JPS5915241Y2 - エンジンの無接点点火装置 - Google Patents
エンジンの無接点点火装置Info
- Publication number
- JPS5915241Y2 JPS5915241Y2 JP1978064504U JP6450478U JPS5915241Y2 JP S5915241 Y2 JPS5915241 Y2 JP S5915241Y2 JP 1978064504 U JP1978064504 U JP 1978064504U JP 6450478 U JP6450478 U JP 6450478U JP S5915241 Y2 JPS5915241 Y2 JP S5915241Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- printed circuit
- semiconductor circuit
- coil bobbin
- coil
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 12
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- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 4
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Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
近時、一般にチェンソーと呼ばれているポータプル型自
動鎮鋸装置などの小型エンジンに装着されている無接点
点火装置においては、コ字状の発電子鉄心にエキサイタ
コイルおよび信号コイルの複数のコイルを巻装し、これ
らの周囲に絶縁外被と半導体回路部の収納箱とを合成樹
脂で一体にモールド形成し、該収納箱内に半導体回路部
を収納し、これに溶融合成樹脂を注入して固着した無接
点点火装置が用いられている。
動鎮鋸装置などの小型エンジンに装着されている無接点
点火装置においては、コ字状の発電子鉄心にエキサイタ
コイルおよび信号コイルの複数のコイルを巻装し、これ
らの周囲に絶縁外被と半導体回路部の収納箱とを合成樹
脂で一体にモールド形成し、該収納箱内に半導体回路部
を収納し、これに溶融合成樹脂を注入して固着した無接
点点火装置が用いられている。
ところが、上記のような従来の無接点点火装置において
は発電子鉄心に巻装した複数のコイルと半導体回路部と
を接続するためにリード線を用いていたため、その複数
のコイルの絶縁外被と半導体回路部の収納箱とを合成樹
脂で一体にモールド成形するとき、前記リード線が邪魔
となるのでそのモールド作業が著るしく煩雑となり、量
産には不向となり、結局製造コストが高価となる欠点が
あったのである。
は発電子鉄心に巻装した複数のコイルと半導体回路部と
を接続するためにリード線を用いていたため、その複数
のコイルの絶縁外被と半導体回路部の収納箱とを合成樹
脂で一体にモールド成形するとき、前記リード線が邪魔
となるのでそのモールド作業が著るしく煩雑となり、量
産には不向となり、結局製造コストが高価となる欠点が
あったのである。
本考案は上記の欠点を解消することを目的としてとくに
工夫をこらしたもので、以下図面に示す本考案−実施例
について説明すると、１はエンジンに同期して回転する
磁石回転子（図示せず）に対峙するコ字状の発電子鉄心
で、この発電子鉄心１にはエキサイタコイル２と信号コ
イル３がそれぞれコイルボビン４，５に巻装されて装着
されている。
工夫をこらしたもので、以下図面に示す本考案−実施例
について説明すると、１はエンジンに同期して回転する
磁石回転子（図示せず）に対峙するコ字状の発電子鉄心
で、この発電子鉄心１にはエキサイタコイル２と信号コ
イル３がそれぞれコイルボビン４，５に巻装されて装着
されている。
このエキサイタコイル２を巻装したコイルボビン４の一
端には第２図に示すような導体７Ａ〜７Ｄが装着された
プリント基板６が当接され固着されている。
端には第２図に示すような導体７Ａ〜７Ｄが装着された
プリント基板６が当接され固着されている。
このコイルボビン４の一端にプリント基板６を当接して
固着するには接着剤を用いてもよいが、この図に示す実
施例においてはコイルボビン４は熱可塑性樹脂で突起４
Ａ、４Ｂを設けて形成したものを用い、前記プリント基
板６に設けた貫通孔６Ａ、６Ｂを前記突起４Ａ、４Ｂに
嵌合すると共に、その突起４Ａ、４Ｂの先端を半田ごて
などで加熱して塑性変形することにより固着しである。
固着するには接着剤を用いてもよいが、この図に示す実
施例においてはコイルボビン４は熱可塑性樹脂で突起４
Ａ、４Ｂを設けて形成したものを用い、前記プリント基
板６に設けた貫通孔６Ａ、６Ｂを前記突起４Ａ、４Ｂに
嵌合すると共に、その突起４Ａ、４Ｂの先端を半田ごて
などで加熱して塑性変形することにより固着しである。
しかして、このプリント基板６の導体７Ｃ９７Ｄにエキ
サイタコイル２の巻端２Ａ、２Ｂを、また導体７Ａ、７
Ｂに信号コイル３の巻端３Ａ、３Ｂをそれぞれ半田付な
どにより接続してから、これらの周囲に第１図、第３図
および第４図に示すように絶縁外被８と、半導体回路部
１０を第３図および第４図に示す開口９Ａより収納し、
同開口９Ａより溶融合成樹脂１１を注入するようにした
収納箱９とを一体にモールド形成する。
サイタコイル２の巻端２Ａ、２Ｂを、また導体７Ａ、７
Ｂに信号コイル３の巻端３Ａ、３Ｂをそれぞれ半田付な
どにより接続してから、これらの周囲に第１図、第３図
および第４図に示すように絶縁外被８と、半導体回路部
１０を第３図および第４図に示す開口９Ａより収納し、
同開口９Ａより溶融合成樹脂１１を注入するようにした
収納箱９とを一体にモールド形成する。
このとき収納箱９の内部に前記プリント基板６の導体７
Ａ〜７Ｄの一部が露出されるので、この各導体７Ａ〜７
Ｄにそれぞれ、半導体回路部１０のリード線（図示せず
）を半田付などで接続してから、その収納箱９内に半導
体回路部１０を収納し、これに溶融合成樹脂１１を注入
し、この溶融合成樹脂１１を固化させることにより半導
体回路部１０は一体に固着されている。
Ａ〜７Ｄの一部が露出されるので、この各導体７Ａ〜７
Ｄにそれぞれ、半導体回路部１０のリード線（図示せず
