JPH0241678Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0241678Y2 JPH0241678Y2 JP1981077174U JP7717481U JPH0241678Y2 JP H0241678 Y2 JPH0241678 Y2 JP H0241678Y2 JP 1981077174 U JP1981077174 U JP 1981077174U JP 7717481 U JP7717481 U JP 7717481U JP H0241678 Y2 JPH0241678 Y2 JP H0241678Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil bobbin
- shaped yoke
- plunger
- yoke
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 28
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 28
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、車両の警報装置等に用いられるチヤ
イムに関するものである。
イムに関するものである。
従来、この種チヤイムは第1図に示す如く、コ
字状ヨーク1にコイルボビン2を挟み込んでヨー
ク1とコイルボビン2とを仮固定した後、ベース
3にヨーク1を固定することで三者を一体化する
構造であつた。この場合、ヨーク1とコイルボビ
ン2のプランジヤ6の挿入孔4,5は、ヨーク1
とコイルボビン2の仮固定の際位置合わせをされ
るが、その後ヨーク1をベース3に固定する迄の
間に位置ずれを起こし、その状態でヨーク1とコ
イルボビン2とベース3とが一体化されてしま
い、後でプランジヤ6を組付ける際、プランジヤ
6の挿入孔4,5への挿入に支障を生じることが
あり、位置合わせの修正工程を追加しなければな
らなかつた。この様な不具合を改善したものとし
て、実公昭52−38933号で示されたチヤイムが知
られている。このものは、コイルボビンの筒部を
鍔より外側に延出し、その突出部分の外周にヨー
クのプランジヤ挿入孔を嵌合させたものである。
この構造によれば、プランジヤと対向するのはコ
イルボビンのプランジヤ挿入孔のみであり、プラ
ンジヤのコイルボビンへの挿入をヨークが邪魔す
ることはないが、その為に、2片のヨークを用い
てコイルボビン両端の鍔を挟み込まねばならず、
ヨーク等のベースへの固定前に2片のヨークを一
体に固定するかしめ工程を要する。しかも、ヨー
クのプランジヤ挿入孔の内周面とプランジヤとの
間には、非磁性体であるコイルボビンの突出部分
が介在する為磁路の妨げとなり、チヤイムの特性
を落とし、結果的にコイルの巻回数を増加させる
等の手段で、チヤイムが大型化するという問題が
あつた。
字状ヨーク1にコイルボビン2を挟み込んでヨー
ク1とコイルボビン2とを仮固定した後、ベース
3にヨーク1を固定することで三者を一体化する
構造であつた。この場合、ヨーク1とコイルボビ
ン2のプランジヤ6の挿入孔4,5は、ヨーク1
とコイルボビン2の仮固定の際位置合わせをされ
るが、その後ヨーク1をベース3に固定する迄の
間に位置ずれを起こし、その状態でヨーク1とコ
イルボビン2とベース3とが一体化されてしま
い、後でプランジヤ6を組付ける際、プランジヤ
6の挿入孔4,5への挿入に支障を生じることが
あり、位置合わせの修正工程を追加しなければな
らなかつた。この様な不具合を改善したものとし
て、実公昭52−38933号で示されたチヤイムが知
られている。このものは、コイルボビンの筒部を
鍔より外側に延出し、その突出部分の外周にヨー
クのプランジヤ挿入孔を嵌合させたものである。
この構造によれば、プランジヤと対向するのはコ
イルボビンのプランジヤ挿入孔のみであり、プラ
ンジヤのコイルボビンへの挿入をヨークが邪魔す
ることはないが、その為に、2片のヨークを用い
てコイルボビン両端の鍔を挟み込まねばならず、
ヨーク等のベースへの固定前に2片のヨークを一
体に固定するかしめ工程を要する。しかも、ヨー
クのプランジヤ挿入孔の内周面とプランジヤとの
間には、非磁性体であるコイルボビンの突出部分
が介在する為磁路の妨げとなり、チヤイムの特性
を落とし、結果的にコイルの巻回数を増加させる
等の手段で、チヤイムが大型化するという問題が
あつた。
