JPS6155428B2 - - Google Patents
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- JPS6155428B2 JPS6155428B2 JP56157947A JP15794781A JPS6155428B2 JP S6155428 B2 JPS6155428 B2 JP S6155428B2 JP 56157947 A JP56157947 A JP 56157947A JP 15794781 A JP15794781 A JP 15794781A JP S6155428 B2 JPS6155428 B2 JP S6155428B2
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- JP
- Japan
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- paint
- arm
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- color change
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Links
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 70
- 238000010422 painting Methods 0.000 claims description 18
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 12
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 9
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 9
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 claims description 6
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- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B12/00—Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area
- B05B12/14—Arrangements for controlling delivery; Arrangements for controlling the spray area for supplying a selected one of a plurality of liquids or other fluent materials or several in selected proportions to a spray apparatus, e.g. to a single spray outlet
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B13/00—Machines or plants for applying liquids or other fluent materials to surfaces of objects or other work by spraying, not covered by groups B05B1/00 - B05B11/00
- B05B13/02—Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work
- B05B13/04—Means for supporting work; Arrangement or mounting of spray heads; Adaptation or arrangement of means for feeding work the spray heads being moved during spraying operation
- B05B13/0447—Installation or apparatus for applying liquid or other fluent material to conveyed separate articles
- B05B13/0452—Installation or apparatus for applying liquid or other fluent material to conveyed separate articles the conveyed articles being vehicle bodies
Landscapes
- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は種々の色の塗料に色替え可能な塗装用
ロボツトの改良に関するものである。
ロボツトの改良に関するものである。
例えば、自動車の製造ラインにおいて、コンベ
