JPH02503406A - インモールドラベル模様付きのラベル壁を有する吹込成形ポリエチレンテレフタレート容器及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 インモールドラベル模様付きのラベル壁を有する吹込成形ポリエチレンテレフタ レート 及びその製造方法 技術分野 本発明はインモールドラベルを有する吹込成形ポリエチレンテレフタレートに関 し、またラベル付き容器を製造する方法に関する。

背景技術 吹込成形機は通常以下のように作動する。パリソンすなわち高温プラスチックチ ユーブをモールドの開放部分間に導入する０次いで、モールドを閉じることによ り、パリソンを挟み、空気をパリソンに吹き込んでこのパリソンがモールドの形 状をとるようにする。適当な冷却を行ってから、モールド部分を開いて成形品を 取り出す。

従来、容器のような吹込成形品は容器の内容物を消費者が見分けするために吹込 成形後に接着されろ紙ラベルを有していた。このような祇ラベルは湿るとしわが 寄ったり、又、防水性接着剤を使用しないと、容器からはがれたりする。また、 紙ラベルは成形後、別のラベル付は工程を必要とし、かくして容器のコスト高を 招く。

プラスチック吹込成形容器のインモールドラベル付けは・、最初は１９６０年代 初年代間発された。このインモールドラベル付けはパリソンの導入前に初めにラ ベルをモールド内に挿入し、次いで吹込成形の準備としてモールドの部分を閉じ る０次に、吹込操作を行ってパリソンをラベルのまわりにモールドの形状に形成 し、水分等による破損が不可能な永久接合をもたらす、また、ががるインモール ドラベル付けによれば、ラベルと成形プラスチック品の隣接表面との間の転移が 滑らかになり、更らには、ラベルが変形に抵抗する際にプラスチックと協働する ので追加の強度が得られる。

米国特許第３．１０８．８５０号（ブランド）はインモールドラベル付は操作を 伴う吹込成形により製造された比較的初期のプラスチック容器を開示している。

この容器はポリエチレンパリソンから吹込成形され、このパリソンには吹込成形 工程中に行なわれるインモールドラベル付は操作によりポリエチレンラベルが付 けられる。このラベルは不均等空気圧が固着をもたらすように介在空気層の大部 分を除去する湿分によりモールド壁に固着されることが開示されている。また、 吹込成形容器が接触するラベルの表面はラベルおよび容器の両方がポリエチレン で製造される場合、容器に対する固着層を増大させると言われている隆起部、微 小先端またはピラミッド形部を有することが開示されている。

米国特許第３，２０７，８２２号（マコウスキー）では、インモールドラベル付 は操作で円筒形ポリエチレン容器を吹込成形し、この場合、ポリエチレンラベル は真空、接着剤、静電気により、あるいは水などの湿分付与／空気除去剤を通用 することによってモールド壁に固着されることが開示されている。また、円筒形 モールド壁はラベル固着を高めるために溝付き表面、ハチ巣状表面、または他の 粗面化表面を有することが開示されている。

また、ご（最近、吹込成形容器が米国特許第３，７３３．３０９号（ライス等） 、第３．８０３．２７５号（コルソバ−）および第３．９４８．４０４号（コリ ンズ等）に開示されているようなポリエチレンテレフタレートから製造された。

コルソバ−の特許では、ポリエチレンテレフタレート容器は非晶質構成で製造さ れ、ワイス等およびコリンズ等は軸方向および周方向の両方に高い機械的強度を 与えるように二輪配向された円筒形ポリエチレンテレフタレート容器を開示して いる。

