JP2000166143A - 回転電機用磁石回転子 - Google Patents

回転電機用磁石回転子

Info

Publication number
JP2000166143A
JP2000166143A JP10332172A JP33217298A JP2000166143A JP 2000166143 A JP2000166143 A JP 2000166143A JP 10332172 A JP10332172 A JP 10332172A JP 33217298 A JP33217298 A JP 33217298A JP 2000166143 A JP2000166143 A JP 2000166143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
boss member
magnet holding
dovetail
boss
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10332172A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Tanaka
昭一 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mahle Electric Drive Systems Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusan Denki Co Ltd filed Critical Kokusan Denki Co Ltd
Priority to JP10332172A priority Critical patent/JP2000166143A/ja
Publication of JP2000166143A publication Critical patent/JP2000166143A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁石保持部材のアリとボス部材のアリ溝を従
来のように高精度に作成しないでも、アリとアリ溝の嵌
合を容易に行わせることができる磁石回転子を得る。 【解決手段】 ボス部材1の外周に周方向に間隔をあけ
て並べて複数のアリ溝1cを設ける。これらアリ溝1c
には、独立した磁石保持部材5を支持させる。この磁石
保持部材5は、アリ溝1cに嵌合させるアリ5aと、こ
のアリ5aに一体でボス部材1の外周に径方向に突出す
る磁石保持部5bを有する構造とする。隣接する磁石保
持部5bの間に永久磁石3をそれぞれ挟持させる。各磁
石保持部5bで、両隣の磁石保持部5bに対向する両側
面には、ボス部材1の径方向の外側に向うに従って次第
に両隣の磁石保持部5b側に張り出す向きのテーパ部5
b1を設ける。隣接する磁石保持部5bの側面に接する各
永久磁石3の側面には、磁石保持部5bのテーパ部5b1
と同じ方向に傾斜したテーパ部3a1を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁石式交流発電機
や、ブラシレスモータなどの回転電機に用いる磁石回転
子に関し、特に内燃機関に取り付ける磁石発電機に用い
るのに好適な磁石回転子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁石式交流発電機またはブラシレスモー
タなどの回転電機において、回転子の重量を軽くし、そ
の慣性モーメントを小さくする必要がある場合には、回
転子を固定子の内側に配置して、固定子の内側で回転さ
せる内転形の構成をとることが多い。
【0003】特に、レース用の内燃機関駆動車両におい
て、内燃機関に取り付けた磁石式交流発電機の出力で内
燃機関用点火装置を動作させる場合には、機関の加速性
能及び減速性能が損なわれないようにするために、内燃
機関に取り付ける磁石式交流発電機の回転子の慣性モー
メントを極力小さくすることが必要とされる。
【0004】このため従来のこの種の磁石回転子は、内
燃機関の回転軸の先端に同軸状に嵌合されて取付けられ
る筒状のボス部材の外周に、周方向に等間隔で磁石取付
け部を設け、これら磁石取付け部に板状の永久磁石をそ
れぞれ配置し、各永久磁石の表面に磁極片を重ねてそれ
ぞれ配置し、これら永久磁石と磁極片との各重ね合わせ
体を該重ね合わせ体を貫通するネジでボス部材に締結
し、且つ内燃機関の高速回転時に遠心力により磁極片及
び永久磁石が外側に飛び出すのを防ぐために、ボス部材
の外周面と永久磁石の側面と磁極片の端部とを被覆する
ようにアルミニュウムからなるモールド部をボス部材の
外周で軸線方向の両側に設けた構造になっていた。
【0005】しかしながら、このような構造の磁石回転
子では、該磁石回転子に内燃機関側から振動が加わった