アにより搬送される自動車の車体に対し上塗り塗
装を行う場合、車体毎に異なる塗料で塗装される
のが普通である。このような上塗り塗装を一台の
塗装用ロボツトを使用して行なおうとすると、複
数色の塗料を選択的に塗装機に供給する色替えバ
ルブを設け、先に塗装すべき先行被塗物への塗装
終了後で次に塗装すべき後続被塗物への塗装開始
前に、先行被塗物に使用した前色塗料と、後続被
塗物に使用されるべき次色塗料との間に色替えを
行わなければならない。この色替え作業は、色替
えバルブから塗装機に至る塗料供給系路にシン
ナ・エアを流し、前色塗料を完全に洗浄・除去し
た後に塗料供給系路に次色塗料を供給することに
より行われるものである。
アにより搬送される自動車の車体に対し上塗り塗
装を行う場合、車体毎に異なる塗料で塗装される
のが普通である。このような上塗り塗装を一台の
塗装用ロボツトを使用して行なおうとすると、複
数色の塗料を選択的に塗装機に供給する色替えバ
ルブを設け、先に塗装すべき先行被塗物への塗装
終了後で次に塗装すべき後続被塗物への塗装開始
前に、先行被塗物に使用した前色塗料と、後続被
塗物に使用されるべき次色塗料との間に色替えを
行わなければならない。この色替え作業は、色替
えバルブから塗装機に至る塗料供給系路にシン
ナ・エアを流し、前色塗料を完全に洗浄・除去し
た後に塗料供給系路に次色塗料を供給することに
より行われるものである。
従来、色替えバルブは例えば塗装ブースの側壁
等に設け、該色替えバルブと塗装機との間を単一
の塗料供給ホースで接続し、ロボツトを被塗物た
る車体と同一方向に移動させつつ塗装を行う構成
となつていた。従つて、色替えバルブと塗装機と
の間の間隔は大きく、しかも塗料供給ホースには
ロボツトが移動する距離だけの長さの余裕を必要
とするため、該塗料供給ホースはかなりの長さを
必要としていた。このように、塗料供給ホースが
長いと、洗浄時には多量のシンナを供給しなけれ
ばならず、しかも洗浄により除去される前色塗料
も多量となるばかりでなく、洗浄時間も長くな
り、作業能率が低下する等の欠点があつた。
等に設け、該色替えバルブと塗装機との間を単一
の塗料供給ホースで接続し、ロボツトを被塗物た
る車体と同一方向に移動させつつ塗装を行う構成
となつていた。従つて、色替えバルブと塗装機と
の間の間隔は大きく、しかも塗料供給ホースには
ロボツトが移動する距離だけの長さの余裕を必要
とするため、該塗料供給ホースはかなりの長さを
必要としていた。このように、塗料供給ホースが
長いと、洗浄時には多量のシンナを供給しなけれ
ばならず、しかも洗浄により除去される前色塗料
も多量となるばかりでなく、洗浄時間も長くな
り、作業能率が低下する等の欠点があつた。
本発明は叙上の点に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは、塗料や洗浄用のシ
ンナを節約し、色替え作業時間を短縮し得る塗装
用ロボツトを提供することにある。
て、その目的とするところは、塗料や洗浄用のシ
ンナを節約し、色替え作業時間を短縮し得る塗装
用ロボツトを提供することにある。
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
図面において、1は塗装ブース、2は被塗物と
しての車体、3は塗装ブース1の床面4に凹部を
形成させてなるピツトである。ピツト3内にはレ
ール5が敷設されて、該レール5上には走行台車
6が設置されている。該走行台車6は、例えばラ
ツクをレール5に添設し、該ラツクと噛合するピ
ニオンを走行台車6に設けた油圧モータ等の駆動
源により回転駆動させるラツク―ピニオン機構
(図示せず)等適宜の手段によりレール5上を自
走するよう構成されている。
しての車体、3は塗装ブース1の床面4に凹部を
形成させてなるピツトである。ピツト3内にはレ
ール5が敷設されて、該レール5上には走行台車
6が設置されている。該走行台車6は、例えばラ
ツクをレール5に添設し、該ラツクと噛合するピ
ニオンを走行台車6に設けた油圧モータ等の駆動
源により回転駆動させるラツク―ピニオン機構
(図示せず)等適宜の手段によりレール5上を自
走するよう構成されている。
走行台車6上には基台7が設けられており、該
基台7には油圧式ロータリアクチユエータ(図示
せず)により回動せしめられるターンテーブル8
が設けられ、該ターンテーブル8上にロボツト本
体9が設置されている。即ち、ターンテーブル8
には取付板10,10が固設され、該取付板10
にはピン11を介して第1の支柱12が枢支され
ており、しかも前記取付板10と第1の支柱12
上部との間には油圧シリンダ13が設けられて、
第1の支柱12をピン11を中心として回動せし
める。また、ターンテーブル8には取付用の板体
を固着し、該板体と第1の支柱12の上部との間
にはばねを張設することにより形成されるバラン
ス機構14,14が取付けられ、該バランス機構
14により、第1の支柱12は常時直立状態とな
る方向に付勢されている。前記第1の支柱12の
上端部にはピン15を介して該第1の支柱12の
前方に突出する第1のアーム16が連結されてお
り、該第1のアーム16と第1の支柱12との間
