JPH0339751B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0339751B2
JPH0339751B2 JP18177786A JP18177786A JPH0339751B2 JP H0339751 B2 JPH0339751 B2 JP H0339751B2 JP 18177786 A JP18177786 A JP 18177786A JP 18177786 A JP18177786 A JP 18177786A JP H0339751 B2 JPH0339751 B2 JP H0339751B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
painting
painted
coating
vehicle body
paint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18177786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6339661A (ja
Inventor
Ubee Kikuchi
Kunio Kishino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP18177786A priority Critical patent/JPS6339661A/ja
Publication of JPS6339661A publication Critical patent/JPS6339661A/ja
Publication of JPH0339751B2 publication Critical patent/JPH0339751B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塗装方法に関し、一層詳細には、例え
ば、自動車用車体の塗装を行うに際し、先ず、前
記車体をタクト送りにより搬送し所定位置に停止
させた状態で当該車体の内板部および複雑な形状
の部位の塗装を行い、次いで、前記車体を一定方
向に移動させながら、前記車体の外板部を塗装す
るための塗装装置を前記車体の進行方向とは反対
の方向に移動させて車体の外板部の塗装を行い、
これによつて、塗装ライン全体として占有するス
ペースを可及的に狭小にし、且つ塗装効率並びに
塗装品質を一挙に向上させることを可能とした塗
装方法に関する。
近年、自動車産業では極めて自動化されたライ
ン生産工程により製品としての自動車が効率的に
大量生産されるに至つている。従つて、この大量
生産の要請に沿うべく夫々の部品を組み付ける組
付装置あるいは部品を所定の作業位置に順次搬送
する搬送装置が使用されると共に、当該車体を塗
装する塗装装置等も自動化されていることは謂う
までもない。
この場合、従来から、自動車車体を自動的に塗
装するために種々の方法が採用されている。例え
ば、内板部の塗装を終了した自動車車体を搬送装
置により移送し、固定された塗装装置に装着され
る複数基の塗装ガンから前記のように搬送される
車体の両側部並びにボンネツト、ルーフおよびト
ランクカバーに至るまで塗料を射出してこの自動
車車体の外板部の塗装を行う方法が採用されてい
る。
然しながら、前記の従来技術では、固定された
塗装装置に対して車体を搬送しながら塗装を行う
ため、前記車体の搬送距離が相当に長くなり、従
つて、車体の塗装ライン全体として占有するスペ
ースが大きくなつて狭小な空間を有効に利用出来
ず、しかも、作業効率が低下するという欠点を露
呈している。
一方、自動車車体を塗装位置に静止させ、複数
基の塗装ガンを装着した塗装装置を前記自動車車
体に対して変位させてこの自動車車体を塗装する
方法も採用されている(例えば、特開昭第60−
25565号参照)。この場合、前記塗装方法を実施す
るために、静止する自動車車体の両側方向と上方
向を囲繞するようにして塗装ガンを配置する、所
謂、門型塗装装置が一般的に普及している。すな
わち、前記門型塗装装置の両側部には夫々対向し
て複数基の塗装ガンを装着する2台の側部塗装機
構を設けると共に、その上部には鉛直方向下方に
指向して複数基の塗装ガンを設けた上部塗装機構
を配設している。
このような構成において、搬送機構を介して車
体をタクト搬送し、停止された車体に対して前記
上部塗装機構と側部塗装機構の塗装ガンにより塗
装作業を行つている。
然しながら、上部塗装機構と側部塗装機構とを
一体的に移送すると、前記側部塗装機構の最上位
に位置する塗装ガンと上部塗装機構の端部に位置
する塗装ガンとが互いに相当に近接する部分に塗
料を射出するため、前記夫々の塗装ガンから導出