場合に、ネジが緩んで磁極片及び永久磁石の取付け強度
が低下する恐れがあった。
【0006】また、モールド部は、永久磁石及び磁極片
をネジにより固定したボス部材を射出成型用金型内に挿
入して、該金型内にアルミニュウムの湯を射出すること
により形成されるため、モールド部を形成する際に永久
磁石の温度が上昇して該磁石が減磁させられることがあ
った。
【0007】このような問題点を回避するため、本出願
人は図5〜図8に示す如き磁石回転子を提案した(特願
平10−41475号)。
【0008】この磁石回転子は、鉄等の強磁性材料から
なるボス部材1と、絶縁樹脂の成型品からなる磁石保持
部材2と、複数の永久磁石3と、磁石カバー4とにより
構成されている。この場合、永久磁石3の種類は問わな
いが、図示の例では、永久磁石3として希土類磁石が用
いられている。
【0009】ボス部材1は、その全体がほぼ円筒状を呈
するように形成されていて、その一端の外周側には拡大
径部1aが設けられ、その内側には図示しない内燃機関
の回転軸を嵌合させるためのテーパ孔1bが形成されて
いる。ボス部材1の外周面には、複数(図示の例では8
個)のアリ溝1c,1c,…が等角度間隔で開口させて
設けられ、ボス部材1の軸線方向の一端寄りの外周部に
は、拡大径部1aよりも小径の外鍔部1dが形成されて
いる。図示の各アリ溝1cは、断面が鳩尾状を呈する溝
からなっていて、その長手方向の一端がボス部材1の他
端側に開口するように設けられている。
【0010】磁石保持部材2は、図7にも示したよう
に、ボス部材1の外周を隙間なく取り囲むように環状に
形成された周壁部2aと、該周壁部2aの内周から径方
向の内側に突出した複数のアリ2c,2c,…とからな
っている。磁石保持部材2の周壁部2aの、アリ2c,
2c,…相互間に位置する部分を貫通した状態で、複数
の磁石保持孔2d,2d,…が形成され、これらの磁石
保持孔2d,2d,…内にそれぞれ板状の永久磁石3,
3…が収容されている。
【0011】各アリ2cは、アリ溝1cの断面形状と同
様な鳩尾状の断面形状を呈する突起からなっていて、対
応するアリ溝1cの軸線方向の一端側の開口部から該ア
リ溝1cにきつく嵌合させられるようになっており、各
アリ2cを対応するアリ溝1cに嵌合させて磁石保持部
材2をボス部材1の軸線方向にスライドさせることによ
り、磁石保持部材2の周壁部2aをボス部材1の外周に
きつく嵌合させることができるようになっている。
【0012】磁石保持部材2の周壁部2aを貫通した複
数の磁石保持孔2d,2d,…は、ボス部材1の周方向
に等角度間隔で並ぶように設けられ、各磁石保持孔2d
の内面には、各磁石保持孔の断面積をボス部材の径方向
の外側に向うに従って次第に小さくする向きのテーパが
付けられたテーパ部が設けられている。図示の例では、
磁石保持部材2の周方向(ボス部材の周方向)に相対す
る各磁石保持孔2dの内面がテーパ部2d1及び2d1とな
っている。
【0013】各磁石保持孔2dの内面に接する各永久磁
石3の側面には、磁石保持孔2dの内面のテーパ部2d
1,2d1と同じ方向に傾斜したテーパ部3a1,3a1が設
けられ、各永久磁石3のテーパ部3a1,3a1が磁石保持
孔2dのテーパ部2d1,2d1に当接することにより、各
永久磁石3の抜け止めが図られるようになっている。
【0014】各永久磁石3を対応する磁石保持孔2d内
に収納して保持させた状態で、各永久磁石3の外側の磁
極面が磁石保持部材2の外周面と同一面上に位置するよ
うに、各磁石保持孔2dの深さ(磁石保持部材2の周壁
部2aの厚み)が設定されている。
【0015】磁石保持部材2を形成する絶縁樹脂材料と
しては、耐熱性が高く、衝撃強度及び機械的強度に優れ
たもの(例えばPPS樹脂)が用いられている。
【0016】磁石保持部材2のアリ2c,2c,…相互
間の間隔は、隣り合うアリ2c,2cの間に、永久磁石
3を磁石保持孔2d内に挿入する際に必要な隙間を確保
するために十分な大きさに設定されている。
【0017】磁石カバー4は、ステンレス鋼やアルミニ
ュウムなどの非磁性材料(強磁性材料以外の金属材料)
の薄板を円筒状に成形したものからなっていて、磁石保
持部材2の外周に隙間なく嵌合するように、その内径寸
法が設定されている。磁石カバー4は、その軸線方向の
一端側及び他端側にそれぞれ内鍔部4a及び4bを有し
ていて、該磁石カバーの一端側の内鍔部4a及び他端側
の内鍔部4bがそれぞれボス部材1の外周の鍔部1d及
びボス部材1の軸線方向の他端側の端面に外側から当接
させられて、磁石カバー4がボス部材1に対して固定さ
れている。
【0018】磁石カバー4の両端の内鍔部4a,4bの
少なくとも一方は、該磁石カバー4を磁石保持部材2の
外周に嵌合させた後にシーミング加工等により形成され
る。図示の例では、磁石カバー4を製作する際にその軸
