JP2001212482A - ホイール移載装置 - Google Patents

ホイール移載装置

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JP2001212482A
JP2001212482A JP2000022433A JP2000022433A JP2001212482A JP 2001212482 A JP2001212482 A JP 2001212482A JP 2000022433 A JP2000022433 A JP 2000022433A JP 2000022433 A JP2000022433 A JP 2000022433A JP 2001212482 A JP2001212482 A JP 2001212482A
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JP
Japan
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wheel
painting
loading
carriers
carrier
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000022433A
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English (en)
Inventor
Takao Koga
孝夫 古賀
Yuichi Murai
裕一 村井
Masaru Goto
優 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
Trinity Industrial Corp
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Publication date
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  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性を確保した上で、塗装ホイールの生産
性を高めることができるホイール移載装置を提供するこ
と。 【解決手段】 ホイール移載装置10は、仕切り壁Wで
分離された塗装ブースPと作業ヤードYとに亘って設け
られている。作業ヤードYの固定フレーム12には、水
平方向に離間して塗装ブースPに向って進退動する一対
のキャリア16,18が設けられている。キャリア1
6,18の対向面には、ピニオンに噛み合うラック2
4,26が設けられている。それぞれのキャリア14,
16には、水平方向揺動可能なホイール載荷アーム30
と、仕切り壁Wを貫通する一対のガイドレール40を挟
持するガイドローラ42が設けられている。これによ
り、ホイール載荷アーム30は、キャリア14,16が
進退動するに伴って、ガイドレール40に沿って揺動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ホイールを
塗装装置に載荷し及び塗装装置から脱荷するための移載
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用ホイールの塗装工程では、
天井吊下式トロリーコンベヤからホイールを脱荷し、そ
のホイールを水平回転台に載置し、ホイールを回転させ
た上で作業者が塗装噴射ガンでホイールに塗料を吹き付
けていた。しかし、作業者の安全性の要求及び生産装置
の自動化の要求により、一部の工程において塗装工程の
自動化が図られてきた。一部自動化された車両用ホイー
ルの塗装工程では、揮発性溶剤から作業者を守るため
に、塗装ブースがホイールを載荷したりホイールを脱荷
したりするステーションから隔離されている。ホイール
を塗装するには、塗装ブースの外において作業者が載荷
台上にホイールをセットし、その載荷台を塗装ブースに
移動させ、ホイールの塗装工程が完了した後、載荷台を
塗装ブースから移動させ、その後、載荷台から塗装済ホ
イールを脱荷していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
工程でホイールに塗装を施すと、載荷台にホイールを載
荷した後、載荷台からホイールを脱荷するまでの間、作
業者は塗装工程が完了するまで待機していなければなら
ず、また、作業者が塗装済ホイールを未塗装ホイールに
交換するまでの間、塗装装置は待機していなければなら
ない。従って、作業者及び塗装装置とも休眠時間が長
く、ホイールを塗装するためのサイクルタイムが長くな
って極めて非効率的である。本発明の目的は、安全性を
確保した上で、塗装ホイールの生産性を高めることがで
きるホイール移載装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、水平
方向に回転可能なピニオンと、該ピニオンに噛み合うラ
ックを備えて水平方向に離間して互いに逆方向に進退動
する一対のキャリアと、それぞれのキャリアの一端に支
持され水平方向揺動可能に取り付けられたホイール載荷
アームと、ホイールの載荷・脱荷ステーションと塗装ブ
ース内の塗装ステーションとの間でそれぞれの前記ホイ
ール載荷アームを前記キャリアに対して揺動させる一対
のガイドレールとを有するホイール移載装置により前記
