JP3445763B2 - 小物物品の塗装装置および塗装方法 - Google Patents

小物物品の塗装装置および塗装方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のアウタハ
ンドルのような表面及び裏面の全面に塗装が必要な小物
品の塗装装置及び塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のアウタハンドルのような
小物品の塗装にあっては、被塗装体である小物
を、コンベアにつり下げられたハンガーに複数個つり下
げ、塗装ロボットあるいは塗装作業者により、スプレー
ガンにてその周囲に塗料を吹きつけることによりなされ
ることが多い。なお、大型の被塗装体であるたとえば自
動車車体の塗装に際しては、車体の前後端を水平軸に固
定し、台車に回転自在に保持する構造が知られており
(たとえば特開平3−296471号公報)、この公報
には、塗料がタレ限界厚以上に塗布された車体を台車に
よって回転させながら塗料を乾燥させることにより、車
体の塗装面を平滑に仕上げる旨記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにハンガー
につり下げた被塗装体に塗料を吹きつけて塗装する方法
では、吹きつけられた塗料が被塗装体に塗着する効率
(塗着効率)は、高々12%程度であり、大量の塗料が
無駄に使用されるという問題がある。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、塗着効率を向上させ、塗料の有効利用を図るとと
もに、膜厚の部位による差を小さくした塗装装置及び塗
装方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
水平方向に設置された回転軸と、該回転軸に固定されそ
の回転に伴い、所定の円軌道上を回転する取付け治具
と、該取付け治具に複数個着脱可能に取りつけられ
物物品よりなる被塗装体と、上記回転軸を回転駆動し、
上記取付け治具に取りつけられた複数個の上記被塗装体
を、上記回転軸を中心とした円軌道上を回転させるとと
もに該回転により上記被塗装体を回転させる駆動源と、
上記被塗装体に塗料を吹きつける塗料噴射ノズルと、該
ノズルを上記回転軸方向に往復移動させるノズル移動駆
動体とを備え、上記回転軸を回転駆動し、かつ上記ノズ
ルを上記回転軸方向に移動しつつ上記ノズルから塗料を
噴射して上記取付け治具に取りつけられた複数個の上記
被塗装体に塗装するものである。かかる構成において、
被塗装体は、塗料吹きつけ時、表面及び裏面に塗料が付
着される。また回転は水平方向になされるから、被塗装
体の左右方向においてもムラなく塗装がなされる。
【0006】本発明(請求項2)にあっては、水平方向
に設置された回転軸と、該回転軸に固定されその回転に
伴い所定の円軌道上を回転する取付け治具と、該取付け
治具に複数個着脱可能に取りつけられ小物物品よりな
る被塗装体と、上記回転軸を複数個水平に支持した状態
で間欠搬送するコンベアと、上記ノズルの下方に位置す
る上記回転軸の上記取付け治具に取りつけられた上記被
塗装体に塗料を吹きつける塗料噴射ノズルと、該ノズル
を上記回転軸方向に往復移動させるノズル移動駆動体
上記ノズルの下方に位置する上記回転軸及び該回転
軸の前後に位置する複数個の所定の上記回転軸のみを回
転駆動させ、上記取付け治具に取りつけられた複数個の
上記被塗装体を、上記回転軸を中心とした円軌道上を回
転させるとともに該回転により上記被塗装体を回転させ
駆動源とを備え、上記所定の回転軸を回転駆動し、か
つ上記ノズルを上記回転軸方向に移動しつつ上記ノズル
から塗料を噴射して上記取付け治具に取りつけられた複
数個の上記被塗装体に塗装するものである。かかる構成
において、上記ノズルの下方に位置する回転軸より後方
(塗装前の位置)にある回転軸は、その回転により、ノ
ズルから飛散して被塗装体表面に点状に付着した霧状塗
料を面状に薄くのばす作用をなす。他方、上記ノズルの
下方に位置する回転軸より前方(塗装後の位置)にある
回転軸は、その回転により、被塗装体に塗着された塗料
のタレを防止し、被塗装体表面の塗装厚さを均一なもの
にする作用をなす。
【0007】本発明(請求項3)にあっては、上記駆動
源が正逆回転モータよりなり、該モータの正回転期間及
