JP2016161080A - 電磁クラッチおよびその製造方法 - Google Patents

電磁クラッチおよびその製造方法 Download PDF

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洋介 山上
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Abstract

【課題】歩留まりを向上して低コスト化を図る。【解決手段】アーマチャ5は、磁性材よりなり同心円状に形成された複数のプレート53、54を備え、複数のプレート53、54は、円周方向に分割された複数のプレート構成部材53a〜53c、54a〜54cを連結して構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、動力の伝達および遮断を行う電磁クラッチおよびその製造方法に関するものである。
従来の電磁クラッチは、駆動源から出力される回転駆動力によって回転するロータと、磁力によりロータ側に吸引されてロータに連結されることにより回転するアーマチャを備えている。
このような電磁クラッチは、磁気効率を向上させるために、ロータやアーマチャは、磁性材よりなる円板状の複数個のプレートを回転軸を中心に同心状に配置し、隣接するプレート間に非磁性材よりなる円環状のリングを配置している。
より詳細には、プレートの内周面または外周面にリング挿入溝が形成されており、隣接するプレート間にリングを挿入した後に、金型でリングを加圧してリングを塑性流動させることにより、リングをリング挿入溝に流入させて、隣接するプレートとリングを連結している。、
しかしながら、上記した従来の電磁クラッチは、せん断、圧縮、曲げ等について一定の機械的強度を満足するために、塑性流動した非磁性のリングに所要の緊迫力が残留されている必要がある。そのため、リング挿入溝は複雑な形状にする必要があり、リング挿入溝の加工が容易ではなかった。
そこで、磁性材よりなり同心状に配置された円板状の複数個のプレート間にリング挿入溝を形成し、非磁性材よりなるリングをリング挿入溝に圧入した後、リング挿入溝における開口部の周囲をかしめて、リングに圧縮応力を残留させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−126108号公報
上記特許文献1に記載された電磁クラッチは、磁性材よりなり中央に大きな開口部が形成されたドーナツ状の複数のプレート間にリング挿入溝を形成する構成となっている。このようなドーナツ状のプレートは、1枚の鉄板から打ち抜き加工等により複数取り出されるようになっている。
しかし、このように複数のドーナツ状のプレートを1枚の金属板から取り出す際には、隣り合うドーナツ状のプレートの間に比較的大きな切れ端部分ができ無駄となるだけでなく、中央の穴に相当する部分も無駄となり廃棄されることになる。すなわち、複数のドーナツ状のプレートを1枚の金属板から取り出す場合、無駄となる部分が多く、1枚の金属板から取り出すことのできるプレートの数が限られてしまう。このため、歩留まりが悪くコストが高くなってしまうといった問題がある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、歩留まりを向上して低コスト化を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、駆動源から出力される回転駆動力によって回転する駆動側回転体(3)と、電磁力により駆動側回転体に吸引されて駆動側回転体に連結されることにより回転軸周りに回転する従動側回転体(5)と、を備え、従動側回転体は、磁性材よりなり同心円状に形成された複数のプレート(53、54)と、プレートよりも変形抵抗が大きい非磁性材よりなる円環状の非磁性リング(56)と、を備え、複数のプレートの少なくとも1つは、円周方向に分割された複数のプレート構成部材(53a〜53c、54a〜54c)を連結して構成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、複数のプレートの少なくとも1つは、円周方向に分割された複数のプレート構成部材(53a〜53c、54a〜54c)を連結して構成されているので、例えば、1枚の金属板から円周方向に分割された複数のプレート構成部材を数多く取り出すことができ、歩留まりを向上して低コスト化を図ることができる。
