JPS58378Y2 - 内燃機関無接点点火装置用信号発電子 - Google Patents

内燃機関無接点点火装置用信号発電子

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JPS58378Y2
JPS58378Y2 JP3080577U JP3080577U JPS58378Y2 JP S58378 Y2 JPS58378 Y2 JP S58378Y2 JP 3080577 U JP3080577 U JP 3080577U JP 3080577 U JP3080577 U JP 3080577U JP S58378 Y2 JPS58378 Y2 JP S58378Y2
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JP
Japan
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winding
iron core
coil
signal generator
magnetic pole
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Expired
Application number
JP3080577U
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English (en)
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JPS53125809U (ja
Inventor
康夫 古舘
Original Assignee
国産電機株式会社
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Publication date
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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内燃機関と同期回転する磁石回転子と共働し
て内燃機関用無接点点火装置の点火位置を定めるための
信号を発生する信号発電子に関するものである。
従来のこの種の信号発電子として、第1図及び第2図に
示すようにE字形鉄心1′に信号発電コイル21及び2
2を巻装して両信号発電コイルを直列に接続したものが
ある。
この信号発電子を製造するに当っては、先ず、第3図に
示すようなE字形の鉄心1′の−・力のコイル巻装部1
4′に、第5図に示したような2つ割に形成された巻枠
3′を嵌着し、この巻枠3′にコイル導体4を巻回して
一方の信号発電コイル21を形成する。
この信号発電コイルを巻回する際にはその巻始め41を
鉄心1に半田付けしておく。
コイル21の巻回が終了した後鉄心1′の他力のコイル
巻装部15′に巻枠3′を嵌着し、この巻枠に他力の信
号発電コイル22を巻回してこのコイルの巻終り42に
リード線5を半田付けする。
次いで鉄心及び両信号発電コイルを金型内に配置し、両
信号発電コイル21及び22を覆うようにインジェクシ
ョンモールドにより樹脂によるモールド部6を形成する
上記のような信号発電子では、2個の信号発電コイルに
対してそれぞれ別個の巻枠を必要とするため部品点数が
増加するだけでなく、−力のコイルの巻回作業が終了し
た時点で巻回作業を中断して他方のコイルを巻回するた
めの巻枠を鉄心に嵌着しなければならず1作業が頻雑に
なって能率が低下する欠点があった。
また上記信号発電子においては、一般にリード線5が第
1図の紙面と平行な方向に導出され、モールド部6を形
成する際に用いる金型はこのリード線を挾むように上下
に2分割される。
そしてこの場合、射出後に射出口内に残るモールド材を
取除く必要があることから。
樹脂の射出力向は金型の合せ面にとられるのが普通であ
る。
したがって樹脂の射出力向は第1図の矢印IJ向となる
が、このような方向に樹脂を射出するとコイル21及び
22を直列接続するために巻枠3’、3’間を渡ってい
るコイル導体43(通常0.1φ程度)が射出圧(50
kg・d程度)で移動し切断されることがしばしばあっ
た。
そこで、モールド前に巻枠3’、3’間を渡っているコ
イル導体43をエポキシ樹脂等で埋込むことが行なわれ
ているが、この方法ではエポキシ樹脂の塗布に多くの時
間を要する上に塗布した後乾燥させるために多くの時間
を要し、能率が悪くなる欠点があった。
本考案の目的は、2つの信号発電コイルを接続する導体
の渡り部がモールド時に断線する虞れがなくしかもモー
ルド前に導体の断線を防ぐための面倒な処理を一切必要
としなけようにした内燃機関無接点点火装置用信号発電
子を提供することにある。
以下第6図乃至第10図によって本考案の信号発明の詳
細な説明する。
第6図は本考案の実施例を示したもので、図中1は磁石
回転子7に対向する3つの磁極部11゜12及び13を
有する鉄心で、この鉄心の磁極部相互間には2つのコイ
ル巻装部14及び15が設けられ、両端部には取付用の
ビスが挿入される穴16.16が設けられている。
また第7図に示したように中央の磁極部12は第3図の
場合とは異なり回転子と反対側にも突出するように形成
されている。
尚鉄心1は打抜きにより製作された鋼板を積層すること
により形成される。
鉄心1には第9図に示したような巻枠3が嵌着される。
この巻枠には3つの鍔部31乃至33が一体に設けられ
、これらの鍔部相互間には鉄心のコイル巻装部14及び
15の外周を取囲むコイル巻回部34及び35が形成さ
れている。
これらの鍔部のうち両端に位置する側力鍔部31及び3
3は鉄心1の磁極部11及び13の内側面に係接するよ
うに設けられ、中央鍔部32は中央磁極部12に相応す
る位置に設けられている。
中央鍔部32は中央磁極部12より幅広に形成され、こ
の中央鍔部32に設けられた孔36に中央磁極部12が
嵌合されている。
巻枠3は鉄心1が嵌合する孔37を有してその中心軸線
を含む平面で2つ割にされ、鉄心1に嵌着されている。
そして巻枠を鉄心に嵌着した状態で中央磁極部12の両
端12a及び12bが中央鍔部32から突出するように
なっている。
(第8図参照)巻枠の中央鍔部32の鉄心を取り巻く外
側面の一部には突出部32aが形成され、この突出部と
反対の側には略コの字形のリード線接続金具8がその一
部が露出するようにして埋設されている。
鉄心1に嵌着された巻枠3には信号発電コイル21及び
22が巻回される。
