JPH01297169A - 塗装方法およびその装置 - Google Patents

塗装方法およびその装置

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JPH01297169A
JPH01297169A JP12976088A JP12976088A JPH01297169A JP H01297169 A JPH01297169 A JP H01297169A JP 12976088 A JP12976088 A JP 12976088A JP 12976088 A JP12976088 A JP 12976088A JP H01297169 A JPH01297169 A JP H01297169A
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JP
Japan
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coating
painting
paint
guns
gun
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Application number
JP12976088A
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English (en)
Inventor
Ichiro Ishibashi
石橋 一郎
Kiyohiro Ichinose
一瀬 清廣
Toru Yamamoto
徹 山本
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は塗装方法およびその装置に関し、−層詳細には
、例えば、自動車を構成する車体をその搬送方向に配設
された複数の塗装ガンにより塗装する際に、前記車体の
ボンネット、ピラーおよびルーフ等の各塗装面の形状に
対応して前記塗装ガン同士の離間間隔を変更することに
より、塗料の不要な射出を阻止すると共に、高精度な塗
装面を得ることを可能にした塗装方法およびその装置に
関する。
[発明の背景] 近年、自動車産業においては、極めて自動化されたライ
ン生産工程により製品としての自動車を効率的に大量生
産している。この大量生産の要請に沿うために、例えば
、自動車用車体を塗装する塗装装置が相当に自動化され
るに至っている。
この場合、従来から、自動車用車体を自動的に塗装する
ために種々の装置が採用されており、例えば、実開昭第
57−25758号にその技術的思想が開示されている
前記の従来技術では、車体の搬送方向に直交する方向、
すなわち、前記車体の車幅方向に延在し前記車幅方向並
びに鉛直方向に変位自在な枠体を設け、この枠体に対し
複数の塗装ガンを装着するよう構成している。
このような構成において、車体を所定の搬送速度で搬送
する一方、枠体を前記車体の上部形状に対応して昇降さ
せると共に、この枠体を車幅方向に往復動させながら塗
装ガンから塗料を射出し、この車体の上部塗装面に対し
塗装作業を遂行している。
ところで、車体の上部塗装面は実質的にボンネット、ピ
ラー、ルーフおよびトランクカバーからなり、通常、前
記ルーフの車幅方向の幅員は前記ボンネットやトランク
カバーの幅員より小さく選択されている。このため、前
記の装置では、幅員が最も大きな塗装面、例えば、ボン
ネットの幅員に対応して予め夫々の塗装ガンを配設して
おき、前記塗装ガンを一体的に変位させながらボンネッ
ト、ピラー、ルーフおよびトランクカバーの塗装作業を
行っている。然しながら、前述したように、各塗装面の
幅員が夫々異なるため、特に、ボンネットに対応して位
置決めされている塗装ガンによりルーフを塗装しようと
すると、このルーフが前記ボンネットより小さな幅員を
有するた必に前記塗装ガンは塗装の不要な位置まで大き
く変位することになる。
これによって、ルーフの塗装に必要とされる塗料に対し
相当に多量の塗料が浪費されることになり、極めて不経