また、上記目的を達成するため、請求項4に記載の発明は、駆動源から出力される回転駆動力によって回転する駆動側回転体(3)に形成された摩擦面(33a)と、回転軸周りに回転する従動側回転体(5)に形成された摩擦面(51)を電磁力により圧接させて動力を伝達する電磁クラッチの製造方法であって、従動側回転体に設けられ、磁性材よりなる同心円状のプレート(53、54)を構成する部材であって、円周方向に分割して構成された複数のプレート構成部材(53a〜53c、54a〜54c)と、非磁性材よりなる円環状の非磁性リング(56)と、を用意し、複数のプレート構成部材を連結して同心円状のプレートを構成し、同心円状のプレートのうち内周側に配置された内側プレートと該内側プレートの外周側に配置された外側プレートの接合部に形成され、回転軸方向一端側のみが開口された円環状のリング挿入溝(G)に非磁性リングを挿入し、非磁性リングに圧縮応力を残留させるように、複数のプレートにおけるリング挿入溝の開口部周囲を塑性流動させ、複数のプレートにおける回転軸方向他端側の余肉を非磁性リングが露出する位置まで除去して摩擦面を形成することを特徴としている。
このような構成によれば、円周方向に分割して構成された複数のプレート構成部材(53a〜53c、54a〜54c)を連結して同心円状のプレートを構成するようになっているので、例えば、1枚の金属板から円周方向に分割された複数のプレート構成部材を数多く取り出すことができ、歩留まりを向上して低コスト化を図ることができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る電磁クラッチの断面図である。 本発明の第1実施形態に係る電磁クラッチのアーマチャの構成を示す図である。 金属板から円弧状の内側プレートを形成する様子を示した図である。 内側プレートの外周面の断面図である。 外側プレートの内周面の断面図である。 第1実施形態に係るアーマチャの製造工程を示す要部の断面図である。 本発明の第2実施形態に係るアーマチャのプレートの構成を示す図である。 第2実施形態に係るアーマチャの製造工程を示す要部の断面図である。 本発明の第3実施形態に係る電磁クラッチの断面図である。 変形例について説明するための図である。 変形例について説明するための図である。 変形例について説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本実施形態に係る電磁クラッチは、車両用空調装置において、車両走行用のエンジン(駆動源)から出力される回転駆動力を冷媒圧縮機へ断続的に伝達するために用いられる。
本実施形態に係る電磁クラッチは、車両用空調装置において、車両走行用のエンジン(駆動源)から出力される回転駆動力を冷媒圧縮機へ断続的に伝達するために用いられる。
図1に示すように、電磁クラッチは、電磁石1、ロータ3、アーマチャ5、ハブ7等を有し、回転軸Jを中心に回転する。
電磁石1は、ステータ11およびコイル12等を有し、コイル12に通電されることによって電磁力を発生させてロータ3とアーマチャ5とを連結させるようになっている。
ステータ11は、磁性材(具体的には、鉄)よりなる。また、ステータ11は、回転軸Jに対して同軸上に配置された円筒状のステータ外側円筒部111、このステータ外側円筒部111の内周側に配置されるとともに回転軸Jに対して同軸上に配置された円筒状のステータ内側円筒部112、並びに、ステータ外側円筒部111およびステータ内側円筒部112における回転軸方向一端側同士を結ぶように回転軸垂直方向に広がるとともに、中央部にその表裏を貫通する円形状の貫通穴が形成された円板状のステータ端面部113を有している。
つまり、ステータ11は二重円筒構造で構成され、その軸方向断面形状は、回転軸Jに対して線対称に位置付けられる2つのコの字形状となり、ステータ外側円筒部111の内周面、ステータ内側円筒部112の外周面およびステータ端面部113の内側面によって、円筒状空間が形成される。そして、その円筒状空間にコイル12が収容されている。
コイル12は、絶縁性の樹脂材(具体的には、エポキシ)でモールディングされた状態でステータ11に固定されており、ステータ11に対して電気的に絶縁されている。
コイル12の一端は車両側に電気的に接地されており、コイル12の他端は空調装置の電子制御装置(ECU)100と接続されている。そして、コイル12への通電、非通電の切り換え制御は、電子制御装置100によって行われる。
ロータ3は、回転軸Jに対して同軸上に配置された円筒状のロータ外側円筒部31、このロータ外側円筒部31の内周側に配置されるとともに回転軸Jに対して同軸上に配置された円筒状のロータ内側円筒部32、ロータ外側円筒部31およびロータ内側円筒部32における回転軸方向一端側同士を結ぶように回転軸垂直方向に広がるとともに、中央部にその表裏を貫通する円形状の貫通穴が形成された円板状のロータ端面部33等を有している。
