JPH08182230A - 直流電動機の固定子構造 - Google Patents
直流電動機の固定子構造Info
- Publication number
- JPH08182230A JPH08182230A JP31975494A JP31975494A JPH08182230A JP H08182230 A JPH08182230 A JP H08182230A JP 31975494 A JP31975494 A JP 31975494A JP 31975494 A JP31975494 A JP 31975494A JP H08182230 A JPH08182230 A JP H08182230A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- field magnet
- field
- magnet holder
- yoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】界磁磁石2は、界磁磁石2の凸部2aを磁石ホ
ルダ1の中空孔1a、または溝3a,切欠き部に挿入
し、磁石ホルダ1により両側から挟み込み固定される。 【効果】組立性がよく、確実な界磁磁石の固定構造とす
ることができる。
ルダ1の中空孔1a、または溝3a,切欠き部に挿入
し、磁石ホルダ1により両側から挟み込み固定される。 【効果】組立性がよく、確実な界磁磁石の固定構造とす
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、界磁磁石または、界磁
磁石と補助磁極を有する直流電動機に関する。
磁石と補助磁極を有する直流電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、界磁磁石と同数の保持金具をヨ
ークに固定し、保持金具の間に界磁磁石を固定してい
た。この種の構造として関連するものには、例えば、特
公昭60−187249号公報が挙げられる。
ークに固定し、保持金具の間に界磁磁石を固定してい
た。この種の構造として関連するものには、例えば、特
公昭60−187249号公報が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、界磁磁石
を精度よく固定させるために、保持金具をヨークの内周
面に位置精度よく固定する必要があった。また過大振動
等により前記界磁磁石が径方向の内側へずれるという問
題があった。
を精度よく固定させるために、保持金具をヨークの内周
面に位置精度よく固定する必要があった。また過大振動
等により前記界磁磁石が径方向の内側へずれるという問
題があった。
【0004】本発明の目的は、固定子構造の組立性,信
頼性の向上を図ることにある。
頼性の向上を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は界磁磁石の軸方向端面に凸部を設け、前記
界磁磁石の前記凸部をリング状の磁石ホルダの中空孔、
または溝,切欠き形状に挿入し固定するようにした。
に、本発明は界磁磁石の軸方向端面に凸部を設け、前記
界磁磁石の前記凸部をリング状の磁石ホルダの中空孔、
または溝,切欠き形状に挿入し固定するようにした。
【0006】
【作用】界磁磁石の軸方向端面に設けた凸部を、界磁磁
石の前後から磁石ホルダで挟み込み、磁石ホルダの中空
孔、または溝,切欠き形状に挿入することにより、界磁
磁石は固定され、軸方向,径方向のずれをなくすること
が出来る。
石の前後から磁石ホルダで挟み込み、磁石ホルダの中空
孔、または溝,切欠き形状に挿入することにより、界磁
磁石は固定され、軸方向,径方向のずれをなくすること
が出来る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1,図2,図3に
より説明する。
より説明する。
【0008】図1に実施例の磁石ホルダ1を示す。リン
グ状の磁石ホルダ1には界磁磁石2と同数の中空孔1a
があいている。また中空孔1aは、図示にない溝形状、
または切欠き形状の場合でも、界磁磁石を固定するよう
にできる。磁石ホルダ1は樹脂で成形されている。
グ状の磁石ホルダ1には界磁磁石2と同数の中空孔1a
があいている。また中空孔1aは、図示にない溝形状、
または切欠き形状の場合でも、界磁磁石を固定するよう
にできる。磁石ホルダ1は樹脂で成形されている。
【0009】次に、図2に界磁磁石2を示す。界磁磁石
2の軸方向端面には凸部2aがあり、凸部2aが磁石ホ
ルダ1の中空孔1aに挿入されるようになっている。
2の軸方向端面には凸部2aがあり、凸部2aが磁石ホ
ルダ1の中空孔1aに挿入されるようになっている。
【0010】図3は、ヨーク3に磁石ホルダ1,界磁磁
石2を組み付けた図である。界磁磁石2の凸部2aを、
磁石ホルダ1の中空孔1aに挿入し両側から挟み込み固
定している。また磁石ホルダ1の回り止め用として突起
1bがあり、ヨーク3の溝3aの部分に圧入され、磁石
ホルダ1が周方向へ回転するのを防ぐ。磁石ホルダ1の
軸方向のずれは、ヨーク3の前後に存在する図示にない
ブラケットとヨーク3の溝3aの部分で、磁石ホルダ1
の突起1b部分を挟持することにより、軸方向のずれを
防ぐようにする。
石2を組み付けた図である。界磁磁石2の凸部2aを、
磁石ホルダ1の中空孔1aに挿入し両側から挟み込み固
定している。また磁石ホルダ1の回り止め用として突起
1bがあり、ヨーク3の溝3aの部分に圧入され、磁石
ホルダ1が周方向へ回転するのを防ぐ。磁石ホルダ1の