び逆回転期間が、上記ノズル移動駆動体の往期間及び復
期間にそれぞれ一致せしめられてなるものである。 本発
明(請求項4)にあっては、上記駆動源にて回転される
上記回転軸は、上記駆動源にて回転駆動される2種のベ
ルトに挟まれて回転されるものである。本発明(請求項
)にあっては、上記取付け治具の上記被塗装体取付け
部分が回動可能であり、上記被塗装体の上記ノズルに対
する角度が変更可能とされたものである。かかる構成に
おいて、被塗装体は、取付け治具に対し回動させて、ノ
ズルから噴射される塗料が被塗装体に効率よく塗着され
る角度に設定される。
【0008】また、上記ノズルの往復移動に際し、往移
動時と復移動時において上記回転軸の回転方向を逆転さ
れば、被塗装体は、回転軸の正回転時と逆回転時で
は、塗料吹きつけ方向に対し逆の方向に回転するから、
塗料の膜厚の部位による変化が少ない。
【0009】本発明(請求項)にあっては、上被塗装
体が自動車ドアのアウタハンドルとするものである。か
かる構成において、アウタハンドルの重量は、高々70
g/個であり、1本の回転軸に取付け治具を介して、8
個程度取りつけて、回転軸を回転し、かつ塗装が施され
る。
【0010】本発明(請求項)は、水平方向に設置さ
れた回転軸を中心に回転する取付け治具に小物物品より
なる被塗装体を複数取り付け、上記被塗装体を上記回転
軸を中心とした円軌道上を回転させるとともに該回転に
より上記被塗装体を回転させ、上記回転軸方向に移動す
る塗料噴射ノズルより上記被塗装体に塗料を吹きつけ、
上記取付け治具に取りつけられた複数個の上記被塗装体
の表面及び裏面に塗装するものである。かかる構成にお
いて、被塗装体は、塗料吹き付け時、表面及び裏面に塗
料が付着される。また回転は水平方向になされるから、
被塗装体の左右方向においてもムラのない塗装がなされ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜3において、1は、塗装装
置を示し、2は、コンベヤで、駆動源として作用する間
欠駆動モータ3及びローラ4にて図1、2中左方向(矢
印a)へ間欠駆動される。5は、コンベヤ2上に、所定
間隔、たとえば約20cm隔てて固定された金属製また
は樹脂製の支持具で左右一対ずつ水平に設けられ、かつ
その上辺に凹部6が形成されている。7は、この支持具
5の凹部6に水平かつ着脱自在に載置された回転軸で、
コンベヤ2の図1中右端に位置する支持具5に、前段の
工程を経てきた回転軸7が、作業者または作業ロボット
にて、載置される。8は、回転軸7に固定された取付け
治具、9は、この取付け治具8に複数個たとえば8個取
りつけられた小物品、たとえば自動車のアウタハンド
ルよりなる被塗装体である。被塗装体9は、回転軸7の
回転により、回転軸7を中心とした円軌道上を回転す
る。この被塗装体9は、ポリカーボネート樹脂を主成分
とする材料を射出成形することに形成される。
【0012】10は、回転軸7を載置したコンベヤ2が
最初に通過する除電室で、除電器11が配置されてい
る。除電器11はイオン化した空気を発生し、これが被
塗装体9に吹きつけられることにより、被塗装体9の静
電気を除去し、静電気にて被塗装体9に吸着していた塵
埃を除去するのである。この除電室10は、4個の回転
軸7が位置する大きさに設定される。12は駆動源とし
て作用するモータで、ローラ13を介してベルト14が
巻回され、さらにこのベルト13は3個の回転軸7の下
方に接触している。15はローラ、16は押さえベルト
で、上記3個の回転軸7を上から押さえる作用をなす。
すなわち、この位置にある3個の回転軸7は、2種のベ
ルト14、16に挟まれて、その駆動により回転し、塵
埃除去作用を促進する。ここで上側のベルト16は、下
側のベルト14に連動して回動するものであり、2種の
ベルト14、16にて回転軸7を挟むことにより、回転
軸7の回転を確実にする作用をなすが、上側のベルト1
6を別途モータにて回動できる構造とすることもでき
る。
【0013】17は、除電室10に続いて設けられた第
1塗装室で、除電室10にて塵埃を除去された被塗装体
9が搬入される。この第1塗装室17は、7個の回転軸
7が収容できる大きさであり、その略中央に塗装ロボッ
ト18が設置され、その先端に取りつけられたスプレー
ガン19の噴射ノズル20は、前方及び後方から4番目
の回転軸7上に位置しており、かつ図3に矢印bにて示
