JPH1079235A - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

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Publication number
JPH1079235A
JPH1079235A JP23313596A JP23313596A JPH1079235A JP H1079235 A JPH1079235 A JP H1079235A JP 23313596 A JP23313596 A JP 23313596A JP 23313596 A JP23313596 A JP 23313596A JP H1079235 A JPH1079235 A JP H1079235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deflection coil
vertical deflection
insulating frame
coil
yoke
Prior art date
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Pending
Application number
JP23313596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Yoshikawa
芳男 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Media Electronics Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Media Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Media Electronics Co Ltd filed Critical Hitachi Media Electronics Co Ltd
Priority to JP23313596A priority Critical patent/JPH1079235A/ja
Publication of JPH1079235A publication Critical patent/JPH1079235A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 垂直偏向コイルを絶縁枠に正確に保持できる
偏向ヨークを得る。 【解決手段】 弾性のある鍔部1a,1bと、この鍔部
1a,1bに形成した嵌合爪1c,1dを利用して垂直
偏向コイル3を絶縁枠1に保持することで、垂直偏向コ
イル3を絶縁枠1の正確な位置に、がたなく組み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機やディスプレイ装置等に装着される偏向ヨークに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の偏向ヨークを図5に示す。偏向ヨ
ークの水平偏向コイルと垂直偏向コイル3とを分離する
ために、絶縁枠1が使用されている。そしてこの絶縁枠
1に2つの鞍型状の垂直偏向コイル3を対向して組み込
み、テープ4等で固定し、さらにコア5を組み込み、接
着剤等で固定することで偏向ヨークが完成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、2つの垂直
偏向コイル3を組み、テープ4等で固定するとき、垂直
偏向コイル3が絶縁枠1に保持されてないため垂直偏向
コイル3が動き、正確な位置に組み込み固定できない。
このため、偏向ヨークの性能劣化、特にコンバーゼンス
等に悪影響を及ぼす。このように、偏向ヨークにとって
垂直偏向コイルを正確に組み込み固定することは非常に
重要である。
【0004】また、実公平7−47788号公報に示さ
れるように、絶縁枠を2分割し、その分割部位にそれぞ
れギャップ部材を設け、垂直偏向コイルの側縁を絶縁枠
とギャップ部材との間で挟み込んで支持する構造が提案
されている。しかしこの構造では、挟み込みだけのた
め、コアの組み込みまでに垂直偏向コイルが組み込み方
向とは逆方向にずれてしまい、偏向ヨークの性能劣化、
特にコンバーゼンス等に悪影響を及ぼすという、従来と
同様の問題点を有している。
【0005】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、垂直偏向コイルを絶縁枠に正確に位置保持
でき、信頼性の高い偏向ヨークを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、絶縁枠に垂
直偏向コイルを狭持する弾性のある鍔部を設け、この鍔
部と、鍔部に設けた嵌合爪によりこの垂直偏向コイルを
保持することにより達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は前述のように、弾性のあ
る鍔部と、この鍔部に形成した嵌合爪を利用して垂直偏
向コイルを絶縁枠に保持するようにしたので、垂直偏向
コイルは絶縁枠の正確な位置にがたなく組み込むことが
でき、偏向ヨークの特性のばらつきが減少し、生産性が
大幅に向上する。
【0008】また、垂直偏向コイルの成形部側に絶縁枠
から弾性のある外径リブを設けることにより、より正確
に垂直偏向コイルを絶縁枠に保持することができ、信頼
性の高い偏向ヨークを提供することができる。
【0009】以下、本発明の実施の形態を図1から図4
により詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態の
偏向ヨークをコイル及びコアを取り外した状態で示す斜
視図、図2は垂直偏向コイルの概略図、図3は垂直偏向
コイルの断面と垂直偏向コイルの高さのばらつきを吸収
するため、絶縁枠の開口側鍔部に勾配を設けた状態を示
す断面図、図4は水平偏向イコル、垂直偏向コイルを絶
縁枠に組み込んだ状態を示す断面図である。
【0010】図1ならびに図3に示すように、垂直偏向
コイル3(図示せず)のZ方向の位置を規制するため、
絶縁枠1の外周に開口側鍔部1aとネック側鍔部1bを
対向して設ける。また図3に示すように、開口側鍔部1
aの内周側が薄く、外周側が除々に厚くなるように開口
側鍔部1aに勾配を設けて、垂直偏向コイル3の高さの
ばらつきを吸収するようになっている。この勾配は開口
側鍔部1aの全面に設けても、また一部分に設けてもよ
い。また勾配を設けて、あるいは勾配を設けないで開口
側鍔部1aやネック側鍔部1bに切り込みを入れて弾性
をもたせてもよい。
【0011】次に、垂直偏向コイル3のX方向の位置を
規制をするため、前記開口側鍔部1aとネック側鍔部1
bの外周端にそれぞれ嵌合爪1c,1dを設け、さらに
垂直偏向コイル3の成形側の面3c(図2参照)を規定
の位置に取り付けるためのリブ1f,1f′を設ける。
