JPS61234970A - 自動車ボデイの自動塗装方法 - Google Patents

自動車ボデイの自動塗装方法

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JPS61234970A
JPS61234970A JP7635085A JP7635085A JPS61234970A JP S61234970 A JPS61234970 A JP S61234970A JP 7635085 A JP7635085 A JP 7635085A JP 7635085 A JP7635085 A JP 7635085A JP S61234970 A JPS61234970 A JP S61234970A
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JP
Japan
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bell
paint
automobile body
coating
changes
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Rin Shiyouji
庄司 麟
Riyouichi Hosone
細根 良一
Mitsuo Koyama
小山 光男
Yoshibumi Miyata
宮田 義文
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Trinity Industrial Corp
Kanto Jidosha Kogyo KK
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Kanto Jidosha Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、所定速度で連続的に移送されて被塗面積が経
時的に変化する自動車ボディの側面部に対して、ベル型
静電塗装機により均一な中塗り塗装、上塗り塗装を施す
ことのできる自動車ボディの自動塗装方法に関する。
〔従来技術とその問題点〕
フロア−コンベア等により所定速度で連続的に移送され
て被塗面積が経時的に変化する自動車ボディの側面部に
対して自動塗装する従来技術として、特公昭58−22
262号公報には自動車ボディの被塗面積の変化に対応
するように予め定められた操作量に基づきベル型静電塗
装機の塗料噴霧状態を自動的に制御する静電塗装方法が
開示されている。この方法は、第4図及び第5図に示す
ように自動車ボディ1の移送路の両側に対向して夫々二
台のベル型静電塗装機2H,2H(ハイサイドベル)及
び2L、2L(ローサイドベル)を固定設置して、ハイ
サイドベル2Hでボディ側面の上方部位を塗装し、ロー
サイドベル2してボディ側面の下方部位を塗装するよう
にしている。
この際、各ハイサイドベル2H及びローサイドベル2L
は、経時的に変化する自動車ボディ1の被塗面積に対応
して塗料吐出量を増減させると同時に、塗料吐出量の増
減変更に応じてベル回転数を変更させて塗料の微粒化状
態を最適に維持し、またシェーピングエア圧力を調節す
ることで、塗料吐出量の増減に応じて変化する塗装パタ
ーン幅を所望の大きさに調整してパターン同士の重なり
具合を適正に維持し、被塗面積に応じた最適な塗料噴霧
状態を確保して塗料の節減、塗装品質の向上を図ること
としている。
然しなから、この方法によると、ハイサイドベル2H及
びローサイドベル2Lが共に固定して設置されているか
ら、次のような欠点が生じた。
a)固定されたハイサイドベル2Hとローサイドベル2
Lとで自動車ボディ1の側面部を塗面にスケなく且つ均
一な塗膜厚で塗装するためには、ハイサイドベル2Hと
ローサイドベル2Lとを前記側面部の最大塗装幅に応じ
た所定間隔で配置すると共に、その塗装パターンP+、
Pg同士が常に適正に重なり合うように各塗装パターン
幅X11  Xzを一定以上の大きさに形成しなければ
ならないから、塗装幅の小さい部位を塗装するときは必
然的にオーバースプレーとなり、塗料が自動車ボディ1
のエツジ部等に集中的に付着せられて塗面にタレを生ず
ると同時に塗料の無駄吹きになるという欠点がある。
b)勿論、シェーピングエア圧力を調節することにより
、塗装パターン幅X、、X、をある程度は塗装幅に見合
う大きさに縮小することはできるが、一定収上に小さく
すれば塗装パターンPl。
P2同士の重なり合いGが解けて塗面にスケを生ずるた