つまり、ロータ3は二重円筒構造で構成され、その軸方向断面形状は、回転軸Jに対して線対称に位置付けられる2つのコの字形状となり、ロータ外側円筒部31の内周面、ロータ内側円筒部32の外周面、およびロータ端面部33の内側面によって、円筒状空間が形成される。そして、その円筒状空間に電磁石1が収容されている。
ロータ外側円筒部31、ロータ内側円筒部32、およびロータ端面部33は、磁性材(具体的には、低炭素鋼)よりなり、電磁石1が発生させる電磁力の磁気回路を構成する。
ロータ端面部33は、磁性材(具体的には、低炭素鋼)にて形成されており、電磁石1が発生させる電磁力の磁気回路を構成する。ロータ端面部33におけるアーマチャ5側には、ロータ3とアーマチャ5が連結された際にアーマチャ摩擦面51と接触するロータ摩擦面33aが形成されている。
ロータ端面部33には、軸方向に沿って見たときに径方向に2列に並んだ円弧状のロータスリット穴331a、331bが、回転軸Jの周方向に沿って複数個形成されている。これらのロータスリット穴331a、331bは、ロータ端面部33の表裏を貫通している。
ロータ外側円筒部31の外周側には、Vベルト(図示せず)が掛けられるV溝(具体的には、ポリV溝)が形成されている。Vベルトは、エンジンから出力される回転駆動力をロータ3に伝達する。
ロータ内側円筒部32の内周側には、ボールベアリング36の外周側が固定され、ボールベアリング36の内周側には、冷媒圧縮機(図示せず)の外殻を形成するハウジングから電磁クラッチ側へ突出した円筒状のボス部(図示せず)が固定される。これにより、ロータ3は、冷媒圧縮機のハウジングに対して回転自在に固定される。なお、ロータ3は、本発明の駆動側回転体に相当する。
アーマチャ5は、回転軸Jの垂直方向に広がるとともに、中央部にその表裏を貫通する円形状の貫通穴が形成された磁性材よりなる円板状の部材である。図2に示すように、アーマチャ5は、円形状の貫通穴が形成された内側プレート53と、この内側プレート53の外周側に設けられた外側プレート54と、板バネ部材55と、を有している。なお、アーマチャ5は、本発明の従動側回転体に相当する。
本実施形態における内側プレート53は、中央に円形状の貫通穴が形成された円板を円周方向に3つに等分割したような円弧状の第1内側プレート53a、第2内側プレート53bおよび第3内側プレート53cにより構成されている。すなわち、内側プレート53は、円形状の貫通穴が形成された円板状となるよう、3つの円弧状の第1内側プレート53a〜第3内側プレート53cを互いに組み付けることにより構成される。なお、第1内側プレート53a〜第3内側プレート53cは、プレート構成部材に相当する。また、第1内側プレート53a〜第3内側プレート53cは、同一形状となっている。また、本実施形態において、第1内側プレート53a〜第3内側プレート53c同士の接合部の形状は、回転軸Jに対して垂直方向に延びる直線形状となっている。
また、本実施形態における外側プレート54は、円周方向に複数に3つに等分割された円弧状の第1外側プレート54a、第2外側プレート54bおよび第3外側プレート54cにより構成されている。具体的には、外側プレート54は、内側プレート53を囲むような円板状となるよう、3つの円弧状の第1外側プレート54a〜第3外側プレート54cを互いに組み付けることにより構成される。なお、第1外側プレート54a〜第3外側プレート54cは、プレート構成部材に相当する。また、第1外側プレート54a〜第3外側プレート54cは、同一形状となっている。
板バネ部材55は、中央部にその表裏を貫通する円形状の貫通穴が形成された円板状の弾性部材である。板バネ部材55には、複数のリベット挿入穴55aとリベット540を挿入するための複数のリベット挿入穴55dが形成されている。
内側プレート53および外側プレート54におけるロータ3側の面には、ロータ3とアーマチャ5とが連結された際にロータ端面部33のロータ摩擦面33aと接触するアーマチャ摩擦面51が形成されている。
内側プレート53と外側プレート54の間には、非磁性材よりなる円環状の非磁性リング56が設けられている。この非磁性リング56は、内側プレート53と外側プレート54を連結している。また、非磁性リング56は、内側プレート53および外側プレート54の材料よりも変形抵抗が大きい非磁性材(具体的には、SUS304)よりなる。また、非磁性リング56は、切断されることなく、周方向に連続した形状になっている。
図1に示したように、非磁性リング56は、ロータスリット穴331aとロータスリット穴331bの間に位置づけられている。すなわち、非磁性リング56は、ロータスリット穴331aの内周側であって、かつ、ロータスリット穴331bの外周側に位置づけられている。
