JP2019134565A - 回転電機のロータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータヨークの圧入荷重を小さくでき、且つロータシャフトに対するエンドプレートの相対回転を効果的に防止できる回転電機のロータを提供する。【解決手段】回転電機のロータ10は、ロータシャフト20と、ロータヨーク30と、第1及び第2エンドプレート50、60と、を備える。第1エンドプレート50は、ロータシャフト20に設けられたプレート固定部23とロータヨーク30の軸方向一方の端面30aとの間に配置される。プレート固定部23は、ロータヨーク30の圧入方向に沿ってロータヨーク30の端面30aから離れるに従って外径寸法Dが大きくなるように傾斜する傾斜面24を有し、第1エンドプレート50のシャフト挿通孔51の内周面は、プレート固定部23の傾斜面24と接触する内周傾斜面52を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、電動車両などに搭載される回転電機のロータに関する。
従来から、ステータおよびロータを備えた回転電機が知られている(例えば、特許文献1)。
図5A及び図5Bに示すように、一般的な回転電機のロータ100は、軸方向一端側にフランジ部102を有するロータシャフト101と、複数の電磁鋼板103が積層されてロータシャフト101に圧入されたロータヨーク104と、ロータヨーク104の軸方向一端部に設けられ、ロータヨーク104に収容された不図示の磁石を保持する端面板105と、を備える。端面板105は、磁石の飛び出し防止機能に加え、軸心冷却油路としても利用される場合があり、振動等によるロータシャフト101と端面板105との相対回転(位相ずれ)を防止する必要がある。
特開2017−208883号公報
端面板105は、ロータヨーク104の軸方向一方側の端面104aに対向配置され、ロータシャフト101のフランジ部102とロータヨーク104とに挟まれてロータシャフト101に固定される。
詳細には、積層された複数の電磁鋼板103をロータシャフト101に圧入すると、積層された電磁鋼板103が縮んで弾性力Nが発生し、該弾性力Nによる摩擦力F(F=μN)が、フランジ部102と端面板105の一端側面105aとの間、及び端面板105の他端側面105bとロータヨーク104の端面104aとの間に作用して、端面板105がロータシャフト101に固定され、これにより端面板105の相対回転(位相ずれ)が防止される。
このように従来の端面板105は、ロータヨーク104の弾性力Nによる摩擦力Fでロータシャフト101に固定されるため、ロータヨーク104の圧入時にロータヨーク104をロータシャフト101に圧入する以上の大きな力が必要であり、端面板105の強度への影響が大きかった。
また、図6は、接着型ロータヨークを備えるロータの模式断面図である。図6に示すように、ロータ100Aは、複数の電磁鋼板103同士が接着剤で固定されているため、端面板105をフランジ部102とロータヨーク104とに挟もうとしても、電磁鋼板103による弾性力、即ち端面板105をフランジ部102に押圧する力が弱く、ロータシャフト101に対して端面板105の位相がずれる虞がある。
本発明は、ロータヨークの圧入荷重を小さくでき、且つロータシャフトに対するエンドプレートの相対回転を効果的に防止できる回転電機のロータを提供する。
本発明は、
ロータシャフトと、
該ロータシャフトの外周部に圧入されるロータヨークと、
該ロータヨークの軸方向両側に配置される一対のエンドプレートと、を備え、
前記一対のエンドプレートのうち一方のエンドプレートは、前記ロータシャフトに設けられたプレート固定部と該ロータヨークの軸方向一端面との間に配置される、回転電機のロータであって、
前記プレート固定部は、前記ロータヨークの圧入方向に沿って前記ロータヨークの軸方向一端面側から離れるに従って外径寸法が大きくなるように傾斜する傾斜面を有し、
前記一方のエンドプレートの内周面は、前記プレート固定部の前記傾斜面と接触する内周傾斜面を有する。
本発明によれば、プレート固定部は、ロータヨークの圧入方向に沿ってロータヨークの軸方向一端面側から離れるに従って外径寸法が大きくなるように傾斜する傾斜面を有し、エンドプレートの内周面は、プレート固定部の傾斜面と接触する内周傾斜面を有するので、エンドプレートは、ロータヨークが圧入される際に内周傾斜面が押し広げられる。その際、この内周傾斜面が元に戻ろうとする力で、内周傾斜面と傾斜面との間に面圧が生じ、摩擦力が発生する。ロータヨークの軸方向一端面がエンドプレートを押圧することで、エンドプレートの内周傾斜面とプレート固定部の傾斜面との間の摩擦力が維持され、エンドプレートの相対回転を規制することができる。また、ロータヨークの圧入荷重は、エンドプレートをプレート固定部とロータヨークの軸方向一端面との間で挟持する場合に比べて、小さくて済む。
