JPH07212993A - モータのステータコア - Google Patents
モータのステータコアInfo
- Publication number
- JPH07212993A JPH07212993A JP347394A JP347394A JPH07212993A JP H07212993 A JPH07212993 A JP H07212993A JP 347394 A JP347394 A JP 347394A JP 347394 A JP347394 A JP 347394A JP H07212993 A JPH07212993 A JP H07212993A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- stator
- frame
- motor
- accuracy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータの組立て工数のupなしにギャップ精
度の向上を図り低騒音,低振動化に貢献するモータのス
テータコアを提供する。 【構成】 中央部が多角形をしたステータクランプ完7
の積層方向両端部又は片端部のコアをステータ内径4と
同芯になる様円筒上又は円弧状に加工してなる丸コア外
周部3がフレーム11と精度よく結合され、スラスト方
向,ラジアル方向両方に機械的に保持される。 【効果】 フレーム11とステータクランプ完7のラジ
アル方向,スラスト方向の位置規制と保持が容易にかつ
精度良く行なうことができギャップ精度の優れたモータ
が作れる。
度の向上を図り低騒音,低振動化に貢献するモータのス
テータコアを提供する。 【構成】 中央部が多角形をしたステータクランプ完7
の積層方向両端部又は片端部のコアをステータ内径4と
同芯になる様円筒上又は円弧状に加工してなる丸コア外
周部3がフレーム11と精度よく結合され、スラスト方
向,ラジアル方向両方に機械的に保持される。 【効果】 フレーム11とステータクランプ完7のラジ
アル方向,スラスト方向の位置規制と保持が容易にかつ
精度良く行なうことができギャップ精度の優れたモータ
が作れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は積層されたステータコア
を有しそのステータコアに位置決めされ機械的に保持さ
れたフレームを有するモータのステータコアに関するも
のである。
を有しそのステータコアに位置決めされ機械的に保持さ
れたフレームを有するモータのステータコアに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来ステータコアにフレームを位置決め
しステータコアとロータコアのギャップを精度良く仕上
げるために、図3(a)に示す様にステータクランプ完
7とロータ完16の間にギャップゲージと呼ばれる金属
のシックネスゲージ8をフレームの風穴9より挿入しフ
レーム11とステータクランプ完7の位置決めをしてい
た。
しステータコアとロータコアのギャップを精度良く仕上
げるために、図3(a)に示す様にステータクランプ完
7とロータ完16の間にギャップゲージと呼ばれる金属
のシックネスゲージ8をフレームの風穴9より挿入しフ
レーム11とステータクランプ完7の位置決めをしてい
た。
【0003】又図3(b)に示す様に従来の角コアタイ
プのステータクランプ完7に良く見られる様にフレーム
11にその軸受ハウジング部12と同芯になる様に加工
されたバーリング部15とステータクランプ完7のステ
ータ内径4と同芯になる様に加工されたカシメ用穴5を
組み合せ位置決めする方法もあった。
プのステータクランプ完7に良く見られる様にフレーム
11にその軸受ハウジング部12と同芯になる様に加工
されたバーリング部15とステータクランプ完7のステ
ータ内径4と同芯になる様に加工されたカシメ用穴5を
組み合せ位置決めする方法もあった。
【0004】又図3(c)に示す様に従来の丸コアタイ
プのステータクランプ完7においてはフレーム11の軸
受ハウジング部12と同芯になる様に加工されたフレー
ム内径部13をステータクランプ完7のステータ内径4
と同芯になる様に加工されたステータ外周部21に圧入
又は挿入してフレーム11を位置決めする方法も取られ
ていた。
プのステータクランプ完7においてはフレーム11の軸
受ハウジング部12と同芯になる様に加工されたフレー
ム内径部13をステータクランプ完7のステータ内径4
と同芯になる様に加工されたステータ外周部21に圧入