め、オーバースプレーを効果的に防止することができな
い。例えば自動車ボディ1のホイールハウス上部等を塗
装する際には、ローサイドベル2Lについてその塗料吐
出量を減少させると同時にシェーピングエア圧力を高め
て塗装パターン幅x2を小さくするように制御している
が、それのみではオーバースプレーを完全に防止するこ
とができなかった。
従来方法においてこのような欠点が生ずるのは、連続的
に移送される自動車ボディ1の被塗面積の変化に対応す
ることができるものの、自動車ボディ1の形状の変化に
は充分に対応することができないことに起因すると考え
られる。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、所定速度で連続的に移送される自動車
ボディの側面部をベル型静電塗装機により塗装する場合
に、該ベル型静電塗装機の塗料噴霧状態を経時的に変化
する塗装幅に対応して自動的に制御すると同時に、該ベ
ル型静電塗装機をレシプロ装置により自動車ボディの形
状及び塗装幅の変化に対応して最適な噴霧位置に移動す
るように自動的に制御する自動車ボディの自動塗装方法
を提供し、塗面のスケやタレを確実に防止して塗装品質
を大幅に向上させると共に、オーバースプレーによる塗
料の無駄吹きを防止してランニングコストの削減を図る
こ、とを目的とする。
〔発明の構成〕
この目的を達成するために、本発明は、所定速度で連続
的に移送されて被塗面積が経時的に変化する自動車ボデ
ィの側面部に対して、その被塗面積の変化に対応するよ
うに予め定められた操作量によりベル型静電塗装機の塗
料噴霧状態を自動的に制御する自動車ボディの自動塗装
方法において、ベル型静電塗装機をレシプロ装置により
自動車ボディの側面部の形状の変化に追従して上下に動
かし、且つ経時的に変化する前記側面部の塗装幅に対応
した行程で往復運動させるように制御すると同時に、該
静電塗装機の塗料吐出量を前記塗装幅の変化に応じて可
変させ、且つ該塗料吐出量の変化に応じてベル回転数及
び/又はシェーピングエア圧力を可変して所望の塗装パ
ターンを得るように制御することを特徴とする。
〔発明の作用〕
本発明方法によれば、ベル型静電塗装機をレシプロ装置
により自動車ボディの側面部の形状の変化に追従して上
下に動かすから、該静電塗装機が常に塗料のオーバース
プレーを防止し得る最適な塗料噴霧位置に移動せられる
と同時に、該静電塗装機を経時的に変化する塗装幅に対
応した行程で往復運動させると共に該塗装幅の変化に応
じてその塗料吐出量を可変させ、且つ該塗料吐出量に応
じてベル回転数もしくはシェーピングエア圧力を調節し
、所望の塗装パターンを得るようにしているから、塗面
のスケやタレを生ずることなく極めて均一な膜厚分布で
高品質の塗装を施すことができる。
〔実施例〕
以下、本発明方法を図面に基づいて具体的に説明する。
第1図は自動塗装装置の正面図、第2図はそのレシプロ
装置の概略説明図、第3図は本発明方法を説明するため
のタイムチャートである。
本発明方法においては、第1図に示すように、コンベア
(図示せず)により所定速度で連続的に移送される自動
車ボディ1の移送路を挟んで両側に夫々ベル型静電塗装
機2を取り付けたレシプロ装置3R,3Lが対向設置さ
れている。
レシプロ装置3R,3Lは、第2図に示すように、静電
塗装機2を自動車ボディ1に対向した状態に取り付ける
摺動子4と、上下に所要距離だけ離隔して配設された一
対のスブロケッ1−5U及び5Dと、これらスプロケッ
ト5U及び5D間に平行掛けされたチェーン6と、スプ
ロケット5Dを回転駆動させるモータ(図示せず)と、
スプロケット5Dを正逆切換回転させるエアクラッチ7
とから構成されている。そして、摺動子4の後端に固設
されたアタフカ8の軌道に沿って所定間隔で複数のリミ
ットスイッチLS、−tssが配設され、これらリミッ
トスイッチLS、〜LSs中から任意の二つのスイッチ
を選択して夫々上限リミットスイッチ及び下限リミット
スイッチとし、両スイッチで規制される行程内で摺動子
4を往復運動するように成されている。なお、上限リミ
ットスイッチ及び下限リミットスイッチとして例えば同
一のリミットスイッチLS4を選択した場合には、摺動
子4はアタッカ8を該リミットスイッチLS4に接触し
た状態で制止されるように成されている。また、図示は
省略するが、自動車ボディ1の移送路には該自動車ボデ
ィ1の位置を検知する光電管スイッチ等の検知器が配設
されると共に、コンベア駆動部にはパルス発信器が配設