本考案は、上記の不具合に鑑みなされたもの
で、樹脂で成形され角形の鍔を有するコイルボビ
ンと、該コイルボビンの前記鍔を挟み込むように
前記コイルボビンに係合されたコ字状ヨークと、
該コ字状ヨークの開放側が固定されたベースと、
前記コイルボビンと前記コ字状ヨークに設けられ
プランジヤが挿入される略同径の挿入孔とを有す
るチヤイムにおいて、前記コイルボビンの鍔には
前記コイルボビンに巻装されたコイルの巻線径よ
り外側の角部に複数の突起を一体に設け、又前記
コ字状ヨークには前記突起に嵌合する凹部を設
け、前記コイルボビンの突起と前記コ字状ヨーク
の凹部を嵌合し、前記コイルボビンの挿入孔と前
記コ字状ヨークの挿入孔を一致させると共に、前
記コ字状ヨークの挿入孔の内周面を前記プランジ
ヤに直接対向させ、チヤイムの特性を落とすこと
なく組付性の改善をはかつたものである。
で、樹脂で成形され角形の鍔を有するコイルボビ
ンと、該コイルボビンの前記鍔を挟み込むように
前記コイルボビンに係合されたコ字状ヨークと、
該コ字状ヨークの開放側が固定されたベースと、
前記コイルボビンと前記コ字状ヨークに設けられ
プランジヤが挿入される略同径の挿入孔とを有す
るチヤイムにおいて、前記コイルボビンの鍔には
前記コイルボビンに巻装されたコイルの巻線径よ
り外側の角部に複数の突起を一体に設け、又前記
コ字状ヨークには前記突起に嵌合する凹部を設
け、前記コイルボビンの突起と前記コ字状ヨーク
の凹部を嵌合し、前記コイルボビンの挿入孔と前
記コ字状ヨークの挿入孔を一致させると共に、前
記コ字状ヨークの挿入孔の内周面を前記プランジ
ヤに直接対向させ、チヤイムの特性を落とすこと
なく組付性の改善をはかつたものである。
次に、本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
第2図イにおいて、11は樹脂で成形されたコ
イルボビンで、その両端に角形の鍔12を有し、
両鍔12間にコイルが巻装されている。コイルボ
ビン11の中心にはプランジヤ6が挿入される挿
入孔5が貫通している。又、鍔12にはコイルの
巻線径より外側であつて角形鍔12の二つの角
に、それぞれ突起13,13が一体に形成されて
いる。14はコ字状ヨークで、コイルボビン11
の鍔12,12を挟み込んでおり、コイルボビン
11の突起13,13に対応する位置に凹部1
5,15を有し、突起13,13に嵌合してい
る。又、コイルボビン11のプランジヤ挿入孔5
に対応する位置にも、プランジヤ挿入孔5と略同
径のプランジヤ挿入孔4が設けられており、その
内周面がプランジヤ6に直接対向する。3は図示
しない発音板が振動可能に支持されるベースで、
コ字状ヨークの開放側が固定される。
イルボビンで、その両端に角形の鍔12を有し、
両鍔12間にコイルが巻装されている。コイルボ
ビン11の中心にはプランジヤ6が挿入される挿
入孔5が貫通している。又、鍔12にはコイルの
巻線径より外側であつて角形鍔12の二つの角
に、それぞれ突起13,13が一体に形成されて
いる。14はコ字状ヨークで、コイルボビン11
の鍔12,12を挟み込んでおり、コイルボビン
11の突起13,13に対応する位置に凹部1
5,15を有し、突起13,13に嵌合してい
る。又、コイルボビン11のプランジヤ挿入孔5
に対応する位置にも、プランジヤ挿入孔5と略同
径のプランジヤ挿入孔4が設けられており、その
内周面がプランジヤ6に直接対向する。3は図示
しない発音板が振動可能に支持されるベースで、
コ字状ヨークの開放側が固定される。
この様なチヤイムの組付に就いては、前述のコ
字状ヨークを用いた従来例と同様、コ字状ヨーク
14でコイルボビン11の鍔12,12を挟み込
んで、コ字状ヨーク14とコイルボビン11を仮
固定した後、コ字状ヨーク14の開放側をベース
3に固定し、コ字状ヨーク14、コイルボビン1
1、ベース3の三者を一体化する。プランジヤ挿
入孔4,5の位置合わせは、コ字状ヨーク14と
コイルボビン11の仮固定の際行われるが、この
時組込み初期に突起13はコ字状ヨーク14の内
面で押され、突起13のある鍔12の角部をたわ
ませ、その後突起13,13の位置がコ字状ヨー
ク14の凹部15,15の位置にくると、突起1
3,13は鍔12の角部の弾性で凹部15,15
に第2図ロに示す如く嵌合することになり、突起
13,13と凹部15,15が嵌合する位置で、
コ字状ヨーク14とコイルボビン11のプランジ
ヤ挿入孔4と5が一致することになる。そして、