には第1のアーム16をピン15を中心として回
動させる油圧シリンダ17が設けられている。第
1のアーム16の先端にはロータリアクチユエー
タ(図示せず)により曲折可能な手首18が設け
られ、該手首18には車体2に向けて塗料を噴霧
する塗装機19が取付けられている。
基台7には油圧式ロータリアクチユエータ(図示
せず)により回動せしめられるターンテーブル8
が設けられ、該ターンテーブル8上にロボツト本
体9が設置されている。即ち、ターンテーブル8
には取付板10,10が固設され、該取付板10
にはピン11を介して第1の支柱12が枢支され
ており、しかも前記取付板10と第1の支柱12
上部との間には油圧シリンダ13が設けられて、
第1の支柱12をピン11を中心として回動せし
める。また、ターンテーブル8には取付用の板体
を固着し、該板体と第1の支柱12の上部との間
にはばねを張設することにより形成されるバラン
ス機構14,14が取付けられ、該バランス機構
14により、第1の支柱12は常時直立状態とな
る方向に付勢されている。前記第1の支柱12の
上端部にはピン15を介して該第1の支柱12の
前方に突出する第1のアーム16が連結されてお
り、該第1のアーム16と第1の支柱12との間
には第1のアーム16をピン15を中心として回
動させる油圧シリンダ17が設けられている。第
1のアーム16の先端にはロータリアクチユエー
タ(図示せず)により曲折可能な手首18が設け
られ、該手首18には車体2に向けて塗料を噴霧
する塗装機19が取付けられている。
ターンテーブル8上には第1の支柱12の側方
近接位置に第2の支柱20が立設されている。該
第2の支柱20はターンテーブル8に固着された
取付板21,21にピン22を介して該ピン22
を中心として回動可能に枢支されている。取付板
21はピン22の取付部から上方に延出せしめら
れ、該取付板21と第2の支柱20の上部との間
には該第2の支柱20を直立状態に付勢する前述
のバランス機構14と同様のバランス機構23が
取付けられている。また、第2の支柱20の上端
部にはピン24を介して第2のアーム25が回動
可能に枢支されており、該第2の支柱20と第2
のアーム25との間にも前述と同様のバランス機
構26が取付けられている。そして、色替えバル
ブ27は該第2のアーム25上に支持・固定され
ている。該第2の支柱20および第2のアーム2
5は第1の支柱12および第1のアーム16の動
きに追従して動くようにするために第1のアーム
16と第2のアーム25との先端部分間は連結部
材28により連結されている。
近接位置に第2の支柱20が立設されている。該
第2の支柱20はターンテーブル8に固着された
取付板21,21にピン22を介して該ピン22
を中心として回動可能に枢支されている。取付板
21はピン22の取付部から上方に延出せしめら
れ、該取付板21と第2の支柱20の上部との間
には該第2の支柱20を直立状態に付勢する前述
のバランス機構14と同様のバランス機構23が
取付けられている。また、第2の支柱20の上端
部にはピン24を介して第2のアーム25が回動
可能に枢支されており、該第2の支柱20と第2
のアーム25との間にも前述と同様のバランス機
構26が取付けられている。そして、色替えバル
ブ27は該第2のアーム25上に支持・固定され
ている。該第2の支柱20および第2のアーム2
5は第1の支柱12および第1のアーム16の動
きに追従して動くようにするために第1のアーム
16と第2のアーム25との先端部分間は連結部
材28により連結されている。
色替えバルブ27と塗装機19との間には塗料
供給ホース29が接続されている。また、各色の
塗料を貯溜する塗料タンク(図示せず)から個別
的に塗料を供給する多数の塗料供給配管群30は
ロボツト本体9作動用の他の油圧配管等と共に案
内手段31により案内されて、走行台車6上にお
いて基台7と並置された支持台32内から案内筒
33を経て色替えバルブ27に接続されている。
供給ホース29が接続されている。また、各色の
塗料を貯溜する塗料タンク(図示せず)から個別
的に塗料を供給する多数の塗料供給配管群30は
ロボツト本体9作動用の他の油圧配管等と共に案
内手段31により案内されて、走行台車6上にお
いて基台7と並置された支持台32内から案内筒
33を経て色替えバルブ27に接続されている。
前記色替えバルブ27は第4図に示すように、
各色の塗料に対応して設けられたバルブ27a乃
至27nと、洗浄用のエアバルブ27pおよびシ
ンナバルブ27qとから構成されている。バルブ
27a乃至27nにはそれぞれ制御エア供給ホー
ス34a乃至34nおよびそれぞれ塗料供給配管
群30を構成する各配管に接続される塗料循環ホ
ース35a乃至35nが連結されており、また、
エアバルブ27pおよびシンナバルブ27qには
それぞれ制御エアホース34p,34qと、エア
供給ホース35pおよびシンナ供給ホース35q
が連結されている。前記各バルブ27a乃至27
n、エアバルブ27p、シンナバルブ27qのそ
れぞれの吐出側には単一の通路36が設けられ、
該通路36は塗料供給ホース29を介して塗装機
19と接続されている。そして、バルブ27a乃