発明の開示 本発明の目的は、非円筒形ポリエチレンテレフタレート容器のインモールドラベ ル付けに伴う問題を解消することである。インモールドラベル付けを行いながら 円筒形容器を吹込成形する場合、高温のパリソンをあらゆる方向に一様な速度で 半径方向にブローしてパリソンとモールド壁との付着がモールドの全周にわたっ てほぼ同時に生じるようにする。この際、パリソンをその最終形状までブローす ると、モールド内のラベルに対するパリソンの周方向引張り作用が生じない、し かしながら、インモールドラベル付けを行いながら、非円筒形壁を吹込成形する 場合、パリソンは、これをその最終形状までブローすると、周方向引張り作用が ラベルに生じるように初めにモールドのラベル付き部分に付着するということが わかった。この引張り作用は在来技術によりラベルを適所に保持するために真空 を適用するときでもラベルを移動させる傾向がある。真空を分布させるための容 器の粗面化はポリエチレンテレフタレートを利用するときには効果的ではない、 というのは、この材料の比較的高い機械強度は、パリソンによる引張り作用の結 果、ラベルを移動しないように保持するために真空分布が非効果的になるように 粗面化モールド表面を非常にすばやく平滑にするのに十分であるからである。

上記目的を達成するために、本発明は、容器の非円筒形壁をインモールドラベル 付けする間、ラベル整合を保つための効果的な真空分布を行うように構成された ポリエチレンテレフタレート容器を提供する。また、本発明は正確なラベル整合 をもたらす方法でインモールドラベル付けを行う非円筒形壁を有するポリエチレ ンテレフタレート容器を吹込成形する方法を提供する。

本発明の容器はポリエチレンテレフタレートで作られ、外面を持つほぼ一様な厚 さの非円筒形壁部を有する吹込成形体よりなる。

壁部の外面には、少なくとも１つのラベルがインモールドラベル付けにより固着 され、このラベルは壁部との接合部を形成する上縁部、下縁部および側縁部を有 している。壁部はこれらの接合部に隣接してラベルの縁部に急な湾曲部を有して ラベルの縁部と壁部の外面との間に滑らかな転移をもたらしている。ラベルの周 囲の外側の壁部の外面は、透明なポリエチレンテレフタレートを利用する場合に 透明をなす比較的滑らかな表面仕上り部を有している。壁部の外面およびラベル はラベルの周囲内に分離くぼみを持つ模様付き表面を有している。これらの分離 くぼみは、真空通路によって互いに間隔をへだてられたモールド表面の突出部に より、吹込成形操作中に形成される。これらの真空通路は真空の分布を行うよう に相互に連通されており、この真空は壁部の非円筒形構成にもかかわらす吹込成 形工程中、ラベルを移動しないようにしっかり保持し、それによりラベルと容器 との良好な整合をもたらす。

好適な構成では、くぼみはくり返し模様で配列されており、好ましくは吹込成形 を行うモールドキャビティのラベル領域に配置された布を介して酸エツチングを 行うことによって形成される。

くり返しくぼみの好適な構成は容器に対して傾斜されている列状であり、これら の傾斜列は好ましくは容器の垂直方向に対して４５度の最も好適な傾斜て反対方 向に互いに交差している。この構成によれば、モールドの上方および下方ベント 開口部が吹込成形の終了後にラベルを付着した容器を形成するパリソンの吹込成 形中にラベルをしっかり保持する真空を効果的に分布させる。

開示した好適な構成では、（ぼみは各々、真空を分布したモールド表面のラベル 領域の正方形突出部によって形成されたほぼ正方形の形状を有している。

プラスチック吹込成形は、好ましくは周方向の配向を与えるためにパリソンを周 方向に延伸する吹込前に軸方向配向を与えるために初めにパリソンをその長さに 沿って延伸することによって二輪配向される。ポリエチレンテレフタレートパリ ソンのかかる二軸配向により、前述の模様付きラベル表面構成の結果、良好な透 明性およびラベル整合の正確度を有する軽量の高強度容器が得られる。

非円筒形壁部を有するプラスチック吹込成形ポリエチレンテレフタレート容器を インモールドラベル付けするための本発明の方法は次のようにして行なわれる。

まず、相互連通された通路を持つ前述の模様付きラベル領域を有するモールドキ ャビティ部分に開放モールド内にラベルを置く、模様付きラベル領域の相互連通 通路内にモールドキャビティ部分のところで真空を引いてラベル全体にわたって 真空を分布させ、移動させずにラベルの固定を行う、ポリエチレンテレフタレー トパリソンをモールドの閉鎖前に開放モールドに導入し、次いでパリソンを吹込 成形してラベルを固着した非円筒形側壁を有する吹込成形容器を得る。その後、 閉鎖モールドを用いてラベル付き容器を取出す。

