JPH0624450A - 延伸ブロー成形容器 - Google Patents
延伸ブロー成形容器Info
- Publication number
- JPH0624450A JPH0624450A JP19601592A JP19601592A JPH0624450A JP H0624450 A JPH0624450 A JP H0624450A JP 19601592 A JP19601592 A JP 19601592A JP 19601592 A JP19601592 A JP 19601592A JP H0624450 A JPH0624450 A JP H0624450A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- container
- stretch blow
- plastic
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D23/00—Details of bottles or jars not otherwise provided for
- B65D23/12—Means for the attachment of smaller articles
- B65D23/14—Means for the attachment of smaller articles of tags, labels, cards, coupons, decorations or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐久性及び装飾性に優れ変則形状にもなりう
るラベルを有し、リサイクル性が良好なプラスチック製
容器を低コストで提供する。 【構成】 広口の開口部11を有する透明なプラスチック
製二軸延伸ブロー成形容器本体部1の中に弾発性を有す
るラベル2を湾曲した状態で入れてなる容器であって、
前記ラベル2は弾発性のために前記容器本体部1の内壁
に密着している延伸ブロー成形容器である。
るラベルを有し、リサイクル性が良好なプラスチック製
容器を低コストで提供する。 【構成】 広口の開口部11を有する透明なプラスチック
製二軸延伸ブロー成形容器本体部1の中に弾発性を有す
るラベル2を湾曲した状態で入れてなる容器であって、
前記ラベル2は弾発性のために前記容器本体部1の内壁
に密着している延伸ブロー成形容器である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラスチック製容器に関
し、特に、耐久性及び装飾性に優れ変則形状にもなりう
るラベルを、接着剤を用いることなく容器内壁に密着さ
せたリサイクル性が良好な延伸ブロー成形容器に関す
る。
し、特に、耐久性及び装飾性に優れ変則形状にもなりう
るラベルを、接着剤を用いることなく容器内壁に密着さ
せたリサイクル性が良好な延伸ブロー成形容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
金属缶の代替品としてプラスチック製の缶(容器)が注
目されている。そのプラスチック製の缶を使用した製品
は食料品、及びテニスボールなど数々の種類に広がって
いる。
金属缶の代替品としてプラスチック製の缶(容器)が注
目されている。そのプラスチック製の缶を使用した製品
は食料品、及びテニスボールなど数々の種類に広がって
いる。
【0003】このようなプラスチック製容器に乾物、お
つまみなどの食品を入れたものを製品化するとき、商品
やその品質等を表示するためのラベルが必要になる。プ
ラスチック製容器にラベリングする方法としては、容器
の外側にラベルを糊付けする方法、又はシュリンクラベ
ルを使用する方法等がある。しかしながらそれらの方法
では、容器が擦れることによりラベルの汚れや破れが発
生し、記入した情報が見にくくなることを防ぐことがで
きない。また、糊付けの場合には、複雑な形状のラベル
の使用が困難あるいは不可能である。
つまみなどの食品を入れたものを製品化するとき、商品
やその品質等を表示するためのラベルが必要になる。プ
ラスチック製容器にラベリングする方法としては、容器
の外側にラベルを糊付けする方法、又はシュリンクラベ
ルを使用する方法等がある。しかしながらそれらの方法
では、容器が擦れることによりラベルの汚れや破れが発
生し、記入した情報が見にくくなることを防ぐことがで
きない。また、糊付けの場合には、複雑な形状のラベル