至27nの閉弁時には、塗料は各塗料循環ホース
35a乃至35nより循環せしめられる。一方、
いずれかのバルブ、例えばバルブ27aが開弁す
ると、塗料循環ホース35aからバルブ27a、
通路36塗料供給ホース29を順次介して塗装機
19に供給される。そして、塗装機19には塗料
霧化用のホース37が連結されており、該ホース
37から供給されるエアによつて、塗料は霧化さ
れて、塗装機19から車体2に対して噴霧され
る。
各色の塗料に対応して設けられたバルブ27a乃
至27nと、洗浄用のエアバルブ27pおよびシ
ンナバルブ27qとから構成されている。バルブ
27a乃至27nにはそれぞれ制御エア供給ホー
ス34a乃至34nおよびそれぞれ塗料供給配管
群30を構成する各配管に接続される塗料循環ホ
ース35a乃至35nが連結されており、また、
エアバルブ27pおよびシンナバルブ27qには
それぞれ制御エアホース34p,34qと、エア
供給ホース35pおよびシンナ供給ホース35q
が連結されている。前記各バルブ27a乃至27
n、エアバルブ27p、シンナバルブ27qのそ
れぞれの吐出側には単一の通路36が設けられ、
該通路36は塗料供給ホース29を介して塗装機
19と接続されている。そして、バルブ27a乃
至27nの閉弁時には、塗料は各塗料循環ホース
35a乃至35nより循環せしめられる。一方、
いずれかのバルブ、例えばバルブ27aが開弁す
ると、塗料循環ホース35aからバルブ27a、
通路36塗料供給ホース29を順次介して塗装機
19に供給される。そして、塗装機19には塗料
霧化用のホース37が連結されており、該ホース
37から供給されるエアによつて、塗料は霧化さ
れて、塗装機19から車体2に対して噴霧され
る。
なお、図中38,39は走行台車6の両側部と
レール5の両端部との間に設けた蛇腹等の伸縮自
在なカバーで、該カバー38,39はレール5、
走行台車6の駆動機構、案内手段31等を被覆し
ている。
レール5の両端部との間に設けた蛇腹等の伸縮自
在なカバーで、該カバー38,39はレール5、
走行台車6の駆動機構、案内手段31等を被覆し
ている。
本発明に係る塗装用ロボツトは前述の構成を有
するもので、塗装すべき車体2は塗装ブース1内
を第1図中の矢印方向に搬送される。そこで、ロ
ボツト本体1はまず同図中最右方の位置に配置さ
せ、ターンテーブル8、第1の支柱12、第1の
アーム16および手首18をそれぞれ変位させ
て、塗装機19が予めテイーチングされた位置に
向けられる。そして、制御エア供給ホース34a
を介してエアが供給され、バルブ27aが開弁し
て塗料循環ホース35aからの塗料が通路36、
塗料供給ホース29を介して塗装機19から噴霧
させることによつて、車体2の塗装が開始され
る。而して、車体2の搬送方向と同方向に走行台
車6を移動させつつ、ロボツト本体9を順次テイ
ーチングに従つたプレイバツク動作をさせながら
車体2の塗装が行われる。このとき色替えバルブ
27を設置した第2のアーム25は連結部材28
により第1のアーム16と連結されており、しか
も該第2のアーム25を支持する第2の支柱20
は第1の支柱12と同様ターンテーブル8上に設
けられているため、前述の如くロボツト本体9の
動きに追従して動く。
するもので、塗装すべき車体2は塗装ブース1内
を第1図中の矢印方向に搬送される。そこで、ロ
ボツト本体1はまず同図中最右方の位置に配置さ
せ、ターンテーブル8、第1の支柱12、第1の
アーム16および手首18をそれぞれ変位させ
て、塗装機19が予めテイーチングされた位置に
向けられる。そして、制御エア供給ホース34a
を介してエアが供給され、バルブ27aが開弁し
て塗料循環ホース35aからの塗料が通路36、
塗料供給ホース29を介して塗装機19から噴霧
させることによつて、車体2の塗装が開始され
る。而して、車体2の搬送方向と同方向に走行台
車6を移動させつつ、ロボツト本体9を順次テイ
ーチングに従つたプレイバツク動作をさせながら
車体2の塗装が行われる。このとき色替えバルブ
27を設置した第2のアーム25は連結部材28
により第1のアーム16と連結されており、しか
も該第2のアーム25を支持する第2の支柱20
は第1の支柱12と同様ターンテーブル8上に設
けられているため、前述の如くロボツト本体9の
動きに追従して動く。
車体2の塗装が完了すると、制御エア供給ホー
ス34aからのエアの供給が停止されると共に、
バルブ27aが閉弁され、塗装機19からの塗料
の噴霧が停止される。
ス34aからのエアの供給が停止されると共に、
バルブ27aが閉弁され、塗装機19からの塗料
の噴霧が停止される。
そこで、次に搬送されて来る車体を塗装すべき
次色塗料が既に塗装の完了した前色塗料とは異な
る場合には、前色塗料と次色塗料との間に色替え
が行われる。このために、制御エア供給ホース3
4qにエアが供給され、シンナバルブ27qが開
弁されてシンナ供給ホース35qからのシンナが
通路36および塗料供給ホース29を介して塗装
機19に供給されることによつて、通路36、塗
料供給ホース29および塗装機19内に残留する
前色塗料を除去・洗浄する。その後に、シンナバ