このコイルの巻回に当っては、コイル導体4の巻始め端
が巻枠の中央鍔部32から突出する中央磁極部12の端
部12bに半田付けされ、先ず一力のコイル巻回部34
に信号発電コイル21が巻回される。
この場合コイルの巻始め部は中央鍔部32の周面に沿っ
て鉄心の中央磁極部12まで導びかれるため鍔部周面に
容易に圧接させることができ、コイルの巻始め部が鉄心
から浮き上るのを防ぐことができる。
−力の信号発電コイル21の巻回が終了した後、コイル
導体が他力のコイル巻回部35に導ひかれて信号発電コ
イル22が巻回されるが、この場合コイル導体の渡り部
43は中央鍔部32の突出部32aの側方に配置される
この場合渡り部43と突出部32aとが、該突出部の突
出方向と略直角な方向に並ぶように配置される。
信号発電コイル22の巻終り42はリード線接続金具8
に半田付けされ、このリード線接続金具にリード線5が
半田付けされる。
信号発電コイル21及び22の巻回及びリード線5の接
続が終了した後、全体が図示しないインジェクションモ
ールド用金型内に配置され、第6図及び第8図に示した
矢印方向に樹脂が射出されてモールド部6が形成される
このモールド部を形成する際には50kg・−程度の射
出圧が作用するが、コイル導体の渡り部43は突出部3
2aの蔭にあるのでこのコイル導体には直接射出圧が作
用せず、コイル導体がその渡り部で切断される虞れがな
くなる。
また射出力向を図示の矢印と反対方向とした場合にも、
コイル導体の渡り部43が突出部32aにより押えられ
るのでこの渡り部断線が防止される。
更に上記実施例のようにコイルの巻始め41を中央磁極
部12に半田付けするようにした場合には、この巻始め
部分をも突出部32aにより射出圧から保護することが
できる。
また上記のようにコイルの巻始め部を鉄心の中央磁極1
2に半田付けした場合には、この巻始め部が中央鍔部3
2の周面に圧接され、浮き上ることがないので、この巻
始め部が断線するのを防ぐこともできる。
第10図は、巻枠3の変形例を示したもので、この巻枠
では中央鍔部32の突出部32aに隣接する位置に鉄心
の中央磁極部12と同方向に延びる溝32bが設けられ
ている。
溝32bと突出部32aとの間には切欠き32cが形成
され、この溝32bと切欠き32cとを通してコイルの
巻始め部分が中央磁極部12の端部12bからコイル巻
回部34へと案内されるようになっている。
上記の実施例では巻枠3を2つ割りに形成して鉄心1に
嵌着するようにしたが、鉄心1上に巻枠3を樹脂で一体
に成形するようにしてもよい。
以上のように、本考案によれば、巻枠の中央鍔部の外側
面に突出部を設けて2つの信号発電コイルを直列に接続
するための導体の渡り部をこの突出部により樹脂の射出
匣から保護するようにしたので、コイル導体の断線事故
を容易且つ確実に防止できる利点がある。
また巻枠は1個用いればよいので部品点数が減少し、組
立工数の削減を図ることができる特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は従来例を示したもので、第1図及び
第2図はそれぞれ平面図及び正面図、第3図は鉄心の平
面図、第4図は第1図のIV−IV線断面図、第5図は
巻枠の斜視図である。 また第6図乃至第10図は本考案の実施例を示したもの
で、第6図は平面図、第7図は鉄心の平面図、第8図は
第6図の■−■線断面図、第9図は巻枠の斜視図、第1
0図は巻枠の変形側の要部を示す斜視図である。 1・・・・・・鉄心、11〜13・・・・・・磁極部、
14,15・・・・・・コイル巻装部、21,22・・
・・・・信号発電コイル、3・・・・・・巻枠、31,
33・・・・・・側力鍔部、32・・・・・・中央鍔部
、32a・・・・・・突出部、4・・・・・・コイル導
体、41・・・・・・コイルの巻始め、42・川・・コ
イルの巻終り、43・・曲渡り部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 3つの磁極部が並設された鉄心と、前記鉄心の磁極部相
    互間に形成された2つのコイル巻装部に巻枠を介して巻
    装されて直列に接続された2つの信号発電コイルと、前
    記両信号発電コイルを覆うモールド部とを有し、内燃機
    関と同期回転する磁石回転子と対向して無接点点火装置
    用の信号を発生する信号発電子において、前記巻枠は両
    端に位置する2個の側方鍔部と両信号発電コイルの間に
    位置する1個の中央鍔部とを備え、前記中央鍔部の前記
    鉄心を取り巻く外側面の一部に突出部が設けられ、前記
    両信号発電コイル間を直列に接続する導体の前記中央鍔
    部の外側面を渡る渡り部が前記突出部の突出力向と略直
    角な方向に該突出部と並ぶように配置されていることを
    特徴とする内燃機関無接点点火装置用信号発電子。
JP3080577U 1977-03-16 1977-03-16 内燃機関無接点点火装置用信号発電子 Expired JPS58378Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3080577U JPS58378Y2 (ja) 1977-03-16 1977-03-16 内燃機関無接点点火装置用信号発電子

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JP3080577U JPS58378Y2 (ja) 1977-03-16 1977-03-16 内燃機関無接点点火装置用信号発電子

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Publication Number Publication Date
JPS53125809U JPS53125809U (ja) 1978-10-06
JPS58378Y2 true JPS58378Y2 (ja) 1983-01-06

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ID=28881150

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JP3080577U Expired JPS58378Y2 (ja) 1977-03-16 1977-03-16 内燃機関無接点点火装置用信号発電子

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