JPH0681439B2 - 同期電動機のラジアルタイプロータ - Google Patents

同期電動機のラジアルタイプロータ

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JPH0681439B2
JPH0681439B2 JP61125697A JP12569786A JPH0681439B2 JP H0681439 B2 JPH0681439 B2 JP H0681439B2 JP 61125697 A JP61125697 A JP 61125697A JP 12569786 A JP12569786 A JP 12569786A JP H0681439 B2 JPH0681439 B2 JP H0681439B2
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JP
Japan
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end plate
shaft
rotor body
radial type
synchronous motor
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裕之 内田
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Fanuc Corp
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  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は同期電動機のラジアルタイプロータの改良に関
する。特に、組立時に軸が弯曲することがなく、ラジア
ルタイプ同期電動機のロータ本体の外周が軸に同心的に
固着される利益を有する同期電動機のラジアルタイプロ
ータに関する。
〔従来の技術〕
ロータ本体の横断面(軸に直交する面をもって切断した
断面)が第3図に示される構造の同期電動機のラジアル
タイプロータが知られている。図において、1は永久磁
石であり、極性が図示するようになるように配置され
る。2はヨークであり、永久磁石1と交互に配置され
る。そのため、磁束は図に矢印をもって示すように形成
される。
かゝる構造のロータ本体12は永久磁石1とヨーク2との
組み立て体であり、剛性が小さいので、第4図に側面図
(軸に平行な面から見た図)を示すように、その両端に
2枚の端板31、32が設けられ、ボルト・ナット等4をも
って締め付けて固着される。
かゝる構造のロータ本体12においては、磁路の短絡を防
止するため、ヨーク2の内周と軸との間にはいくらかの
間隙が残留することが望ましいので、軸との嵌合は端板
31、32と軸との間のみでなすことが必要となる。両端板
31、32と軸とのクリアランスは同程度とされ、軸の固定
方法には圧入法等が使用される。
ところが、端板31、32の軸方向長さは比較的短く軸との
接触面積が小さいので、軸との摩擦力を増加するため、
端板31、32と軸5との結合には、第5図に側断面図(軸
に平行な面をもって切断した断面図)を示すように、一
方の端板31にローレットが使用されることが多い。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記せる構造の同期電動機のラジアルタイプロータにお
いては、2枚の端板31、32の同心度(中心が相互に一致
している程度)がさほど期待できないので、軸5をロー
タに挿入する際、軸5が両端板31、32によって拘束さ
れ、軸5が第6図(側断面図)に示すように弯曲する欠
点がある。
他方の端板32と軸5とのクラアランスを増加すれば、軸
5の弯曲は避けうるが、この場合は、第7図(側断面
図)に示すように、ロータ本体12の外周121が軸5と傾
斜する欠点がある。
本発明の目的は、これらの欠点を解消することにあり、
軸5が弯曲することがなく、しかも、ロータ本体の外周
が軸に同心的に固着される同期電動機のラジアルタイプ
ロータを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、断面が扇形の柱状体のロータヨーク
(2)と柱状体のマグネット(1)とが円周方向に交互
に接着配設された円筒状ロータ本体(12)を有する、同
期電動機のラジアルタイプロータにおいて、前記の円筒
状ロータ本体(12)の一方の端面は非磁性材よりなる一
方の環状の端板(31)の端面に接着され、前記円筒状ロ
ータ本体(12)の他方の端面は非磁性材よりなる他方の
環状の端板(32)の端面に接着され、前記一方の端板
(31)は軸(5)にローレットをもって固着され、前記
の他方の端板(32)は、外周側に軸方向外側に向いてい
る環状凸部を有する段付きリングとされており、内周側
に軸方向内側に向いている環状凸部を有し非磁性材より
なる段付きリングよりなり前記の軸(5)に固着される
中間部材(7)と円周方向には緩くはめあわされ、この
中間部材(7)は、前記の他方の端板(32)とは、軸方
向には接着固着されている同期電動機のラジアルタイプ
ロータによって達成される。
〔作用〕
ロータ本体12の外周121がロータ本体12の端面すなわち
端板31の端面に直交するようにロータ本体12を組み立て
ることは接着剤を使用すれば容易である。また、ロータ
本体12を強固に組み立てるためには、端板31・32の厚さ
(軸方向の長さ)はなるべく厚いことが望ましいが、ロ
ータ本体12の体積には制限があるため、その程厚くはで
きない。端板31の厚さはローレット部分の長さであるか
ら、長さの短いローレット部分をもって、ロータ本体12
の外周121に平行に軸5を取り付けることは容易ではな
い。しかし、本発明においては、治具6を使用して、軸
5を一方の端板31の端面311に直角に挿入することゝさ
れているので、軸5は、治具6の機能により、一方の端
板31の端面311に直交するように置かれているロータ本
体12の外周121に平行に組み立てられて接着される。た
ゞ、ローレットの結合は圧入や焼きばめのように強固で
はないので、治具6から離脱させた後までこの相対位置