ハブ7は、アーマチャ5と冷媒圧縮機とを連結するものであり、冷媒圧縮機の軸に結合される。ハブ7は、ロータ3に連結されることにより回転する回転部材である。ハブ7は、回転軸J方向に延びる円筒状の円筒部71と、この円筒部71の一端側から回転軸Jに対して垂直方向に広がるフランジ部72を有している。
ハブ7と外側プレート54の間には、回転軸Jに対して垂直方向に広がる板バネ部材55が配置されている。また、ハブ7のフランジ部72には、リベット520を挿入するための複数のリベット挿入穴(図示せず)が形成されている。板バネ部材55に形成されたリベット挿入穴55aとハブ7のフランジ部72に形成されたリベット挿入穴72aを貫通するようにリベット520が挿入され、このリベット520によって板バネ部材55がハブ7に固定されている。
また、外側プレート54には、リベット540を挿入するための複数のリベット挿入穴54dが形成されている。外側プレート54に形成されたリベット挿入穴54dと板バネ部材55に形成されたリベット挿入穴55bを貫通するようにリベット540が挿入され、このリベット540によって外側プレート54が板バネ部材55に固定されている。
ここで、板バネ部材55は、リベット520によってハブ7に固定されている。板バネ部材55は、ロータ端面部33からアーマチャ摩擦面51が離れる方向に弾性力を作用させている。この弾性力により、コイル12に通電されていないときには、ロータ端面部33とアーマチャ摩擦面51との間に予め定められた所定の隙間が形成される。
次に、本実施形態の作動について説明する。電子制御装置100が制御電圧を出力しておらず電磁石1が非通電状態になっている場合には、電磁石1が電磁力を発生しないので、ロータ3とアーマチャ5とが板バネ部材55の弾性力によって切り離される。従って、エンジンの回転駆動力は冷媒圧縮機へ伝達されない。その結果、冷凍サイクル装置は作動しない。
電子制御装置100が制御電圧を出力して電磁石1を通電状態にした場合には、電磁石1が発生する電磁力が板バネ部材55の弾性力を上回り、電磁力によりアーマチャ5がロータ3側に吸引されてロータ摩擦面33aとアーマチャ摩擦面51が圧接され、ロータ3とアーマチャ5とが連結される。したがって、エンジンの回転駆動力は、ロータ3、アーマチャ5、およびハブ7を介して冷媒圧縮機へ伝達される。これにより、冷凍サイクル装置が作動する。
次に、アーマチャ5の製造方法について、図3〜図6に基づいて説明する。
まず、円弧状の磁性材よりなる第1内側プレート53a〜第3内側プレート53cと、非磁性材よりなる非磁性リング56と、円弧状の磁性材よりなる第1外側プレート54a〜第3外側プレート54cを用意する。
本実施形態における円弧状の第1内側プレート53a〜第3内側プレート53cは、図3に示すように、金属板Pをプレス等で打ち抜いて形成されている。また、円弧状の第1外側プレート54a〜第3外側プレート54cについても、同様に、金属板Pをプレス等で打ち抜いて形成されている。本実施形態では、複数の円弧状の部材を連結して内側プレート53と外側プレート54を構成するようになっているので、1枚の金属板Pから多数の円弧状の部材を取り出ることができ、多数の内側プレート53と外側プレート54を形成することが可能となっている。
図4に示すように、第1内側プレート53a〜第3内側プレート53cは、回転軸方向一端側の面と、外周面の角部に、切り欠き部531と面取り部532が形成されている。なお、切り欠き部531と面取り部532は、第1内側プレート53a〜第3内側プレート53cの外周面側の全体にわたって形成されている。
また、図5に示すように、第1外側プレート54a〜第3外側プレート54cは、回転軸方向一端側の面と、内周面の角部に、切り欠き部541と面取り部542が形成されている。なお、切り欠き部541と面取り部542は、第1外側プレート54a〜第3外側プレート54cの外周面側の全体にわたって形成されている。
続いて、中央に円形状の貫通穴が形成された円板状となるよう、3つの円弧状の第1内側プレート53a〜第3内側プレート53cを組み合わせて1つの内側プレート53を形成する。
続いて、内側プレート53の周囲を囲むよう第1外側プレート54a〜第3外側プレート54cを内側プレート53の外周側に配置し、第1外側プレート54a〜第3外側プレート54cの外周を固定用治具(図示せず)を用いて仮固定する。これにより、内側プレート53と外側プレート54とが固定用治具により仮固定され、1つの円環状の円板部材が構成される。
なお、第1内側プレート53a〜第3内側プレート53cには、切り欠き部531と面取り部532が形成されており、第1外側プレート54a〜第3外側プレート54cには、切り欠き部541と面取り部542が生成されているため、図6(a)に示すように、内側プレート53と外側プレート54の接合部の断面には、リング挿入溝Gが形成される。