軸方向のずれは、ヨーク3の前後に存在する図示にない
ブラケットとヨーク3の溝3aの部分で、磁石ホルダ1
の突起1b部分を挟持することにより、軸方向のずれを
防ぐようにする。
【0011】なお補助磁極を有する場合も、補助磁極の
軸方向端面に凸部を設け、磁石ホルダ1に補助磁極と同
数の中空孔、または溝,切欠き形状を設けることで、界
磁磁石2を固定する場合と同様に考えることができる。
軸方向端面に凸部を設け、磁石ホルダ1に補助磁極と同
数の中空孔、または溝,切欠き形状を設けることで、界
磁磁石2を固定する場合と同様に考えることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、磁石ホルダに設けた中
空孔、または溝,切欠き形状に、界磁磁石の凸部を挿入
して界磁磁石を固定することにより、組立性がよく、確
実な界磁磁石の固定構造とすることができる。
空孔、または溝,切欠き形状に、界磁磁石の凸部を挿入
して界磁磁石を固定することにより、組立性がよく、確
実な界磁磁石の固定構造とすることができる。
【図1】本発明の実施例の磁石ホルダの斜視図。
【図2】本発明の実施例の界磁磁石の斜視図。
【図3】本発明の実施例の直流電動機の固定子の部分断
面図。
面図。
1…磁石ホルダ、1a…中空孔、1b…回り止め用突
起、1c…スルーボルト通し孔、2…界磁磁石、2a…
凸部、3…ヨーク、3a…溝。
起、1c…スルーボルト通し孔、2…界磁磁石、2a…
凸部、3…ヨーク、3a…溝。
Claims (2)
- 【請求項1】筒状のヨークと、前記ヨークの両側に配置
されたリング状の磁石ホルダと、前記ヨークの内周面に
等間隔で配置される複数の界磁磁石とを有する直流電動
機において、前記界磁磁石の軸方向端面に凸部を設け、
前記磁石ホルダに、前記界磁磁石の前記凸部を挿入する
中空孔、または溝、または切欠き形状を設けたものに、
前記界磁磁石の前記凸部を挿入させたことを特徴とする
直流電動機の固定子構造。 - 【請求項2】請求項1において、前記磁石ホルダを樹脂
または弾性材料で成形した直流電動機の固定子構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31975494A JPH08182230A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 直流電動機の固定子構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31975494A JPH08182230A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 直流電動機の固定子構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08182230A true JPH08182230A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18113805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31975494A Pending JPH08182230A (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 直流電動機の固定子構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08182230A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005102437A (ja) * | 2003-09-26 | 2005-04-14 | Toshiba Kyaria Kk | 電動機の回転子 |
KR100498673B1 (ko) * | 2002-03-15 | 2005-07-01 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 회전전기의 고정자 |
JP2008178295A (ja) * | 2001-02-23 | 2008-07-31 | Black & Decker Inc | 電気機器の界磁組立体用のシリンダ・磁石組立体、その製造方法、並びにシリンダ・磁石組立体が配置されたモータ及び動力工具 |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP31975494A patent/JPH08182230A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008178295A (ja) * | 2001-02-23 | 2008-07-31 | Black & Decker Inc | 電気機器の界磁組立体用のシリンダ・磁石組立体、その製造方法、並びにシリンダ・磁石組立体が配置されたモータ及び動力工具 |
KR100498673B1 (ko) * | 2002-03-15 | 2005-07-01 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 회전전기의 고정자 |
JP2005102437A (ja) * | 2003-09-26 | 2005-04-14 | Toshiba Kyaria Kk | 電動機の回転子 |
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