【0012】このリブ1f,1f′は1本のリブとして
つながっていても良いし、垂直偏向コイル3の成形側の
面3c(図2参照)が直線でない場合、その寸法に合わ
せてリブ1f,1f′の寸法を決定する。
【0013】図2で示す垂直偏向コイル3の開口側フリ
ンジ3aの寸法La(成形面3cからの寸法)、ネック
部側フリンジ3bの寸法Lb(成形面3cからの寸法)
のばらつきの最小寸法で絶縁枠1の嵌合爪1c−リブ1
f′間、嵌合爪1d−リブ1f間の寸法を決める。こう
することで垂直偏向コイル3のフリンジ3a,3bのば
らつきの最大寸法でも鍔部1a,1bの弾性によりがた
なく組み込むことができる。
【0014】特に、垂直偏向コイル3のフリンジ寸法L
a,Lbはコイル成形するため、ばらつきは非常に小さ
く無視できる程度である。なお、嵌合爪1cとリブ1f
とリブ1f′の3点止めができるため、絶縁枠1のネッ
ク側嵌合爪1dはなくても良好な組み込みができる。ま
た垂直偏向コイル3の成形側の面3cどうしを合わせる
場合は、リブ1f,1f′は不要である。
【0015】垂直偏向コイル3のY方向の規制は、垂直
偏向コイル3の内径と絶縁枠1の外径にばらつきがある
ため、絶縁枠1の径方向外側に突出した外径リブ1e,
1e′を設け、これによって垂直偏向コイル3の内径の
ばらつきを吸収する。
【0016】この外径リブ1e,1e′は図4に示すよ
うに、絶縁枠1の合わせ目で、かつ水平偏向コイル2の
窓部で、コイル部がなく弾性が十分ある個所に形成され
る。こうすることで、垂直偏向コイル3の内径のばらつ
きを吸収し、がたなく垂直偏向コイル3を組み込むこと
ができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の偏向ヨー
クによれば、弾性のある鍔部と、この鍔部に形成した嵌
合爪を利用して垂直偏向コイルを絶縁枠に保持するよう
にしたので、垂直偏向コイルは絶縁枠の正確な位置にが
たなく組み込むことができ、偏向ヨークの特性のばらつ
きが減少し、生産性が大幅に向上する。
【0018】また、垂直偏向コイルの成形部側に絶縁枠
から弾性のある外径リブを設けることにより、より正確
に垂直偏向コイルを絶縁枠に保持することができ、信頼
性の高い偏向ヨークを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る偏向ヨークの絶縁
枠の斜視図である。
【図2】鞍型状の垂直偏向コイルの斜視図である。
【図3】垂直偏向コイルと絶縁枠の寸法関係を示す断面
図である。
【図4】絶縁枠の内径リブの一例を示す断面図である。
【図5】従来の偏向ヨークのコアを一部取り外した状態
の斜視図である。
【符号の説明】
1 二分割絶縁枠 1a 開口側鍔部 1b ネック側鍔部 1c 開口側嵌合爪 1d ネック側嵌合爪 1e,1e′ 外径リブ 1f,1f′ リブ 2 水平偏向コイル 3 垂直偏向コイル 3a 開口側フリンジ 3b ネック側フリンジ 3c 成形面 3d 窓部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平偏向コイルと垂直偏向コイル及びこ
    の2つのコイルを分離する絶縁枠を備えた偏向ヨークに
    おいて、一対の弾性のある鍔部と両鍔部にそれぞれ設け
    た嵌合爪を有する絶縁枠に、鞍型状の垂直偏向コイルが
    保持されていることを特徴とする偏向ヨーク。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記垂直偏向コ
    イルは、前記鍔部と垂直偏向コイル開口部側鍔部また
    は、ネック側鍔部に設けた嵌合爪により保持されている
    ことを特徴とする偏向ヨーク。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、前記垂直偏向コ
    イルの成形部側に絶縁枠から弾性のある外径リブを設け
    て、前記垂直偏向コイルを規定の位置に保持できるよう
    にしていることを特徴とする偏向ヨーク。
JP23313596A 1996-09-03 1996-09-03 偏向ヨーク Pending JPH1079235A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23313596A JPH1079235A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 偏向ヨーク

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JP23313596A JPH1079235A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 偏向ヨーク

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Publication Number Publication Date
JPH1079235A true JPH1079235A (ja) 1998-03-24

Family

ID=16950289

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JP23313596A Pending JPH1079235A (ja) 1996-09-03 1996-09-03 偏向ヨーク

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JP (1) JPH1079235A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100376997B1 (ko) * 2000-06-30 2003-03-26 삼성전기주식회사 편향 요크용 수직 코일 고정 구조
KR20030054850A (ko) * 2001-12-26 2003-07-02 삼성전기주식회사 편향 요크
KR100410949B1 (ko) * 2001-07-26 2003-12-18 삼성전기주식회사 편향 요크
KR20040009386A (ko) * 2002-07-23 2004-01-31 삼성전기주식회사 편향 요크의 코일 세퍼레이터

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KR100376997B1 (ko) * 2000-06-30 2003-03-26 삼성전기주식회사 편향 요크용 수직 코일 고정 구조
KR100410949B1 (ko) * 2001-07-26 2003-12-18 삼성전기주식회사 편향 요크
KR20030054850A (ko) * 2001-12-26 2003-07-02 삼성전기주식회사 편향 요크
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