すように、回転軸7の配置方向と同一方向に往復移動せ
しめられる。塗装ロボット18は、ノズル移動駆動体と
して作用する。ノズル19の往復移動時、ノズル19か
ら、所定の色の塗料が噴射される。ノズル19の移動速
度は、たとえば矢印bで示す間隔を往復し、それぞれ7
秒間かけて移動する。往から復への反転時間は1秒間に
設定することができ、それゆえノズル19の往復時間
は、合計15秒間とすることができる。
【0014】21は、後方(塗装前)4個の回転軸7を
回転駆動するベルトで、駆動源として作用するモータ2
2及びローラ23にて駆動せしめられる。この4個の回
転軸7のうち前端に位置する回転軸7がノズル20の下
方に位置している。これらの回転軸7にも前述同様上側
に回転軸7を挟むごとく、他のベルト24が配置され、
回転軸7の回転を確実なものとしている。これらの4個
の回転軸7は、モータ22により、たとえば分速100
回転に設定され、7秒正回転し、続く1秒間で反転し、
さらに7秒間逆回転する。したがってこのモータには正
逆回転モータが使用される。なお、コンベヤ2は5秒進
んで15秒停止するよう設定されており、それゆえコン
ベヤ2の停止期間である15秒間に、1個の回転軸7に
取りつけられた被塗装体9に塗装がなされる。
【0015】塗装期間の往期間と復期間で、回転軸7の
回転を正逆反転させたのは、被塗装体9の塗料厚さが部
位によって異なることを防止するためである。コンベヤ
2が駆動する5秒間は、塗装作業は中断される。回転す
る回転軸7を前端の塗装が施される回転軸7のほかに、
後方3個としたのは、塗装前にこれらの回転軸7を回転
することにより、前端の回転軸7へ取りつけられた被塗
装体9への塗装中、ノズル20から飛散した後段のこれ
らの回転軸7へ取りつけられた被塗装体9へ点状に付着
した塗料を、全面に均等にのばすためである。
【0016】25は、前方(塗装前)3個の回転軸7を
回転駆動するベルトで、駆動源として作用するモータ
及びローラ27にて駆動せしめられる。これらの回転
軸7にも前述同様上側に回転軸7を挟むごとく、他のベ
ルト28が配置され、回転軸7の回転を確実なものとし
ている。このベルト25による回転軸7の回転速度は、
前述の塗装前のそれより低速、たとえば分速50回転程
度に設定され、一方向のみの回転とされる。この回転
は、被塗装体9に塗着された塗料が下方に流れ、垂れ落
ちることを防止するとともに、塗装膜厚が部位によって
異なることを抑制する。
【0017】29は、第1塗装室17の次段に設けられ
た予備乾燥室で、約6個の回転軸7が収容され、塗装さ
れた被塗装体9が常温にて自然乾燥される。
【0018】30は、第2塗装室で、第1塗装室17で
塗装された塗料に重ねて塗料が付着される。この塗料
は、塗装面に光沢を与えるもの(クリアコートと呼ばれ
る)で透明である。この第2塗装室30の構造は、第1
塗装室17のそれと同一とすることができる。第2塗装
室30から、搬出された回転軸7は、作業者あるいは作
業ロボットにより、支持具5から取り外され、ついで被
塗装体9は取付け治具8から取り外される。
【0019】図4において、31は前述の被塗装体9で
あるアウタハンドルで、前端に車体に結合する直方体形
状の突起32が形成されている。この突起32を利用し
て、アウタハンドル31は取付け治具8に取り付けられ
る。図5に示すように、取付け治具8は、回転軸7に対
し直行する腕部33とその先端に形成された装着部34
よりなり、装着部34は、腕部33に対し回動可能な状
態(矢印cにて示す)で取りつけられている。この装着
部34を回動することにより、ノズル20方向に向くア
ウタハンドル31の角度が変更調整される。たとえばハ
ンドル表面(車体外側)の膜厚を大きくしたい場合、そ
の表面を外側に位置させ、ノズルに最接近したときその
表面が吹き付け方向に対し直交させるのである。かくす
ればハンドル表面側(車体外側)はハンドル裏面側(車
体内側)よりも厚く塗布することができる。装着部34
は、アウタハンドル31の突起32が嵌合する凹部を有
しており、突起32を装着部34に嵌合することによ
り、アウタハンドル31は取付け治具8に着脱自在に取
りつけられる。かかる構造の取付け治具8は、回転軸7
に2個形成されている。ここで取付け治具8には、各4
個のアウタハンドル31が取りつけられる構造とした
が、各3個等被塗装体9の大きさ、形状等に応じて異な