済であるという不都合が指摘されている。
さらに、例えば、ピラーのように幅狭で且つ傾斜してい
る塗装面では、塗装ガンを前記塗装面に沿って正確に移
動させることは困難であり、塗装不良等を惹起し易く、
しかも塗料が必要以上に多量に使用されるという欠点が
露呈している。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、自動車用車体の搬送方向と直交する方向、すな
わち、車幅方向に延在し変位自在なアームに装着された
複数基の塗装ガンにより前記車体の前部、上部および後
部を塗装すると共に、各塗装面の形状に対応し夫々の塗
装ガン同士の間隔を変更しながら塗装作業を行うことに
より、各塗装ガンを夫々所定の塗装面に対し確実に指向
させて精度に優れた塗装を行うことが出来、しかも不要
な塗料の射出を可及的に阻止して前記塗料を経済的に使
用することを可能にした塗装方法およびその装置を提供
することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は搬送機構を介し
て搬送されて(る被塗装物を塗装する塗装方法であって
、前記搬送方向に直交する方向に配設された複数の塗装
ガンを前記搬送されてくる被塗装物の塗装面に対し所定
距離離間させた状態で塗料を射出し、次いで、前記塗装
面の形状に対応して各塗装ガン同士の離間間隔を変更し
ながら前記塗装面に対して所定距離離間させて塗料を射
出し、これによって被塗装物の少なくとも前部、上部お
よび後部のいずれかに塗装を行うことを特徴とする。
また、本発明は搬送機構を介して搬送されてくる被塗装
物を塗装する塗装装置であって、前記搬送方向に直交す
る方向に延在し被塗装物に対し回動および/または昇降
自在なアームと、前記アームに装着されアクチュエータ
の作用下に互いの離間間隔を可変自在な複数基の塗装ガ
ンとを具備することを特徴とする。
[実施態様] 次に、本発明に係る塗装方法についてこれを実施するた
めの装置との関連において好適な実施態様を挙げ、添付
の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は本発明に係る塗装装置
を示す。この場合、前記塗装装置10は塗装ラインに沿
って設けられた車体搬送機構12により搬送されてくる
車体14のボンネット16、前方ピラー18a、18b
、ルーフ20、後方ピラー22a、22bおよびトラン
クカバー24の全面に所定の塗装を施す(第4図a乃至
C参照)。
すなわち、当該塗装装置10は車体搬送機構12に平行
に配設されるレール部30を含み、前記レール部30を
構成するレールブラケット32はレール部30の一端部
から他端部にかけて延在する。
このレールブラケット32の垂直な外側部にはラック部
材34が前記レールブラケット32の長手方向に延在し
て配設される。
そこで、レールブラケット32上に進退自在にケーシン
グ36が載設される。前記ケーシング36の下端部には
板体38が固着され、この板体38の下面−側部に係着
される側板40aに走行用モータ42が取着される。走
行用モータ42の回転軸42aの先端部にピニオン44
が軸着され、このピニオン44はレールブラケット32
に設けられた前記ラック部材34に噛合する。また、板
体38の下面他側部に固着される側板40bと前記側板
40aにレールブラケット32に係合して回転する車輪
部46a、46bが装着される。
一方、ケ゛−シング36内には鉛直方向に延在するボー
ル螺子48が回動自在に支持され、このボール螺子48
の上端部はケーシング36の上面部に装着した昇降用モ
ータ50の駆動軸に連結される。
ボール螺子48の周囲には4本のガイドロッド52a乃
至52dが平行に立設される。ここで、ボール螺子48
には支持板54が螺合しており、この支持板54は前記
ボール螺子48を昇降用モータ50の駆動作用下に回転
させることで上下動するように構成される。なお、前記
支持板54に前記ガイドロッド52a乃至52dが挿通
される。