コ字状ヨーク14をベース3に固定する迄の間に
多少の衝撃が加えられても、突起13,13と凹
部15,15とが嵌合しており、プランジヤ挿入
孔4と5が位置ずれを起こすことはなく、その後
のプランジヤ6の挿入に何ら支障はない。
字状ヨークを用いた従来例と同様、コ字状ヨーク
14でコイルボビン11の鍔12,12を挟み込
んで、コ字状ヨーク14とコイルボビン11を仮
固定した後、コ字状ヨーク14の開放側をベース
3に固定し、コ字状ヨーク14、コイルボビン1
1、ベース3の三者を一体化する。プランジヤ挿
入孔4,5の位置合わせは、コ字状ヨーク14と
コイルボビン11の仮固定の際行われるが、この
時組込み初期に突起13はコ字状ヨーク14の内
面で押され、突起13のある鍔12の角部をたわ
ませ、その後突起13,13の位置がコ字状ヨー
ク14の凹部15,15の位置にくると、突起1
3,13は鍔12の角部の弾性で凹部15,15
に第2図ロに示す如く嵌合することになり、突起
13,13と凹部15,15が嵌合する位置で、
コ字状ヨーク14とコイルボビン11のプランジ
ヤ挿入孔4と5が一致することになる。そして、
コ字状ヨーク14をベース3に固定する迄の間に
多少の衝撃が加えられても、突起13,13と凹
部15,15とが嵌合しており、プランジヤ挿入
孔4と5が位置ずれを起こすことはなく、その後
のプランジヤ6の挿入に何ら支障はない。
この様に、コイルボビン11の角形鍔12であ
つてコイル巻線径より外側の角部に突起13,1
3を設け、この突起13,13とコ字状ヨーク1
4の凹部15,15を嵌合してプランジヤ挿入孔
4,5を一致させ、又その状態を保持する様にし
たので、プランジヤ挿入孔4,5の位置合わせ修
正工程を無くすことができ、組付性を高めること
ができる。しかも、プランジヤ6とヨーク14の
プランジヤ挿入孔4の内周面は直接対向するの
で、チヤイムの特性が落ちることもない。更に、
突起13,13は角形の鍔12であつてコイル巻
線径より外側の角部に設けるので、コ字状ヨーク
14でコイルボビン11を挟み込む時の鍔12に
たわみを得る為に、鍔12を大きくする必要はな
く、チヤイムも大型化しない。
つてコイル巻線径より外側の角部に突起13,1
3を設け、この突起13,13とコ字状ヨーク1
4の凹部15,15を嵌合してプランジヤ挿入孔
4,5を一致させ、又その状態を保持する様にし
たので、プランジヤ挿入孔4,5の位置合わせ修
正工程を無くすことができ、組付性を高めること
ができる。しかも、プランジヤ6とヨーク14の
プランジヤ挿入孔4の内周面は直接対向するの
で、チヤイムの特性が落ちることもない。更に、
突起13,13は角形の鍔12であつてコイル巻
線径より外側の角部に設けるので、コ字状ヨーク
14でコイルボビン11を挟み込む時の鍔12に
たわみを得る為に、鍔12を大きくする必要はな
く、チヤイムも大型化しない。
以上の通り本考案によれば、コイルボビンの角
形の鍔12の角部に複数の突起を設け、この突起
とコ字状ヨークの凹部を嵌合して、コイルボビン
とコ字状ヨークのプランジヤ挿入孔を一致させる
と共に、プランジヤとヨークのプランジヤ挿入孔
の内周面を直接対向させたので、チヤイムの特性
を落とすことなく、組付性が非常に良くなり、又
大型化しないという格別なる効果を有する。
形の鍔12の角部に複数の突起を設け、この突起
とコ字状ヨークの凹部を嵌合して、コイルボビン
とコ字状ヨークのプランジヤ挿入孔を一致させる
と共に、プランジヤとヨークのプランジヤ挿入孔
の内周面を直接対向させたので、チヤイムの特性
を落とすことなく、組付性が非常に良くなり、又
大型化しないという格別なる効果を有する。
第1図は、従来におけるチヤイムのヨークとコ
イルボビンの組付け構造説明図。第2図イ,ロ
は、本考案に係るチヤイムの組付け構造説明図。 1……コ字状ヨーク、2……コイルボビン、3
……ベース、4,5……プランジヤの挿入孔、6
……プランジヤ、11……コイルボビン、12…
…鍔、13……突起、14……コ字状ヨーク、1
5……凹部。
イルボビンの組付け構造説明図。第2図イ,ロ
は、本考案に係るチヤイムの組付け構造説明図。 1……コ字状ヨーク、2……コイルボビン、3
……ベース、4,5……プランジヤの挿入孔、6
……プランジヤ、11……コイルボビン、12…
…鍔、13……突起、14……コ字状ヨーク、1
5……凹部。
Claims (1)
- 樹脂で成形され角形の鍔を有するコイルボビン
と、該コイルボビンの前記鍔を挟み込むよに前記