本発明の方法を行う際、好ましくは、モールドの相互連通通路を介して真空を分 布させるが、これらの通路は真空の効果的な分布をもたらすように傾斜され、互 いに交差している。

この方法の好適な実施では、吹込成形の前にポリエチレンテレフタレートパリソ ンを延伸して、吹込成形の終了後に容器の二輪配向をもたらす。

本発明の目的、特＠および利点は、添付図面と関連して説明する本発明を実施す るための最良の態様の下記詳細な説明から容易に明らかになる。

図面の簡単な説明 第１図は本発明により構成された吹込成形ポリエチレンテレフタレート容器の正 面図である。

第２図は第１図の線２−２の方向に沿った容器の水平方向断面図である。

第３図は第１図の線３−３の方向に沿った垂直平面における部分断面図である。

第４図は容器壁部の外面の構成および関連ラベルを示す部分拡大図である。

第５図は容器を吹込成形するモールドでインモールドラベル付は操作を行う方法 を示す図である。

第６図は第５図の線６−６の方向に沿ったモールドのモールドキャビティの図で ある。

第７図は吹込成形操作中、モールド内のラベルの移動を防ぐ真空を分布させるた めの模様付き領域を示すモールドキャビティ部分の部分拡大図である。

第８図はポリエチレンテレフタレートパリソンをまず実線で示すように開放モー ルド部分間に位置決めし、次いで最終的に容器の二軸配向となる軸方向伸びを与 えるように延伸する方法を示す図である。

第９図は吹込成形操作のためにパリソンのまわりに閉じた後のモールドを示す図 である。

第１０図は吹込成形容器の取出しを行なうべき開放後のモールドの図である。

第１１図はラベルを固着したモールドキャビティの模様付きラベル領域の、パリ ソンが初めにラベルにまさに接触するときの断面図である。” 第１２図はパリソンおよびラベルをモールドの模様付き状態まで完全に形成した 後以外、第１１図と同様な断面図である。

発明を実施するための最良態様 図面の第１図ないし第３図を参照すると、本発明により構成された吹込成形容器 が全体として２０で示されており、この容器は吹込成形体２２と、容器を閉じる ためのキャップ２４とを有している。後でより完全に説明するように、吹込成形 体２２はポリエチレンテレフタレート製であり、ボディ部分２６を有しており、 このボディ部分２６は非円筒形側壁部２８、閉鎖底壁部３０およびキャップ２４ が固着されるねじ付き開口上端部３２を有している。第２図および第３図に示す ように、容器のボディ部分２Ｇの非円筒形側壁部２８はほぼ一様な肉厚を有し、 また外面３４を有している。ボディ部分２６はその上端部に隣接して反対方向に 突出した肩部３６（第１図）を有しており、これらの肩部３６の下では、ボディ 部分の下端部が前方から後方および何方から側方の両方向に下方向に向うにつれ て外方に末広がりになっている。容器のボディ部分の下端部は、第２図に農も良 く示すように非円筒形側壁部２８がなす横方向に細長い構成を有している。より 詳細には、側壁部２８の横方向に細長い構成は、丸いコーナおよびわずかに弯曲 した側部を有するいくらか矩形の形状を有しており、より長い正面側および背面 側はより短かい横倒部よりいくらか大きい弯曲のものである。

第１図ないし第３図に示すように、容器の吹込成形体２２は、後でより完全に述 べるようにインモールドラベル付は操作によって容器の側壁部２８の外面３４に 固着された一対の正面および後面ラベル３８を有している。各ラベル３８は、上 縁部４０、下縁部４２および一対の側縁部４４を有している。これらのラベル縁 部４０．４２．４４は、壁部２８との接合部を形成する。容器の側壁部２８は、 これらの接合部のところで、ラベルの下縁部４０、下縁部４２および側縁部４４ と夫々関連した急弯曲部４６．４８．５０を有している。側壁部のこれらの急弯 曲部４６．４８．５０は、ラベルの縁部と側壁部２８の外面３４との接合部での 滑らかな転移をもたらす。