ルブ27qが閉弁され、制御エア供給ホース34
pに制御用のエアを供給し、エアバルブ27pを
開弁してエアを流すことによつて、通路36、塗
料供給ホース27および塗装機19を清浄・乾燥
する。そして、エアバルブ27pが閉弁され、例
えば、制御エア供給ホース34bにエアを供給し
ながら、バルブ27bを開弁して次色塗料を通路
36、塗料供給ホース29および塗装機19に充
填することによつて、次色塗料による塗装準備が
完了する。
次色塗料が既に塗装の完了した前色塗料とは異な
る場合には、前色塗料と次色塗料との間に色替え
が行われる。このために、制御エア供給ホース3
4qにエアが供給され、シンナバルブ27qが開
弁されてシンナ供給ホース35qからのシンナが
通路36および塗料供給ホース29を介して塗装
機19に供給されることによつて、通路36、塗
料供給ホース29および塗装機19内に残留する
前色塗料を除去・洗浄する。その後に、シンナバ
ルブ27qが閉弁され、制御エア供給ホース34
pに制御用のエアを供給し、エアバルブ27pを
開弁してエアを流すことによつて、通路36、塗
料供給ホース27および塗装機19を清浄・乾燥
する。そして、エアバルブ27pが閉弁され、例
えば、制御エア供給ホース34bにエアを供給し
ながら、バルブ27bを開弁して次色塗料を通路
36、塗料供給ホース29および塗装機19に充
填することによつて、次色塗料による塗装準備が
完了する。
ところで、この色替え作業においては、前述し
たことから明らかな如く、色替えバルブ27と塗
装機19との間の塗料供給ホース29の長さが長
くなればなるほど洗浄時間を長時間必要とし、し
かも洗浄用のシンナを多量供給する必要があり、
また除去されるべき前色塗料も多くなる等の不都
合がある。このため、本発明の塗装用ロボツトで
は色替えバルブ27をロボツト本体9と同様ター
ンテーブル8上に立設した第2の支柱20に支持
された第2のアーム25に取付けているため、色
替えバルブ27と塗装機19との間の塗料供給ホ
ース29を著しく短縮することができる。また、
第2のアーム25と第1のアーム16との間は連
結部材28により連結されており、従つて、第2
のアーム25および第2の支柱20はロボツト本
体9の動きに常に追従する。このため、第2のア
ーム25や第2の支柱20はロボツト本体9の動
きに対する障害とはならず、ロボツト本体9を自
由に動かすことができると共に、塗装機19と色
替えバルブ27との間隔は常に一定に保つことが
できるから、塗料供給ホース29の長さはその間
隔分だけあれば十分である。さらに、ターンテー
ブル8と第2の支柱20の上部との間および第2
の支柱20と第2のアーム25との間にはそれぞ
れ取付けられたバランス機構23,26により色
替えバルブ27の荷重が吸収されるから、第1の
アーム16には該色替えバルブ27の荷重は伝達
されない。従つて、ロボツト本体9、特にその第
1のアーム16の動きに対する負荷を増大させる
ことはない。
たことから明らかな如く、色替えバルブ27と塗
装機19との間の塗料供給ホース29の長さが長
くなればなるほど洗浄時間を長時間必要とし、し
かも洗浄用のシンナを多量供給する必要があり、
また除去されるべき前色塗料も多くなる等の不都
合がある。このため、本発明の塗装用ロボツトで
は色替えバルブ27をロボツト本体9と同様ター
ンテーブル8上に立設した第2の支柱20に支持
された第2のアーム25に取付けているため、色
替えバルブ27と塗装機19との間の塗料供給ホ
ース29を著しく短縮することができる。また、
第2のアーム25と第1のアーム16との間は連
結部材28により連結されており、従つて、第2
のアーム25および第2の支柱20はロボツト本
体9の動きに常に追従する。このため、第2のア
ーム25や第2の支柱20はロボツト本体9の動
きに対する障害とはならず、ロボツト本体9を自
由に動かすことができると共に、塗装機19と色
替えバルブ27との間隔は常に一定に保つことが
できるから、塗料供給ホース29の長さはその間
隔分だけあれば十分である。さらに、ターンテー
ブル8と第2の支柱20の上部との間および第2
の支柱20と第2のアーム25との間にはそれぞ
れ取付けられたバランス機構23,26により色
替えバルブ27の荷重が吸収されるから、第1の
アーム16には該色替えバルブ27の荷重は伝達
されない。従つて、ロボツト本体9、特にその第
1のアーム16の動きに対する負荷を増大させる
ことはない。
なお、前述の色替えバルブ27を第2のアーム
25だけでなく、連結部材28上にも設置すれ
ば、塗料供給ホース29の長さをさらに短縮でき
る。
25だけでなく、連結部材28上にも設置すれ
ば、塗料供給ホース29の長さをさらに短縮でき
る。
本発明に係る塗装用ロボツトは以上詳細に述べ
た如くであつて、下記各項の諸効果を奏する。
た如くであつて、下記各項の諸効果を奏する。
色替えバルブをターンテーブル上に立設した
第2の支柱に支持された第2のアームに取付け
ているので、色替えバルブと塗装機との間の塗
料供給ホースを著しく短縮することができ、塗
料や洗浄用シンナの節約および洗浄時間の短縮
が可能となる。