され、自動車ボディ1を検知してから何パルスかでレシ
プロ装置3R,3Lが起動されて、リミットスイッチL
SI−LSSで順次規制される行程に従って静電塗装機
2が往復運動されるように成されている。
しかして、第3図に示すように、まずレシプロ装置3R
,3Lについて、その起動開始t1からt4までの間に
おいては上限リミットスイッチ(以下、単に上限スイッ
チという)をリミットスイッチLS、に設定し、下限リ
ミットスイッチ(以下、単に下限スイッチという)を1
.とt2の間でリミットスイッチLS、に、t2とt3
の間でリミットスイッチLS3に、t、とt4の間でリ
ミ・7トスイツチLS4に順次設定して行く。
これにより、レシプロ装置3R,3Lに取り付けられた
静電塗装機2は、自動車ボディ1のフロントフェンダ一
部の形状の変化に追従して上下に移動せられ、且つリミ
ットスイッチLS4と、リミットスイッチLSI、LS
、との間で往復運動され、また上限スイッチと下限スイ
ッチが同一のリミットスイッチLS、に選定されたt、
とt4の間ではホイールハウス上部の中央に制止されて
塗装幅に応じた常時最適な塗料噴霧位置に維持される。
次いで、t4からt、までの間においては、上限スイッ
チ及び下限スイッチを夫々リミットスイッチLSS及び
LS、に設定する。
そして、塗装幅が最大となるフロントドア部からリアド
ア部にかけてのt、とt6との間においては、上限スイ
ッチ及び下限スイッチを夫々をリミットスイッチLSs
及びLS、に切り換えて、最大の行程範囲で静電塗装機
2を上下に往復運動させる。
次に、t、からt、においては、下限スイッチを順次リ
ミットスイッチLS2からLS、に切り換えて静電塗装
機2の行程を狭めて行き、リアフェンダ一部のホイール
ハウス上部にあたるt、とt8との間では上限スイッチ
及び下限スイッチを共にリミットスイッチLS、に設定
して制止させる。そして、t、からむ、との間において
下限スイッチをリミットスイッチLS、に切り換え、更
にt、からt、。との間において下限スイッチをリミッ
トスイッチLSZに切り換えて行く。
これにより、静電塗装機2は自動車ボディ1のフロント
フェンダ一部からリアフェンダ一部に至る側面部全長に
わたってその形状の変化に追従して動かされ、且つ塗装
幅の変化に対応して往復運動されて、最適な塗料噴霧位
置に維持される。
また、これと同時に、静電塗装機2はその塗料吐出量、
シェーピングエア圧力及びベル回転数が第3図に示す如
く制御される。
゛ まず、塗料吐出量については、フロントフェンダ一
部の前部にあたるA1とA2間においてはM(ミドル・
吐出量中)、塗装幅が狭いホイールハウス上部にあたる
A2とA8間においてはL(ロー・吐出量小)、塗装幅
の広いフロントドアのあるA3とA4間においてはH(
ハイ・吐出量大)、センターピラーのあるA4とA1間
においては一時的にLとし、リアドアのあるAsとA6
間においては再びH、リアフェンダ一部のホイールハウ
ス上部にあたるAhとA1間においてはし、そしてリア
フェンダ一部の後端部A、にかけてはMの如く順次制御
され、塗装幅に応じた最適な塗料吐出量が得られる。
次に、シェーピングエア圧力については、フロントフェ
ンダ−郡全体にわたるA1とA3間においてM(ミドル
・圧力中)、フロントドアからリアドアにわたるA3と
A6間においてH(ハイ・圧力大)、そしてリアフェン
ダ−郡全体にわたるA、とA1間においてはMの如(制
御され、塗料吐出量の増大により拡大せんとする塗装パ
ターンが所定幅に維持される。
また、ベル回転数については、前記塗料吐出量の変化に
呼応してA、とA2間においてはM(ミドル・回転数中
)、A2とA3間においてはL(ロー・回転数似)、A
3とAh間においてはH(ハイ・回転数高)、A、とA
7間においてはL1A7とAl1間においてはMの如く
制御され、塗料吐出量の増減にかかわらずその微粒化状
態を常に最適に維持する。
しかして、本発明方法によれば、ベル型静電塗装機2を
、レシプロ装置3R,3Lによって自動車ボディ1の側
面部の形状の変化に追従させて上下に移動させ、且つ経
時的に変化する塗装幅に対応して規制された行程内で往
復運動させると同時に、前記塗装幅の変化に応じてベル
型静電塗装機2の塗料吐出量を可変させ、且つ該塗料吐
出量に応じてベル回転数、シェーピングエア圧力を調節
して、所望の塗装パターンを得るようにしているから、
従来の如きオーバースプレーによる塗料の無駄や塗面の
タレ、スケ等の問題を完全に防止して極めて均一な膜厚
分布で高品質の塗装を施すことができる。