第１図で最も良くわかるように、非円筒形側壁部２８の外面３４はラベル３８の 周囲の外側に比較的滑らかな表面仕上り部を有しており、それにより、透明なポ リエチレンテレフタレートを利用するときには、容器は良好な透明度を有する。

壁部２８およびラベル３８はラベル周囲５２内に、第４図に最も良く示す分離く ぼみを持つ模様付き表面を有している。（ぼみ５３がなすこの模様付けにより、 後でもっと十分に述べるように、容器のラベル付けが容器になる。

第５図を参照すると、吹込成形機のモールドが一対のモールド部分５６を有して いる場合について示されており、これらのモールド部分５６の各々はモールドを 図示の開放位置から閉鎖位置まで移動したときに包囲キャビティを形成するため の包囲キャビティ部分５８を有している。モールド５４と関連したインモールド ラベルディスペンサー６０がディスペンサーヘッド６２と、関連した量のラベル ３８を有する一対のラベルマガジン６４とを有しているものとして開示されてい る。６６で概略的に示す駆動機構は米国特許第４，４７９，７７０号および第４ ．６３９．２０７号により開示された種類のものであり、供給へンド６２をモー ルドに対する実線で示す取出し位置と開放モールド部分５６間の仮想線で示す挿 入位置との間で移動させるだめの第１１動体を有している。

駆動機構６６の第２駆動体はディスペンサーヘッド６２に設けられた一対のラベ ルキャリヤ６８を、取出し位置と挿入位置との間のディスペンサーヘッドの移動 を行なえる引込み位置と、取出し位置にあるときにラベルマガジンからラベルを 取上げ、次いで吹込成形操作の準備としてラベル３８をモールドキャビティ部分 ５８まで移送し得る伸張ラベル移送位置との間で移動させる。

第６図に示すように、各モールドキャビティ部分５８は、そのモールド表面に第 １図に示すように大きさおよび形状がラベル周囲５２に相当するｔ！Ａ様付きラ ベル領域を備えている。第６図および第７図に示すこの模様付きラベル領域７０ は、相互連通通路７４を画成する間隔をへだてた突出部７２を有している。モー ルドキャビティ５８の模様付きラベル内の上方および下方真空開口部７６が真空 源に連結されており、それにより突出部７２により画形された相互連通通路内で 真空を引くようになっている。かくして、吹込成形操作中、この真空を模様付き 領＠７０の全範囲にわたって分布させて良好なラベルの固着を行う、突出部７２ は大きさが比較的小さく、例えば、約５０．８　ｃｓ〜１０１．６Ｃ１ｌ　（２ ０〜４０インチ）であり、従って、通路７４はラベルがブリフジするのに大きす ぎる隙間を形成しない。

第８図に示すように、インモールドラベル付は操作後、吹込成形操作はポリエチ レンテレフタレートパリソンＰをキャビティ部分５８と整合している開放モール ド部分５６間に導入することによって進行する。開示したように、延伸ロンドア ８をパリソン内に挿入し、第９図に示すようにモールドを閉じると、パリソンを 包囲キャビティの底部まで延伸させて二輪配向した容器を作る。

より詳細には、パリソンＰの初めの延伸により軸方向延伸を行い、次いで第９図 に示すように閉鎖モールド内でパリソンをブローすることにより、周方向の延伸 を行い、両方向に延伸させて容器の機械的強度を増す。

第９図の閉鎖位置における吹込成形操作中、パリソンＰはあらゆる方向にほぼ一 様な割合で半径方向に膨張し、第２図に示すようにラベル３８の横倒と比較して 容器の正面側および背面側のより密な間隔により、ラベル３８に初め接触する。