の使用が困難あるいは不可能である。
【0004】またプラスチック製容器のリサイクル性を
考慮したとき、ラベルを糊付けする方法は、プラスチッ
クと紙との分離が困難なため好ましくない。一方、シュ
リンクラベルを使用する場合は、分離処理が容易であ
り、リサイクル性が良好であるが、工程が煩雑であり、
コスト高であるという欠点がある。
考慮したとき、ラベルを糊付けする方法は、プラスチッ
クと紙との分離が困難なため好ましくない。一方、シュ
リンクラベルを使用する場合は、分離処理が容易であ
り、リサイクル性が良好であるが、工程が煩雑であり、
コスト高であるという欠点がある。
【0005】したがって、本発明の目的は、耐久性及び
装飾性に優れ変則形状にもなりうるラベルを有し、リサ
イクル性が良好なプラスチック製容器を低コストで提供
することである。
装飾性に優れ変則形状にもなりうるラベルを有し、リサ
イクル性が良好なプラスチック製容器を低コストで提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み鋭意研究
の結果、本発明らは、広口の開口部を有する透明なプラ
スチック製二軸延伸ブロー成形容器の本体の中に、弾発
性を有するラベルを湾曲した状態で挿入すれば、接着し
なくても容器内壁に密着させることができ、かつラベル
は外側に露出していないので耐久性に優れ、また変則形
状の内壁にも追随して変形可能であり、さらにラベルの
脱着が容易であるので容器のリサイクル性が良好とな
り、コストダウンも図れることを見出し、本発明に想到
した。
の結果、本発明らは、広口の開口部を有する透明なプラ
スチック製二軸延伸ブロー成形容器の本体の中に、弾発
性を有するラベルを湾曲した状態で挿入すれば、接着し
なくても容器内壁に密着させることができ、かつラベル
は外側に露出していないので耐久性に優れ、また変則形
状の内壁にも追随して変形可能であり、さらにラベルの
脱着が容易であるので容器のリサイクル性が良好とな
り、コストダウンも図れることを見出し、本発明に想到
した。
【0007】すなわち、本発明の延伸ブロー成形容器は
広口の開口部を有する透明なプラスチック製二軸延伸ブ
ロー成形容器本体部の中に弾発性を有するラベルを湾曲
した状態で入れてなる容器であって、前記ラベルは弾発
性のために前記容器本体部の内壁に密着していることを
特徴とする。
広口の開口部を有する透明なプラスチック製二軸延伸ブ
ロー成形容器本体部の中に弾発性を有するラベルを湾曲
した状態で入れてなる容器であって、前記ラベルは弾発
性のために前記容器本体部の内壁に密着していることを
特徴とする。
【0008】
【実施例】以下本発明を添付図面を参照して詳細に説明
する。
する。
【0009】図1は本発明の一実施例による容器を示
し、二軸延伸ブロー成形したプラスチック製容器の本体
部1にラベル2を入れた容器を示す図である。
し、二軸延伸ブロー成形したプラスチック製容器の本体
部1にラベル2を入れた容器を示す図である。
【0010】容器本体部1は二軸延伸ブロー成形により
製造され、フランジ部11と、フランジ部11の下部領域に
形成された縮径部12と、実質的に円筒状の胴部13と、底
部14とからなる。容器本体部1は着色又は無着色で透明
である。開口部は広口になっており、胴部と同じ径でも
よい。広口の開口部により、ラベルの挿入あるいは取り
出しを容易に行うことができる。
製造され、フランジ部11と、フランジ部11の下部領域に
形成された縮径部12と、実質的に円筒状の胴部13と、底
部14とからなる。容器本体部1は着色又は無着色で透明
である。開口部は広口になっており、胴部と同じ径でも
よい。広口の開口部により、ラベルの挿入あるいは取り
出しを容易に行うことができる。
【0011】ラベル2としては、弾発性を有する材質か
らなるものであれば、紙、プラスチックシート、紙にプ
ラスチックをコーティングしたもの、あるいは紙とプラ
スチックを貼り合わせたもの等、いずれのものも使用す
ることができる。。ここで「弾発性」とは、外力により
容易に変形するが、外力を取り除くと、元の形状に復元
する性質をいう。ラベル2は容器本体部1の胴部内壁に
沿って曲がり、内壁に密着する。なお、弾発性がないラ
ベルを用いると、内容物を入れる際にラベルが変形して
しまう他、容器内壁との密着が不十分となって、ラベル
の意匠性が損なわれる。
らなるものであれば、紙、プラスチックシート、紙にプ
ラスチックをコーティングしたもの、あるいは紙とプラ
