JPH0243196Y2 - - Google Patents

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JPH0243196Y2
JPH0243196Y2 JP5577085U JP5577085U JPH0243196Y2 JP H0243196 Y2 JPH0243196 Y2 JP H0243196Y2 JP 5577085 U JP5577085 U JP 5577085U JP 5577085 U JP5577085 U JP 5577085U JP H0243196 Y2 JPH0243196 Y2 JP H0243196Y2
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JP
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door
bathroom
water
gutter
floor
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JP5577085U
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JPS61173685U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、浴室用のドアに関し、当該ドアの浴
室側に凝縮した水滴や飛散水等が、開ドア状態に
あつて流下し脱衣場の床面等に落流することを防
止まるための浴室用ドア水分落流防止装置に係る
ものである。
〔従来の技術〕
従来、一般に浴室用ドアは、浴室側に開成する
所謂内開きとなし、当該ドアとドア枠体との密着
性を高めるように構成して、脱衣場へ浴室内の水
が浸入するのを防止しているが、このようにする
と浴室内でドアが開閉動するから、浴室が狭いと
きは身体を洗う等浴室使用に際して不都合とな
る。
そこで、かかる不具合を解消するため、ドアを
脱衣側へ開成するいわゆる外開き式のドアを採択
することも実施されているが、一般に浴室用ドア
にあつては、浴室内で身体を洗う際に湯水が飛散
したり、湯気が結露水として付着する等して、ド
アの浴室側である内壁面に多くの水滴が点在する
状態となつており、このことはシヤワーの普及し
た近年特に顕著である。
この結果、上記の如き外開き式であると、上記
点在水分がドアの開成時における衝撃によつて内
壁面にそつて流下し、遂には脱衣場等にまで落流
してしまい、結局脱衣場の床面を濡らして肌着な
どを汚してしまつたり、床面の腐蝕を来す等の不
都合を生ずるばかりでなく、床面が滑り易く危険
となり、安全面からも問題となるから、床面の試
き掃除もしなければならなくなる欠陥があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、上記のように脱衣場側に開成する外
開き式の浴室用ドアにあつて、ドアの浴室側に付
着した水滴等を該ドアの下部に流下集合させ、こ
れを浴室内へ還流させることで、脱衣場の床面等
に水滴が落下して同床面が水濡れてしまうのを防
止しようとするのが、その目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の目的を達成するため、脱衣場
側へ開閉可能な浴室用ドアを、出入口にあつて蝶
着された浴室にあつて、上記ドアの内壁面におけ
る付着水分が流入可能なるよう該ドアの内壁面下
部に設けられた受水樋が、ドアヒンジ側に設けた
流下口から上記水分を流下可能なるようドアヒン
ジ側に向けて下降傾設され、さらに該受水樋の下
位である脱衣場の床面から浴室用ドアの下位にあ
る防水パンにわたつて設けられた下框は、浴室側
へ下降傾斜されて、閉成時にも上記水分を浴室内
へ流下案内する水誘導面が形成されてなる浴室用
ドア水分落流防止装置を提供したものである。
〔作用〕
身体を洗う際シヤワー使用時等に浴室用ドアの
浴室側内壁面に付着した水滴等は、当該ドアの開
成または閉成動に際し、ドアの浴室側下部に設け
た水受樋に流下集合すると共に、これが下框を経
て浴室内へ排出還流されることとなり、従つて開
ドア状態でも脱衣場の床面等に水滴が落流して同
床面を濡らす不都合が生じない。
〔実施例〕
次に、本考案を図示の一実施例について説示す
ると、浴室用ドア水分落流防止装置は、浴室2の
脱衣場3側へ開成するよう蝶着された浴室用ドア
1を有し、同ドア1の取付枠4には、その下部内
壁側に支持された受水樋5が具備されており、上
記浴室2の出入口6にあつて、防水パン7上には
脱衣場3の床面側に延出した下框8が載装固定さ
れている。
先ず上記ドア1は、第3図に示すように上記出
入口6にあつて、既知の如く框にドアヒンジ11
を用いて開閉自在に枢着され、閉ドア状態には下
框8に設けたパツキング12に押当して水の浸入
に対しシール状態が保有されている。
浴室用ドア1の取付枠4には、その浴室2側上
端に、受水樋5を支持する樋支持部42が断面L
字状でかつ浴室側に張出しさらに第2図の如くド
アヒンジ11側に向け下降傾斜させて所要長さだ
け設けられている。
さらに、前記受水樋5は、上記樋支持部42に
嵌合可能なるよう支持片51が断面コ字状でかつ
ドア1の幅長よりやや短かい長さで、ドアヒンジ
11側に下降傾斜して係嵌固定されると共に、同
片51の浴室側に、当該ドア1の内壁面1′に付
着して流下した水滴等を受ける排水路52が、断
面L字状の受水片52′を付設することで形成さ
れ、同路52は上記流下水をドアヒンジ11側へ
流下させるように同ヒンジ側への排水勾配をもつ
て形成されている。
そして、該受水片52のドアヒンジ11側すな
わち低所側端末が切欠され、これにより上記流下