される塗料が干渉しあつてしまう。特に、塗料に
静電気を印加し塗装を行う静電塗装では、塗料の
粒子が前記静電気によつて反発するため、干渉効
果がさらに増大して塗装膜の膜厚が不均一になり
塗料不良となる。
そこで、該る塗装装置において、当該塗装ガン
から導出される塗料が干渉しないように前記夫々
の塗装ガンを所定間隔離間して装着し、車体を停
止させたままで前記塗装装置を往復動作させ、そ
の際、塗装ガンはその走行毎に走行方向と直交す
る方向に変位させ、それによつて車体全面を塗装
する方法が用いられる場合がある。然しながら、
このように車体を停止させて塗装機構を走行させ
る前記の方法では、当該塗装機構の走行距離が長
く、従つて、前記の作業効率の低下や塗装ライン
全体としてのスペースが大きくなる等の欠点を回
避することが出来ない。
本発明は前記の不都合を克服するためになされ
たものであつて、被塗装物の内部および外部の塗
装を行う際に、先ず、前記被塗装物を所定の塗装
位置で停止させてその内部を塗装ロボツトにより
塗装し、次いで、当該被塗装物をタクト搬送して
所定の位置に停止せしめ、当該停止位置において
進退動可能な搬送手段に切り換えて当該被塗装物
を比較的低速で所定方向に移動させると共に、前
記被塗装物の外部を塗装する塗装機構を前記被塗
装物の移動方向と反対方向に移動させて前記被塗
装物を走行させながら塗装を行うことにより塗装
ライン全体として占有するスペースを可及的に狭
小にし且つ塗装作業を効率よく行うことを可能と
した塗装方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は被塗装
物の内部および外部の塗装を行う塗装方法であつ
て、前記被塗装物を搬送して所定の塗装位置で停
止させて内部を塗装ガンにより塗装する第1の工
程と、当該被塗装物を次段の塗装位置に搬送する
第2の工程と、前記被塗装物を所定方向に搬送し
ながら被塗装物の外部を塗装する塗装装置を前記
被塗装物と反対の方向に走行させて塗装を行う第
3の工程と、前記塗装装置を構成する塗装ガンを
被塗装物の走行方向に直交する方向に変位させる
第4の工程と、前記被塗装物を所定方向に搬送し
ながら被塗装物の外部を塗装する塗装装置を前記
被塗装物と反対の方向に走行させて塗装を行う第
5の工程とからなることを特徴とする。
次に、本発明に係る塗装方法についてそれを実
施する装置との関係において好適な実施例を挙
げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
第1図において、参照符号10は本発明に係る
塗装方法を採用した自動車の塗装ラインを示し、
この塗装ライン10は作業工程に応じて第1のス
テージ12a、第2のステージ12b、第3のス
テージ12cおよび第4のステージ12dに区分
される。この場合、前記第1ステージ12a乃至
第4ステージ12dに至る塗装ライン10には塗
装を行う車体14をタクト搬送する搬送機構16
が設けられる。当該搬送機構16は、第2図に示
すように、車体14の下方にあつて前記塗装ライ
ン10の略中央部に設けられるベース18を含
み、当該ベース18の上面にはガイドレール20
a,20bが取着される。当該ガイドレール20
a,20bの上部には台車24が配設され、当該
台車24は前記ガイドレール20a,20bをガ
イドとして転動可能な複数個の車輪26を含むと
共に、後述する搬送手段と係合するための爪部材
28が形成される。また、当該台車24の略中央
部には下方に指向する係合部材30が取着してお
り、当該係合部材30は前記ベース18の略中央
部に延在するチエーンコンベア32と係合する。
すなわち、当該搬送機構16は前記台車24に車
体14を載置し、前記チエーンコンベア32を駆
動させることによつて前記車体14をガイドレー
ル20a,20bに沿つて前記第1ステージ12
a乃至第4ステージ12dまでタクト搬送するこ
とになる。
第1ステージ12aでは車体14の内板部であ
るエンジンルームおよびトランクルームの塗装が
行われる。第1ステージ12aの両側部にはレー
ル部34a,34bが配設され、これらのレール
部34a,34bには塗装ロボツト36a乃至3
6dが移動自在に配置される。また、第1ステー
ジ12aにはボンネツト開閉機構38およびトラ
ンク開閉機構40が配設される。
第2ステージ12bでは車体14のドアの内面
部等の塗装が行われる。この場合、第2ステージ
12bの両側部にはレール部42a,42bが配
設され、これらのレール部42a,42bには塗
装ロボツト44a,44bが移動自在に配置され
る。また、車体搬送機構16とレール部42a,
42bとの間にはさらにレール46a,46bが
配設され、これらのレール46a,46bにはド