スチックを貼り合わせたもの等、いずれのものも使用す
ることができる。。ここで「弾発性」とは、外力により
容易に変形するが、外力を取り除くと、元の形状に復元
する性質をいう。ラベル2は容器本体部1の胴部内壁に
沿って曲がり、内壁に密着する。なお、弾発性がないラ
ベルを用いると、内容物を入れる際にラベルが変形して
しまう他、容器内壁との密着が不十分となって、ラベル
の意匠性が損なわれる。
【0012】本実施例におけるラベル2には表面だけで
なく裏面にも印刷を施してよい。両面に印刷がある場
合、本発明の容器本体部は透明なため、内容物が減少し
たときに、裏面における情報も表示することができる。
なく裏面にも印刷を施してよい。両面に印刷がある場
合、本発明の容器本体部は透明なため、内容物が減少し
たときに、裏面における情報も表示することができる。
【0013】また、本発明においては、単にラベルを容
器本体部1内に挿入すれば、装着することができるの
で、糊を使用したり、シュリンクラベルのように熱加工
をする必要がない。そのため、本発明の容器では、ラベ
ル装着のコストを非常に低く抑えることができる。
器本体部1内に挿入すれば、装着することができるの
で、糊を使用したり、シュリンクラベルのように熱加工
をする必要がない。そのため、本発明の容器では、ラベ
ル装着のコストを非常に低く抑えることができる。
【0014】ラベルは容器本体の内部に入っているた
め、外壁にラベルを貼付した場合と異なり、破損や汚れ
のおそれが全くない。同時に透明な容器の内壁に密着し
た構造であるため、印刷されたラベルが美麗な光沢をも
ち、しかも、鮮明に透視できるため装飾性に優れる。
め、外壁にラベルを貼付した場合と異なり、破損や汚れ
のおそれが全くない。同時に透明な容器の内壁に密着し
た構造であるため、印刷されたラベルが美麗な光沢をも
ち、しかも、鮮明に透視できるため装飾性に優れる。
【0015】本発明による容器はラベルを糊付けしてい
ないので、ラベルは容器本体部1から容易に脱離でき、
また、容器本体部1にはインキ等の異種材質を印刷して
いないので、容器本体部1は単一材質となり、リサイク
ル性に非常に優れる。
ないので、ラベルは容器本体部1から容易に脱離でき、
また、容器本体部1にはインキ等の異種材質を印刷して
いないので、容器本体部1は単一材質となり、リサイク
ル性に非常に優れる。
【0016】ところで、上述で得られた容器に蓋材を取
り付けることも可能である。蓋材はヒートシールや、ね
じ式キャップ、はめ込み式キャップ、または二重巻き締
め方式で容器本体部に装着することができる。蓋材とし
て、容器本体部と同じ材質のものや、ラミネートフィル
ム、金属等が使用可能である。ただし、容器本体部を製
造する際に、取り付ける蓋材の種類に適合するように口
部を加工する必要がある。
り付けることも可能である。蓋材はヒートシールや、ね
じ式キャップ、はめ込み式キャップ、または二重巻き締
め方式で容器本体部に装着することができる。蓋材とし
て、容器本体部と同じ材質のものや、ラミネートフィル
ム、金属等が使用可能である。ただし、容器本体部を製
造する際に、取り付ける蓋材の種類に適合するように口
部を加工する必要がある。
【0017】内容物が食品の場合、蓋材を取り付ける時
に、食品の酸化を防ぎ、長期保存を可能にするため容器
内の空気を他のガスで置換することもできる。
に、食品の酸化を防ぎ、長期保存を可能にするため容器
内の空気を他のガスで置換することもできる。
【0018】以上の説明では、図1に示すようなラベル
を入れたプラスチック製二軸延伸ブロー成形容器につい
て触れたが、本発明においてはこれに限らず、図2に示
すような容器を提供することも可能である。容器本体部
は図1におけるものと同様のものであるが、ラベル3は
周囲に飾り模様を施し、内部に穴打ち抜き部分を設けた
ものである。なお、このようなラベルは、打ち抜き法に
よって作製することができる。ラベル3の形状を図3に
示す。本発明によれば、容器本体部の外側へラベルを糊
付けする方法、あるいはシュリンクラベルを使用する方
法では実施困難な多様なデザインのものが可能である。
を入れたプラスチック製二軸延伸ブロー成形容器につい
て触れたが、本発明においてはこれに限らず、図2に示
すような容器を提供することも可能である。容器本体部
は図1におけるものと同様のものであるが、ラベル3は
周囲に飾り模様を施し、内部に穴打ち抜き部分を設けた
ものである。なお、このようなラベルは、打ち抜き法に
