JPH0678243U - ラベル付き成形物品 - Google Patents
ラベル付き成形物品Info
- Publication number
- JPH0678243U JPH0678243U JP2071893U JP2071893U JPH0678243U JP H0678243 U JPH0678243 U JP H0678243U JP 2071893 U JP2071893 U JP 2071893U JP 2071893 U JP2071893 U JP 2071893U JP H0678243 U JPH0678243 U JP H0678243U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- molded article
- mold
- molded
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- Pending
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、ラベルの表示面積を大きくして各
種注意書き等を十分に表示できると共に、容易に成形す
ることができるようにすることを目的とする。 【構成】 金型15,15aによる成形物品本体2の成形時
に、金型15,15a内に保持されたラベル5を、該成形物
品本体2の表面に接着させてなるラベル付き成形物品に
おいて、前記ラベル5は複数枚のシート片8,8a,8bか
ら構成されている。
種注意書き等を十分に表示できると共に、容易に成形す
ることができるようにすることを目的とする。 【構成】 金型15,15aによる成形物品本体2の成形時
に、金型15,15a内に保持されたラベル5を、該成形物
品本体2の表面に接着させてなるラベル付き成形物品に
おいて、前記ラベル5は複数枚のシート片8,8a,8bか
ら構成されている。
Description
【0001】
本考案は、金型による成形物品本体の成形時に、同時にラベルを接着してなる ラベル付き成形物品に関する。
【0002】
従来、容器等の成形物品の表面には、文字絵柄、注意書及び取扱い説明等が表 示された一枚シートからなるラベルが接着されているのが一般的であり、このラ ベルを成形物品に接着する手段としては、例えば、成形型内にラベルを保持した 状態でブロー成形を行うようにしたものがある。
【0003】
しかし、前記従来の容器においては、ラベル5が容器本体の表面の一部に貼着 されているものが多く、各種注意書き等の表示面積が少なかった。このため、表 示内容が制限され十分な表示ができないという問題があった。表示面積を大きく すべく、ラベルを容器本体の数カ所に複数貼着したり、容器の全周に設けること も考えられるが、この場合には、金型成形が非常に困難となる欠点があった。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、ラベルの表示面積を大 きくして各種注意書き等を十分に表示できると共に、容易に成形することができ るラベル付き成形物品を提供することを課題とする。
【0005】
本考案が上記課題を解決するために講じた技術的手段は、金型15,15aによる 成形物品本体2の成形時に、金型15,15a内に保持されたラベル5を、該成形物 品本体2の表面に接着させてなるラベル付き成形物品において、前記ラベル5は 複数枚のシート片8,8a,8bから構成されてなることにある。
【0006】 また、金型15,15aによる成形物品本体2の成形時に、金型15,15a内に保持 されたラベル5を、該成形物品本体2の表面に接着させてなるラベル付き成形物 品において、前記ラベル5はシート片8,8a,8bが2つ折り以上に折り畳まれて なることにある。
【0007】
本考案のラベル付き成形物品において、成形物品本体2に接着されているラベ ル5は、複数枚のシート片8,8a,8bから構成されたり、2つ折り以上に折り畳 まれてなるシート片8から構成されていることから、ラベル5は成形物品本体2 の一部に容易に接着できるにもかかわらず、全面が成形物品本体2に接着される 一枚シートのラベル5に比し、表示面積が大きくなり、各シート8の表裏面を利 用して各種注意書き等を印刷可能である。
【0008】 また、前記ラベル5の表側のシート片8aが成形物品本体2の表面と略面一に形 成されている場合には、ラベル5が成形物品本体2から突出することはなく、該 ラベル5に障害物が引っ掛かり難くなり、脱落するおそれはなく、また、フィル ム包装等の包装時にラベル5が邪魔になったりすることもなく、包装体裁も悪く ならない。
【0009】
以下、図1において、1は薬液等の内容物が充填されている容器で、成形物品 本体としての合成樹脂製の断面楕円状の容器本体2と、該容器本体2の口部3に 着脱自在に螺合されるキャップ4とを備えている。 5は前記容器本体2の胴部6の表面に貼着されたラベルで、該ラベル5は矩形 状の複数のシート片8,8a,8bの一端9が一体に綴じられ、他端側が開閉自在な 小冊子から構成されたものである。
【0010】 裏表紙のシート片8bの全面には、図1(ロ)に示す如く接着層11が設けられて おり、裏表紙のシート片8bは該接着層11を介して前記容器本体2の表面に接着さ れると共に、ラベル5は容器本体2内に埋設され、表表紙のシート片8aは閉じた 際に、その表面と容器本体2の胴部6の表面とが面一となるようになっている。 各シート片8,8a,8bの両面には、内容物の注意書、取扱い説明等が適宜印刷に より表示されている。尚、ラベル5の基材としては、紙、合成紙あるいは、ポリ プロピレン等の合成樹脂フィルムから任意に設定可能である。
【0011】 次に、上記ラベル付き成形物品をブロー成形により製造する方法について説明 する。 先ず、図2(イ)に示す如くブロー成形用の分割された金型15,15aの内、一方 の金型15a の内側面にラベル5を当接させ、該ラベル5を金型15a に形成された 吸着孔10を介して吸引することにより固定させる。
【0012】 次に、型閉じされた金型15,15a 内に、加熱により軟化された中空状の合成樹 脂(パリソン)2aを挿入してエアーを吹き込み、容器本体2をブロー成形する( 図2(ロ)参照)。この際に、容器本体2の表面がラベル5に当接し、該ラベル 5の裏表紙のシート片8bは接着剤層11を介して容器本体2の胴部に確実に接着さ れると共に、容器本体2は金型15,15a の内周面に沿うため、表表紙のシート片 8aの表面は容器1の表面と面一状態となる。