線方向の他端側の内鍔部4bのみを形成しておき、磁石
カバー4を磁石保持部材2の外周に嵌合させた後に、そ
の軸線方向の一端側の端部にシーミング加工を施して該
磁石保持部材の一端をボス部材1の鍔部1dに被せるよ
うに変形させることにより、内鍔部4aを形成するよう
にしている。
【0019】このような磁石回転子を組み立てる際に
は、図8に示すように、磁石保持部材2の軸線方向から
隣接するアリ2c,2cの相互間の隙間を通して、各磁
石保持孔2d内に永久磁石3を挿入し、各永久磁石3を
磁石保持孔2dの内面に接着により固定する。永久磁石
3と磁石保持孔2dの内面との接着は、永久磁石3の側
面及び磁石保持孔2dの内面にそれぞれ接着剤を塗布し
た後に、永久磁石3を磁石保持孔2d内に挿入すること
により行ってもよく、永久磁石3を磁石保持孔2d内に
挿入した後に、永久磁石3の側面と磁石保持孔2dの内
面との間に接着剤を浸透させることにより行ってもよ
い。
【0020】磁石保持部材2に永久磁石3を保持させた
後、永久磁石3を保持した磁石保持部材2の各アリ2c
をボス部材1の各アリ溝1cに嵌合させるとともに、磁
石保持部材2の周壁部2aをボス部材1の外周に嵌合さ
せて、該周壁部2aをボス部材1の外周の鍔部1dに当
接させる。その後、磁石カバー4を磁石保持部材2の外
周に嵌合させ、該磁石カバー4の一端をボス部材1の鍔
部1dの外面に被せるようにシーミング加工を施して内
鍔部4aを形成し、磁石カバー4をボス部材1に固定す
る。
【0021】このように、ボス部材1を取り囲む環状の
磁石保持部材2に設けた磁石保持孔2d内に永久磁石3
を収容して、磁石保持孔2dの内面及び永久磁石3の側
面にそれぞれテーパ部を設けることにより永久磁石3の
抜け止めを図るとともに、絶縁樹脂製の磁石保持部材2
とボス部材1とをアリ2cとアリ溝1cとの嵌合により
結合する構造にすると、磁極片を用いることなく、また
ネジやアルミニュウムのモールド部を用いずに永久磁石
3をボス部材1に強固に固定することができるので、コ
ストの低減を図って、しかも遠心力に対する機械的強度
が高い磁石回転子を得ることができる。
【0022】また、ネジを用いずに永久磁石3をボス部
材1に固定するようにすると、振動が加わった場合に緩
む個所がなくなるので、振動に強い磁石回転子を得るこ
とができる。
【0023】また、磁石保持部材2の各磁石保持孔2d
の相互間の境界部にそれぞれアリ2cを形成するように
すると、アリ2cとアリ溝1cとの嵌合により各永久磁
石3を強固に押さえることができるため、磁石回転子の
機械的強度を高くすることができる。
【0024】さらに、従来のように高速回転時に遠心力
により磁極片及び永久磁石が外側に飛び出すのを防ぐた
めに、ボス部材の外周面と永久磁石の側面と磁極片の端
部とを被覆するようにアルミニュウムからなるモールド
部をボス部材の外周で軸線方向の両側に設ける必要がな
く、このためアルミニュウムからなるモールド部を形成
する際に永久磁石の温度が上昇して該磁石が減磁させら
れる問題点を回避することができる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5〜
図8に示すように、周壁部2aの内周に複数のアリ2c
を所定間隔で突設し、且つ隣接するアリ2cの間で該周
壁部2aにテーパ孔からなる複数の磁石保持孔2dを設
けた環状の磁石保持部材2を用いて、各磁石保持孔2d
に永久磁石3を保持させた状態で、各アリ2cをボス部
材1の外周の各アリ溝1cにそれぞれ嵌合して、各永久
磁石3をボス部材1の外周に固定する構造の磁石回転子
では、各アリ2cが周壁部2aに一体の構造であるた
め、ボス部材1の外周の各アリ溝1cと、磁石保持部材
2の各アリ2cを精度よく作成しないと、これらの嵌合
が困難となる問題点があった。
【0026】また、ボス部材1の外周の各アリ溝1c
に、磁石保持部材2の各アリ2cを位置決めして、同時
に嵌合することにより磁石保持部材2をボス部材1に装
着する構造では、組み立て時の作業性が悪い問題点があ
った。
【0027】さらに、周壁部2aの内周に複数のアリ2
cを所定間隔で突設し、且つ隣接するアリ2cの間で該
周壁部2aにテーパ孔からなる複数の磁石保持孔2dを
設けた環状の磁石保持部材2を用いたのでは、各アリ2
cが周壁部2aのなす円の中心方向にそれぞれ向いてい
て、隣接するこれらアリ2cの間から各永久磁石3を周
壁部2aのテーパ孔からなる各磁石保持孔2dに装着し
なければならないので、各永久磁石3の装着の作業性が
悪い問題点があった。
【0028】本発明の目的は、磁石保持部材のアリとボ
ス部材のアリ溝を従来のように高精度に作成しないで
も、アリとアリ溝の嵌合を容易に行わせることができる
磁石回転子を提供することにある。
【0029】本発明の他の目的は、組み立て時の作業性
を従来に比べて改善できる磁石回転子を提供することに
