギヤ列H1、H2を介して
両駆動モータ8,11にて共に駆動されることに
よつて、これら両アーム7,9による複合運動を
行う。また前述の如く第1アーム7の回転速度は
第2アーム9の回転速度よりも充分に遅く設定さ
れており、第1アーム7が水平方向に1回転する
間に第2アーム9は被塗物1の垂直軸からθの傾
きを持つたG軸を中心に所定回数だけ回転する。
従つて前述の第2アーム9に設備されたスプレー
ガン12は被塗物のまわりを第2アーム9ととも
に周回運動するので被塗物1はその垂直軸とθ−
90゜の傾きを保つた周回軌道に沿つて吹きつけら
れる。第1アーム7の変位によりスプレーガン1
2の周回軌跡が第1アーム7の回転方向へ徐々に
移動してゆき、スプレーガン12の吹付方向が常
に被塗物1の中心方向へ向いて吹付してゆくこと
で、第1アーム7が1回転する時点で被塗物1の
全面を塗装できる。このときスプレーガン12が
周回軌道を一周し終つた時とその軌道に入つた時
との第1アーム7の変位によるスプレーガン12
の軌跡の位置のズレの最大(幅)がスプレーガン
12のパターン幅以内にすることで塗りムラを防
止することができる。また本例ではスプレーガン
12一個であるが、第2アーム9を半円弧状に
し、その中心を回転軸Gと連結し半円弧アームの
両端にスプレーガン12を対向するように設備し
た場合は吹き付け能力が倍になるので周回軌跡間
の相対距離が粗くとることができ、短時間で塗装
が終了できる。
かくして、一つの被塗物1の塗装が完了すれば
当該被塗物1は乾燥工程へと搬出される一方、台
車3は油圧シリンダ4等の戻し動作により原位置
へ急速復帰され、後続の被塗物1に対する塗装作
業に備えられる。
さて、上記した塗装作業中において、スプレー
ガン12は、第1・第2両アーム7,9による復
合の周囲軌道を描くため、その噴射方向は、常に
被塗物1の中心部へ向けて保持されている。換言
すれば、スプレーガン12は被塗物1の各面に対
しほぼ正対しうるため、塗装に際し、塗料粒子の
付着状況は良好であるとともに塗料の飛散ロスが
著減されるという効果が奏せられることになる。
なお、本例では塗装作業中にあつても、被塗物
1が搬送される場合を例示したため、これに伴い
台車3も移動することとしたが、塗装作業中にお
いて被塗物1が停止される間欠的な搬送形式にす
れば、台車3は定置式のものであつてもよい。ま
た、本例では、第1・第2の両アーム7,9は別
駆動源としたが共通の駆動源としてもよい。
以上詳述したように、本発明は塗装機を被塗物
の中心部へ向けて被塗物の全面を一様に通過する
軌道上を周回させるようにしたことをその要旨と
する。そして、これによつて一塗装工程での全面
塗装を可能になすとともに、塗料の飛散ロスを著
減しかつ塗料粒子の付着効率を向上させうる。本
発明は上記効果によつて、この種業界の発達に寄
与するところ極めて大と言い得るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであつて、
第1図は本例塗装装置を略示する正面図であり、
第2図は従来の塗装方法を示す説明図である。 1……被塗物、7……第1アーム、9……第2
アーム、12……スプレーガン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塗装機により被塗物へ塗料を噴霧するに際
    し、前記塗装機を、その噴射方向を被塗物の中心
    部へ向けて保持しながら被塗物の全面に塗料を噴
    霧しうるように被塗物を中心とする所定の軌道上
    を周回させることを特徴とする塗装方法。 2 被塗物の全面に対し塗料を自動的に噴霧する
    塗装装置であつて、前記被塗物の垂直軸線回りに
    可転軸支された少くとも1つの第1アームと、同
    第1アームに対し前記被塗物の垂直軸線とは所定
    の傾きをもつ軸線回りに可転軸支された少くとも
    1つの第2アームと、同第2アームに装着されて
    常に被塗物の中心部へ向けて塗料を噴霧する1以
    上の塗装機とから構成され、この塗装機を前記第
    1・第2両アームによる複合軌道上を周回可能と
    なしたことを特徴とする塗装装置。
JP1396682A 1982-01-29 1982-01-29 塗装方法およびその装置 Granted JPS58131163A (ja)

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JP1396682A JPS58131163A (ja) 1982-01-29 1982-01-29 塗装方法およびその装置

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JP1396682A JPS58131163A (ja) 1982-01-29 1982-01-29 塗装方法およびその装置

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JPS58131163A JPS58131163A (ja) 1983-08-04
JPH0127791B2 true JPH0127791B2 (ja) 1989-05-30

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