よって作製することができる。ラベル3の形状を図3に
示す。本発明によれば、容器本体部の外側へラベルを糊
付けする方法、あるいはシュリンクラベルを使用する方
法では実施困難な多様なデザインのものが可能である。
【0019】また、別の実施例を図4に示す。容器本体
部1は図1におけるものと同様のものであるが、ラベル
4は図5に示すように、容器本体部の胴部と底部に合致
する一枚からなる形状となっている。そのラベル4を胴
部と底部との境界部分で折り曲げ、内容物である包装体
5を挟み込み、一体にして容器本体部に挿入する。その
際、ラベル4はスライダーとして働き、挿入を円滑に行
うことが可能である。
部1は図1におけるものと同様のものであるが、ラベル
4は図5に示すように、容器本体部の胴部と底部に合致
する一枚からなる形状となっている。そのラベル4を胴
部と底部との境界部分で折り曲げ、内容物である包装体
5を挟み込み、一体にして容器本体部に挿入する。その
際、ラベル4はスライダーとして働き、挿入を円滑に行
うことが可能である。
【0020】このように、ラベルをスライダーとして利
用する場合、個包装をまとめて集合包装できる内容物が
好ましい。
用する場合、個包装をまとめて集合包装できる内容物が
好ましい。
【0021】さらに、別の実施例を図6に示す。容器本
体部6は二軸延伸ブロー成形で作製されるが、前述の実
施例における容器本体部1とは異なり、胴部に4つの平
面を持ち、底部は正方形を成し、角は丸くなるように成
形してある。ラベル7は図7に示すように1枚の長方形
となっている。そのラベル7を2枚用意し、十字形にな
るように重ね、それぞれのラベルを胴部、底部、胴部の
順に容器本体部と合致するように折り曲げる。2枚のラ
ベルは容器本体部の底部と合致する部分で重ねる。それ
らの2枚のラベルで包装体5を包み込んで、一体にして
容器本体部に挿入する。この場合も、ラベル7はスライ
ダーとして働き、挿入を円滑に行うことが可能である。
体部6は二軸延伸ブロー成形で作製されるが、前述の実
施例における容器本体部1とは異なり、胴部に4つの平
面を持ち、底部は正方形を成し、角は丸くなるように成
形してある。ラベル7は図7に示すように1枚の長方形
となっている。そのラベル7を2枚用意し、十字形にな
るように重ね、それぞれのラベルを胴部、底部、胴部の
順に容器本体部と合致するように折り曲げる。2枚のラ
ベルは容器本体部の底部と合致する部分で重ねる。それ
らの2枚のラベルで包装体5を包み込んで、一体にして
容器本体部に挿入する。この場合も、ラベル7はスライ
ダーとして働き、挿入を円滑に行うことが可能である。
【0022】なお、上述したプラスチック製二軸延伸ブ
ロー成形容器本体部1の製造方法について説明する。
ロー成形容器本体部1の製造方法について説明する。
【0023】容器本体部の製造にあたっては、まず射出
成形により図8に示す形状のパリソン8を形成する。射
出成形はパリソン8に対応する形状のキャビティを有す
る射出成形型を用いて常法により行なうことができる。
このとき、樹脂をキャビティ内に射出した後に、射出成
形型を急冷することによりパリソンを構成する樹脂をそ
のガラス転位温度以上固化温度以下の温度まで冷却する
のがよい。なお射出成形型の急冷は、型内に設けられた
通路に冷媒を流し込む等の手段により行なうことができ
る。
成形により図8に示す形状のパリソン8を形成する。射
出成形はパリソン8に対応する形状のキャビティを有す
る射出成形型を用いて常法により行なうことができる。
このとき、樹脂をキャビティ内に射出した後に、射出成
形型を急冷することによりパリソンを構成する樹脂をそ
のガラス転位温度以上固化温度以下の温度まで冷却する
のがよい。なお射出成形型の急冷は、型内に設けられた
通路に冷媒を流し込む等の手段により行なうことができ
る。
【0024】パリソン8の各部の温度が、用いた樹脂の
ガラス転位温度以上固化温度以下となったところで、パ
リソン8を射出成形型から取り出し、パリソン8の各部
の温度がガラス転位温度より低くなる前に、二軸延伸ブ
ロー成形を行なう。
ガラス転位温度以上固化温度以下となったところで、パ
リソン8を射出成形型から取り出し、パリソン8の各部
の温度がガラス転位温度より低くなる前に、二軸延伸ブ
ロー成形を行なう。
【0025】図9は、図8のパリソンを二軸延伸ブロー
成形することにより得られる一次ブロー成形体の一例を
示す側面図である。一次ブロー成形体9は、上から順に