支持板54の上面部には保持体56を介して旋回用モー
タ58が固着され、前記旋回用モータ58の回転軸58
aに歯車60が軸着される。保持体56は軸受部材62
を保持し、この軸受部材62に旋回軸64が軸支される
と共に、前記旋回軸64の一端部に前記歯車60に噛合
する歯車66が軸着される。
旋回軸64の他端部側はケーシング36より外部へ突出
し、その端部に旋回アーム68の一端部が固着される。
旋回アーム68の他端部は車体14の車幅方向(矢印E
およびF方向)に延在しており、この他端部側には両側
部に凹部を設けたガイドレール70が設けられると共に
、このガイドレール70にスライドスリーブ72が第1
の駆動手段74を介し矢印EおよびF方向に進退自在に
装着される(第2図および第3図参照)。前記第1駆動
手段74は回転駆動源76を含み、この回転駆動源76
にはベルト・プーリおよびギヤトレインからなる回転力
伝達部78を介し回転軸80が係合する。
前記回転軸80には略菱形状を呈する回転板82の中央
部が軸着されており、この回転板82の外方に突出する
端部に棒体84の一端部が係着され、前記棒体84の他
端部がスライドスリーブ72の内壁部に係着される。
スライドスリーブ72の外周部には夫々所定間隔離間し
て旋回アーム68のガイドレール70に係合するガイド
部材86a乃至86cが設けられており、前記ガイド部
材86a乃至86cを介してこのスライドスリーブ72
がガイドレール70に吊持されている。前記スライドス
リーブ72の外周部には夫々のガイド部材86aと86
b並びに86bと86cとの間にあって所定の幅員を有
し切欠部88a、88bが形成されると共に、前記ガイ
ド部材86 bに近接しこのスライドスリーブ72に取
付部材90が固着され、この取付部材90に塗装ガン9
2が装着される。さらに、夫々の切欠部88a、88b
にガン支持部材94a、94bが配設される。
前記ガン支持部材94a、94bはガイドレール70に
係合するガイド部96a、96bと、切欠部・・88a
、88bからスライドスリーブ72内に臨入し前記スラ
イドスリーブ72と同軸的に配設され後述するボール螺
子が螺合するナツト部98a、98bとを有する。そし
て、ガン支持部材94a194bには取付部材90と同
様に、塗装ガン92と同−の角度に位置決めされた塗装
ガン100a、100bが装着される。
次いで、スライドスリーブ72内には塗装ガン100a
側に右螺子からなる第1のボール螺子102aが回転自
在に支承されると共に、塗装ガン100b側に左螺子か
らなる第2のボール螺子102bが回転自在に支承され
る。この場合、前記第1ボール螺子102aと第2ボー
ル螺子102bとは夫々ガン支持部材94a、94bの
ナツト部98a、98bに螺合し、夫々の端部を連結部
材104により同軸的且つ一体的に係着する。さらに、
第1ボール螺子102aの他端部にはギヤ106が軸着
され、このギヤ106は第2の駆動手段108を構成し
スライドスリーブ72に支承されるギヤ109 に噛合
する。
すなわち、前記第2駆動手段108は回転駆動源110
を含み、この回転駆動源110は旋回アーム68に固着
される。前記回転駆動源110にはベルト・プーリから
なる回転力伝達部112を介しスプラインシャフト11
4の一端に係合する。前記スプラインシャフト114 
はスライドスリーブ72と平行に延在してその両端部を
旋回アーム68内に回転自在に支承されており、このス
プラインシャフト114がスライドスリーブ72に支承
されている回転体116に嵌合すると共に、前記回転体
116にはギヤ106に噛合するギヤ109が軸着され
る。
なお、第1図に示すように、旋回アーム68にはスライ
ドスリーブ72と平行に延在して開口部118が形成さ
れ、この開口部118を介して取付部材90並びにガン
支持B材94a、94bが外部に露呈している。
本実施態様に係る塗装方法を実施するための装置は基本
的には以上のように構成されるものであり、次にその作
用並びに効果について説明する。