ア開閉機構48a,48bが移動自在に配置され
る。
次に、第3ステージ12cでは車体14のボン
ネツト、トランクカバー、ルーフおよびドアを含
む外板部の塗装が行われる。なお、第1乃至第3
ステージ12a乃至12cでは塗料に静電気が印
加され被塗装物である車体14に対して静電塗装
が行われるものとする。
そこで、第3ステージ12cは、第2図および
第3図に示すように、車体搬送手段50と塗装装
置52とを含む。前記車体搬送手段50は前記搬
送機構16を構成するベース18の一側部側上面
にあつて当該ベース18の上面に配設されるガイ
ドレール20a,20bと略平行に配設される長
尺なシリンダ54を含む。前記シリンダ54の一
端部からはシリンダロツド56が突出し、当該シ
リンダロツド56の先端部には筐体58が取着さ
れており、当該筐体58には係合部材60が支持
される。前記係合部材60は、実際、前記筐体5
8の内部に配設される図示しない駆動源によつ
て、第2図において上下方向に移動可能に構成さ
れると共に、当該係合部材60の一端側は前記搬
送機構16を構成する台車24に形成される爪部
材28と係合するための凹部62が形成されてい
る。従つて、前記車体搬送手段50は前記凹部6
2と台車24に形成される爪部材28とを係合さ
せてシリンダ54を駆動することによつて車体1
4を比較的低速で進退動出来るよう構成してい
る。
一方、前記塗装装置52は車体搬送機構16の
両側部に平行に配設されるレール部64a,64
bと、レール部64aに沿つて走行する上部塗装
機構66および左側部塗装機構68と、レール部
64bに沿つて走行する右側部塗装機構70とか
ら基本的に構成される。
上部塗装機構66、左側部塗装機構68および
右側部塗装機構70をレール部64a,64bに
沿つて走行させる走行手段は基本的には同一に構
成される。すなわち、第4図において、各レール
部64a,64bを構成するレールブラケツト7
2はレール部64a,64bの一端部から他端部
にかけて延在する。このレールブラケツト72の
上面部にはスペーサ74a,74bが固着され、
前記スペーサ74a,74bの上面部にはボルト
76によつてレール78a,78bが夫々固着さ
れる。また、レールブラケツト72の垂直な外側
部には支持部材80を介してラツク部材82がレ
ール78aと平行に配設される。レールブラケツ
ト72の上面部には支柱84a,84bが立設さ
れ、この支柱84a,84bの上端部にはレール
78a,78bに沿つて延在する断面コ字状の保
護カバー86が固着される。
一方、上部塗装機構66、左側部塗装機構68
および右側部塗装機構70の外枠を構成するケー
シング88a乃至88cの下端部には板体90が
固着され、この板体90の下面両側部には側板9
2a,92bが固着される。側板92aの下端部
には支持部材94が固着され、この支持部材94
の下端部には走行用モータ96が固着される。走
行用モータ96の回転軸98の先端部にはピニオ
ン100が軸着され、このピニオン100はレー
ルブラケツト72に固着された前記ラツク部材8
2に噛合する。
支持部材94の上端部には車輪部102aが装
着される。この車輪部102aにはレール78a
の上面部に当接する車輪104と、車輪部102
aに固着された板体106に支承されレール78
aの両側面部に当接する一対の車輪108a,1
08bと、レール78aの下面部に当接する車輪
110とが夫々回転自在に軸着される。また、側
板92bには支持部材112を介して車輪部10
2bが装着される。この車輪部102bには支軸
114を介してレール78bの上面部に当接する
車輪116と、レール78bの下面部に当接する
車輪118とが夫々回転自在に軸着される。
次に、上部塗装機構66の構成につき説明す
る。第2図および第5図において、ケーシング8
8a内には鉛直方向に延在するボール螺子120
が回転自在に支持され、このボール螺子120の
上端部はケーシング88aの上面部に装着した昇
降用モータ122の駆動軸に連結される。ボール
螺子120の周囲には4本のガイドロツド124
a乃至124dが平行に立設される。ここで、ボ
ール螺子120には支持板126が螺合してお
り、この支持板126はボール螺子120を前記
昇降用モータ122の駆動作用下に回転させるこ
とで上下動するように構成される。なお、前記支
持板126には前記ガイドロツド124a乃至1
24dが挿通される。
支持板126の上面部には、第5図に示すよう
に、保持体128を介して旋回用モータ130が
固着される。旋回用モータ130の回転軸132
には歯車134が軸着する。保持体128は軸受
部材136を保持し、この軸受部材136には旋
回軸138が軸支される。旋回軸138の一端部