口部91と、拡径部92と、縮径部93と、胴部94と、底部95
とからなる。図9に示すような一次ブロー成形体9(中
間成形体)を得たならば、この一次ブロー成形体9の拡
径部の底壁部(例えば図9中のCの位置)を切断し、図
1に示すような本発明のプラスチック製二軸延伸ブロー
成形容器1を得る。
成形することにより得られる一次ブロー成形体の一例を
示す側面図である。一次ブロー成形体9は、上から順に
口部91と、拡径部92と、縮径部93と、胴部94と、底部95
とからなる。図9に示すような一次ブロー成形体9(中
間成形体)を得たならば、この一次ブロー成形体9の拡
径部の底壁部(例えば図9中のCの位置)を切断し、図
1に示すような本発明のプラスチック製二軸延伸ブロー
成形容器1を得る。
【0026】以上の説明では、図8に示すような形状の
パリソンを用いた製造方法を述べたが、本発明の二軸延
伸ブロー成形容器はこれに限らず、たとえば図10に示す
ような、上部分が拡径したパリソン10を用いて製造する
ことも可能である。
パリソンを用いた製造方法を述べたが、本発明の二軸延
伸ブロー成形容器はこれに限らず、たとえば図10に示す
ような、上部分が拡径したパリソン10を用いて製造する
ことも可能である。
【0027】本発明において、容器の原料となる熱可塑
性樹脂はテレフタル酸とエチレングリコールとからなる
ポリエチレンテレフタレートである。また上記ポリエチ
レンテレフタレートに、耐熱性樹脂、バリヤー性樹脂等
を混合したもの、又は多層化したものも用いることがで
きる。
性樹脂はテレフタル酸とエチレングリコールとからなる
ポリエチレンテレフタレートである。また上記ポリエチ
レンテレフタレートに、耐熱性樹脂、バリヤー性樹脂等
を混合したもの、又は多層化したものも用いることがで
きる。
【0028】なお本発明で使用するポリエチレンテレフ
タレートには、その他、安定剤、顔料、酸化防止剤、熱
劣化防止剤、紫外線劣化防止剤、帯電防止剤、抗菌剤等
の添加剤やその他の樹脂を適量加えることができる。
タレートには、その他、安定剤、顔料、酸化防止剤、熱
劣化防止剤、紫外線劣化防止剤、帯電防止剤、抗菌剤等
の添加剤やその他の樹脂を適量加えることができる。
【0029】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明の延伸ブ
ロー成形容器は、ラベルを容易にかつ低コストで装着
し、リサイクル性も良好である。また、そのラベルは耐
久性及び装飾性に優れ、変則形状にもなりうる。
ロー成形容器は、ラベルを容易にかつ低コストで装着
し、リサイクル性も良好である。また、そのラベルは耐
久性及び装飾性に優れ、変則形状にもなりうる。
【0030】このような本発明の容器は、各種の蓋材を
備えることにより、乾物、おつまみなどの食品用包装体
に好適に使用することができる。
備えることにより、乾物、おつまみなどの食品用包装体
に好適に使用することができる。
【図1】本発明の一実施例によるプラスチック製二軸延
伸ブロー成形容器を示す図である。
伸ブロー成形容器を示す図である。
【図2】本発明の別な実施例によるプラスチック製二軸
延伸ブロー成形容器を示す図である。
延伸ブロー成形容器を示す図である。
【図3】図2におけるラベルの展開図である。
【図4】本発明の別な実施例によるプラスチック製二軸
延伸ブロー成形容器を示す図である。
延伸ブロー成形容器を示す図である。
【図5】図4におけるラベルの展開図である。
【図6】本発明の別な実施例によるプラスチック製二軸
延伸ブロー成形容器を示す図である。
延伸ブロー成形容器を示す図である。
【図7】図6におけるラベルの展開図である。
【図8】本発明のプラスチック製二軸延伸ブロー成形容
器を製造することができるパリソンの一例を示す断面図
である。
器を製造することができるパリソンの一例を示す断面図
である。
【図9】本発明のプラスチック製二軸延伸ブロー成形容
器を製造する工程で得られる中間生成体(一次ブロー成
形体)の一例を示す断面図である。
器を製造する工程で得られる中間生成体(一次ブロー成
形体)の一例を示す断面図である。
【図10】本発明のプラスチック製二軸延伸ブロー成形容
器を製造することができるパリソンの別な例を示す断面
図である。
器を製造することができるパリソンの別な例を示す断面
図である。
1、6 プラスチック製二軸延伸ブロー成形容