このリング挿入溝Gは、回転軸垂直方向(図6(a)の紙面左右方向)の溝幅が、開口部側から溝底部に向かって次第に狭くなった後、溝底部まで一定となっている。
また、リング挿入溝Gにおける開口部側端部の開口端溝幅W1は、非磁性リング56の線形φDよりも大きく設定されている。さらに、リング挿入溝Gにおける溝底部側の底部側溝幅W2は、非磁性リング56の線形φDよりも小さく設定されている。
続いて、図6(b)に示すように、リング挿入溝Gに非磁性リング56を圧入する。より詳細には、非磁性リング56は、リング挿入溝Gにおける底部側溝幅W2が一定の部位まで挿入されるとともに、リング挿入溝Gにおける溝底部に当接しない位置で止められている。
続いて、図6(c)に示すように、リング挿入溝Gにおける開口部周囲をかしめて(すなわち、塑性流動させて)、非磁性リング56に圧縮応力を残留させる。
続いて、図6(d)に示すように、回転軸方向他端側(ロータ3側)の余肉を、切削等により非磁性リング56が露出する位置まで除去して、アーマチャ摩擦面51を形成する。また、アーマチャ5における他の部位の切削加工等を行い、アーマチャ5を最終形状に仕上げる。なお、この状態では、非磁性リング56は圧縮応力が残留した状態で内側プレート53と外側プレート54の間に挟持されて、アーマチャ5の形状が保持される。
その後、アーマチャ5を固定用治具から取り外し、アーマチャ5のうち、少なくとも非磁性リング56と内側プレート53と外側プレート54との接触部を含む部位に、電着塗装を行う。これにより、非磁性リング56と内側プレート53と外側プレート54との接触部の腐食を、防止ないしは抑制することができる。
続いて、図2に示したように、板バネ部材55に形成されたリベット挿入穴55aとハブ7のフランジ部72に形成されたリベット挿入穴(図示せず)を貫通するようにリベット520を挿入し、このリベット520によって板バネ部材55をハブ7に固定する。
続いて、外側プレート54に形成されたリベット挿入穴54dと板バネ部材55に形成されたリベット挿入穴(図示せず)を貫通するようにリベット540を挿入し、このリベット540によって外側プレート54を板バネ部材55に固定する。このようにしてアーマチャ5がハブ7に組み付けられる。
以上述べたように、本実施形態によると、内側プレート53と外側プレート54は、円周方向に分割された複数のプレート構成部材53a〜53c、54a〜54cを連結して構成されているので、例えば、1枚の金属板から円周方向に分割された複数のプレート構成部材を数多く取り出すことができ、歩留まりを向上して低コスト化を図ることができる。
また、内側プレート53を構成する複数のプレート構成部材53a〜53cは、非磁性リング56により連結され、外側プレート54を構成する複数のプレート構成部材54a〜54cは、非磁性リング56と異なる板バネ部材55で連結することができる。
また、内側プレート53と外側プレート54は、互いに分割されたものを連結して一体化することができる。また、内側プレート53と外側プレート54は、元々一体化されたものを用いることもできる。この場合、内側プレート53と外側プレート54は、円周方向に分割された複数のプレート構成部材53a〜53c、54a〜54cを連結して構成することができる。
また、複数のプレート構成部材53a〜53c、54a〜54cは、円周方向に等分割されているので、各プレート構成部材53a〜53c、54a〜54cの形状を同一形状にすることができ、作業効率を向上することができる。
また、電磁クラッチの製造方法において、円周方向に分割して構成された複数のプレート構成部材53a〜53c、54a〜54cを連結して同心円状のプレート53、54を構成するようになっているので、例えば、1枚の金属板から円周方向に分割された複数のプレート構成部材を数多く取り出すことができ、歩留まりを向上して低コスト化を図ることができる。
ところで、従来の電磁クラッチは、せん断、圧縮、曲げ等について一定の機械的強度を満足するために、塑性流動した非磁性のリングに所要の緊迫力が残留されている必要があるため、リング挿入溝は複雑な形状にする必要があり、リング挿入溝の加工が容易ではなかった。
しかし、上記した電磁クラッチの製造方法では、リング挿入溝Gは複雑な形状にする必要がないため、リング挿入溝の加工を容易にすることもできる。
また、上記した電磁クラッチの製造方法では、非磁性リング56をリング挿入溝Gに圧入することもできる。