には前記歯車134に噛合する歯車140が軸着
する。旋回軸138の他端部側はケーシング88
aより外部へ突出し、その他端部には旋回アーム
142の一端部が固着される。
一方、旋回アーム142の他端部側にはシフト
手段としてのシフト用シリンダ144が配設され
る。このシフト用シリンダ144のシリンダロツ
ド146はレール部64a,64bと直交して水
平方向に延在し、その外周部には一端部が前記旋
回アーム142に固着された固定シヤフト148
が遊嵌する。また、固定シヤフト148の外周部
にはスライドメタル150a,150bを介して
円筒状のスライドスリーブ152が摺動自在に嵌
合する。ここで、前記シリンダロツド146の先
端部にはスプライン146aが形成され、このス
プライン146aは固定シヤフト148の他端部
に固着されたガイド部材154を摺動自在に嵌合
し、前記スプライン146aの一端部はスライド
スリーブ152に係合固着される。なお、スライ
ドスリーブ152の他端部と旋回アーム142と
の間には固定シヤフト148に対する塗料の付着
を防止するための伸縮自在な蛇腹状のカバー部材
156を装着しておく。
スライドスリーブ152の外周部には支持部材
158および160を介して水平ガンアーム16
2が連結保持される。水平ガンアーム162には
クランプ部材164a乃至164dが所定間隔離
間して係着され、これらのクランプ部材164a
乃至164dにはガン支持バー166a乃至16
6dが水平ガンアーム162に対して垂直となる
ように保持される。そして、ガン支持バー166
a乃至166dの下端部には連結部材168a乃
至168dを介して塗料射出手段としての塗装ガ
ン170a乃至170dが互いに所定間隔離間し
た状態で係着される。なお、塗装ガン170a乃
至170dには塗装材料を送給するための塗装ケ
ーブル172a乃至172dが接続される。
左側部塗装機構68および右側部塗装機構70
は車体14の左側部および右側部の塗装を行うも
のであり、基本的には同一に構成される。すなわ
ち、第3図および第6図において、左側部塗装機
構68および右側部塗装機構70の外枠を構成す
るケーシング88b,88c内には鉛直方向に延
在する支柱174a,174bが配設される。こ
れらの支柱174a,174b間にはレール部6
4a,64bに直交し水平方向に延在する2本の
ガイドバー176a,176bが橋架され、これ
らのガイドバー176a,176bには保持部材
178が摺動可能に係合保持される。なお、前記
保持部材178と支柱174a,174bとの間
のガイドバー176a,176bの外周部には伸
縮自在なカバー部材180a,180bが装着さ
れる。保持部材178には水平移動用シリンダ1
82が固着され、この水平移動用シリンダ182
の図示しないシリンダロツドの先端部は連結部材
184を介して支柱174bに係着される。
また、保持部材178にはスライドメタル18
6a,186bを介してシフト用ガイドバー18
8が鉛直方向に摺動自在となるように挿通され
る。このシフト用ガイドバー188の保持部材1
78より突出する上下両端部側の外周部に伸縮自
在なカバー部材190a,190bが装着され、
また、シフト用ガイドバー188の下端部には連
結部材192が係着する。一方、保持部材178
の外側部にはシフト手段としてのシフト用シリン
ダ194が支持部材196を介して固着され、そ
の下端部より突出するシリンダロツド198は保
持部材178に固着されたガイド部材200を介
して前記連結部材192に連結する。なお、前記
ガイド部材200と連結部材192との間のシリ
ンダロツド198の外周部には伸縮自在なカバー
部材202が装着される。
一方、前記シフト用ガイドバー188の上下両
端部には、さらに保持体204が連結される。こ
の保持体204には支持部材206a,206b
を介してガンアーム208が連結される。ガンア
ーム208には連結部材210a乃至210dを
介して塗料射出手段としての塗装ガン212a乃
至212dが所定距離離間した状態で取着され
る。なお、塗装ガン212a乃至212dは車体
14の側部形状に対応するように配置しておく。
以上のように構成される第3ステージ12cで
塗装された車体14は第4ステージ12dへと搬
送されて乾燥処理が行われる。
本発明に係る塗装方法を実施する塗装ラインは
基本的には以上のように構成されるものであり、
次にその作用並びに効果について説明する。
先ず、車体搬送機構16によつて第1ステージ
12aに搬送された車体14はボンネツト開閉機
構38によりボンネツトが開かれると共にトラン
ク開閉機構40によりトランクカバーが開かれ、
レール部34a,34bに沿つて走行する塗装ロ
ボツト36a乃至36dによつてエンジンルーム