る構造とすることができる。
【0020】以下に実施例をあげて本発明をより詳細に
説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるも
のではない。
【0021】
【実施例】被塗装体9として自動車ドアのアウタハンド
ル31を使用し、これを図5に示すような回転軸7の取
付け治具8に各4個、合計8個取り付けた場合の例を示
す。なお参考として従来例構造によるデータを示す。従
来例構造は、コンベヤにつり下げられたハンガーに10
個のアウタハンドルをつり下げ、作業者または作業ロボ
ットにて、塗装を施したものである。
【0022】
【表1】
【0023】ここで、ノズル20の移動速度3m/分
は、回転軸7の往復にかかる時間で16秒、移動速度4
m/分は、回転軸7の往復にかかる時間で12秒であ
る。ノズルが一往復する時間を15秒とするには、ノズ
ル速度を3.5m/分とすればよい。また品質は、外観
品質すなわち樹脂の地の色が透けて見えるか、色ムラが
あるか、色相は一様か、という観点で判断し、すべてを
満たすものを○とした。表から明らかなように、品質に
は問題がなく、一方塗着効率の向上により、塗料の削減
は、従来例に比べて46%及び35%と大幅に改善され
ることが確認された。
【0024】
【発明の効果】本発明(請求項1)によれば、被塗装体
を複数水平軸方向に回転させながら塗装を行うことによ
り、塗着効率が向上し、無駄に排出される塗料を少なく
することができる。また、被塗装体表面に塗料がムラな
く塗着し、膜厚の部位による差が小さいものとなる。
【0025】本発明(請求項2)によれば、上記ノズル
の下方に位置する回転軸より後方(塗装前の位置)にあ
る回転軸は、その回転により、塗装前、ノズルから飛散
して被塗装体表面に付着した塗料を被塗装体全面に薄く
のばす。それゆえ本来の塗装はこのうすくのばされた塗
装面上に重ねてなされることとなるから、凹凸を生じる
ことなく、平滑な塗装面に仕上げることができる。また
塗装後、未だ流動性を持つ塗料は回転により被塗装体表
面にムラなく延ばされるから、塗装膜厚の部位による差
を小さく抑えることができる。
【0026】本発明(請求項3)によれば、被塗装体の
塗料の吹きつけ方向に対する角度を調整することによ
り、被塗装体の表面及び裏面の塗料膜厚をある程度調整
することができる。たとえば被塗装体の表面を裏面より
も厚く塗料を塗布したいときは、被塗装体が回転により
最もノズルに近い位置に到来したとき表面が塗料吹き付
け方向に対し、直角となるよう調整するのである。通常
アウタハンドルのように車体外側に位置するハンドル表
面とハンドルの内側である裏面とでは、表面側を厚く塗
布されるから、前述のようなハンドル位置が設定される
のである。
【0027】本発明(請求項4)によれば、被塗装体の
所定の面において、往移動時と復移動時の塗装量が異な
る、すなわち吹きつけ方向に向かって回転する面の方が
逆に回転する面より多く塗装されるため、被塗装体全体
として膜厚のムラを小さく抑えることができる。
【0028】本発明(請求項5)によれば、小型軽量の
小物品である自動車ドアのアウタハンドルを、取付け
治具に複数個取りつけて、水平方向に回転させることに
より、塗着効率を向上させ、同時に塗料の使用量を大幅
に軽減することができる。また、塗装時塗料のタレを生
じることはなく、膜厚の部位による差を最小限に抑える
ことができる。
【0029】本発明(請求項6)によれば、被塗装体を
水平な回転軸を中心に回転させるとともに回転軸方向に
移動する塗料噴射ノズルより塗料を吹きつけることによ
り、地の色が透けてみえることもなく、かつ膜厚のムラ
が小さく、色相の安定した塗装を得ることができる。さ
らに塗着効率を向上させ、塗料使用量の削減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる塗装装置の正面図
である。
【図2】図1の要部を示す正面図である。なお同図にお
いて支持具は破線で示している。
【図3】図1の要部を示す側面図である。
【図4】アウタハンドルを示す斜視図である。