本発明の一実施形態の回転電機のロータの斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図2のB部拡大図である。 ロータヨーク及びエンドプレートがロータシャフトに組み付けられる前のロータの要部断面模式図である。 ロータヨーク及びエンドプレートがロータシャフトに組み付けられた後のロータの要部断面模式図である。 ロータヨーク及びエンドプレートの組み付け前の状態を示す従来のロータの断面模式図である。 ロータヨーク及びエンドプレートの組み付け後の状態を示す従来のロータの断面模式図である。 接着型ロータコアを備える従来のロータの断面模式図である。
以下、本発明の一実施形態の回転電機のロータについて、図1〜図4Bを参照しながら説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の回転電機のロータ10は、ロータシャフト20と、ロータシャフト20の外周部に圧入されるロータヨーク30と、ロータヨーク30の軸方向の一側に配置される第1エンドプレート50と、ロータヨーク30の軸方向の他側に配置される第2エンドプレート60と、ロータ10の回転角度を検出するレゾルバ70と、を備える。
ロータシャフト20には、その内側に冷媒が流通する冷却流路21が形成される。冷却流路21は、ロータシャフト20の内部で軸方向に延びており、冷媒が外部から供給可能に構成される。冷媒としては、例えば、ATF(Automatic Transmission Fluid)が用いられ、ATFがトランスミッションケースとモータハウジングとを循環するように供給経路が形成される。
ロータシャフト20には、冷却流路21からロータヨーク30と第二エンドプレート60との間に冷媒を送り込むための冷媒供給孔部22が形成される。また、ロータシャフト20の一端(図2において左側端部)には、プレート固定部23を有する大径部25が形成される。プレート固定部23の外周面は、ロータヨーク30が圧入されるロータシャフト20の小径部26の外周面と、大径部25の外周面とを接続する傾斜面24となっている。傾斜面24は、ロータヨーク30の圧入方向、図2及び図3においては、右側から左側に向かうに従って外径寸法Dが大きくなるように傾斜して形成される。
大径部25には、傾斜面24よりさらに左側にレゾルバ70が圧入固定される。
ロータヨーク30は、略同一形状の電磁鋼板35を図2において左右方向に沿って積層し、カシメ加工、接着または溶接によって相互に結合して形成される。ロータヨーク30は、筒形状を有し、その中央に軸方向に貫通するロータ挿通孔31が形成される。ロータヨーク30がロータシャフト20に圧入されることで、ロータ挿通孔31の内周面とロータシャフト20の外周面との間には摩擦力が発生しロータヨーク30がロータシャフト20に固定される。
ロータヨーク30には、冷媒流路37が軸方向に貫通して形成される。また、ロータヨーク30の外周側には、周方向に沿って所定間隔で形成された空洞部33に磁石34が埋設される。磁石34は、例えばネオジム磁石等の永久磁石であり、ロータ10の磁極部を構成する。
図3に示すように、第1エンドプレート50は、アルミニウムやステンレスなどで形成された円板状部材であり、中央にシャフト挿通孔51が形成される。シャフト挿通孔51の内周面には、プレート固定部23の傾斜面24と略同じ傾斜角を有する内周傾斜面52が形成される。
内周傾斜面52の軸方向幅L1は、第1エンドプレート50の内周面の軸方向幅L2の10%以上となっている。なお、内周傾斜面52の軸方向幅L1は、第1エンドプレート50の内周面の軸方向幅L2の100%以下、好ましくは、90%以下である。
また、プレート固定部23の傾斜面24、及び第1エンドプレート50の内周傾斜面52の角度は、図3の断面視でロータ挿通孔31に対し5°〜60°に設定するのが好ましい。これにより、傾斜面24と内周傾斜面52の接触面積が大きくなり、また面圧が大きくなって第1エンドプレート50がロータシャフト20に強固に固定可能となる。
詳しくは後述するが、第1エンドプレート50は、シャフト挿通孔51の内周傾斜面52に、ロータシャフト20の傾斜面24が圧入されてロータシャフト20に固定される。