その後、パリソンＰをブローし続けることにより、容器を第２図に示す水平な横 断面形状まで横方向に延伸させ、第７図に示すモールド突出部７２間の相互連通 路７４にもたらされた真空により、ラベルのいずれの移動をも防ぐ、かくして、 ラベルに初めに接触した後、横方向延伸中、パリソンがラベルを移動させないよ うにラベル３８をその全範囲にわたって固定する。初めの接触のとき、ラベル３ ８およびパリソンＰの壁部２８は真空によりラベルを固定し続ける場合、第１１ 図に示すような形状を有する。吹込成形の終了後、パリソンの壁部２Ｂおよびラ ベル３８は第１２図に示すようにモールドの模様付き形状に一致し、それにより 先に述べたように分離ラベルおよび側壁くぼみ５３をもたらす、吹込成形操作を 終了し、十分な冷却時間が起りだ後、モールド５４を第１Ｏ図に示すように開放 して容器の吹込成形物２２を取出せるようにする。

第４図および第７図を併せて参照して説明すると、真空通路７４を画成するモー ルドの突出部７２により形成される容器のくぼみ５３は好ましくは、第６図およ び第７図に示すようにモールドの！１様付きラベル領域７０を形成するために布 を介して適用される酸エツチングにより最も良く得られるくり返し模様で配列さ れる。

第７図に示すように、くり返しｇ４様の突出部７２は列８４．８６で配列された 第４図に示す容器ラベルおよび壁くぼみ５３を形成するように容器のキャビティ 部分５８の形状に対して傾斜した列８０．８２で配列されている。モールド突出 部７２の傾斜列８０゜８２は、好ましくは容器の垂直方向に対して４５度で反対 方向に互いに交差している。この場合、容器のラベルおよび壁くぼみ５３の列８ ４．８６も反対方向に互いに交差しており、好ましい傾斜は容器の垂直方向に対 して４５度である。

第７図に示すように、モールドキャビティの突出部７２はほぼ正方形の形状を有 しており、それによりラベルの固定用の真空の流れを容易にするほぼまっすぐな 相互連通路を形成する。かくして、モールド突出部７２のこのほぼ正方形の形状 により、容器のラベルおよび壁くぼみ５３に第４図に示すようにほぼ正方形の形 状を持たせるようになる。

正面および背面ラベル３８を第２図および第３図に示すように容器上に示しであ るが、１つのラベルを容器の一方の側部に設け、２つ以上のラベルを容器の一方 の側部に設け、あるいは任意の数のラベルを容器の一方の側部に、そして任意の 数のラベルを容器の他方の側部に設けた場合について本発明を実施することも可 能であることがわかる。また、容器を二軸配向ポリエチレンテレフタレート吹込 成形物として製造することは好適な構成であるが、第８図と関連して述べたよう にポリエチレンテレフタレートパリソンを軸方向に延伸させずに容器を製造する ことも可能であるが、二軸配向を行うためにこのように延伸することはより強い 最終製品が出来るので好ましい。

本発明を実施するための最良の態様を詳細に説明したが、本発明の関係する当業 者は、下記請求項により定められるように本発明を実施するための種々の変更設 計および変更例を理解するであろう。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の７第１項） 特許庁長官　吉　１）文　毅　殿 １、特許出願の表示　　ＰＣＴ／ＵＳ　８８１０１０９４３、特許出願人 ６、添付書類の目録 １９条補正 １．　ポリエチレンテレフタレートで作られ、外面を持つほぼ一様な肉厚の非円 筒形壁部を有する吹込成形物と、インモールドラベル付けにより壁部の外面に固 着され、壁部との接合部を形成する上縁部、下縁部および側縁部を有する少なく とも１つのラベルとを備え、上記壁部はラベルの縁部と壁部の外面との間の接合 部に滑らかな転移をもたらすためにラベルの縁部に急な弯曲部を有しており、ラ ベルの周囲の外側における壁部の外面は比較的滑らかな表面仕上り部を有してお り、ラベルの周囲の内側における壁部の外面は分離されたくぼみを持つａｍ付き 表面を有しており、上記ラベルおよびその周囲の内側における壁部はほぼ一欅な 総合厚さを有していることを特徴とする容器。