【図5】回転軸および取付け治具を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 塗装装置 2 コンベヤ 3、12、22、26 モータ 4、13、15、23、27 ローラ 5 支持具 7 回転軸 8 取付け治具 9 被塗装体 10 除電室 14、16、21、24、25、28 ベルト 17 第1塗装室 18 塗装ロボット 19 スプレーガン 20 ノズル 29 予備乾燥室 30 第2塗装室 31 アウタハンドル 32 突起 33 腕 34 装着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 12/00 - 13/06 B05C 13/00 - 13/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に設置された回転軸と、該回転
    軸に固定されその回転に伴い所定の円軌道上を回転する
    取付け治具と、該取付け治具に複数個着脱可能に取りつ
    けられ小物物品よりなる被塗装体と、上記回転軸を回
    転駆動し、上記取付け治具に取りつけられた複数個の上
    記被塗装体を、上記回転軸を中心とした円軌道上を回転
    させるとともに該回転により上記被塗装体を回転させる
    駆動源と、上記被塗装体に塗料を吹きつける塗料噴射ノ
    ズルと、該ノズルを上記回転軸方向に往復移動させるノ
    ズル移動駆動体とを備え、上記回転軸を回転駆動し、か
    つ上記ノズルを上記回転軸方向に移動しつつ上記ノズル
    から塗料を噴射して上記取付け治具に取りつけられた複
    数個の上記被塗装体に塗装することを特徴とする小物物
    品の塗装装置。
  2. 【請求項2】 水平方向に設置された回転軸と、該回転
    軸に固定されその回転に伴い所定の円軌道上を回転する
    取付け治具と、該取付け治具に複数個着脱可能に取りつ
    けられ小物物品よりなる被塗装体と、上記回転軸を複
    数個水平に支持した状態で間欠搬送するコンベアと、
    記ノズルの下方に位置する上記回転軸の上記取付け治具
    に取りつけられた上記被塗装体に塗料を吹きつける塗料
    噴射ノズルと、該ノズルを上記回転軸方向に往復移動さ
    せるノズル移動駆動体と上記ノズルの下方に位置する
    上記回転軸及び該回転軸の前後に位置する複数個の所定
    の上記回転軸のみを回転駆動させ、上記取付け治具に取
    りつけられた複数個の上記被塗装体を、上記回転軸を中
    心とした円軌道上を回転させるとともに該回転により上
    記被塗装体を回転させる駆動源とを備え、上記所定の回
    転軸を回転駆動し、かつ上記ノズルを上記回転軸方向に
    移動しつつ上記ノズルから塗料を噴射して上記取付け治
    具に取りつけられた複数個の上記被塗装体に塗装するこ
    とを特徴とする小物物品の塗装装置。
  3. 【請求項3】 上記駆動源が正逆回転モータよりなり、
    該モータの正回転期間及び逆回転期間が、上記ノズル移
    動駆動体の往期間及び復期間にそれぞれ一致せしめられ
    てなることを特徴とする請求項1または2記載の小物物
    品の塗装装置
  4. 【請求項4】 上記駆動源にて回転される上記回転軸
    は、上記駆動源にて回転駆動される2種のベルトに挟ま
    れて回転されることを特徴とする請求項1、2 または3
    のいずれかに記載の小物物品の塗装装置。
  5. 【請求項5】 上記取付け治具の上記被塗装体取付け部
    分が回動可能であり、上記被塗装体の上記ノズルに対す
    る角度が変更可能とされたことを特徴とする請求項1
    2、3または4のいずれかに記載の小物物品の塗装装
    置。
  6. 【請求項6】 上被塗装体が自動車ドアのアウタハンド
    ルであることを特徴とする請求項1、2、3、4または
    5のいずれかに記載の小物物品の塗装装置。
  7. 【請求項7】 水平方向に設置された回転軸を中心に回
    転する取付け治具に小物物品よりなる被塗装体を複数取
    り付け、上記被塗装体を上記回転軸を中心とした円軌道
    上を回転させるとともに該回転により上記被塗装体を回
    転させ、上記回転軸方向に移動する塗料噴射ノズルより
    上記被塗装体に塗料を吹きつけ、上記取付け治具に取り
    つけられた複数個の上記被塗装体に塗装することを特徴
    とする小物物品の塗装方法。
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