課題を解決した。
【0005】一対のキャリアはそれぞれのラックがピニ
オンに噛み合っており、一方のキャリアが前進すると、
他方のキャリアは後退する。ピニオン及び一対のキャリ
アのいずれかに駆動装置を設けることで、一対のキャリ
アは互いに逆方向に進退動する。まず、一方のキャリア
が後退位置にあるとき、そのキャリアに取り付けられた
ホイール載荷アームにホイールを載荷させる。そして、
駆動装置を起動すると、一方のキャリアのホイール載荷
アーム上のホイールは載荷・脱荷ステーションから塗装
ブース内の塗装ステーションに移動する。同時に、塗装
済ホイールは、塗装ブース内の塗装ステーションから載
荷・脱荷ステーションに移動する。ガイドレールは、キ
ャリアに対してホイール載荷アームを揺動させ、載荷・
脱荷ステーションと塗装ステーションとの間で、ホイー
ルを所定の軌道で移動させる。一方のキャリアのホイー
ル載荷アームに載荷されたホイールが塗装ブース内で塗
装されている間、作業者は載荷・脱荷ステーションにお
いて他方のキャリアのホイール載荷アームから塗装済ホ
イールを脱荷し、未塗装のホイールをそのホイール載荷
アームに載荷する。塗装作業とホイールの載荷・脱荷作
業を同時に行うことにより、生産性が向上する。
【0006】
【発明の実施の形態】ガイドレールは、それぞれのキャ
リアに取り付けられたホイール載荷アーム上のホイール
を1箇所の塗装ステーションに収斂する軌道で敷設され
ていることが好ましい。こうすることにより、塗装ブー
ス内の塗装ロボットを定点に配置できるとともに、ホイ
ールに均質な塗装を施すことができる。
【0007】ホイール移載装置が1箇所の投入・脱荷ス
テーションと1箇所の塗装ステーションとを有し、それ
ぞれのキャリアに取り付けられたホイール載荷アーム上
のホイールを非干渉軌跡で、ホイール載荷アームをキャ
リアに対して揺動させる軌道でガイドレールが敷設され
ていることが好ましい。例えば、ガイドレールは円弧状
軌道や湾曲状軌道で敷設されている。こうすることによ
り、作業者も定点においてホイールの載荷・脱荷作業を
行うことができ、投入・脱荷ステーションへの未塗装ホ
イールの搬入及び投入・脱荷ステーションからの塗装済
ホイールの搬出を迅速に行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明によるホイール
移載装置の実施例を説明する。図1は、ホイール移載装
置の平面図、図2はホイール移載装置の正面図である。
ホイール移載装置10は、仕切り壁Wで分離された塗装
ブースPと作業ヤードYとに亘って設けられている。作
業ヤードYには固定フレーム12が敷設されている。固
定フレーム12には、垂直軸周りでピニオン14が水平
方向回転可能に取り付けられている。固定フレーム12
には、また、水平方向に離間する一対のキャリア16,
18が設けられている。固定フレーム12には、ガイド
フレーム20が固設されており、このガイドフレーム2
0に取り付けられたガイドベアリング22によってキャ
リア16,18は直線運動できるようになっている。
【0009】キャリア16,18はそれぞれ対向面にラ
ック24,26を備えている。ガイドベアリング22に
案内されるキャリア16,18は、それぞれのラック2
4,26がピニオン14に噛み合っており、互いに逆方
向に進退動することができる。固定フレーム12には、
ボールねじ式の駆動装置28が設けられており、この駆
動装置28が一方のキャリア16を進退動させる。駆動
装置28を起動すると、一方のキャリア16は図中左方
向に移動し、他方のキャリア18は図中右方向に移動す
る。このようにラック&ピニオン方式を採用することに
より、1つの駆動源で一対のキャリアを正確な行程で逆
方向に移動させることができ、製造コストを大幅に削減
することができるとともに駆動系のメンテナンス工数を
削減することができる。
【0010】それぞれのキャリア14,16の塗装ブー
ス側端部には、水平方向揺動可能にホイール載荷アーム
30が取り付けられている。ホイール載荷アーム30
は、先端側においてホイール支持軸32が立設されてい
る。ホイール支持軸32は、モータ34から減速機36
を回転駆動される。塗装ブースP内には、作業ヤードY
と同様に固定フレーム38が敷設されている。そして、
作業ヤードYの固定フレーム12と塗装ブースP内の固
定フレーム38との間に亘って、仕切り壁Wを貫通する
一対のガイドレール40が取り付けられている。ホイー
ル載荷アーム30は、ガイドレール40を挟持するガイ
ドローラ42を有する。これにより、ホイール載荷アー
ム30のホイール支持軸32は、キャリア14,16が
進退動するに伴って、キャリア14,16に対して揺動
する。
【0011】作業ヤードYには、仕切り壁Wに近接して
ホイールAの載荷・脱荷ステーションが設けられてお
り、一方、塗装ブースPには仕切り壁Wに近接して塗装
ステーションが設けられている。本実施例では、載荷・
脱荷ステーションは2箇所であり、塗装ステーションは
1箇所である。それぞれの載荷・脱荷ステーションから
1つの塗装ステーションにホイール支持軸32に支持さ
れたホイールを投入するため、ガイドレール40は、キ
ャリア14,16の両側において固定フレーム12に取
り付けられており、そこから塗装ブースP内の塗装ステ
ーションに向って収斂する軌道を有する。キャリア1
