JPS6316745Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6316745Y2
JPS6316745Y2 JP6550783U JP6550783U JPS6316745Y2 JP S6316745 Y2 JPS6316745 Y2 JP S6316745Y2 JP 6550783 U JP6550783 U JP 6550783U JP 6550783 U JP6550783 U JP 6550783U JP S6316745 Y2 JPS6316745 Y2 JP S6316745Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
ridge
tile
rain
ventilation
covered
Prior art date
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Expired
Application number
JP6550783U
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English (en)
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JPS59171143U (ja
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Publication date
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Publication of JPS6316745Y2 publication Critical patent/JPS6316745Y2/ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、棟換気構造に関し、詳しくは換気通
路と通じて小屋裏に虫が侵入するのを防止しよう
とする技術に関する。
〔背景技術〕
従来、棟部において小屋裏の換気を行なうの
に、この換気通路を通つて虫が小屋裏に侵入する
という問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、合理的な構成により、外部から小屋
裏に虫が侵入するのを防止することができる棟換
気構造を提供することにある。
〔考案の開示〕
本考案は、棟の頂部において小屋裏aに連通す
る連通口14をへだてて葺設した屋根材7,7間
の上記連通口14をこれを跨ぐ雨切板10にて覆
い、雨切板10に上下に貫通する換気口1を設
け、雨切板10の上方を棟瓦16にて覆い、棟瓦
16に雨切板10の換気口1とは位置をずらせて
瓦換気口19を設けた棟換気構造において、上記
連通口14を屋根材7よりも下方に敷いた防虫網
2にて覆つて成る棟換気構造に係るものであり、
このように構成することによつて、上記目的を達
成できるに至つた。
以下本考案の実施例を図面に基いて詳述する。
棟軒方向に長いたる木4上に野地板5及びルー
フイング6を屋根全面にわたつて敷設し、これの
上に屋根材7を葺設してある。棟の頂部において
小屋裏aに連通する連通口14を屋根材7,7間
において形成してある。棟部において棟長さ方向
に長い棟棧8をパツキン付釘9にて固定してあ
る。雨切板10を両方の棟棧8,8間に架設し
て、雨切板10をねじ釘11にて棟棧8に固定
し、雨切板10にて連通口14を覆つてある。図
中12は捨水切板である。雨切板10には上下に
貫通する換気口1を形成してある。この換気口1
は連通口14とは位置をずらせてある。雨切板1
0上に棟長さ方向に間隔をへだてて略逆U字状の
支持金具15を上記ねじ釘11で棟棧8に取付け
てある。16は断面略U字状の棟瓦であつて、第
4図に示すように、長さ方向の一端部に接続凹所
17を形成してあり、他端部には接続凹所17に
入り込む接続部18を形成してある。棟瓦16に
は瓦換気口19を形成してあり、この互換気口1
9に目皿20を嵌め込んであり、すずめなどの鳥
が入り込むことがないようにしてある。そして瓦
換気口19に嵌め込んだ目皿20を支持金具15
にボルト21及びナツト22にて取付けること
で、棟瓦10を支持金具15に取付けてある。瓦
換気口19と換気口1とは棟長さ方向において位
置をずらせてあり、目皿20を通つた雨水が直接
雨切板10の換気口1に入り込むことがないよう
にしてある。又、目皿20には水切り邪魔板23
を垂下して、目皿20から入り込んだ雨水が換気
口1側に吹かれて飛散することがないようにして
ある。
そして、上記屋根材7は波付けを行なつた波板
瓦7aを使用するのであり、この波板瓦7aと棟
棧8との間のすき間を第3図に示すような面戸3
にて埋めてある。屋根材7としては第5図に示す
ような平板瓦7bでもよい。
以上の構成において、ルーフイング6と屋根材
7との間に防虫網2を敷き、この防虫網2にて換
気口1を覆つてある。
このような構成によれば、換気通路を通つて外
部から虫が侵入するのを防止できるのは勿論、第
1図に示す波板瓦7aの山部の裏面の中空部bを
通つて虫が小屋裏に侵入することも防止できるの
である。そして、防虫網2は内部に設けてある
故、外部から損傷されることもない。なお、防虫
網2としては8〜35メツシユが好適である。すな
わち8メツシユより粗くなると虫が侵入しやす
く、又、35メツシユより細かくなると、ほこり等
で目詰りして換気の通気抵抗が大きくなるもので
ある。
〔考案の効果〕
以上要するに本考案は、小屋裏に連通する連通
口を屋根材よりも下方に敷いた防虫網にて覆つて
あるので、平板瓦の場合は勿論、たとえ屋根材と
して波板瓦を使用する場合にも、この波板瓦より
も下に防虫網がある故、波板瓦の中空となつた山
部裏面を通つて虫が伝い込んでも虫が小屋裏に侵
入するのを防止することができるという利点があ
る。そのうえ防虫網は内部に設ける故、外部から
損傷されることもなく、かつ施工も容易であると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
同上の一部省略した分解斜視図、第3図は同上の
波形の屋根材と棟棧との関係を示す斜視図、第4
図は同上の棟長さ方向に沿う方向の断面図、第5
図は同上の他の実施例の断面図であり、1は換気
口、2は防虫網、7は屋根材、10は雨切板、1
4は連通口、16は棟瓦、19は互換気口、aは
小屋裏である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棟の頂部において小屋裏に連通する連通口をへ
    だてて葺設した屋根材間の上記連通口をこれを跨
    ぐ雨切板にて覆い、雨切板に上下に貫通する換気
    口を設け、雨切板の上方を棟瓦にて覆い、棟瓦に
    雨切板の換気口とは位置をずらせて瓦換気口を設
    けた棟換気構造において、上記連通口を屋根材よ
    りも下方に敷いた防虫網にて覆つて成る棟換気構
    造。
JP6550783U 1983-04-30 1983-04-30 棟換気構造 Granted JPS59171143U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6550783U JPS59171143U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 棟換気構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP6550783U JPS59171143U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 棟換気構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59171143U JPS59171143U (ja) 1984-11-15
JPS6316745Y2 true JPS6316745Y2 (ja) 1988-05-12

Family

ID=30195707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6550783U Granted JPS59171143U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 棟換気構造

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JP (1) JPS59171143U (ja)

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JPS59171143U (ja) 1984-11-15

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