ある。
【0030】本発明の他の目的は、各永久磁石の装着の
作業性を従来に比べて改善できる磁石回転子を提供する
ことにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回転電機用
磁石回転子では、強磁性材料からなっていて、回転軸を
嵌合させるための孔を軸線に沿って有し、周方向に間隔
をあけて並ぶ複数のアリ溝を外周面に開口させて有する
筒状のボス部材と、該ボス部材の各アリ溝に嵌合される
アリと該アリに一体でボス部材の外周に径方向に突出す
る磁石保持部をそれぞれ有して、各アリがボス部材の対
応するアリ溝に嵌合されてボス部材に固定されている複
数の磁石保持部材と、隣接する磁石保持部材の磁石保持
部の間に挟まれて保持されていてボス部材の径方向に着
磁された複数の板状の永久磁石とを具備している。各磁
石保持部材の磁石保持部で、両隣の各磁石保持部材の磁
石保持部に対向する両側面には、ボス部材の径方向の外
側に向うに従って次第に両隣の各磁石保持部材の磁石保
持部側に張り出す向きのテーパが付けられたテーパ部が
設けられている。隣接する各磁石保持部材の磁石保持部
の側面に接する各永久磁石の側面には、磁石保持部のテ
ーパ部と同じ方向に傾斜したテーパ部が設けられてい
る。この場合、磁石保持部材は、アルミニウムの如き非
磁性材料(強磁性材料以外の金属材料)でも、樹脂製で
もいずれでもよい。
【0032】このように構造の回転電機用磁石回転子で
は、磁石保持部材がボス部材の各アリ溝に対応して複数
に分けられて独立した構造になっているので、これら磁
石保持部材のアリはボス部材の各アリ溝に独立して嵌合
されることになり、このため磁石保持部材のアリとボス
部材のアリ溝を従来のように高精度に作成しないでも、
アリとアリ溝の嵌合を容易に行わせることができる。
【0033】また、ボス部材の外周の各アリ溝には、磁
石保持部材のアリを同時に嵌合しなくてよいので、組み
立て時の作業性を従来に比べて改善することができる。
【0034】さらに、各永久磁石は、例えば、ボス部材
の外周の1つのアリ溝に磁石保持部材のアリを嵌合し、
該磁石保持部材の磁石保持部のテーパ部に永久磁石の一
方のテーパ部を当てて、隣のアリ溝に次の磁石保持部材
のアリを嵌合し、この際にこの磁石保持部材のテーパ部
に永久磁石の他方のテーパ部を当てて永久磁石を保持す
るような方法とか、あるいは、ボス部材の外周の各アリ
溝にそれぞれ各磁石保持部材のアリを先に嵌合しおき、
隣接する各磁石保持部材の各磁石保持部間の各テーパ部
に永久磁石の各テーパ部を当てながら該永久磁石をそれ
ぞれ挿入するような方法等により、従来に比べて容易に
各永久磁石の装着作業を行うことができ、各永久磁石の
装着の作業性を従来に比べて改善することできる。
【0035】本発明においては、ボス部材の外周方向に
並ぶ複数の永久磁石と複数の磁石保持部材との外周面を
覆うように環状に形成されていて、各永久磁石と各磁石
保持部材との並設群の外周に嵌合されてボス部材に固定
される磁石カバーを用いることが好ましい。このように
非磁性磁石カバーを設けておくと、磁石回転子を回転電
機に組み込む際に、永久磁石の外面に物が当って該磁石
が破損するのを防ぐことができる。また、永久磁石とし
て希土類磁石を用いる場合、磁石が外気に触れていると
磁石の劣化が早期に進むおそれがあるが、磁石カバーを
設けると、永久磁石を外気から遮断することができるた
め、該磁石が早期に劣化するのを防ぐことができる。
【0036】本発明の回転電機用磁石回転子では、ボス
部材の外周には各永久磁石のボス部材の軸線方向の位置
決めを行う2つの位置決めリングが、各永久磁石のボス
部材の軸線方向の両端面に当接させて配置され、ボス部
材の先端部から遠い方の位置決めリングはボス部材の位
置決め部に当接されて位置決めされ、ボス部材の先端部
側の位置決めリングはその端面がボス部材の先端面に一
致するように寸法が設定されていることが好ましい。こ
の場合、位置決めリングは、アルミニウムの如き非磁性
材料(強磁性材料以外の金属材料)でも、樹脂製でもい
ずれでもよい。このような構造になっていると、各永久
磁石をボス部材の軸線方向の所定の位置に確実に位置決
めすることができる。
【0037】また、本発明の回転電機用磁石回転子で
は、非磁性磁石カバーはその軸線方向の一端側及び他端
側にそれぞれ内鍔部を有して、該磁石カバーの一端側の
内鍔部及び他端側の内鍔部がそれぞれボス部材の外周の
位置決め部及びボス部材の他端側の端面に外側から当接
した状態で磁石カバーがボス部材に対して固定されてい
ることが好ましい。このような構造にすると、各磁石保
持部材と各永久磁石をいっそう強固にボス部材に固定す
ることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】図1(A)(B)本発明に係る回