4,16を進退動させたとき、また、ホイール支持軸3
2に支持されたホイール同士が干渉しないように、作業
ヤードYでは直線軌道を有し、塗装ブースPでは円弧状
軌道を有する。ホイールAは直線軌道ですれ違った後、
1箇所の塗装ステーションに向って移動する。塗装ブー
スP内の塗装ステーションには、塗装ロボットRが設け
られており、この塗装ロボットRが載荷・脱荷ステーシ
ョンから投入されたホイールAに塗装を施す。ホイール
Aはガイドレール40によって常に定点に投入されるの
で、塗装ロボットRは、同じ位置においてホイールAに
塗装を施す。
【0012】以上の実施例では、載荷・脱荷ステーショ
ンが2箇所にあるホイール移載装置を説明したが、本発
明において、ガイドレールの軌道を変えることで、載荷
・脱荷ステーションを1箇所にすることもできる。例え
ば、ガイドレール40が、ホイールA同士が中間地点に
おいてすれ違うことができる軌道を有するとともに、載
荷・脱荷ステーション及び塗装ステーションにおいて定
点に収斂する軌道を有するようにすることで、載荷・脱
荷作業も効率的に行うことができる。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように、互いに進
退動するキャリアの一端に水平方向揺動可能なホイール
載荷アームを取り付け、ホイール載荷アームを塗装ブー
ス内の塗装ステーションに案内するガイドレールを有し
ており、一方のキャリアのホイール載荷アームに載荷さ
れたホイールが塗装ブース内で塗装されている間に、作
業者は載荷・脱荷ステーションにおいて他方のキャリア
のホイール載荷アームから塗装済ホイールを脱荷し、未
塗装のホイールをそのホイール載荷アームに載荷できる
ので、ホイールの交換時間が大幅に短縮され、作業者及
び塗装装置とも休眠時間が殆どなく、効率的にホイール
の塗装工程を行うことができる。
【0014】請求項2記載の発明では、ガイドレールが
それぞれのホイール載荷アーム上のホイールを塗装ロボ
ットに対して常に同じ位置で投入する。従って、常に同
じ塗装ステーションで塗装ロボットが塗装を行うので、
塗装ロボットに対するホイールの位置ずれが起こりにく
く、また、塗装ロボットのスピードアップによって生産
性を向上させてもホイールの塗装をむらもなく均質に行
うことができる。また、塗装ロボットが定点で塗装を行
うので、塗装ロボットの設置も容易である。さらに、そ
の塗装ロボットに複雑な動きをさせる必要がなく、塗装
ロボットのティーチング等のプログラムも簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるホイール移載装置の実施例の平
面図。
【図2】 本発明によるホイール移載装置の実施例の正
面図。
【符号の説明】
P 塗装ブース R 塗装ロボット Y 作業ヤード W 仕切り壁 10 ホイール移載装置 12 固定フレーム 14 ピニオン 16,18 キャリア 20 ガイドフレーム 22 ガイドベアリング 24,26 ラック 28 駆動装置 30 ホイール載荷アーム 32 ホイール支持軸 34 モータ 36 減速機 38 固定フレーム 40 ガイドレール 42 ガイドローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村井 裕一 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 後藤 優 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 Fターム(参考) 4F035 AA03 CA02 CB05 CB13 4F042 AA09 BA08 DF28 DF29 DF30 DF33

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に回転可能なピニオンと、該ピ
    ニオンに噛み合うラックを備えて水平方向に離間して互
    いに逆方向に進退動する一対のキャリアと、それぞれの
    キャリアの一端に支持され水平方向揺動可能に取り付け
    られたホイール載荷アームと、ホイールの載荷・脱荷ス
    テーションと塗装ブース内の塗装ステーションとの間で
    それぞれの前記ホイール載荷アームを前記キャリアに対
    して揺動させる一対のガイドレールとを有する、ホイー
    ル移載装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイドレールが、それぞれのキャリ
    アに取り付けられたホイール載荷アーム上のホイールを
    1箇所の塗装ステーションに収斂する軌道で敷設されて
    いる、請求項1記載のホイール移載装置。
JP2000022433A 2000-01-31 2000-01-31 ホイール移載装置 Pending JP2001212482A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106475259A (zh) * 2015-08-24 2017-03-08 吴娟香 一种电缆上料箱
CN112974047A (zh) * 2021-03-09 2021-06-18 马鞍山星苗智能装备有限公司 自动移载式机械手

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