JPH0517862Y2 - - Google Patents

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JPH0517862Y2
JPH0517862Y2 JP1360688U JP1360688U JPH0517862Y2 JP H0517862 Y2 JPH0517862 Y2 JP H0517862Y2 JP 1360688 U JP1360688 U JP 1360688U JP 1360688 U JP1360688 U JP 1360688U JP H0517862 Y2 JPH0517862 Y2 JP H0517862Y2
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JP
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gap forming
legs
bobbin
coil
iron cores
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は自動車等の内燃機関用の閉磁路型点
火コイルに関する。
〈従来の技術〉 このような閉磁路型点火コイルは本出願人が提
案した実開昭58−111912号により公知であつて、
2次コイルを外に嵌合した1次コイルのボビンの
内周中に、閉磁路形成用の対の鉄心の夫々ギヤツ
プ形成脚を各端部から挿入すると共に、両ギヤツ
プ形成脚の端面間に絶縁質のスペーサを挟み、上
記両鉄心の夫々他方の接続脚の各端部を前記1次
コイルボビンの外で対向させ、両接続脚を溶接し
たり、絶縁質の二枚の当て板で挟み、ビスやかし
めリベツトで締付けて接続している。
〈考案が解決しようとする課題〉 第3図に少し誇張して示したように1次ボビン
1の内周と、閉磁路を構成する対の鉄心2と3
の、夫々1次ボビン1の内周に各端部から挿入
し、その端面間に絶縁質のスペーサ4で保たれた
ギヤツプを形成するギヤツプ形成脚2a並びに3
aの間にはクリアランス5があるため、そのクリ
アランスに基ずき両鉄心2と3の対向して接続す
べき接続脚2bと3bの端面がずれて喰違いを生
じ、その状態のまゝ両鉄心の接続脚同志を溶接等
で接続すると性能が低下する。このため、治具で
固定してずれを無くし、それから接続しなければ
ならないので、生産性が低下する。
〈課題を解決するための手段〉 そこで本考案は、1次ボビンの内周に各端部か
ら挿入する対の鉄心の各ギヤツプ形成脚の端面に
位置決め凹部を形成すると共に、前記スペーサに
は各ギヤツプ形成脚の端面の位置決め凹部に係合
する凸部を設けたことを特徴とする。
〈実施例〉 図示の実施例において、11は1次コイル、1
1′はそのボビン、12は2次コイル、13は合
成樹脂で成形した有底の絶縁ケース、14は上記
ケースの底に設けた筒部中にインサートモールド
で固定した高圧端子を示す。
点火コイルを組立てるには1次コイルのボビン
11′の一端部でケース13の底にある開口を塞
いで1次コイル11をケース内に立て、その外に
2次コイル12を嵌合し、2次コイルの高圧端を
高圧端子に接続すると共に、2次コイルの低圧端
と、1次コイルの巻始め端及び巻終り端を対の1
次端子(図示省略)に接続し、それからケース内
にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を注型して充
填、硬化させ、その絶縁樹脂層15中に1次、2
次両コイルを埋没、固定する。
そして、1次コイルのボビン11′中には各端
部から閉磁路を構成する対の鉄心16と17の各
ギヤツプ形成脚16aと17aを挿入し、該両脚
16aと17aの端面間に絶縁質のスペーサ18
によつてギヤツプを保つと共に、絶縁ケース13
の外で前記対の鉄心の接続脚16bと17bの端
面を対向させ、両接続脚16bと17bを絶縁質
の二枚の当て板19で挟んでビスや、かしめリベ
ツトなどにより締付けるか、溶接20して、接続
する。尚、1次ボビン11′の内周中に挿入した
ギヤツプ形成脚16aと17aは接着剤でボビン
の内周に固定する。
必要ならば、ケース13と鉄心16,17を合
成樹脂層21で被覆して外装する。
両鉄心のギヤツプ形成脚16aと17aの端面
には、本考案に則り、この実施例では三角形の位
置決め凹部22と23が形成してあり、又、スペ
ーサ18の両面には上記凹部22,23に対応し
た凸部24と25が設けてある。尚、このスペー
サ18はプラスチツクの成形品である。
従つて、例えば一方の鉄心のギヤツプ形成脚1
6aの端面に、凹部22と凸部24を係合させて
スペーサ18を接着し、両ギヤツプ形成脚16a
と17aを1次ボビンの内周に各端から挿入し、
他方の鉄心のギヤツプ形成脚17aの凹部23を
スペーサ18の凸部25に係合させる。これによ
り、両ギヤツプ形成脚16aと17aと1次ボビ
ンの内周の間にクリアランスがあつても両ギヤツ
プ形成脚の各端面はスペーサによつて正しく位置
決めされ、対向する接続脚16b,17bの端面
間にずれが生じない。
尚、位置決め用の凹部と凸部の形状は図示の実
施例の三角形に限定されず、半円形、三角形以外
の多角形等任意である。
〈考案の効果〉 このように本考案によれば対向接触する対の鉄
心の接続脚の端面間にずれが生じないので、両接
続脚を接続する際に治具で固定する工程が省け、
生産性の向上につながり、点火コイルのコストの
低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施した点火コイルの一実施
例の断面図、第2図は第1図のスペーサの斜視
図、第3図は従来の点火コイルの1次ボビンと、
鉄心の配置状態を示す説明図で、 図中、11は1次コイル、11′はそのボビン、
12は2次コイル、16と17は閉磁路を構成す
る対の鉄心、16aと17aはその各ギヤツプ形
成脚、16bと17bは同じく接続脚、18はス
ペーサ、22と23は凹部、24と25は凸部を
示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2次コイルを外に嵌合した1次コイルのボビン
    の内周中に、閉磁路形成用の対の鉄心の夫々ギヤ
    ツプ形成脚を各端部から挿入すると共に、両ギヤ
    ツプ形成脚の端面間に絶縁質のスペーサを挟み、
    上記両鉄心の夫々他方の接続脚の各端部を前記1
    次コイルボビンの外で対向接続した閉磁路型点火
    コイルにおいて、 上記対の鉄心の各ギヤツプ形成脚の端面に位置
    決め凹部を形成すると共に、前記スペーサには各
    ギヤツプ形成脚の端面の位置決め凹部に係合する
    凸部を設けたことを特徴とする閉磁路型点火コイ
    ル。
JP1360688U 1988-02-05 1988-02-05 Expired - Lifetime JPH0517862Y2 (ja)

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JPH01120313U JPH01120313U (ja) 1989-08-15
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