なお、実施例においては、塗料吐出量の変化に対応して
シェーピングエア圧力及びベル回転数を共に可変制御し
た場合について説明したが、本発明方法においては例え
ばベル回転数を最大塗料吐出量に合わせた一定の回転数
に維持して、吐出量如何にかかわらず常に最適な微粒化
状態が得られるようにし、シェーピングエア圧力のみを
可変して所望の塗装パターンを得るようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、自動車ボディの側
面部を塗装するベル型静電塗装機が、該側面部の形状の
変化に追従して最適な塗料噴霧位置に移動せられると共
に、経時的に変化する塗装幅に応じた行程で往復運動さ
れ、しかも該静電塗装機の塗料吐出量が前記塗装幅の変
化に応じて可変され、更に該塗料吐出量の変化に応じて
ベル回転数及び/又はシェーピングエア圧力を調節して
所望の塗装パターンを得るようにしているから、塗面の
スケやタレを確実に防止して塗装品質を大幅に向上させ
ることができると同時に、オーバースプレーによる塗料
の無駄を防止してランニングコストの大幅な削減を図る
ことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動塗装装置の正面図、第2図はそのレシプロ
装置の概略説明図、第3図は本発明方法を説明するため
のタイムチャート、第4図及び第5図は従来方法を説明
するための自動塗装装置の正面図及び側面図である。 符号の説明 i −自動車ボディ、2−・ベル型静電塗装機、3R,
3L−レシプロ装置、4・・−摺動子、5U、5D・・
−スプロケット、6−・−チェーン、7−エアクラッチ
、8−アタッカ、LSI〜LSsX−・−リミットスイ
ッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所定速度で連続的に移送されて被塗面積が経時的に変化
    する自動車ボディの側面部に対して、その被塗面積の変
    化に対応するように予め定められた操作量によりベル型
    静電塗装機の塗料噴霧状態を自動的に制御する自動車ボ
    ディの自動塗装方法において、ベル型静電塗装機をレシ
    プロ装置により自動車ボディの側面部の形状の変化に追
    従して上下に動かし、且つ経時的に変化する前記側面部
    の塗装幅に対応した行程で往復運動させるように制御す
    ると同時に、該静電塗装機の塗料吐出量を前記塗装幅の
    変化に応じて可変させ、且つ該塗料吐出量の変化に応じ
    てベル回転数及び/又はシェーピングエア圧力を可変し
    て所望の塗装パターンを得るように制御することを特徴
    とする自動車ボディの自動塗装方法。
JP7635085A 1985-04-12 1985-04-12 自動車ボデイの自動塗装方法 Granted JPS61234970A (ja)

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JPH0324266B2 JPH0324266B2 (ja) 1991-04-02

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5110632A (en) * 1990-08-15 1992-05-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Reciprocating painting method
US5324547A (en) * 1990-08-15 1994-06-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method of applying metallic paint
JPH11104544A (ja) * 1997-09-30 1999-04-20 Nissan Motor Co Ltd 自動車ボディの塗装方法
JP2010510055A (ja) * 2006-11-21 2010-04-02 デュール システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 噴霧器用の操業方法および対応する塗装器具
JP2010075910A (ja) * 2008-08-28 2010-04-08 Nissan Motor Co Ltd 塗装方法

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