そこで、予め、当該塗装装置10に装着された塗装ガン
92.100aおよび100bを車体14のボンネット
16の前面に指向した状態で配置しておき、車体搬送機
構12を介して前記車体14を前記塗装装置10に対し
搬送する。
次いで、車体14のボンネット16の前面が塗装装置1
0の塗装ガン92.100aおよび100hに対し所定
の距離となった時点で前記塗装ガン92.100aおよ
び100bから前記ボンネット16の前面に対し塗料の
噴射が開始されると共に、前記塗装ガン92.100a
および]、OObを揺動させる(第4図a参照)。
すなわち、第1駆動手没74を構成する回転駆動源76
の駆動作用下に回転力伝達部78を介して回転軸80を
回転すると、この回転軸80に軸着されている回転板8
2が回転する。前記回転板82の外方に突出する端部に
は棒体84の一端が係着されており、この棒体84が円
形状の軌跡に沿って変位する。これによって、前記棒体
84の他端部に係合するスライドスリーブ72は水平方
向に延在するガイドレール70とガイド部材86a乃至
86cの案内作用下に車幅方向(矢印EおよびF方向)
に往復動作する。従って、夫々の塗装ガン92.100
aおよび100bを介しボンネット16の前面部に塗装
が施される。
さらに、昇降用モータ50を駆動してこれに連結される
ボール螺子48を回転すると、前記ボール螺子48に螺
合する支持板54を介して旋回アーム68が矢印り方向
に上昇する。このため、前記旋回アーム68に装着され
て矢印EおよびF方向に揺動変位する塗装ガン92.1
00aおよび100bはボンネット16の前面部形状に
沿って上昇するに至る。
その際、走行用モータ42の駆動作用下に回転軸42a
に軸着されるピニオン44を回転し、前記ピニオン44
に噛合するラック?i’Ht34を介してケーシング3
6をレールブラケット32に沿って、第4図a中、矢印
C方向に所定速度で走行させる。
これによって、車体搬送機構12を介して矢印C方向に
搬送されてくる車体14のボンネット16の前面に対し
塗装ガン92.100aおよび100bを所定の間隔だ
け離間させた状態で塗装を行うことが出来る。
ボンネット16の前面の塗装が終了すると、走行用モー
タ42の駆動を停止し、あるいは所定の回転速度に減速
すると共に、旋回用モータ58を駆動する。従って、前
記旋回用モータ58の回転軸58aに軸支された歯車6
0に噛合する歯車66を介して旋回アーム68が旋回軸
64を中心に矢印B方向に回動する。この結果、前記旋
回アーム68に装着されている塗装ガン92.100a
および100bは車体14のボンネット16に垂直に指
向することになる。そして、車体14が車体搬送機構1
2を介して矢印C方向に所定速度で搬送されることによ
り夫々の塗装ガン92.100aおよび100bを介し
てボンネット16の塗装が行われる。
ボンネット16の塗装力<i%了した後、昇降用モータ
50が駆動され、前記と同様に、旋回アーム68が矢印
り方向に変位すると共に、塗装ガン100aおよび10
0bを前方ピラー182.18bに沿って互いに近接す
る方向に変位させる。すなわち、第2駆動手段108を
構成する回転駆動源110の駆動作用下に回転力伝達部
112を介してスプライシャフト114を所定の方向に
回転する。このため、前記スプラインシャフト114が
嵌合する回転体116が回転し、この回転体116に係
着されているギヤ109とこのギヤ109に噛合するギ
ヤ106を介し第1ボール螺子102aが回転する。
前記第1ボール螺子102aにはガン支持部材94aを
構成するナツト部98aが外嵌しており、この第1ボー
ル螺子102aが所定の方向に回転することにより前記
ガン支持部材94aはガイド部96aとガイドレール7
0との案内作用下に塗装ガン92に近接する方向に変位
する。
一方、第1ボール螺子102aにはこの第1ボール螺子
102aとは逆方向に螺子が形成されている第2ボール
螺子102bが連結部材104を介し同軸的に連結され
ている。このため、前記第1ボール螺子102aが回転