なお、本実施形態では、アーマチャ5をハブ7に組み付ける際に、リベット520によって板バネ部材55をハブ7に固定した後、リベット540によって外側プレート54を板バネ部材55に固定するようにしたが、リベット540によって外側プレート54を板バネ部材55に固定した後、リベット520によって板バネ部材55をハブ7に固定するようにしてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るアーマチャ5について説明する。図7は、本実施形態に係るアーマチャ5の内側プレート53と外側プレート54の構成を示した図である。上記第1実施形態のアーマチャ5は、別体として構成された内側プレート53と外側プレート54を連結するように構成したが、本実施系形態に係るアーマチャ5は、内側プレート53と外側プレート54が一体化されている点が異なる。
図7は、本実施形態に係る内側プレート53aと外側プレート54aの構成を示したものである。なお、内側プレート53bおよび外側プレート54b、内側プレート53cおよび外側プレート54cについても同様の構成となっている。
内側プレート53aおよび外側プレート54a、内側プレート53bおよび外側プレート54b、内側プレート53cおよび外側プレート54cは、それぞれ円周方向に3つに等分割されている。
図に示すように、内側プレート53aに対応する内周側の部位と、外側プレート54aに対応する外周側の部位の境界に、非磁性リング56を挿入するための円環状のリング挿入溝G(点線で示す)が形成され、このリング挿入溝Gに非磁性リング56が挿入されるようになっている。
次に、アーマチャ5の製造方法について、図7〜図8に基づいて説明する。
まず、第1内側プレート53aと第1外側プレート54aが一体化されたものと、第2内側プレート53bと第2外側プレート54bが一体化されたものと、第3内側プレート53cと第3外側プレート54cが一体化されたものと、非磁性材よりなる非磁性リング56を用意する。
本実施形態において、第1内側プレート53aと第1外側プレート54aが一体化されたものと、第2内側プレート53bと第2外側プレート54bが一体化されたものと、第3内側プレート53cと第3外側プレート54cが一体化されたものは、それぞれ金属板をプレス等で打ち抜いて形成されている。
続いて、第1内側プレート53aと第1外側プレート54aが一体化されたものと、第2内側プレート53bと第2外側プレート54bが一体化されたものと、第3内側プレート53cと第3外側プレート54cが一体化されたものを連結し、中央に円形状の貫通穴が形成された円板状のプレートを形成する。
続いて、切削またはコイニング等により、この円板状のプレートの一面(アーマチャ摩擦面51となる面)に、リング挿入溝Gを形成する。この時点では、リング挿入溝Gは、円板状のプレートの表裏を貫通しておらず、回転軸方向一端側(具体的には、反ロータ摩擦面側)のみが開口した形状になっている。
図8(a)に示すように、この時点でのリング挿入溝Gは、回転軸垂直方向(図8(a)の紙面左右方向)の溝幅が、開口部側から溝底部に向かって次第に狭くなった後、溝底部まで一定となっている。
また、リング挿入溝Gにおける開口部側端部の開口端溝幅W1は、非磁性リング56の線形φDよりも大きく設定されている。さらに、リング挿入溝Gにおける溝底部側の底部側溝幅W2は、非磁性リング56の線形φDよりも小さく設定されている。
続いて、図8(b)に示すように、リング挿入溝Gに非磁性リング56を圧入する。より詳細には、非磁性リング56は、リング挿入溝Gにおける底部側溝幅W2が一定の部位まで挿入されるとともに、リング挿入溝Gにおける溝底部に当接しない位置で止められている。
続いて、図8(c)に示すように、リング挿入溝Gにおける開口部の周囲をかしめて(すなわち、塑性流動させて)、非磁性リング56に圧縮応力を残留させる。
続いて、図8(d)に示すように、回転軸方向他端側(ロータ3側)の余肉を、切削等により非磁性リング56が露出する位置まで除去して、アーマチャ摩擦面51を形成する。また、アーマチャ5における他の部位の切削加工等を行い、アーマチャ5を最終形状に仕上げる。なお、この状態では、非磁性リング56は圧縮応力が残留した状態で内側プレート53と外側プレート54の間に挟持されて、アーマチャ5の形状が保持される。
その後、アーマチャ5を固定用治具から取り外し、アーマチャ5のうち、少なくとも非磁性リング56と内側プレート53と外側プレート54との接触部を含む部位に、電着塗装を行う。これにより、非磁性リング56と内側プレート53と外側プレート54との接触部の腐食を、防止ないしは抑制することができる。
続いて、図2に示したように、板バネ部材55に形成されたリベット挿入穴55aとハブ7のフランジ部72に形成されたリベット挿入穴(図示せず)を貫通するようにリベット520を挿入し、このリベット520によって板バネ部材55をハブ7に固定する。