およびトランクルームの塗装が行われる。次い
で、ボンネツト開閉機構38およびトランク開閉
機構40によりボンネツトおよびトランクカバー
が閉塞された車体14は車体搬送機構16によつ
て第2ステージ12bに搬送される。
第2ステージ12bでは車体14のドアがドア
開閉機構48a,48bによつて開かれ、前記ド
アの内面部がレール部42a,42bに沿つて走
行する塗装ロボツト44a,44bにより塗装さ
れる。次いで、ドア開閉機構48a,48bによ
つてドアが閉塞された車体14は車体搬送機構1
6により第3ステージ12cまで搬送される。
第3ステージ12cにおいて車体14は当該車
体14が載置している台車24に形成される爪部
材28に車体搬送手段50が係合することによつ
て前記車体搬送手段50の駆動作用下に進退動す
ることになる。すなわち、前記車体搬送手段50
を構成する筐体58の内部に配設される図示しな
い駆動源を駆動させて、これによつて係合部材6
0が第2図に実線で示す位置から二点鎖線で示す
位置に変位する。この結果、前記爪部材28が前
記係合部材60に形成される凹部62と係合して
前記車体搬送手段50を構成する長尺なシリンダ
54の駆動作用下に前記車体14が進退動可能と
なる。これと共に、当該車体14のフロント側に
は上部塗装機構66、左側部塗装機構68および
右側部塗装機構70が待機している。この場合、
上部塗装機構66は第2図に示す位置から昇降用
モータ122の駆動作用下にボール螺子120が
回動することでその旋回アーム142が矢印A方
向に下降すると共に、旋回用モータ130の駆動
作用下に前記旋回アーム142が旋回軸138を
中心として矢印B方向に回動することで、前記旋
回アーム142の端部にスライドスリーブ152
を介して装着された塗装ガン170a乃至170
dが車体14のフロントヘツドに指向した状態で
配置される。この時の状態を第3図に示す。
そこで、先ず、第7図に基づき上部塗装機構6
6による塗装作業につき説明する。
先ず、走行用モータ96を駆動してこれによつ
て当該走行用モータ96の回転軸98に軸着され
るピニオン100が回転し、上部塗装機構66が
車輪部102a,102bを介してレール78
a,78bに沿つて矢印C方向に走行を開始す
る。この場合、車体14のフロントエンドと前記
塗装ガン170a乃至170dとの間隔が一定に
保持されており、次いで、昇降用モータ122を
駆動して、当該昇降用モータ122に連結される
ボール螺子120が回転し、このボール螺子12
0に螺合する支持板126を介して旋回アーム1
42が矢印D方向に上昇を開始する。この場合、
塗装ガン170a乃至170dからは車体14の
フロントエンドに指向して塗料が射出され、塗装
ラインaに沿つて前記フロントエンドの塗装が行
われる。
なお、この間、シリンダ54は駆動されること
なく車体14は停止状態にある。一慢、塗装ガン
170a乃至170dは射出される塗料同士が相
互に干渉しないよう所定距離離間して配設してあ
る。そのため、フロントエンドの塗装面には塗料
が縞目状に被着される(第3図参照)。
前記フロントエンドの塗装が終了し塗装ガン1
70a乃至170dがフロントエンドとボンネツ
トとの境界部に到達すると、旋回用モータ130
が駆動され、当該旋回用モータ130の回転軸1
32に軸支された歯車134に噛合する歯車14
0を介して旋回アーム142が旋回軸138を中
心に矢印B方向に回動する。この結果、前記旋回
アーム142にスライドスリーブ152を介して
連結される塗装ガン170a乃至170dは車体
14のボンネツトに垂直に指向することになる。
次いで、走行用モータ96の駆動作用下に上部
塗装機構66がレール部64aに沿つて矢印C方
向に走行し、一方、車体14はシリンダ54の駆
動作用下に矢印G方向に変位し、この車体14と
上部塗装機構66との相対移動動作に伴つて塗装
ラインbに沿つてボンネツトの塗装が行われる。
この場合、昇降用モータ122によつて旋回アー
ム142は上部塗装機構66の矢印C方向への移
動に応じて矢印D方向に上昇動作し、前記ボンネ
ツトと塗装ガン170a乃至170dとの間隔を
一定に保持した状態で塗装を行う。
同様にして、車体14の塗装面と塗装ガン17
0a乃至170dとの間隔が一定に保持され、且
つ、前記塗装ガン170a乃至170dが前記塗
装面に対して垂直に保持された状態で塗装ライン
c,d,eおよびfに沿つて縞目状に塗装が行わ
れる。そして、最後に旋回用モータ130の駆動
によつて塗装ガン170a乃至170dがリヤエ
ンドに垂直に指向した状態で維持される。この
時、シリンダ54の駆動が停止され、これによつ
て車体14も停止する。このように、車体14を