図1及び図2に戻って、ロータヨーク30の軸方向一方の端面30aに当接する第1エンドプレート50には、冷媒流路37と同径位置に冷媒を外部に排出する複数の冷媒排出孔54が、軸方向に貫通して形成される。冷媒排出孔54が、冷媒流路37を流れる冷媒を外部に排出するためには、冷媒流路37と連通する必要がある。したがって、第1エンドプレート50は、ロータヨーク30が圧入されたロータシャフト101に対し相対回転しないように固定されなければならない。
第2エンドプレート60は、アルミニウムやステンレスなどで形成された円板状部材であり、中央にシャフト挿通孔61が形成され、ロータシャフト20がシャフト挿通孔61に遊嵌する。第2エンドプレート60は、ロータヨーク30の軸方向他方の端面30bに当接し、ロータシャフト20に圧入されるエンドプレートカラー65により軸方向位置に位置決めされる。
第二エンドプレート60のロータヨーク30側の内側面には、ロータシャフト20の冷媒供給孔部22と連通するとともに冷媒流路37に連通する環状溝64が形成されている。
次に、第1エンドプレート50のロータシャフト20への組付けについて、図4A及び図4Bも参照して説明する。図4Aに示すように、ロータシャフト20に第1エンドプレート50及びロータヨーク30が、大径部25と反対側の端部から挿入される。第1エンドプレート50は、シャフト挿通孔51(内周傾斜面52)の大径側を大径部25方向に向けて挿入する。
そして、図4Bに示すように、ロータヨーク30を大径部25方向に押圧すると、積層された電磁鋼板35が圧縮されると共に、ロータヨーク30に発生する弾性力により第1エンドプレート50が図中破線で示す位置から実線で示す位置まで、左方向に移動する。これにより、第1エンドプレート50の内周傾斜面52にロータシャフト20の傾斜面24が圧入される。
内周傾斜面52に傾斜面24が圧入される際、第1エンドプレート50の内周傾斜面52の内径が傾斜面24で押し広げられる。そして、内周傾斜面52の内径が元に戻ろうとする力で内周傾斜面52と傾斜面24との間に面圧が生じ、摩擦力F(F=μN)が発生して第1エンドプレート50がロータシャフト20に固定される。
さらに、第1エンドプレート50は、ロータヨーク30の端面30aにより大径部25方向に押圧された状態が維持されるので、第1エンドプレート50の内周傾斜面52とロータシャフト20の傾斜面24間の面圧が長期間に亘って維持される。
また、ロータヨーク30の圧入時にロータヨーク30を押圧する押圧力は、端面板105をフランジ部102とロータヨーク104の側面で挟持する場合(図5参照)に比べて、小さくて済む。即ち、従来のロータ100におけるロータヨーク104の圧入時の押圧力は端面板105及びロータヨーク104を所定位置まで圧入させる荷重に加えて、端面板105を常に押すための荷重が必要であったが、本実施形態のロータ10では、第1エンドプレート50及びロータヨーク30を所定位置まで圧入させる荷重に加えて、第1エンドプレート50の内周傾斜面52を押す荷重(荷重小)でよい。
さらに、複数の電磁鋼板35同士が接着剤で固定された、所謂接着型のロータヨーク30の場合、電磁鋼板の縮みによる弾性力は期待できないが、第1エンドプレート50の内周傾斜面52の弾性変形により第1エンドプレート50がロータシャフト20に固定されるので、接着型のロータヨーク30においても第1エンドプレート50がロータシャフト20に確実に固定できる。
なお、前述した実施形態は、適宜、変形、改良、等が可能である。例えば、上記の実施形態では、第1エンドプレート50の内周傾斜面52及びロータシャフト20の傾斜面24の表面状態については、特に言及しなかったが、第1エンドプレート50の内周傾斜面52及びロータシャフト20の傾斜面24の一方の面、又は両方の面にローレット、筋、溝などの摩擦力増大部を形成して内周傾斜面52と傾斜面24間の摩擦係数を大きくしてもよい。これにより、さらに強固に第1エンドプレート50がロータシャフト20に固定される。
また、本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) ロータシャフト(ロータシャフト20)と、
該ロータシャフトの外周部に圧入されるロータヨーク(ロータヨーク30)と、
該ロータヨークの軸方向両側に配置される一対のエンドプレート(第1及び第2エンドプレート50,60)と、を備え、
前記一対のエンドプレートのうち一方のエンドプレート(第1エンドプレート50)は、前記ロータシャフトに設けられたプレート固定部(プレート固定部23)と該ロータヨークの軸方向一端面(軸方向一方の端面30a)との間に配置される、回転電機のロータ(ロータ10)であって、