続いて、外側プレート54に形成されたリベット挿入穴54dと板バネ部材55に形成されたリベット挿入穴(図示せず)を貫通するようにリベット540を挿入し、このリベット540によって外側プレート54を板バネ部材55に固定する。このようにしてアーマチャ5がハブ7に組み付けられる。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される効果を第1実施形態と同様に得ることができる。
また、上記した構成によれば、同心円状のプレートは、内側プレート53と外側プレート54を一体化したものとして構成されているので、アーマチャ5の組み付け作業を容易にすることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係るアーマチャ5について説明する。図9は、本実施形態に係る電磁クラッチの構成図である。上記第1実施形態のアーマチャ5は、外側プレート54が非磁性リング56を介してハブ7と連結されているが、本実施形態のアーマチャ5は、外側プレート54がダンパ73を介してハブ7と連結されている。
アーマチャ5における反ロータ側にはフランジ部72が形成されており、このフランジ部72にアウターハブ71がリベット520によって固定されている。インナーハブ72aは、冷媒圧縮機の軸に結合される。
アウターハブ71とインナーハブ72aは、それぞれ回転軸方向に延びる円筒部711、721を有しており、アウターハブ71の円筒部711およびインナーハブ72aの円筒部721には、ゴムよりなる円筒状のダンパ73が加硫接着されている。
これにより、アーマチャ5、アウターハブ71、ダンパ73、インナーハブ72a、冷媒圧縮機の軸が連結され、ロータ3とアーマチャ5が連結されると、アーマチャ5、ハブ7、冷媒圧縮機の軸がロータ3とともに回転する。
また、ダンパ73は、アウターハブ71に対してロータ3から離れる方向に弾性力を作用させている。この弾性力により、コイル12に通電されていないときには、ロータ摩擦面33aとアーマチャ摩擦面51との間に隙間が形成される。
このように、アーマチャ5は、ロータ3に連結されることにより回転軸周りに回転するハブ7を備え、外側プレート54は、非磁性リング56と異なるダンパ73を介してハブ7に連結されるように構成することができる。
(第4実施形態)
本実施系形態に係るアーマチャ5のアーマチャ摩擦面51側から見た第1内側プレート53aと第2内側プレート53bの接合部の形状を図10示す。なお、第2内側プレート53bと第3内側プレート53cの接合部および第3内側プレート53cと第1内側プレート53aの接合部についても、図10に示したものと同様の形状となっている。
上記第1実施形態では、第1内側プレート53aと第2内側プレート53bの接合部の形状が回転軸Jに対して垂直方向に延びる直線形状となっているが、本実施形態では、図10に示すように、第1内側プレート53aと第2内側プレート53bの接合部の形状が周方向に傾斜している。このように、第1内側プレート53aと第2内側プレート53bの接合部の形状が周方向に傾斜するように構成することもできる。このように、第1〜第3内側プレート53a〜53cの接合部の形状を周方向に傾斜する形状とすることもできる。
(第5実施形態)
上記第1実施形態では、第1内側プレート53aと第2内側プレート53bの接合部の形状が回転軸Jに対して垂直方向に延びる直線形状となっているが、本実施形態では、図11に示すように、第1内側プレート53aと第2内側プレート53bの接合部の形状が折れ線形状となっている。また、第2内側プレート53bと第3内側プレート53cの接合部の形状および第3内側プレート53cと第1内側プレート53aの接合部の形状も図11に示したものと同様の形状となっている。このように、第1〜第3内側プレート53a〜53cの接合部の形状を折れ線形状とすることもできる。
(第6実施形態)
上記第1実施形態では、第1内側プレート53aと第2内側プレート53bの接合部の形状が回転軸Jに対して垂直方向に延びる直線形状となっているが、本実施形態では、図12に示すように、第1内側プレート53aと第2内側プレート53bの接合部の形状が凹凸形状となっている。また、第2内側プレート53bと第3内側プレート53cの接合部の形状および第3内側プレート53cと第1内側プレート53aの接合部の形状も図11に示したものと同様の形状となっている。このように、第1〜第3内側プレート53a〜53cの接合部の形状を凹凸形状とすることもできる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、円周方向に複数に等分割された円弧状のプレートを組み合わせて内側プレート53および外側プレート54を構成するようにしたが、内側プレート53および外側プレート54を構成する円弧状のプレートは、必ずしも等分割されたものでなくてもよい。