停止させた状態で昇降用モータ122の駆動作用
下に塗装ラインgに沿つて前記リヤエンドの塗装
が行われる。
次に、左側部塗装機構68および右側部塗装機
構70による車体14の両側部の塗装作業につき
説明する。
先ず、前記上部塗装機構66と同様にして走行
用モータ96を駆動することによつて左側部塗装
機構68および右側部塗装機構70はレール部6
4a,64bに沿つて矢印C方向に走行し、塗装
ガン212a乃至212dより射出する塗料によ
つて車体14の両側部の塗装を行う。この場合、
塗装ガン212a乃至212dは上部塗装機構3
6の場合と同様に所定距離離間した状態で配設し
てある。従つて、車体14の側部には塗料が相互
に干渉しない状態で縞目状に塗装が施される。そ
して、水平移動用シリンダ182によつて塗装ガ
ン212a乃至212dは左側部塗装機構68、
右側部塗装機構70の矢印C方向への移動に応じ
て矢印E、F方向に変位し、車体14の側部と塗
装ガン212a乃至212dとの間隔を一定に保
持した状態で均一な厚さの塗装を行う。
ここで、左側部塗装機構68および右側部塗装
機構70は上部塗装機構66から所定距離離間さ
せた状態で走行させると共に、車体搬送手段50
によつて車体14を塗装装置52と反対方向に搬
送する。すなわち、第2図において、上部塗装機
構66の塗装ガン170aと左側部塗装機構68
の塗装ガン212aとを常に所定距離離間させて
おき、また、上部塗装機構66の塗装ガン170
dと右側部塗装機構70の塗装ガン212aとを
常に所定距離離間させておく。このようにして各
塗装機構66,68および70を走行させると共
に、車体14をシリンダ54の駆動作用下に前記
各塗装機構66,68,70と反対方向に搬送さ
せて塗装を行えば、第3ステージ12cを可及的
に狭小なスペースに出来、しかも効率よく車体の
外板部の塗装を行うことが可能となる。
以上のようにして車体14には第3図の斜線部
で示すように、縞目状に塗装が行われる。
次に、左側部塗装機構68および右側部塗装機
構70に関連してシフト用シリンダ194を駆動
させる。この場合、シフト用シリンダ194のシ
リンダロツド198は矢印A方向に下降し、連結
部材192を介してガイドバー188を矢印A方
向に下降させる。この結果、前記ガイドバー18
8に支持された保持体204を介して塗装ガン2
12a乃至212dが第6図における二点鎖線の
位置までシフトされる。
次いで、走行用モータ96を駆動させて左側部
塗装機構68および右側部塗装機構70は前述し
た場合と同様に車体14の両側部に沿つて矢印G
方向に走行し、未塗装部分を塗装ガン212a乃
至212dにより塗装する。そして、左側部塗装
機構68および右側部塗装機構70が第3図に示
す位置まで復帰しその走行が停止される。
一方、上部塗装機構66では、旋回アーム14
2に内装されるシフト用シリンダ144が駆動さ
れ、そのシリンダロツド146が矢印E方向に変
位する。この場合、前記シリンダロツド146の
端部にはスライドスリーブ152が連結されてお
り、前記スライドスリーブ152はシリンダロツ
ド146に外嵌する固定シヤフト148に沿つて
変位する。この結果、スライドスリーブ152に
水平ガンアーム162を介して連結される塗装ガ
ン170a乃至170dが第5図に示す二点鎖線
の位置までシフトされる。
次いで、前述した場合と同様に走行用モータ9
6、昇降用モータ122および旋回用モータ13
0の駆動作用下に上部塗装機構66がレール部6
4aに沿つて矢印G方向に走行し、車体14の未
塗装部分を第7図に示す塗装ラインa〜gに従つ
て塗装した後、第3図に示す位置まで復帰しその
走行が停止する。なお、この場合も前記と同様
に、左側部塗装機構68および右側部塗装機構7
0と上部塗装機構66とはその塗装時において塗
料の干渉を防止するため、所定距離離間させた状
態で走行させると共に、車体14を前記塗装機構
66,68,70と逆の方向に搬送することは謂
うまでもない。これによつて、前記車体14と塗
装装置52は第3ステージ12cの原点位置に復
帰しているため次段の作業に容易に移行すること
が可能である。
以上のようにして塗装作業の終了した車体14
は車体搬送手段50を解除して車体搬送機構16
によつて第4ステージ12dまで搬送された後、
乾燥処理が行われる。
次に、本発明に係る塗装方法について、これを
実施する塗装装置の第2の実施例を説明する。こ
の場合、第2の実施例は前記の実施例と略同一に
構成されており、従つて、同一の構成要素には同
一の参照符号を付しその詳細な説明を省略する。
第2の実施例は、第8図から容易に諒解される
ように、前記の実施例において夫々単体で構成さ
れている上部塗装機構66、左側部塗装機構68