水を前記下框8へ落流させる流下口53が形成さ
れている。
さらに、前記下框8は、脱衣場3の床面3′に
配置される断面横コ字状の外側支持脚81と、防
水パン7の載置用平面周縁71に載置される断面
L字状の内側支持脚82との間にあつて、ドア1
の開成時に、上記流下口53から流下する水を受
容するように水誘導面83が浴室側に下降傾斜し
て形成されると共に、上記ドア1の内壁面1に近
接並行するようにして仕切壁84が上記水誘導面
83の浴室側端部上面から起立され、かつ同壁8
4の上端にシール取着部85が断面C字状に横向
延設され、同取着部85に浴室用ドア1と仕切壁
84との間をシールする前記パツキング12等の
シール材が嵌着されている。
また、該仕切壁84の下端には、上記水誘導面
83を流下する水が浴室2内へ落流するよう水抜
突片86を略三角状に切起すことで、同片86の
下端に上記流下水を浴室2内へ流下案内する水抜
孔87が、三角状に多数形成されている。
さらに、上記水誘導面83の浴室側端部には、
段差が形成され、これと上記仕切壁84とによ
り、流下水を流下誘導する誘導溝88が形成され
ている。
さて、浴室用ドア1の浴室側には、既知の如く
浴室2にて入浴した際、湯気が触れて結露水とな
つたり、身体を洗う際の湯水が付着したりして、
多くの水滴が付着した水濡状態となるが、このよ
うな状態でも浴室用ドア1の閉成時にあつては、
これら水滴が流下すると、ドア1の下部に設けら
れた受水樋5によつて受水されると共に、同樋5
の傾斜に沿つてドアヒンジ側へ流下し、同水は流
下口53から浴室2内へ放流される。
次に浴室用ドア1を脱衣場3側へ開成する場合
や、開成された当該ドア1を閉成する場合の衝撃
により、同ドア1の水滴が流下することがある
が、この流下水も受水樋5により全量受水される
と共に、同樋5の傾斜に沿つてドアヒンジ側へ流
下し、流下口53から、今度は脱衣場3から防水
パン7にわたつて設けられた下框8上に流下す
る。
そして、この流下水は、同框8の水誘導面83
の傾斜に沿つて浴室側へ流下すると共に、誘導溝
88に誘導され、かつ水抜突片86に案内されて
水抜孔87から浴室2内へ流下する。
〔考案の効果〕
身体を洗う際やシヤワー使用時等にドアの浴室
側である内壁面に付着した水滴が、ドア閉成時に
あつては水受樋に誘導されて浴室内に直接排出還
流されると共に、ドア開成時にあつては水受樋か
ら下框を介して浴室内に排出還流されるので、脱
衣場の床面等に水滴が落流して同床面を濡らす不
都合が未然に防止され、脱衣場の美観が保持され
ると共に、水濡れによる転倒等の危険も阻止さ
れ、使い勝手の良い浴室となる。
また、前記実施例の如く水抜突片を切起し形成
することにより水抜孔を開口すれば、水抜孔から
脱衣場へ浴室側からの湯水等が浸入するのを阻止
でき、脱衣場の水濡防止効果がより一層向上す
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は装置全
体の縦断側面図、第2図は同装置全体の正面図、
第3図は同装置全体の平面略示図、第4図は一部
材である受水樋の斜視図、第5図は同下框の一部
斜視図である。 1……浴室用ドア、2……浴室、3……脱衣
場、5……受水樋、6……出入口、7……防水パ
ン、8……下框、11……ドアヒンジ、53……
流下口、83……水誘導面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 脱衣場側へ開閉可能な浴室用ドアが、出入口に
    あつて蝶着された浴室にあつて、上記ドアの内壁
    面における付着水分が流入可能なるよう該ドアの
    内壁面下部に設けられた受水樋が、ドアヒンジ側
    端部に設けた流下口から上記水分を流下可能なる
    ようドアヒンジ側に向けて下降傾設され、さらに
    該受水樋の下位である脱衣場の床面から浴室用ド
    アの下位にある防止パンにわたつて設けられた下
    框は、浴室側へ下降傾斜されて、閉成時にも上記
    水分を浴室内へ流下案内する水誘導面が形成され
    てなる浴室用ドア水分落流防止装置。
JP5577085U 1985-04-15 1985-04-15 Expired JPH0243196Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5577085U JPH0243196Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

Applications Claiming Priority (1)

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JP5577085U JPH0243196Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61173685U JPS61173685U (ja) 1986-10-29
JPH0243196Y2 true JPH0243196Y2 (ja) 1990-11-16

Family

ID=30578756

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JP5577085U Expired JPH0243196Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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JPS61173685U (ja) 1986-10-29

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