転電機用磁石回転子を磁石式交流発電機の磁石回転子に
適用した実施の形態の一例を示したもので、図1(A)
は図1(B)のX−X線断面図、図1(B)は図1
(A)のY−Y線断面図である。また、図2(A)
(B)は本例の磁石回転子で用いているボス部材を示し
たもので、図2(A)は該ボス部材の正面図、図2
(B)は図2(A)のZ−Z線断面図である。また、図
3は本例の磁石回転子で用いている磁石保持部材の斜視
図である。なお、前述した図5及び図6に対応する部分
には、同一符号を付けて示している。
【0039】本例の磁石回転子においても、強磁性材料
からなる筒状のボス部材1を有し、該ボス部材1の一端
(基端)の外周側には拡大径部1aが設けられ、内側に
は図示しない内燃機関の回転軸を嵌合させるためのテー
パ孔1bが軸線方向に沿って形成されている。該ボス部
材1の外周面には、複数(図示の例では8個)のアリ溝
1cが等角度間隔で開口させて設けられ、該ボス部材1
の軸線方向の一端寄りの外周部には、拡大径部1aより
も小径の外鍔部1dが形成されている。各アリ溝1c
は、断面が鳩尾状を呈する溝からなっていて、その長手
方向の一端がボス部材1の他端(先端)側に開口するよ
うに設けられている。
【0040】ボス部材1の各アリ溝1cには、各アリ溝
1c毎に独立した磁石保持部材5がそれぞれ嵌合支持さ
れている。各磁石保持部材5は、高力アルミ材等よりな
り、対応するアリ溝1cに嵌合されるアリ5aと該アリ
5aに一体でボス部材1の外周に径方向に突出する磁石
保持部5bをそれぞれ有して、各アリ5aがボス部材1
の対応するアリ溝1cに嵌合されてボス部材1に固定さ
れている。各磁石保持部材5の磁石保持部5bには、そ
の長手方向の中間部に切り欠け部5cが設けられて、該
磁石保持部5bを磁束が通り抜けないようになってい
る。各磁石保持部材5の磁石保持部5bで、両隣の各磁
石保持部材5の磁石保持部5bに対向する両側面には、
ボス部材1の径方向の外側に向うに従って次第に両隣の
各磁石保持部材5の磁石保持部5b側に張り出す向きの
テーパが付けられたテーパ部5b1がそれぞれ設けられて
いる。
【0041】隣接する磁石保持部材5の磁石保持部5b
の間には、ボス部材1の径方向に着磁された板状の永久
磁石3が挟まれて保持されている。このように隣接する
各磁石保持部材5の磁石保持部5bの側面に接する各永
久磁石3の側面には、磁石保持部5bのテーパ部5b1と
同じ方向に傾斜したテーパ部3a1がそれぞれ図8に示し
たと同様に設けられていて、相互のテーパ部5b1,3a1
の当接により、各永久磁石3がボス部材1の径方向に脱
出しないように保持されている。
【0042】ボス部材1の外周には、各永久磁石3のボ
ス部材1の軸線方向の位置決めを行う2つの位置決めリ
ング6,7が、各永久磁石3のボス部材1の軸線方向の
両端面に当接させて配置されている。この場合、ボス部
材1の先端部から遠い方の位置決めリング6は、ボス部
材1の位置決め部としての外鍔部1dに当接されて位置
決めされている。また、ボス部材1の先端部側の位置決
めリング7は、その端面がボス部材1の先端面に一致す
るように寸法が設定されている。これら位置決めリング
6,7は、高力アルミ材等により形成されている。
【0043】ボス部材1の外周方向に並ぶ複数の永久磁
石3と複数の磁石保持部材5との外周には、非磁性磁石
カバー4が嵌合されてボス部材1に固定されている。こ
の非磁性磁石カバー4は、ステンレス鋼やアルミニュウ
ムなどの非磁性材料(強磁性材料以外の金属材料)の薄
板を環状または円筒状に成形したものからなっている。
非磁性磁石カバー4は、その軸線方向の一端側及び他端
側にそれぞれ内鍔部4a,4bを有して、該磁石カバー
4の一端側の内鍔部4a及び他端側の内鍔部4bはそれ
ぞれボス部材1の外周の位置決め部としての外鍔部1d
及びボス部材1の他端側(先端側)の端面に外側から当
接した状態でボス部材1に対して固定されている。
【0044】このように構造の磁石回転子では、磁石保
持部材5がボス部材1の各アリ溝1cに対応して複数に
分けられて独立した構造になっているので、これら磁石
保持部材5のアリ5aはボス部材1の各アリ溝1cに独
立して嵌合されることになり、このため磁石保持部材5
のアリ5aとボス部材1のアリ溝1cを従来のように高
精度に作成しないでも、アリ5aとアリ溝1cの嵌合を
容易に行わせることができる。
【0045】また、ボス部材1の外周の各アリ溝1cに
は、各磁石保持部材5のアリ5aを同時に嵌合しなくて
よいので、組み立て時の作業性を従来に比べて改善する
ことができる。
【0046】さらに、各永久磁石3は、例えば、ボス部
材1の外周の1つのアリ溝1cに磁石保持部材5のアリ
5aを嵌合し、該磁石保持部材5の磁石保持部5bのテ
ーパ部5b1に永久磁石3の一方のテーパ部3a1を当て