第2の支柱に支持された第2のアームに取付け
ているので、色替えバルブと塗装機との間の塗
料供給ホースを著しく短縮することができ、塗
料や洗浄用シンナの節約および洗浄時間の短縮
が可能となる。
第2のアームと第1のアームとを連結部材に
より連結し、第2のアームおよび第2の支柱を
ロボツト本体に追従して動くようにしているた
め、ロボツト本体が第2のアームや第2の支柱
等に邪魔されず自由動作が確保される。
より連結し、第2のアームおよび第2の支柱を
ロボツト本体に追従して動くようにしているた
め、ロボツト本体が第2のアームや第2の支柱
等に邪魔されず自由動作が確保される。
ターンテーブルと第2の支柱および第2の支
柱と第2のアームとの間にはそれぞれバランス
機構が取付けられているため、色替えバルブの
荷重は該バランス機構により吸収され、ロボツ
ト本体に負荷を与えることを確実に防止でき
る。
柱と第2のアームとの間にはそれぞれバランス
機構が取付けられているため、色替えバルブの
荷重は該バランス機構により吸収され、ロボツ
ト本体に負荷を与えることを確実に防止でき
る。
第1図は本発明に係る塗装用ロボツトの正面
図、第2図および第3図はそれぞれ第1図の平面
図および左側面図、第4図は第1図に示す色替え
バルブの説明図である。 7…基台、8…ターンテーブル、9…ロボツト
本体、12…第1の支柱、16…第1のアーム、
18…手首、19…塗装機、20…第2の支柱、
23,26…バランス機構、25…第2のアー
ム、27…色替えバルブ、28…連結部材、29
…塗料供給ホース。
図、第2図および第3図はそれぞれ第1図の平面
図および左側面図、第4図は第1図に示す色替え
バルブの説明図である。 7…基台、8…ターンテーブル、9…ロボツト
本体、12…第1の支柱、16…第1のアーム、
18…手首、19…塗装機、20…第2の支柱、
23,26…バランス機構、25…第2のアー
ム、27…色替えバルブ、28…連結部材、29
…塗料供給ホース。
Claims (1)
- 1 ターンテーブル上に回動可能に支持された第
1の支柱と、該第1の支柱に回動可能にして該第
1の支柱から前方に突出させて取付けた第1のア
ームと、該第1のアームの先端に設けた手首とか
らなるロボツト本体を有し、前記手首には被塗物
に向けて塗料を噴霧する塗装機を設け、前記ター
ンテーブル上には第2の支柱を回動可能に立設
し、該第2の支柱には第2のアームを回動可能に
支持させ、該第2のアームには前記塗装機に複数
の塗料を選択的に供給する色替えバルブを取付
け、前記ターンテーブルと前記第2の支柱との間
および前記第2の支柱と前記第2のアームとの間
にバランス機構を設け、かつ前記第1のアームと
前記第2のアームとを連結部材により連結したこ
とを特徴とする塗装用ロボツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56157947A JPS5858167A (ja) | 1981-10-02 | 1981-10-02 | 塗装用ロボツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56157947A JPS5858167A (ja) | 1981-10-02 | 1981-10-02 | 塗装用ロボツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5858167A JPS5858167A (ja) | 1983-04-06 |
JPS6155428B2 true JPS6155428B2 (ja) | 1986-11-27 |
Family
ID=15660942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56157947A Granted JPS5858167A (ja) | 1981-10-02 | 1981-10-02 | 塗装用ロボツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5858167A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6014884U (ja) * | 1983-07-06 | 1985-01-31 | 三菱電機株式会社 | ロボツト |
JP2017007053A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | ワールド技研株式会社 | ロボットセル装置 |
CN113976351A (zh) * | 2021-11-15 | 2022-01-28 | 广东三向智能科技股份有限公司 | 一种工业机器人喷涂工作站 |
-
1981
- 1981-10-02 JP JP56157947A patent/JPS5858167A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5858167A (ja) | 1983-04-06 |
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