および右側部塗装機構70を一体的に構成してい
る。すなわち、塗装装置220を構成する左側部
塗装機構68と右側部塗装機構70は夫々ケーシ
ング88b,88cを含み、当該ケーシング88
b,88cはその上方に上部塗装機構66を橋架
することによつて一体化される。この場合、前記
上部塗装機構66には旋回アーム142と同一の
形状を呈する旋回アーム142aを追加設置す
る。また前記左側部塗装機構68と右側部塗装機
構70の夫々に取着する走行用モータ96は、い
ずれか一方を割愛することが可能となる。
一方前記塗装装置220で塗装を行う場合、そ
の作用は前記の実施例と略同一であるが、前記塗
装装置220を構成する各塗装機構66,68,
70が同一の移動速度で走行するため塗装条件に
応じた塗料の射出量等の調節を行つている。
以上のように第2の実施例によれば、塗装装置
の走行手段等の簡略化を可能とし且つ前記実施例
と同様の効果が得られることになる。
以上のように、本発明によれば、被塗装物の内
部および外部の塗装を行う際に、先ず、前記被塗
装物を所定位置まで搬送し停止させて当該被塗装
物の内部の塗装を行う。次いで、前記被塗装物を
タクト搬送して所定位置に停止して、そこで比較
的低速に移動可能な搬送手段に切り換えて当該被
塗装物を搬送すると共に、前記被塗装物の外部を
塗装する塗装装置を前記被塗装物と反対方向に走
行させて当該被塗装物の外部の塗装を行つてい
る。従つて、前記被塗装物を塗装する作業の作業
効率を一層向上させると共に、塗装ライン全体と
して占有するスペースを可及的に狭小にすること
が出来るという利点が得られる。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて説
明したが、本発明はこの実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て種々の改良並びに設計の変更が可能なことは勿
論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る塗装方法を採用した塗装
ラインの概略平面図、第2図は本発明に係る塗装
方法において使用する塗装装置の正面構成図、第
3図は第2図に示す塗装装置の平面構成図、第4
図は第2図に示す塗装装置の走行手段を示す断面
図、第5図は第2図に示す塗装装置における上部
塗装機構の一部省略構成説明図、第6図は第2図
に示す塗装装置における側部塗装機構の一部省略
構成説明図、第7図は第2図に示す塗装装置にお
ける上部塗装機構による車体上面部の塗装動作を
示す説明図、第8図は本発明に係る塗装方法にお
いて使用する塗装装置の他の実施例を示す正面構
成図である。 10……塗装ライン、12a〜12d……ステ
ージ、14……車体、16……搬送機構、50…
…車体搬送手段、52……塗装装置、64a,6
4b……レール部、66……上部塗装機構、68
……左側部塗装機構、70……右側部塗装機構、
96……走行用モータ、122……昇降用モー
タ、130……旋回用モータ、142……旋回ア
ーム、144……シフト用シリンダ、170a〜
170d……塗装ガン、182……水平移動用シ
リンダ、194……シフト用シリンダ、212a
〜212d……塗装ガン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被塗装物の内部および外部の塗装を行う塗装
    方法であつて、前記被塗装物を搬送して所定の塗
    装位置で停止させて内部を塗装ガンにより塗装す
    る第1の工程と、当該被塗装物を次段の塗装位置
    に搬送する第2の工程と、前記被塗装物を所定方
    向に搬送しながら被塗装物の外部を塗装する塗装
    装置を前記被塗装物と反対の方向に走行させて塗
    装を行う第3の工程と、前記塗装装置を構成する
    塗装ガンを被塗装物の走行方向に直交する方向に
    変位させる第4の工程と、前記被塗装物を所定方
    向に搬送しながら被塗装物の外部を塗装する塗装
    装置を前記被塗装物と反対の方向に走行させて塗
    装を行う第5の工程とからなることを特徴とする
    塗装方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の方法において、
    被塗装物は自動車車体からなる塗装方法。 3 特許請求の範囲第2項記載の方法において、
    被塗装物である自動車車体は少なくとも略垂直方
    向に延在するフロントエンドとリアエンドとを有
    し、前記フロントエンド若しくはリアエンドを塗
    装する際、塗装装置を構成する塗装ガンを垂直方
    向に変位させると共に自動車車体は停止位置を保