を維持するために、本発明においては、他方の端板32を
外周側に軸方向外側に向いている環状凸部を有する段付
きリングとしておき、内周側に軸方向内側に向いている
環状凸部を有し非磁性材よりなる段付きリングよりなり
軸5に固着されている中間部材7と、上記の他方の端板
32とを円周方向には緩くはめあわせることゝし、軸5を
ロータ本体12の外周121に平行に保持しながら、軸5を
正確・容易にロータ本体12に接着することゝしてある。
他方の端板32を段付きリングとし、これと嵌合しうる段
付きリングよりなる中間部材7との組とした理由は、他
方の端板32の厚さを出来るだけ大きくしてロータ本体12
の組み立てを強固にすることゝ、治具6を使用して中間
部材7と他方の端板32とを結合する作業が容易・正確に
可能となるようにすることである。
このようにして、ロータ本体12は強固に組み立てられ、
軸5は、弯曲することなく、容易・正確にロータ本体12
に組み付けられる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、本発明の一実施例に係る同期電
動機のラジアルタイプロータについて、さらに説明す
る。
第2図参照 図において、6は治具であり、軸5をガイドする軸挿入
用開口は、一方の端板31の外周311とは正確に同心に製
造されており、また、治具6の上面(ロータ本体12の端
面が接する面)とは正確に直交するように製造されてい
る。
接着剤を使用して円筒状に組み立てられ端板が接着され
たロータ本体12を、治具6に取り付ける。他方の端板32
は外周側に軸方向外側に向いている環状凸部を有する段
付きリングであり、環状凸部の厚さは十分大きいので、
ロータ本体12は十分強固に組み立てられるばかりでな
く、ロータ本体12の外周121はその端面に直交するよう
に組み立てられる。そのため、ロータ本体12の外周121
は治具6の上面に直交することになる。こゝで、軸5を
治具6の軸挿入用開口に挿入すると、軸5とロータ本体
12の外周121とは平行になるように組み立てられる。
第1図参照 そこで、軸5を軸挿入用開口にさらに挿入して、軸5の
ローレットを一方の端板31に対応させる。このとき、中
間部材7は内周側に軸方向内側に向いている環状凸部を
有し非磁性材よりなる段付きリングよりなり軸5に固着
されており他方の端板32に円周方向に対しては緩くはめ
あわされることゝされているので、中間部材7の段部と
他方の端板32の段部に接着剤を塗布して、ローレットが
一方の端板31に対応する位置まで軸5を軸挿入用開口に
圧入すれば、軸5は弯曲することなく、しかも、正確・
容易に軸5がロータ本体12の外周121に平行になるよう
に組み立てられる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る同期電動機のラジア
ルタイプロータは、一方の端板はその端面がロータ本体
の外周に直交するように組み立てられており、上面と軸
挿入用開口とが直交するように製造されている治具を使
用することにより、軸がロータ本体の外周に直交するよ
うに仮組み立てされるようにされており、他方の端板は
外周側に軸方向外側に向いている環状凸部を有する段付
きリングとされておりこの環状凸部を利用してロータ本
体は強固に組み立てられるようにされており、この他方
の端板は、内周側に軸方向内側に向いている環状凸部を
有し非磁性材よりなる段付きリングよりなり軸に固着さ
れている中間部材に円周方向には緩くはめあわされるよ
うにされており、この段部に接着剤を塗布してさらに圧
入することにより正確・容易に軸を他方の端板に固着す
るようにされているので、ロータ本体は強固に組み立て
られ、しかも、ロータ本体の外周は軸に同心的に正確・
容易に固着されることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る同期電動機のラジア
ルタイプロータの側断面図である。 第2図は、本発明の工程図である。 第3図は、本発明が前提とする同期電動機のラジアルタ
イプロータの横断面図である。 第4図は、本発明が前提とする同期電動機のラジアルタ
イプロータの側面図である。 第5図は、本発明が前提とする同期電動機のラジアルタ
イプロータの側断面図である。 第6図、第7図は、本発明が解消した欠点を説明する図
である。 1……永久磁石、 2……ヨーク、 12……ロータ本体、 121……ロータ本体の外周、 31……一方の端板、 32……他方の端板、 311……端板の外周、 321……端板の内周、 4……ボルト・ナット、 5……軸、 51……軸の外周、 6……治具、 7……中間部材、 71……中間部材の端面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面が扇形の柱状体のロータヨーク(2)
    と柱状体のマグネット(1)とが円周方向に交互に接着
    配設された円筒状ロータ本体(12)を有する、同期電動
    機のラジアルタイプロータにおいて、 前記円筒状ロータ本体(12)の一方の端面は非磁性材よ
    りなる一方の環状の端板(31)の端面に接着され、 前記円筒状ロータ本体(12)の他方の端面は非磁性材よ
    りなる他方の環状の端板(32)の端面に接着され、 前記一方の端板(31)は軸(5)にローレットをもって
    固着され、 前記他方の端板(32)は、外周側に軸方向外側に向いて
    いる環状凸部を有する段付きリングとされてなり、内周
    側に軸方向内側に向いている環状凸部を有し非磁性材よ
    りなる段付きリングよりなり前記軸(5)に固着される
    中間部材(7)と円周方向には緩くはめあわされ、 該中間部材(7)は、前記他方の端板(32)とは、軸方
    向には接着固着されてなる ことを特徴とする同期電動機のラジアルタイプロータ。
JP61125697A 1986-06-02 1986-06-02 同期電動機のラジアルタイプロータ Expired - Lifetime JPH0681439B2 (ja)

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