２、りぼみはくり返し模様で配列されていることを特徴とする請求の範囲１記載 の容器。

３、＜ぼみは容器に対して傾斜した列で配列されていることを特徴とする請求の 範囲２記載の容器。

４、傾斜した列は反対方向に互いに交差していることを特徴とする請求の範囲３ 記載の容器。

を特徴とする請求の範囲４記載の容器。

６、＜ぼみは各々、はぼ正方形の形状を有していることを特徴とする請求の範囲 ５記載の容器。

７、　プラスチック吹込成形物は二輪配向されていることを特徴とする請求の範 囲工ないし５のうちのいずれかに記載の容器。

８、　ポリエチレンテレフタレートで作られ、外面を持つほぼ一様な肉厚の非円 筒形壁部を有する吹込成形物と、インモールドラベル付けにより壁部の外面に固 着され、壁部との接合部を形成する下縁部、下縁部および側縁部を有する少なく とも１つのラベルとを備え、上記壁部はラベルの縁部と壁部の外面との間の接合 部に滑らかな転移をもたらすためにラベルの縁部に急な弯曲部を有しており、ラ ベルの周囲の外側における壁部の外面は比較的滑らかな表面仕上り部を有してお り、ラベルの周囲の内側における壁部の外面はほぼ正方形のくぼみを持つ模様付 き表面を有しており、これらのくぼみは容器に対して４５度で傾斜した交差列で 配列されており、上記ラベルおよびその周囲の内側における壁部はほぼ一様な総 合厚さを有していることを特徴とする容器。

９６　　二軸配向されたポリエチレンテレフタレートで作られ、外面を持つほぼ 一様な肉厚の非円筒形壁部を有する吹込成形物と、インモールドラベル付けによ り壁部の外面に固着され、壁部との接合部を形成する上縁部、下縁部および側壁 部を有する少な（とも１つのラベルとを備え、上記壁部はラベルの縁部と壁部の 外面との間の接合部に滑らかな転移をもたらすためにラベルの縁部に急な弯曲部 を存しており、ラベルの周囲の外側における壁部の外面は比較的滑らかな表面仕 上り部を有しており、ラベルの周囲の内側における壁部の外面はほぼ正方形のく ぼみを持つ模様付き表面を存しており、これらのくぼみは互いに分離され、容器 に対して４５度で傾斜した交差列で配列されており、上記ラベルおよびその周囲 の内側における壁部はほぼ一様な総合厚さを有していることを特徴とする容器。

１０、非円筒形壁部を有するプラスチック吹込成形ポリエチレンテレフタレート 容器をインモールドラベル付けする方法において開放モールド内で、相互連通通 路を持つ８Ｉｍ付きラベル領域を有するモールドキャビティ部分にラベルを置き 、模様付きラベル領域の相互連通通路内でモールドキャビティ部分に真空を引い てこの真空をラベル全体にわたって分布させ、ラベルを移動しないように固定し 、ポリエチレンテレフタレートパリソンを開放モールドに導入し、モールドを閉 じ、次いでパリソンを吹込成形してラベルを固着した非円筒形側壁部を有する吹 込成形容器を形成し、その後、閉鎖モールドを開放し、ラベル付き容器を取出す ことを特徴とする方法。