て、隣のアリ溝1cに次の磁石保持部材5のアリ5aを
嵌合し、この際にこの磁石保持部材5のテーパ部5b1に
永久磁石3の他方のテーパ部3a1を当てて永久磁石3を
保持するような方法とか、あるいは、ボス部材1の外周
の各アリ溝1cにそれぞれ各磁石保持部材5のアリ5a
を先に嵌合しおき、隣接する各磁石保持部材5の各磁石
保持部5b間の各テーパ部5b1に永久磁石3の各テーパ
部3a1を当てながら該永久磁石3をそれぞれ挿入するよ
うな方法等により、従来に比べて容易に各永久磁石3の
装着作業を行うことができ、各永久磁石3の装着の作業
性を従来に比べて改善することできる。
【0047】また、ボス部材1の外周方向に並ぶ複数の
永久磁石3と複数の磁石保持部材5との外周面を覆って
非磁性磁石カバー4が嵌合されてボス部材1に固定され
るので、この磁石回転子を回転電機に組み込む際に、永
久磁石3の外面に物が当って該磁石が破損するのを防ぐ
ことができる。また、永久磁石3として希土類磁石を用
いる場合、該磁石が外気に触れていると磁石の劣化が早
期に進むおそれがあるが、磁石カバー4を設けると、永
久磁石3を外気から遮断することができるため、該磁石
が早期に劣化するのを防ぐことができる。
【0048】また、ボス部材1の外周には各永久磁石3
のボス部材1の軸線方向の位置決めを行う2つの位置決
めリング6,7が、各永久磁石3のボス部材1の軸線方
向の両端面に当接させて配置され、ボス部材1の先端部
から遠い方の位置決めリング6はボス部材1の位置決め
部である外鍔部1dに当接されて位置決めされ、ボス部
材1の先端部側の位置決めリング7はその端面がボス部
材1の先端面に一致するように寸法が設定されているの
で、各永久磁石3をボス部材1の軸線方向の所定の位置
に確実に位置決めすることができる。
【0049】特に、非磁性磁石カバー4はその軸線方向
の一端側及び他端側にそれぞれ内鍔部4a,4bを有し
て、該磁石カバー4の一端側の内鍔部4a及び他端側の
内鍔部4bがそれぞれボス部材1の外周の位置決め部で
ある外鍔部1d及び該ボス部材1の他端側の端面に外側
から当接した状態で磁石カバー4がボス部材1に対して
固定されているので、各磁石保持部材5と各永久磁石3
をいっそう強固にボス部材1に固定することができる。
【0050】図4は、本発明で用いる磁石保持部材5が
金属製の場合の他の例を示した斜視図である。
【0051】この磁石保持部材5は、アリ5aと磁石保
持部5bとからなり、該磁石保持部5bの両側面にテー
パ部5b1が設けられている点は図3に示すものと同じで
あるが、本例では該磁石保持部材5の長手方向の途中に
磁束の流れを阻害する切断部5dが設けられている。
【0052】なお、磁石保持部材5が金属製でなく、樹
脂製とする場合には、図3に示すような切り欠け部5c
や、図4に示す切断部5dを設けなくてもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明に係る回転電機用磁石回転子で
は、磁石保持部材がボス部材の各アリ溝に対応して複数
に分けられて独立した構造になっているので、これら磁
石保持部材のアリはボス部材の各アリ溝に独立して嵌合
されることになり、このため磁石保持部材のアリとボス
部材のアリ溝を従来のように高精度に作成しないでも、
アリとアリ溝の嵌合を容易に行わせることができる。
【0054】また、ボス部材の外周の各アリ溝には、各
磁石保持部材のアリを同時に嵌合しなくてよいので、組
み立て時の作業性を従来に比べて改善することができ
る。
【0055】さらに、各永久磁石は従来に比べて容易に
ボス部材の外周に装着することができ、各永久磁石の装
着の作業性を従来に比べて改善することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)は本発明に係る回転電機用磁石回
転子を磁石式交流発電機の磁石回転子に適用した実施の
形態の一例を示したもので、(A)は(B)のX−X線
断面図、(B)は(A)のY−Y線断面図である。
【図2】(A)は本例の磁石回転子で用いているボス部
材の正面図、(B)は(A)のZ−Z線断面図である。
【図3】本例の磁石回転子で用いている磁石保持部材の
斜視図である。
【図4】本発明で用いる磁石保持部材が金属製の場合の
他の例を示す斜視図である。
【図5】従来の磁石回転子の一部横断正面図である。
【図6】図5のR−R線断面図である。
【図7】従来の磁石回転子で用いている磁石保持部材の
正面図である。
【図8】従来の磁石回転子で用いている磁石保持部材と