また、上記各実施形態では、円周方向に複数に等分割された円弧状のプレートを組み合わせて内側プレート53および外側プレート54を構成するようにしたが、必ずしも内側プレート53および外側プレート54の両方を、円周方向に複数に等分割された円弧状のプレートを組み合わせて構成する必要はない。
また、上記各実施形態では、内側プレート53と外側プレート54が同心円状に配置されるように構成するようにしたが、3つ以上のプレートを同心円状に配置するように構成してもよい。
上記各実施形態では、3つに等分割されたプレート構成部材を連結して同心円状のプレートを構成するようにしたが、必ずしも等分割されたプレート構成部材を連結して同心円状のプレートを構成するようにしなくてもよい。また、上記各実施形態では、3つ以外のプレート構成部材を連結して同心円状のプレートを構成するようにしてもよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
3 ロータ
5 アーマチャ
7 ハブ
30a ロータ摩擦面
51 アーマチャ摩擦面
53 内側プレート
53a〜53c プレート構成部材
54 外側プレート
54a〜54c プレート構成部材
55 板バネ部材
56 非磁性リング
71 アウターハブ
73 ダンパ

Claims (7)

  1. 駆動源から出力される回転駆動力によって回転する駆動側回転体(3)と、
    電磁力により前記駆動側回転体に吸引されて前記駆動側回転体に連結されることにより回転軸周りに回転する従動側回転体(5)と、を備え、
    前記従動側回転体は、磁性材よりなり同心円状に形成された複数のプレート(53、54)と、前記プレートよりも変形抵抗が大きい非磁性材よりなる円環状の非磁性リング(56)と、を備え、
    前記複数のプレートの少なくとも1つは、円周方向に分割された複数のプレート構成部材(53a〜53c、54a〜54c)を連結して構成されていることを特徴とする電磁クラッチ。
  2. 前記複数のプレートのうち内周側に位置する内側プレート(53)を構成する前記複数のプレート構成部材(53a〜53c)は、前記非磁性リングにより連結され、
    前記内側プレートよりも外周側に位置する外側プレート(54)を構成する前記複数のプレート構成部材(54a〜54c)は、前記非磁性リングと異なる部材(55、73)で連結されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁クラッチ。
  3. 前記内側プレートと前記外側プレートは、互いに分割されたものが用いられていることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁クラッチ。
  4. 前記複数のプレート構成部材は、円周方向に等分割されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁クラッチ。
  5. 駆動源から出力される回転駆動力によって回転する駆動側回転体(3)に形成された摩擦面(33a)と、回転軸周りに回転する従動側回転体(5)に形成された摩擦面(51)を電磁力により圧接させて動力を伝達する電磁クラッチの製造方法であって、
    前記従動側回転体に設けられ、磁性材よりなる同心円状のプレート(53、54)を構成する部材であって、円周方向に分割して構成された複数のプレート構成部材(53a〜53c、54a〜54c)と、非磁性材よりなる円環状の非磁性リング(56)と、を用意し、
    前記複数のプレート構成部材を連結して前記同心円状のプレートを構成し、
    前記同心円状のプレートのうち内周側に配置された内側プレートと該内側プレートの外周側に配置された外側プレートの接合部に形成され、回転軸方向一端側のみが開口された円環状のリング挿入溝(G)に前記非磁性リングを挿入し、
    前記非磁性リングに圧縮応力を残留させるように、前記複数のプレートにおける前記リング挿入溝の開口部周囲を塑性流動させ、
    前記複数のプレートにおける回転軸方向他端側の余肉を前記非磁性リングが露出する位置まで除去して前記摩擦面を形成することを特徴とする電磁クラッチの製造方法。
  6. 前記内側プレートと前記外側プレートは一体化されたものが用いられていることを特徴とする請求項5に記載の電磁クラッチの製造方法。
  7. 前記非磁性リングを前記リング挿入溝(G)に圧入することを特徴とする請求項5または6に記載の電磁クラッチの製造方法。
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