【0013】 尚、ラベル5の容器本体2への接着手段としては、型閉じする以前にラベル5 に接着剤を塗布しても、ラベル5に予めホットメルト等の感熱接着剤を塗布して おいてブロー成形時の樹脂熱により接着性を活性化させる構成のものでも良い。
【0014】 図3及び図4は本考案の他の実施例を示し、本実施例では射出成形により、例 えば上面が開口する容器本体13の上部に着脱自在に取付けられる成形物品本体と しての蓋14を形成した例を示す。即ち、射出成形用の雌型15aの内側面15bに予 めラベル5を保持させ、その状態で雄型15とで型閉じを行った後に、そのキャビ ティ内に溶融樹脂を射出して蓋14を成形するものである。
【0015】 この手段により成形された蓋14の天面14aに接着されたラベル5は一枚のシー ト片が2つ折りされ且つ平面視円形を呈しており、表側のシート片8aの表裏面 及び裏側のシート片8bの表面に注意書、取扱い説明等の印刷が施されている。
【0016】 更に、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、ラベル5は蓋14に設け る以外に、容器本体13に設けることも可能である。しかも、蓋14及び容器本体13 は射出成形以外に、ヒーターにて加熱された熱可塑性シートを、ラベル5が保持 された成形用金型内にプラグで押圧し、その後に、圧空供給を行ったり、成形用 金型内を真空引きすることにより、ラベル5を備えた蓋14及び容器本体13を成形 することもできる。
【0017】 また、ラベル5の種類は上記各実施例のものに限定されるものではなく、図5 に示す如く、一枚のシート片8を複数重に折り畳み、その一部8bを容器本体2の 胴部6に接着したものであっても良く、表側のシート片を切取り可能にすること により、各種クーポン券や応募券として使用することもできる。 その他、成形物品本体は上記の容器や蓋に限定されるものではなく、任意に設 計変更自在である。
【0018】
本考案は、金型による成形物品本体の成形時に、金型内に保持されたラベルを 、該成形物品本体の表面に接着させてなるラベル付き成形物品において、前記ラ ベルは複数枚のシート片から構成されたり、あるいは、シート片が2つ折り以上 に折り畳まれているので、ラベルは成形物品本体の一部に接着して容易に成形で きると共に、従来のように一枚シートから構成されたラベルに比し、表示面積を 大きくできる。従って、文章が長くなる注意書や取扱い説明を表示する場合であ っても、十分対処でき、その実用的価値は著大である。
【0019】 また、表側のラベルを切取り可能にすることにより、各種クーポン券や応募券 として使用することもできる。 更に、前記ラベルの表側のシート片は成形物品本体の表面と略面一に形成され ている場合には、ラベルが成形物品本体から突出しないため、不用意に脱落した り、フィルム包装等の包装時に邪魔になったりするおそれもない。
【図1】本考案の一実施例を示し、(イ)は全体斜視
図、(ロ)は要部を示す断面平面図。
図、(ロ)は要部を示す断面平面図。
【図2】本考案の一実施例を示し、(イ)は金型へラベ
ルを保持した状態の断面図、(ロ)はブロー成形時の断
面図。
ルを保持した状態の断面図、(ロ)はブロー成形時の断
面図。
【図3】本考案の他の実施例を示す斜視図。
【図4】本考案の他の実施例を示す射出成形時の断面
図。
図。
【図5】本考案の他の実施例を示す全体斜視図。
2…容器本体(成形物品本体)、5…ラベル、8,8a,
8b…シート片、14…蓋(成形物品本体)、15,15a…金
型
8b…シート片、14…蓋(成形物品本体)、15,15a…金
型
Claims (3)
- 【請求項1】 金型(15),(15a)による成形物品本
体(2)の成形時に、金型(15),(15a)内に保持さ
れたラベル(5)が、該成形物品本体(2)の表面に接
着されてなるラベル付き成形物品において、前記ラベル
(5)は複数枚のシート片(8),(8a),(8b)から
構成されてなることを特徴とするラベル付き成形物品。 - 【請求項2】 金型(15),(15a)による成形物品本
体(2)の成形時に、金型(15),(15a)内に保持さ
れたラベル(5)が、該成形物品本体(2)の表面に接
着されてなるラベル付き成形物品において、前記ラベル
(5)はシート片(8),(8a),(8b)が2つ折り以
上に折り畳まれてなることを特徴とするラベル付き成形
物品。 - 【請求項3】 前記ラベル(5)の表側のシート片(8
a)は成形物品本体(2)の表面と略面一に形成されて
なる請求項1又は2に記載のラベル付き成形物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2071893U JPH0678243U (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | ラベル付き成形物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2071893U JPH0678243U (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | ラベル付き成形物品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0678243U true JPH0678243U (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=12034951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2071893U Pending JPH0678243U (ja) | 1993-04-21 | 1993-04-21 | ラベル付き成形物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0678243U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002258748A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | インモールドラベル |
-
1993
- 1993-04-21 JP JP2071893U patent/JPH0678243U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002258748A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | インモールドラベル |
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