１１、真空の効果的な分布をもたらすように交差している傾斜され且つ相互連通 されたモールド通路を通じて真空を分布させることを特徴とする請求の範囲１０ 記載の方法。

１２、吹込成形前にポリエチレンテレフタレートパリソンを延伸させて二軸配向 を行うことを特徴とする請求の範囲１０又は１１記載の方法。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ポリエチレンテレフタレートで作られ、外面を持つほぼ一様な肉厚の非円筒 形壁部を有する吹込成形物と、インモールドラベル付けにより壁部の外面に固着 され、壁部との接合部を形成する上縁部、下縁部および側縁部を有する少なくと も１つのラベルとを備え、上記壁部はラベルの縁部と壁部の外面との間の接合部 に滑らかな転移をもたらすためにラベルの縁部に急な湾曲部を有しており、ラベ ルの周囲の外側における壁部の外面は比較的滑らかな表面仕上り部を有しており 、ラベルの周囲の内側における壁部およびラベルの外面は分離くぼみを持つ模様 付き表面を有していることを特徴とずる容器。 ２．くぼみはくり返し模様で配列されていることを特徴とする請求の範囲１記載 の容器。 ３．くぼみは容器に対して傾斜した列で配列されていることを特徴とする請求の 範囲２記載の容器。 ４．傾斜列は反対方向に互いに交差していることを特徴とする請求の範囲３記載 の容器。 ５．交差列は容器の垂直方向に対して４５皮で傾斜していることを特徴とする請 求の範囲４記載の容器。 ６．くぼみは各々、ほぼ正方形の形状を有していることを特徴とする請求の範囲 ５記載の容器る ７．プラスチック吹込成形物は二軸配向されていることを特徴とする請求の範囲 １ないし６のうちのいずれかに記載の容器る８．ポリエチレンテレフタレートで 作られ、外面を持つほぼ一様な肉厚の非円筒形壁部を有する吹込成形物と、イン モールドラベル付けにより壁部の外面に固着され、壁部との接合部を形成する上 縁部、下縁部および側縁部を有する少なくとも１つのラベルとを備え、上記壁部 はラベルの縁部と壁部の外面との間の接合部に滑らかな転移をもたらすためにラ ベルの縁部に急な弯曲部を有しており、ラベルの周囲の外側における壁部の外面 は比較的滑らかな表面仕上り部を有しており、ラベルの周囲の内側における壁部 およびラベルの外面はほぼ正方形のくぼみを持つ模様付き表面を有しており、こ れらのくぼみは互いに分離され、容器に対して４５度で傾斜した交差列で配列さ れていることを特徴とする容器。 ９．二軸配向ポリエチレンテレフタレートで作られ、外面を持つほぼ一様な肉厚 の非円筒形壁部を有する吹込成形物と、インモールドラベル付けにより壁部の外 面に固着され、壁部との接合部を形成する上縁部、下縁部および側壁部を有する 少なくとも１つのラベルとを備え、上記壁部はラベルの縁部と壁部の外面との間 の接合部に滑らかな転移をもたらすためにラベルの縁部に急な弯曲部を有してお り、ラベルの周囲の外側における壁部の外面は比較的滑らかな表面仕上り部を有 しており、ラベルの周囲の内側における壁部およびラベルの外面はほぼ正方形の くぼみを持つ模様付き表面を有しており、これらのくぼみは互いに分離され、容 器に対して４５度で傾斜した交差列で配列されていることを特徴とする容器。 １０．非円筒形壁部を有するプラスチック吹込成形ポリエチレンテレフタレート 容器をインモールドラベル付けする方法において、開放モールド内で、相互連通 通路を持つ模様付きラベル領域を有するモールドキャビティ部分にラベルを置き 、模様付きラベル領域の相互連通通路内でモールドキャビティ部分に真空を引い てこの真空をラベル全体にわたって分布させ、ラベルを移動しないように固定し 、ポリエチレンテレフタレートパリソンを開放モールドに導入し、モールドを閉 じ、次いでパリソンを吹込成形してラベルを固着した非円筒形側壁部を有する吹 込成形容器を形成し、その後、閉鎖モールドを開放し、ラベル付き容器を取出す ことを特徴とする方法。 １１．真空の効果的な分布をもたらすように交差している傾斜され且つ相互連通 されたモールド通路を通じて真空を分布させることを特徴とする請求の範囲１０ 記載の方法。 １２．吹込成形前にポリエチレンテレフタレートパリソンを延伸させて二軸配向 を行うことを特徴とする請求の範囲１０又は１１記載の方法。