永久磁石との関係を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1 ボス部材 1a 拡大径部 1b テーパ孔 1c アリ溝 1d 外鍔部 2 磁石保持部材 2a 周壁部 2c アリ 2d 磁石保持孔 2d1 テーパ部 3 永久磁石 3a1 テーパ部 4 磁石カバー 4a,4b 内鍔部 5 磁石保持部材 5a アリ 5b 磁石保持部 5b1 テーパ部 6,7 位置決めリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強磁性材料からなっていて、回転軸を嵌
    合させるための孔を軸線に沿って有し、周方向に間隔を
    あけて並ぶ複数のアリ溝を外周面に開口させて有する筒
    状のボス部材と、 前記ボス部材の前記各アリ溝に嵌合されるアリと該アリ
    に一体で前記ボス部材の外周に径方向に突出する磁石保
    持部をそれぞれ有して、前記各アリが前記ボス部材の対
    応するアリ溝に嵌合されて前記ボス部材に固定されてい
    る複数の磁石保持部材と、 隣接する前記磁石保持部材の前記磁石保持部の間に挟ま
    れて保持されていて前記ボス部材の径方向に着磁された
    複数の板状の永久磁石とを具備し、 前記各磁石保持部材の前記磁石保持部で、両隣の前記各
    磁石保持部材の前記磁石保持部に対向する両側面には、
    前記ボス部材の径方向の外側に向うに従って次第に両隣
    の前記各磁石保持部材の前記磁石保持部側に張り出す向
    きのテーパが付けられたテーパ部が設けられ、 隣接する前記各磁石保持部材の前記磁石保持部の前記側
    面に接する前記各永久磁石の側面には、前記磁石保持部
    の前記テーパ部と同じ方向に傾斜したテーパ部が設けら
    れていることを特徴とする回転電機用磁石回転子。
  2. 【請求項2】 強磁性材料からなっていて、回転軸を嵌
    合させるための孔を軸線に沿って有し、周方向に間隔を
    あけて並ぶ複数のアリ溝を外周面に開口させて有する筒
    状のボス部材と、 前記ボス部材の前記各アリ溝に嵌合されるアリと該アリ
    に一体で前記ボス部材の外周に径方向に突出する磁石保
    持部をそれぞれ有して、前記各アリが前記ボス部材の対
    応するアリ溝に嵌合されて前記ボス部材に固定されてい
    る複数の磁石保持部材と、 隣接する前記磁石保持部材の前記磁石保持部の間に挟ま
    れて保持されていて前記ボス部材の径方向に着磁された
    複数の板状の永久磁石と、 前記ボス部材の外周方向に並ぶ前記複数の永久磁石と前
    記複数の磁石保持部材との外周面を覆うように環状に形
    成されていて前記各永久磁石と前記各磁石保持部材との
    並設群の外周に嵌合されて前記ボス部材に固定された非
    磁性磁石カバーとを具備し、 前記各磁石保持部材の前記磁石保持部で、両隣の前記各
    磁石保持部材の前記磁石保持部に対向する両側面には、
    前記ボス部材の径方向の外側に向うに従って次第に両隣
    の前記各磁石保持部材の前記磁石保持部側に張り出す向
    きのテーパが付けられたテーパ部が設けられ、 隣接する前記各磁石保持部材の前記磁石保持部の前記側
    面に接する前記各永久磁石の側面には、前記磁石保持部
    の前記テーパ部と同じ方向に傾斜したテーパ部が設けら
    れていることを特徴とする回転電機用磁石回転子。
  3. 【請求項3】 前記ボス部材の外周には前記各永久磁石
    の前記ボス部材の軸線方向の位置決めを行う2つの位置
    決めリングが、前記各永久磁石の前記ボス部材の軸線方
    向の両端面に当接させて配置され、 前記ボス部材の先端部から遠い方の前記位置決めリング
    は前記ボス部材の位置決め部に当接されて位置決めさ
    れ、前記ボス部材の先端部側の前記位置決めリングはそ
    の端面が前記ボス部材の先端面に一致するように寸法が
    設定されていることを特徴とする請求項1または2に記
    載の回転電機用磁石回転子。
  4. 【請求項4】 前記非磁性磁石カバーはその軸線方向の
    一端側及び他端側にそれぞれ内鍔部を有して、該磁石カ
    バーの一端側の内鍔部及び他端側の内鍔部がそれぞれ前
    記ボス部材の外周の位置決め部及びボス部材の他端側の
    端面に外側から当接した状態で前記磁石カバーが前記ボ
    ス部材に対して固定されている請求項3に記載の回転電
    機用磁石回転子。
JP10332172A 1998-11-24 1998-11-24 回転電機用磁石回転子 Pending JP2000166143A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10332172A JP2000166143A (ja) 1998-11-24 1998-11-24 回転電機用磁石回転子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10332172A JP2000166143A (ja) 1998-11-24 1998-11-24 回転電機用磁石回転子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000166143A true JP2000166143A (ja) 2000-06-16