すれば第2ボール螺子102bも一体的に回転し、前記
第2ボール螺子102bが嵌合するナツト部98bを介
しガン支持部材94bは塗装ガン92に近接する方向に
変位する。
また、旋回用モータ58の駆動作用下に旋回アーム68
を所定の角度だけ回転し、塗装ガン100a、100b
を前方ピラー18a、18bに対し略直角に指向させる
これによって、夫々の塗装ガン100a、 100bは
前方ピラー18a、18bの傾斜に沿って変位し、前記
前方ピラー18a、18bの塗装作業を確実に遂行する
。その際、塗装ガン92からの塗料の射出を停止すると
共に、夫々の塗装ガン1oOa、100bから射出され
る塗料の量を減少すれば、不要な塗料の消費が削減出来
、好適である。
第4図すに示すように、塗装ガン92.100aおよび
100bが車体14のルーフ20の端部に至る際、旋回
用モータ58の駆動作用下に前記塗装ガン92.100
aおよび100bを前記ルーフ20に対し略直角に指向
させ、夫々の塗装ガン92.100aおよび100bか
ら所定量の塗料を射出する。この場合、前述したボンネ
ット16の塗装作業と同様に、車体搬送機構12の作用
下に矢印C方向に搬送されて(る車体14に対し第1駆
動手段740作用下に矢印EおよびF方向に移動する夫
々の塗装ガン92.100aおよび100bから塗料を
射出してルーフ20の塗装を行う。
次いで、塗装ガン92.100aおよび100bがルー
フ20と後方ピラー223,22bの境界部に至る際に
塗装ガン92からの塗料の射出を停止すると共に、塗装
ガン100a、 100bから射出される塗料を減少し
、前述した前方ピラー18a、’18bの塗装作業と逆
の手順により後方ピラー22a、22bの塗装を行う。
すなわち、後方ピラー22a、22bはトランクカバー
24に対し鉛直下方向に且つ車幅方向外方に傾斜してい
る。従って、旋回用モータ58を介し旋回アーム68を
回動させて夫々の塗装ガン100a、 100bを後方
ピラー222.22bに略直角に指向させると共に、第
2駆動手段108の駆動作用下に第1ボール螺子102
aと第2ボール螺子102bとを一体的に前記とは逆方
向に回転させ、夫々の塗装ガン100a、 1.OOb
を塗装ガン92から離間する方向に変位させる(第3図
中、二点鎖線参照)。ここで、昇降用モータ50を駆動
し旋回アーム68を矢印A方向に変位させることは勿論
である。
このように後方ピラー223.22bの塗装を柊了した
後、トランクカバー24の塗装が行われることになる。
すなわち、概説すると、夫々の塗装ガン92.100a
および100bをトランクカバー24に対し略直角に指
向させて前記トランクカバー24の上面部の塗装を行い
、次に、夫々の塗装ガン92.100aおよび100b
を水平方向に指向すべく回転させて前記トランクカバー
24の下面部の塗装を行うものである(第4図C参照)
。その際、前記塗装ガン92.100aおよび100b
をトランクカバー24の下部と一定の間隔を確保するた
めに走行用モータ42を駆動してケーシング36を矢印
C方向に所定速度で移動させればよい。
これによって、車体14のボンネット16、前方ピラー
18a、18b、ルーフ20、後方ピラー22a、22
bおよびトランクカバー24の全塗装面に対し塗装作業
が行われることになる。
なお、当該塗装装置10に車体14の側部を塗装するた
めの側部塗装装置を並設すれば、前記車体14の外板塗
装面の全面に対し一体的に塗装作業が遂行されることは
容易に諒解されよう。
この場合、本実施態様によれば、塗装ガン100aと9
2と100bとの間隔を変更しながら車体14の塗装作
業を行うため、前記車体14の塗装面に対し正確な塗装
作業を遂行することが出来ると共に、不要な塗料の消費
を一挙に削減することが可能となる。
すなわち、車体14において、−船釣にルーフ200車
幅方向の幅員はボンネット16あるいはトランクカバー
24の幅員に比べて小さい。このため、従来のように、
ボンネット16の幅員に対応して夫々の塗装ガン92.