コイルボビンに係合されたコ字状ヨークと、該コ
字状ヨークの開放側が固定されたベースと、前記
コイルボビンと前記コ字状ヨークに設けられプラ
ンジヤが挿入される略同径の挿入孔とを有するチ
ヤイムにおいて、前記コイルボビンの鍔には前記
コイルボビンに巻装されたコイルの巻線径より外
側の角部に複数の突起を一体に設け、又前記コ字
状ヨークには前突起に嵌合する凹部を設け、前記
コイルボビンの突起と前記コ字状ヨークの凹部を
嵌合し、前記コイルボビンの挿入孔と前記コ字状
ヨークの挿入孔を一致させると共に、前記コ字状
ヨークの挿入孔の内周面を前記プランジヤに直接
対向させたことを特徴とするチヤイム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981077174U JPH0241678Y2 (ja) | 1981-05-27 | 1981-05-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981077174U JPH0241678Y2 (ja) | 1981-05-27 | 1981-05-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57190599U JPS57190599U (ja) | 1982-12-03 |
JPH0241678Y2 true JPH0241678Y2 (ja) | 1990-11-06 |
Family
ID=29872834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981077174U Expired JPH0241678Y2 (ja) | 1981-05-27 | 1981-05-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0241678Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5238933U (ja) * | 1975-09-12 | 1977-03-18 |
-
1981
- 1981-05-27 JP JP1981077174U patent/JPH0241678Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5238933U (ja) * | 1975-09-12 | 1977-03-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57190599U (ja) | 1982-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0241678Y2 (ja) | ||
JPH11204343A (ja) | リアクトル | |
JPH08275414A (ja) | 誘導電動機の固定子 | |
JPH025670Y2 (ja) | ||
JPH039297Y2 (ja) | ||
JPH0246018Y2 (ja) | ||
JP2567112Y2 (ja) | 偏平モータのスリット円板固定構造 | |
JP2607663Y2 (ja) | 近接スイッチ用検知コイル | |
JP2605700Y2 (ja) | フライバックトランス | |
JPH1079235A (ja) | 偏向ヨーク | |
JPS59167933A (ja) | 電磁リレ− | |
JP2569628Y2 (ja) | 可飽和リアクタ | |
JPS5843768Y2 (ja) | 電磁石 | |
JPH0729563Y2 (ja) | マグネトロン | |
JP2603579Y2 (ja) | 発音体ブロック | |
JPH0432867Y2 (ja) | ||
JP3772406B2 (ja) | 動電型電気音響変換器用磁気回路の組立方法及びこれに用いるゲージ | |
JPH0517862Y2 (ja) | ||
JPH0622973Y2 (ja) | エンジンの点火コイル | |
JP2781806B2 (ja) | コアホルダー | |
JPH047552Y2 (ja) | ||
JP3360853B2 (ja) | 小型プランジャ | |
JPH08182230A (ja) | 直流電動機の固定子構造 | |
JPH0627937Y2 (ja) | エンジンの点火コイル | |
KR200158848Y1 (ko) | 모터의고정자코어 |