Family

ID=18251974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10332172A Pending JP2000166143A (ja) 1998-11-24 1998-11-24 回転電機用磁石回転子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000166143A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8872396B2 (en) 2009-02-09 2014-10-28 Jtekt Corporation Electric motor and rotor including a permanent magnet holding member
CN107408849A (zh) * 2015-03-06 2017-11-28 三菱电机株式会社 旋转电机的转子及旋转电机的转子的制造方法
CN104704714B (zh) * 2012-10-04 2018-02-09 三菱电机株式会社 永磁体埋入型电动机
CN108141079A (zh) * 2015-10-05 2018-06-08 巴而唵电机株式会社 永磁式转子及其制造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8872396B2 (en) 2009-02-09 2014-10-28 Jtekt Corporation Electric motor and rotor including a permanent magnet holding member
CN104704714B (zh) * 2012-10-04 2018-02-09 三菱电机株式会社 永磁体埋入型电动机
CN107408849A (zh) * 2015-03-06 2017-11-28 三菱电机株式会社 旋转电机的转子及旋转电机的转子的制造方法
CN108141079A (zh) * 2015-10-05 2018-06-08 巴而唵电机株式会社 永磁式转子及其制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5998902A (en) Magnet ring assembly for an electrical generator
JP4687871B2 (ja) アキシャルギャップ型電動機
US4697114A (en) Permanent-magnet rotor shrink-fit assembly
JP3688898B2 (ja) 電動機のロータ
EP0558746B1 (en) Rotor of brushless motor
KR20040093669A (ko) 전기 기계, 특히 영구자석 여자형 모터
US20130127283A1 (en) Rotor of an electric motor and manufacturing method of same
JP2001204146A (ja) 回転機のロータ及びその製作方法
JPH07312852A (ja) 永久磁石形回転子の製造方法
JP2001136690A (ja) 回転機のロータ
KR0130753B1 (ko) 전동기의 고정자 및 고정자의 제조방법
JPS6011542B2 (ja) 磁気作用装置のロ−タ
US4403402A (en) Method for producing a magneto device for generating signals
JP2003143786A (ja) 永久磁石式回転子及びその製造方法
JP3397119B2 (ja) 回転電機用磁石回転子
JP2005531271A (ja) 発電ユニットを組み立てるための方法ならびに構成
JP2001078376A (ja) 回転電機用磁石回転子
JP2000166143A (ja) 回転電機用磁石回転子
JP6692870B2 (ja) アウターロータ型電動機用ロータ
JP3493971B2 (ja) フライホイール磁石回転子及びその製造方法
JPH10313560A (ja) 車両用交流発電機
JPH05316672A (ja) 圧縮機用電動機の回転子
JPH0681439B2 (ja) 同期電動機のラジアルタイプロータ
JP2018074882A (ja) ランデル型モータ及びランデル型モータの製造方法
US4564776A (en) Magneto device for generating signals