JPH0515714Y2 - - Google Patents

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JPH0515714Y2
JPH0515714Y2 JP1986065574U JP6557486U JPH0515714Y2 JP H0515714 Y2 JPH0515714 Y2 JP H0515714Y2 JP 1986065574 U JP1986065574 U JP 1986065574U JP 6557486 U JP6557486 U JP 6557486U JP H0515714 Y2 JPH0515714 Y2 JP H0515714Y2
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JP
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coil
piece
coil separator
magnetic
separator
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はカラーテレビジヨン受像機に使用され
る偏向ヨークに関するものである。
(ロ) 従来の技術 インラインカラー受像管と共に使用する偏向ヨ
ークは一般に水平偏向コイルを保持するコイルセ
パレータと垂直偏向コイルの間に磁性体片を配し
て左右糸巻歪を補正している。磁性体片の取付位
置は糸巻歪の補正量コンバーゼンス、及びピユリ
テイーに大きく影響するため、正確に取付ける必
要がある。
従来、上記磁性体片の取付けは実公昭60−
10268号公報等の方法で行なわれていた。即ち第
6図に示す如く、一対のコイルセパレータ1,1
の接合部に夫々、突起1a,1a……を設け、一
方、磁性体片2の本体部両端には先端に凹形の切
欠き2aをもつた突出片2bを磁性体片2の本体
部と略直角にして設ける。この磁性体片2の切欠
き2aの幅を前記コイルセパレータ1,1の突起
1a,1a同志を重ね合せた幅と略同じにして、
磁性体片2の切欠き2aを突起1a,1aにそれ
ぞれ装着する。更に磁性体片2とコイルセパレー
タ1,1とを粘着テープ(図示省略)で貼付し固
定する。しかしながらこの場合コイルセパレータ
周面の法線方向に対する位置決め精度が低いとい
う欠点があつた。
また、磁性体片はコイルセパレータ外周に装着
される垂直偏向コイルに近接して配置されるため
垂直偏向磁界による磁性体片の振動音が発生す
る。
これは、従来、コイルセパレータ周面の曲率半
径と磁性体片の曲率半径を同じとしているため、
コイルセパレータ及び磁性体片の製造上のバラツ
キにより磁性体片の両端2c,2cとコイルセパ
レータ間にすき間が生じることがあるからであ
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上述の点に鑑み為されたものであり、
磁性体片の取付けが簡単で且つ取付け精度が高
く、更に磁性体片の振動音の発生を防止する偏向
ヨークを提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は水平及び垂直偏向コイルを絶縁するコ
イルセパレータと、このコイルセパレータに設け
られた略L字状の突起と、前記コイルセパレータ
周面の曲率半径よりも小さい曲率半径の曲面を有
し、前記突起と嵌合して取付けられる磁性体片と
を具備してなる。
(ホ) 作用 上述の手段により磁性体片の中央が突起により
係止され、磁性体片の両端部がコイルセパレータ
周面に確実に接触する。
(ヘ) 実施例 以下、図面に従い本考案の一実施例を説明す
る。第1図は本実施例における磁性体片及びコイ
ルセパレータの要部斜視図である。コイルセパレ
ータ3,3の接合部には互いに対向する位置にL
字状の突起3a,3aが設けられている。このコ
イルセパレータには更に、接合部に対向して凹所
3b,3bが形成されている。
一方、磁性体片4には中央付近に切欠き4aが
形成されると共にその曲率半径は前記コイルセパ
レータの外周の曲率半径よりも小さくされてお
り、両者の曲率差は中央部で1〜3mmのすき間が
生ずる程度である。
尚、前記凹所は前記磁性体片の外形と略同一形
状であり、その部分の肉厚は他の部分が1〜1.5
mm程度であるのに対して0.5〜0.7mm程度である。
また、磁性体片4は厚さ0.5mm程度の高透磁率
を有する硅素鋼板を打ち抜き成型したものであ
る。
上述の磁性体片を取付ける際は、まず、磁性体
片4の両端4b,4bをコイルセパレータ3の拡
大部方向からスライドせしめて、前記凹所3b,
3b内に挿入する。そして、磁性体片4の中央を
押圧して若干弾性変形せしめた状態で切欠き4a
と突起3a,3aとを弾性的に係合せしめる。こ
の状態で第2図に示す如く磁性体片4は凹所3
b,3b内に完全に装着され、コイルセパレータ
3,3周面より外方には突出しない。そして、磁
性体片4は凹所3b,3bの側壁及び突起により
周面方向及び法線方向において正確に位置決めさ
れる。
次に第3図及び第4図に磁性体片の他の実施例
について説明する。
第3図及び第4図の磁性体片4は切欠き部4a
の付近に磁性体片の一部を外方へ折り曲げて弾性
を有する折曲部4cを形成している。
よつて、コイルセパレータ3,3の突起3a,
3aに係合する際に、前記弾性により確実に係止
される。
また、第5図に示す如く、コイルセパレータ
3,3の突起3a,3aに図示の如くその先端に
突部3c,3cを形成しておくと、より確実に弾
性体片4を係止することができる。
更に、第2図の様に装着された磁性体片4の上
から粘着テープを貼着すれば、完全に固定され
る。
(ト) 考案の効果 上述の如く本考案に依れば、磁性体片のコイル
セパレータへの取付けが簡単で且つ取付け精度が
高くなる。
また、磁性体片の端部がコイルセパレータから
浮き上がらないため、垂直偏向磁界による磁性体
片の振動音を減少することができる。
また、磁性体片をコイルセパレータの凹所内に
装着することにより垂直偏向コイルから遠ざける
ことができ、更に前記振動音を減少できると共に
電子ビームに近づくため補正効果が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における偏向ヨーク
の要部斜視図、第2図は、コイルセパレータの側
面図、第3図及び第4図は夫々、磁性体片の他の
実施例を示す斜視図、第5図は突起の他の実施例
を示す斜視図、第6図は従来の偏向ヨークの要部
斜視図である。 1,3……コイルセパレータ、1a,3a……
突起、3b……凹所、3c……突部、2,4……
磁性体片、2a,4a……切欠き、4c……折曲
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平偏向コイルと垂直偏向コイルとを絶縁する
    コイルセパレータと、このコイルセパレータの
    各々の接合部に各々外方に突出して対向するよう
    に設けられた略L字状の突起と、前記コイルセパ
    レータの接合部に対向して設けられた凹所と、前
    記コイルセパレータ周面の曲率半径よりも小さい
    曲率半径の曲面を有し、前記凹所内に配置される
    共に前記突起と嵌合して取付けられる磁性体片と
    を具備してなる偏向ヨーク。
JP1986065574U 1986-04-30 1986-04-30 Expired - Lifetime JPH0515714Y2 (ja)

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JP1986065574U JPH0515714Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JP1986065574U JPH0515714Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62176951U JPS62176951U (ja) 1987-11-10
JPH0515714Y2 true JPH0515714Y2 (ja) 1993-04-26

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6010268Y2 (ja) * 1980-03-31 1985-04-09 株式会社東芝 偏向ヨ−ク装置
JPS58182353U (ja) * 1982-05-31 1983-12-05 株式会社東芝 偏向ヨ−ク装置

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Publication number Publication date
JPS62176951U (ja) 1987-11-10

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