JPH024183Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH024183Y2 JPH024183Y2 JP845484U JP845484U JPH024183Y2 JP H024183 Y2 JPH024183 Y2 JP H024183Y2 JP 845484 U JP845484 U JP 845484U JP 845484 U JP845484 U JP 845484U JP H024183 Y2 JPH024183 Y2 JP H024183Y2
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- JP
- Japan
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- ridge
- ventilation
- tile
- length direction
- plate
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- Expired
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 39
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は降り棟部で小屋裏の換気を図る換気棟
構造に関する。
構造に関する。
従来、第１図に示すように、寄せ棟などにおけ
る降り棟において棟換気を行なうのに、屋根の降
り棟部を跨いで配設された水切板１′に上下に貫
通する通気口２′を設け、水切板１′の上方に棟換
気瓦３′を設け、この棟換気瓦３′に水切板１′に
形成した通気口２′とは棟長さ方向に位置をずら
せて瓦換気口４′を設け、このように位置をずら
せた通気口２′と瓦換気口４′とで雨水が通気口
２′を通つて小屋裏a′に入り込むのを防止しなが
ら降り棟部において換気を行なうのであるが、こ
のような降り棟換気においては、瓦換気口４′か
ら入り込んだ雨水は下り傾斜している水切板１′
上を伝つて軒側に流下し、第２図に示す平面図の
ように、軒樋１４′が施工されていない箇所Ａか
ら滴下するという問題があつた。
る降り棟において棟換気を行なうのに、屋根の降
り棟部を跨いで配設された水切板１′に上下に貫
通する通気口２′を設け、水切板１′の上方に棟換
気瓦３′を設け、この棟換気瓦３′に水切板１′に
形成した通気口２′とは棟長さ方向に位置をずら
せて瓦換気口４′を設け、このように位置をずら
せた通気口２′と瓦換気口４′とで雨水が通気口
２′を通つて小屋裏a′に入り込むのを防止しなが
ら降り棟部において換気を行なうのであるが、こ
のような降り棟換気においては、瓦換気口４′か
ら入り込んだ雨水は下り傾斜している水切板１′
上を伝つて軒側に流下し、第２図に示す平面図の
ように、軒樋１４′が施工されていない箇所Ａか
ら滴下するという問題があつた。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、簡単な改良に
より、水切板を伝つて雨水が軒側に走るのを防止
することができる換気棟構造を提供することにあ
る。
であり、その目的とするところは、簡単な改良に
より、水切板を伝つて雨水が軒側に走るのを防止
することができる換気棟構造を提供することにあ
る。
本考案は、屋根の降り棟部を跨いで配設された
水切板１に上下に貫通する通気口２を設け、水切
板１の上方に棟換気瓦３…を棟長さ方向に接続
し、棟換気瓦３に通気口２とは棟長さ方向に位置
をずらせて瓦換気口４を設けた換気棟構造であつ
て、上記水切板１に降り棟の長さ方向に対して略
直交する方向の全巾に水止め堤５を設けて成る換
気棟構造に係るものであり、このように構成する
ことによつて、上記目的を達成できるに至つた。
水切板１に上下に貫通する通気口２を設け、水切
板１の上方に棟換気瓦３…を棟長さ方向に接続
し、棟換気瓦３に通気口２とは棟長さ方向に位置
をずらせて瓦換気口４を設けた換気棟構造であつ
て、上記水切板１に降り棟の長さ方向に対して略
直交する方向の全巾に水止め堤５を設けて成る換
気棟構造に係るものであり、このように構成する
ことによつて、上記目的を達成できるに至つた。
以下本考案の実施例を図面に基いて詳述する。
降り棟の棟長さ方向に長い棟木６に左右から降り
棟長さ方向に間隔をへだててたる木７を配設し、
たる木７上に屋根下地材を敷設し、この屋根下地
材上に屋根材の一例としての波付瓦８を葺設して
ある。降り棟部を挾んで左右の波付瓦８，８上に
棟棧９，９を棟長さ方向に略平行に架設してあ
る。そして左右の棟棧９にわたつて水切板１を棟
長さ方向全長に設けて、小屋裏ａと連通する棟開
口部ｂをその上方において閉塞してある。水切板
１には降り棟長さ方向に間隔をへだてて通気口２
を多数設けてある。水切板１には降り棟長さ方向
に間隔をへだてて帯板を略馬蹄形に曲成した支持
金具１０を多数個取付けてある。棟換気瓦３は窯
業製であり、断面略馬蹄形にしてある。棟換気瓦
３の長さ方向一端部には段落し状にして接続凹部
を形成してあり、他端部には接続凹部に入り込む
ことができる接続部を棟換気瓦３と略同レベルに
形成してある。棟換気瓦３には水切板１の通気口
２とは棟長さ方向に位置をずらせて瓦換気口４を
形成してある。瓦換気口４には目皿１１の円筒脚
１２を挿入して目皿１１を瓦換気口４に取付けて
ある。しかして水切板１の上方に棟換気瓦３を降
り棟長さ方向において、その接続凹部に接続部を
接続しながら、支持金具１０に目皿１１を介して
取付ボルト１３で取付けてある。かかる場合、水
切板１の通気口２と棟換気瓦３の瓦換気口４とは
降り棟長さ方向において位置がずれていて、瓦換
気口４の目皿１１から入り込んだ雨水が通気口２
に至らないようにしてある。そして、棟換気瓦３
の側方下縁と水切板１との間にはすき間ｃを形成