100aおよび100bを予め位置決めした状態でルー
フ20の塗装を行おうとすれば、塗装ガン100a、1
00bからはルーフ20が存在しない部分にまで相当量
の塗料が射出されることになる。
然しなから、当該塗装装置10では、第1駆動手段74
の駆動作用下にスライドスリーブ72を介して塗装ガン
92.100aおよび100bを矢印EおよびF方向に
往復動させると共に、第2駆動手段108を介し塗装ガ
ン100a、 100bを互いに近接あるいは離間する
方向に変位させることが出来る。
従って、塗装ガン92.100aおよび100bを予め
ボンネット16の形状に対応して位置決めし、このボン
ネット16の塗装を終了した後、前方ピラー18a、1
8bを塗装する際に、第2駆動手段108を駆動して夫
々の塗装ガン100a、100bを互いに近接する方向
に徐々に変位させて塗装ガン100aと92と100b
との間隔を小さくする。次いで、ルーフ20の塗装を行
えば、夫々の塗装ガン100a。
100bがルーフ20の車幅方向外方に大きく移動する
ことがなく、不要な塗料の射出を阻止することが可能と
なる。
しかも、その際、塗装ガン100aと92と100bと
の間隔がボンネット16を塗装する際の間隔より小さく
なるために、夫々の塗装ガン92.100aおよび10
0bから射出される塗料の量を減少させることが出来る
。結果的に、塗装作業に使用される塗料を一挙に削減し
、経済的であるという効果が得られる。
さらにまた、塗装ガン100a、 100bを車体14
の車幅方向に可変に構成するため、特に、この車体14
の形状が複雑であっても、夫々の塗装ガン100a、1
00bの間隔を調整することによりこの車体14の塗装
面形状に沿って正確に塗料を射出することが可能となる
。これによって、塗装不良を惹起することなく高精度な
塗装作業を遂行し得るという利点が挙げられる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、搬送機構を介して車長
方向に搬送されてくる車体に対し車幅方向に配設された
複数基の塗装ガンにより塗装を行う際、前記車体の塗装
面の形状に対応し前記塗装ガン同士の離間間隔を変更し
て前記車体の塗装作業を行っている。このため、不要な
部分に対し塗料を射出することを阻止することが出来、
塗料を極めて経済的に使用することが可能となるという
効果が得られる。しかも、塗装ガンを塗装面の形状に沿
って変位させることが出来るため、塗装面の形状が複雑
であってもこの塗装面に対し正確に塗料を射出して高精
度な塗装作業を遂行し得るという利点が顕在化する。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る塗装方法を実施するための塗装装
置の一部断面側面図、 第2図は第1図に示す塗装装置の要部拡大斜視説明図、 第3図は第2図に示す要部の一部断面正面図、第4図a
乃至Cは塗装方法の説明を示す平面図である。 10・・・塗装装置     12・・・車体搬送機構
14・・・車体       68・・・旋回アーム7
0・・・ガイドレール   72・・・スライドスリー
ブ74・・・駆動手段 92.100a、 100b−塗装ガン108・・・駆
動手段 114・・・スプラインシャフト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)搬送機構を介して搬送されてくる被塗装物を塗装
    する塗装方法であって、前記搬送方向に直交する方向に
    配設された複数の塗装ガンを前記搬送されてくる被塗装
    物の塗装面に対し所定距離離間させた状態で塗料を射出
    し、次いで、前記塗装面の形状に対応して各塗装ガン同
    士の離間間隔を変更しながら前記塗装面に対して所定距
    離離間させて塗料を射出し、これによって被塗装物の少
    なくとも前部、上部および後部のいずれかに塗装を行う
    ことを特徴とする塗装方法。
  2. (2)搬送機構を介して搬送されてくる被塗装物を塗装
    する塗装装置であって、前記搬送方向に直交する方向に
    延在し被塗装物に対し回動および/または昇降自在なア
    ームと、前記アームに装着されアクチュエータの作用下
    に互いの離間間隔を可変自在な複数基の塗装ガンとを具
    備することを特徴とする塗装装置。
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