器本体部 2、3、4、7 ラベル 5 包装体 8、10 パリソン 9 一次ブロー成形体 11 フランジ部 12、93 縮径部 13、94 胴部 14、95 底部 91 口部 92 拡径部
器本体部 2、3、4、7 ラベル 5 包装体 8、10 パリソン 9 一次ブロー成形体 11 フランジ部 12、93 縮径部 13、94 胴部 14、95 底部 91 口部 92 拡径部
Claims (2)
- 【請求項1】 広口の開口部を有する透明なプラスチッ
ク製二軸延伸ブロー成形容器本体部の中に弾発性を有す
るラベルを湾曲した状態で入れてなる容器であって、前
記ラベルは弾発性のために前記容器本体部の内壁に密着
していることを特徴とする延伸ブロー成形容器。 - 【請求項2】 請求項1に記載の容器において、前記容
器本体部は、パリソンを二軸延伸ブロー成形してなる成
形体の口部側を切り取ってなることを特徴とする容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19601592A JPH0624450A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 延伸ブロー成形容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19601592A JPH0624450A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 延伸ブロー成形容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624450A true JPH0624450A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16350813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19601592A Pending JPH0624450A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 延伸ブロー成形容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624450A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007008486A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製ボトル型容器 |
KR100954054B1 (ko) * | 2008-05-14 | 2010-04-20 | 롯데알미늄 주식회사 | 페트병 음료용기 |
US20180202553A1 (en) * | 2017-01-16 | 2018-07-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method for producing tank with protective member |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP19601592A patent/JPH0624450A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007008486A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 合成樹脂製ボトル型容器 |
KR100954054B1 (ko) * | 2008-05-14 | 2010-04-20 | 롯데알미늄 주식회사 | 페트병 음료용기 |
US20180202553A1 (en) * | 2017-01-16 | 2018-07-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method for producing tank with protective member |
US10907733B2 (en) * | 2017-01-16 | 2021-02-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Method for producing tank with protective member |
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