    持してなる塗装方法。 4 特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか
    に記載の方法において、塗装ガンはその先端部か
    ら噴射される塗料が実質的に干渉することのない
    ように所定距離離間されて複数個存在し、前記塗
    装ガンと被塗装物とを相対的に変位させて前記第
    3工程により被塗装物に複数の縞状の塗膜を形成
    し、次いで、前記第4工程により塗装ガンを変位
    させ、さらに前記第5工程により前記縞状の塗膜
    間の未塗装部位に塗膜を形成してなる塗装方法。
JP18177786A 1986-08-01 1986-08-01 塗装方法 Granted JPS6339661A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18177786A JPS6339661A (ja) 1986-08-01 1986-08-01 塗装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18177786A JPS6339661A (ja) 1986-08-01 1986-08-01 塗装方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33520388A Division JPH0626693B2 (ja) 1988-12-29 1988-12-29 塗装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6339661A JPS6339661A (ja) 1988-02-20
JPH0339751B2 true JPH0339751B2 (ja) 1991-06-14

Family

ID=16106698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18177786A Granted JPS6339661A (ja) 1986-08-01 1986-08-01 塗装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6339661A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2539670B2 (ja) * 1988-07-22 1996-10-02 トリニティ工業株式会社 自動塗装方法
EP2447704B1 (en) 2009-06-23 2015-10-07 National University Corporation University of Fukui Oil state monitoring method and oil state monitoring device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6339661A (ja) 1988-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5645895A (en) Method for painting a vehicle body
US4977000A (en) Painting method
CN1182013C (zh) 用于涂装的运输装置
JP3636384B2 (ja) 自動車塗装システム
JPH0339751B2 (ja)
JPS62234565A (ja) 塗装装置
JPH0626693B2 (ja) 塗装方法
JP2524881B2 (ja) 自動車ドアの開閉装置
JPH0653239B2 (ja) 塗装ガンの洗浄方法
JPH0326939Y2 (ja)
JPS6228707B2 (ja)
JPH01297169A (ja) 塗装方法およびその装置
JPH0811205B2 (ja) 塗装方法およびその装置
JP2001212482A (ja) ホイール移載装置
JPS62237962A (ja) ホイルハウスの塗装装置
JP2636353B2 (ja) 塗装方法
JP2684097B2 (ja) 自動車車体の塗装・乾燥方法
CN121551186A (zh) 一种汽车零部件自动化上下料设备
JPS5973077A (ja) 自動塗装装置
JP2559761B2 (ja) 塗装方法
JP2811506B2 (ja) 塗装装置
JPH01101279A (ja) 自動車ボディの溶接装置におけるボディ構成部品の位置決め装置
JPH0247951B2 (ja) Jidoshashatainonaibanbutosohoho
JPS6155428B2 (ja)
JP2637780B2 (ja) 塗装方法