してあり、瓦換気口４の目皿１１から入り込んだ
雨水を水切板１を伝つてすき間ｃから外部の波付
瓦８上に排水することができるようにしてある。
そして水切板１には降り棟長さ方向に略直交する
方向の全巾に水止め堤５を形成して、瓦換気口４
から入り込んだ雨水が降り傾斜している水切板１
に沿つて走らないようにしてある。水止め堤５は
弾性発泡体に接着剤などを含浸させたコンプリバ
ンド（日東紡の商品名）などを使用するが、他の
ものでもよい。
降り棟の棟長さ方向に長い棟木６に左右から降り
棟長さ方向に間隔をへだててたる木７を配設し、
たる木７上に屋根下地材を敷設し、この屋根下地
材上に屋根材の一例としての波付瓦８を葺設して
ある。降り棟部を挾んで左右の波付瓦８，８上に
棟棧９，９を棟長さ方向に略平行に架設してあ
る。そして左右の棟棧９にわたつて水切板１を棟
長さ方向全長に設けて、小屋裏ａと連通する棟開
口部ｂをその上方において閉塞してある。水切板
１には降り棟長さ方向に間隔をへだてて通気口２
を多数設けてある。水切板１には降り棟長さ方向
に間隔をへだてて帯板を略馬蹄形に曲成した支持
金具１０を多数個取付けてある。棟換気瓦３は窯
業製であり、断面略馬蹄形にしてある。棟換気瓦
３の長さ方向一端部には段落し状にして接続凹部
を形成してあり、他端部には接続凹部に入り込む
ことができる接続部を棟換気瓦３と略同レベルに
形成してある。棟換気瓦３には水切板１の通気口
２とは棟長さ方向に位置をずらせて瓦換気口４を
形成してある。瓦換気口４には目皿１１の円筒脚
１２を挿入して目皿１１を瓦換気口４に取付けて
ある。しかして水切板１の上方に棟換気瓦３を降
り棟長さ方向において、その接続凹部に接続部を
接続しながら、支持金具１０に目皿１１を介して
取付ボルト１３で取付けてある。かかる場合、水
切板１の通気口２と棟換気瓦３の瓦換気口４とは
降り棟長さ方向において位置がずれていて、瓦換
気口４の目皿１１から入り込んだ雨水が通気口２
に至らないようにしてある。そして、棟換気瓦３
の側方下縁と水切板１との間にはすき間ｃを形成
してあり、瓦換気口４の目皿１１から入り込んだ
雨水を水切板１を伝つてすき間ｃから外部の波付
瓦８上に排水することができるようにしてある。
そして水切板１には降り棟長さ方向に略直交する
方向の全巾に水止め堤５を形成して、瓦換気口４
から入り込んだ雨水が降り傾斜している水切板１
に沿つて走らないようにしてある。水止め堤５は
弾性発泡体に接着剤などを含浸させたコンプリバ
ンド（日東紡の商品名）などを使用するが、他の
ものでもよい。
以上要するに本考案は、水切板に降り棟の長さ
方向に対して略直交する方向の全巾に水止め堤を
設けてあるから、降り棟部において軒側に降り傾
斜する水切板上を伝つて雨水が軒樋がない箇所に
向けて走るのを水止め堤で防止でき、既存の軒樋
構造に変更を加えなくてよいという利点がある。
方向に対して略直交する方向の全巾に水止め堤を
設けてあるから、降り棟部において軒側に降り傾
斜する水切板上を伝つて雨水が軒樋がない箇所に
向けて走るのを水止め堤で防止でき、既存の軒樋
構造に変更を加えなくてよいという利点がある。
第１図は従来例の断面図、第２図は同上の屋根
平面図、第３図は本考案の一実施例の断面図、第
４図及び第５図は同上の施工状態の分解斜視図、
第６図は同上の水切板の斜視図であり、１は水切
板、２は通気口、３は棟換気瓦、４は瓦換気口、
５は水止め堤である。
平面図、第３図は本考案の一実施例の断面図、第
４図及び第５図は同上の施工状態の分解斜視図、
第６図は同上の水切板の斜視図であり、１は水切
板、２は通気口、３は棟換気瓦、４は瓦換気口、
５は水止め堤である。
Claims (1)
- 屋根の降り棟部を跨いで配設された水切板に上
下に貫通する通気口を設け、水切板の上方に棟換
気瓦を棟長さ方向に接続し、棟換気瓦に通気口と
は棟長さ方向に位置をずらせて瓦換気口を設けた
換気棟構造であつて、上記水切板に降り棟の長さ
方向に対して略直交する方向の全巾に水止め堤を
設けて成る換気棟構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP845484U JPS60121032U (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 換気棟構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP845484U JPS60121032U (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 換気棟構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60121032U JPS60121032U (ja) | 1985-08-15 |
| JPH024183Y2 true JPH024183Y2 (ja) | 1990-01-31 |
Family
ID=30487753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP845484U Granted JPS60121032U (ja) | 1984-01-25 | 1984-01-25 | 換気棟構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60121032U (ja) |
-
1984
- 1984-01-25 JP JP845484U patent/JPS60121032U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60121032U (ja) | 1985-08-15 |
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