）を半田付などで接続してから、その収納箱９内に半導
体回路部１０を収納し、これに溶融合成樹脂１１を注入
し、この溶融合成樹脂１１を固化させることにより半導
体回路部１０は一体に固着されている。
以上の説明で明らかなよ、うに本考案によれば、発電子
鉄心に複数のコイルを巻装すると共に、これらの周囲に
絶縁外被と半導体回路部の収納箱とを合成樹脂で一体に
モールド形成し、該収納箱内に半導体回路部を収納し、
これに溶融合成樹脂を注入して固着したエンジンの無接
点点火装置において、前記コイルを巻装した一方のコイ
ルボビンの一端にプリント基板を当接し、該プリント基
板により前記複数のコイルと半導体回路部との接続をす
るようにしたものであるから、従来のようにその複数の
コイルと半導体回路部とを接続するためにリード線を用
いてしていたもののようにその複数のコイルの絶縁外被
と半導体回路部の収納箱とを合成樹脂で一体にモールド
成形するとき、そのリード線が邪魔となりモールド作業
が著るしく煩雑となり、量産には不向きとなり、結局製
造コストが高価となる欠点は完全に解消できるので、そ
の実用的顕著な効果大なるものがある。
鉄心に複数のコイルを巻装すると共に、これらの周囲に
絶縁外被と半導体回路部の収納箱とを合成樹脂で一体に
モールド形成し、該収納箱内に半導体回路部を収納し、
これに溶融合成樹脂を注入して固着したエンジンの無接
点点火装置において、前記コイルを巻装した一方のコイ
ルボビンの一端にプリント基板を当接し、該プリント基
板により前記複数のコイルと半導体回路部との接続をす
るようにしたものであるから、従来のようにその複数の
コイルと半導体回路部とを接続するためにリード線を用
いてしていたもののようにその複数のコイルの絶縁外被
と半導体回路部の収納箱とを合成樹脂で一体にモールド
成形するとき、そのリード線が邪魔となりモールド作業
が著るしく煩雑となり、量産には不向きとなり、結局製
造コストが高価となる欠点は完全に解消できるので、そ
の実用的顕著な効果大なるものがある。
さらに、本考案においては前記コイルボビンは熱可塑性
樹脂で一端に突起を形成したものを用い、この突起にプ
リント基板に設けた貫通孔を嵌合すると共に、該突起の
先端を半田ごてなどで加熱して塑性変形させることによ
り、該プリント基板をコイルボビンに固着するようにし
たので接着剤などは不要であるから、さらに製造コスト
を安価にできるものである。
樹脂で一端に突起を形成したものを用い、この突起にプ
リント基板に設けた貫通孔を嵌合すると共に、該突起の
先端を半田ごてなどで加熱して塑性変形させることによ
り、該プリント基板をコイルボビンに固着するようにし
たので接着剤などは不要であるから、さらに製造コスト
を安価にできるものである。
第１図は本考案−実施例の無接点点火装置の断面図、第
２図は同点火装置に用いられている部品の斜視図、第３
図は同点火装置の半導体回路部収納前の状態を示す平面
図、第４図は第３図Ｙ−Ｙ線断面図である。 図中、１は発電子鉄心、２はエキサイタコイル、３は信
号コイル、４，５はコイルボビン、６はプリント基板、
８は絶縁外被、９は半導体回路部１゜の収納箱、１１は
合成樹脂である。
２図は同点火装置に用いられている部品の斜視図、第３
図は同点火装置の半導体回路部収納前の状態を示す平面
図、第４図は第３図Ｙ−Ｙ線断面図である。 図中、１は発電子鉄心、２はエキサイタコイル、３は信
号コイル、４，５はコイルボビン、６はプリント基板、
８は絶縁外被、９は半導体回路部１゜の収納箱、１１は
合成樹脂である。
Claims (1)
- 発電子鉄心に複数のコイルを巻装すると共に、これらの
周囲に絶縁外皮と半導体回路部の収納箱とを合成樹脂で
一体にモールド形威し、該収納箱内に半導体回路部を収
納し、これに溶融合成樹脂を注入して固着したエンジン
の無接点点火装置において、前記コイルを巻装した一方
のコイルボビンの一端にプリント基板を当接し、該プリ
ント基板により前記複数のコイルと半導体回路部との接
続をすると共に、前記コイルボビンは熱可塑性樹脂で一
端に突起を設けて形成したものを用い、前記プリント基
板に設けた貫通孔を前記突起に嵌合し、該突起の先端を
加熱して塑性変形させることにより該プリント基板をコ
イルボビンに固着したことを特徴とするエンジンの無接
点点火装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978064504U JPS5915241Y2 (ja) | 1978-05-12 | 1978-05-12 | エンジンの無接点点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978064504U JPS5915241Y2 (ja) | 1978-05-12 | 1978-05-12 | エンジンの無接点点火装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54165630U JPS54165630U (ja) | 1979-11-20 |
| JPS5915241Y2 true JPS5915241Y2 (ja) | 1984-05-07 |
Family
ID=28968681
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978064504U Expired JPS5915241Y2 (ja) | 1978-05-12 | 1978-05-12 | エンジンの無接点点火装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5915241Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0715333Y2 (ja) * | 1984-04-16 | 1995-04-10 | 追浜工業株式会社 | 内燃機関用磁石発電機 |
-
1978
- 1978-05-12 JP JP1978064504U patent/JPS5915241Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54165630U (ja) | 1979-11-20 |
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