前記プレート固定部は、前記ロータヨークの圧入方向に沿って前記ロータヨークの軸方向一端面側から離れるに従って外径寸法(外径寸法D)が大きくなるように傾斜する傾斜面(傾斜面24)を有し、
前記一方のエンドプレートの内周面(シャフト挿通孔51の内周面)は、前記プレート固定部の前記傾斜面と接触する内周傾斜面(内周傾斜面52)を有する、回転電機のロータ。
(1)によれば、プレート固定部は、ロータヨークの圧入方向に沿ってロータヨークの軸方向一端面側から離れるに従って外径寸法が大きくなるように傾斜する傾斜面を有し、一方のエンドプレートの内周面は、プレート固定部の傾斜面と接触する内周傾斜面を有するので、一方のエンドプレートは、ロータヨークが圧入される際に内周傾斜面が押し広げられる。その際、この内周傾斜面が元に戻ろうとする力で、内周傾斜面と傾斜面との間に面圧が生じ、摩擦力が発生する。ロータヨークの軸方向一端面が一方のエンドプレートを押圧することで、一方のエンドプレートの内周傾斜面とプレート固定部の傾斜面との間の摩擦力が維持され、一方のエンドプレートの相対回転を規制することができる。また、ロータヨークの圧入荷重は、エンドプレートをプレート固定部とロータヨークの軸方向一端面との間で挟持する場合に比べて、小さくて済む。
(2) (1)に記載の回転電機のロータであって、
前記内周傾斜面の軸方向幅(軸方向幅L1)は、前記一方のエンドプレートの内周面の軸方向幅(軸方向幅L2)の10%以上である、回転電機のロータ。
(2)によれば、内周傾斜面の軸方向幅を一方のエンドプレートの内周面の軸方向幅の10%以上とすることで、一方のエンドプレートの相対回転をより確実に規制することができる。
(3) (1)又は(2)に記載の回転電機のロータであって、
前記ロータヨークは、複数の電磁鋼板(電磁鋼板35)が接着材を介して積層されている、回転電機のロータ。
(3)によれば、一方のエンドプレートの相対回転は一方のエンドプレートの内周傾斜面とプレート固定部の傾斜面との間の摩擦力によって規制されるので、複数の電磁鋼板が接着材を介して積層された、いわゆる接着ヨークであっても、一方のエンドプレートの相対回転を適切に規制することができる。
(4) (1)〜(3)のいずれかに記載の回転電機のロータであって、
前記一方のエンドプレートの前記内周傾斜面及び前記プレート固定部の前記傾斜面の少なくとも一方は、摩擦力増大部(ローレット、筋、溝)を有する。
(4)によれば、一方のエンドプレートの内周傾斜面及びプレート固定部の傾斜面の少なくとも一方が摩擦力増大部を有することで、一方のエンドプレートの相対回転を規制する摩擦力を増やすことができ、一方のエンドプレートの相対回転をより確実に規制することができる。
10 回転電機のロータ
20 ロータシャフト
23 プレート固定部
24 傾斜面
30 ロータヨーク
35 電磁鋼板
50 第1エンドプレート(一方のエンドプレート)
51 シャフト挿通孔(第1エンドプレートの内周面)
52 内周傾斜面
60 第2エンドプレート
D 傾斜面の外径寸法
F 摩擦力
L1 内周傾斜面の軸方向幅
L2 第1エンドプレートの内周面の軸方向幅

Claims (4)

  1. ロータシャフトと、
    該ロータシャフトの外周部に圧入されるロータヨークと、
    該ロータヨークの軸方向両側に配置される一対のエンドプレートと、を備え、
    前記一対のエンドプレートのうち一方のエンドプレートは、前記ロータシャフトに設けられたプレート固定部と該ロータヨークの軸方向一端面との間に配置される、回転電機のロータであって、
    前記プレート固定部は、前記ロータヨークの圧入方向に沿って前記ロータヨークの軸方向一端面側から離れるに従って外径寸法が大きくなるように傾斜する傾斜面を有し、
    前記一方のエンドプレートの内周面は、前記プレート固定部の前記傾斜面と接触する内周傾斜面を有する、回転電機のロータ。
  2. 請求項1に記載の回転電機のロータであって、
    前記内周傾斜面の軸方向幅は、前記一方のエンドプレートの内周面の軸方向幅の10%以上である、回転電機のロータ。
  3. 請求項1又は2に記載の回転電機のロータであって、
    前記ロータヨークは、複数の電磁鋼板が接着材を介して積層されている、回転電機のロータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の回転電機のロータであって、
    前記一方のエンドプレートの前記内周傾斜面及び前記プレート固定部の前記傾斜面の少なくとも一方は、摩擦力増大部を有する。
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