又は挿入してフレーム11を位置決めする方法も取られ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来のモータ
では図3(a)に示すシックネスゲージ8を用いる方法
では組立の自動化が容易ではなくシックネスゲージ8の
着脱に工数がかかり又そのシックネスゲージ8の摩擦、
破損等によるメンテナンスにも工数と費用が必要であっ
た。
では図3(a)に示すシックネスゲージ8を用いる方法
では組立の自動化が容易ではなくシックネスゲージ8の
着脱に工数がかかり又そのシックネスゲージ8の摩擦、
破損等によるメンテナンスにも工数と費用が必要であっ
た。
【0006】又図3(b)に示すバーリング上の突起と
穴を組合せる方法ではフレーム11とステータクランプ
完7を位置決めする部分、カシメ用穴5、及びバーリン
グ部15が通常4ヶ所であり又その接触面積も少ないこ
とからその部分だけで機械的な保持をしようとすると、
ラジアル方向の精度が狂い、ギャップ値17が均等にな
らず片寄ってしまうケースがあった。
穴を組合せる方法ではフレーム11とステータクランプ
完7を位置決めする部分、カシメ用穴5、及びバーリン
グ部15が通常4ヶ所であり又その接触面積も少ないこ
とからその部分だけで機械的な保持をしようとすると、
ラジアル方向の精度が狂い、ギャップ値17が均等にな
らず片寄ってしまうケースがあった。
【0007】又図3(c)に示すステータ外周部21で
フレーム11のラジアル方向の位置を規制する方式では
フレーム11にスラスト方向の位置決め用突起10を加
工する必要があるため軸受ハウジング部12に対するフ
レーム内径部13の精度が狂い易い欠点があった。又そ
のフレーム11をステータクランプ完7に保持する方法
としてはフレーム11の外周に突出たフランジ部14同
士を上下うまく位置合せし、ボルト19,ナット20で
締め付ける方法が一般的であるが位置合せ及びボルト1
9,ナット20の締め付け等非常に工数がかかる組立て
方法であった。
フレーム11のラジアル方向の位置を規制する方式では
フレーム11にスラスト方向の位置決め用突起10を加
工する必要があるため軸受ハウジング部12に対するフ
レーム内径部13の精度が狂い易い欠点があった。又そ
のフレーム11をステータクランプ完7に保持する方法
としてはフレーム11の外周に突出たフランジ部14同
士を上下うまく位置合せし、ボルト19,ナット20で
締め付ける方法が一般的であるが位置合せ及びボルト1
9,ナット20の締め付け等非常に工数がかかる組立て
方法であった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、自動
組立が容易で工数も少なく又、ラジアル方向及びスラス
ト方向の位置規制も確実に行なえることからギャップ精
度に優れ、そのことで低騒音,低振動に貢献するモータ
のステータコアを提供することを目的とする。
組立が容易で工数も少なく又、ラジアル方向及びスラス
ト方向の位置規制も確実に行なえることからギャップ精
度に優れ、そのことで低騒音,低振動に貢献するモータ
のステータコアを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のモータのステー
タコアは上記目的を達成するために、角コアをベースに
積層されたステータコアの両端部又は片端部のコアを円
筒状に、一定の厚みに積層したステータクランプ完と、
軸受ハウジング部と同芯に加工された内径を有するフレ
ームを組み合せ、固定せしめる構成とする。
タコアは上記目的を達成するために、角コアをベースに
積層されたステータコアの両端部又は片端部のコアを円
筒状に、一定の厚みに積層したステータクランプ完と、
軸受ハウジング部と同芯に加工された内径を有するフレ
ームを組み合せ、固定せしめる構成とする。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によりフレームとステー
タコアのラジアル方向及びスラスト方向の位置規制と保
持を容易にかつ極めて精度良く行なえ、ギャップ精度の
優れたモータのステータコアを作ることができる。
タコアのラジアル方向及びスラスト方向の位置規制と保
持を容易にかつ極めて精度良く行なえ、ギャップ精度の
優れたモータのステータコアを作ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1,図2
を参照しながら説明する。図1に示すようにステータコ
アの外周を角コア部を基準に丸コア状へも任意に打ち抜
ける型構造を有した金型にて、両端を丸コア形状2へ、
中央部を角コア形状1へプレス、積層しステータクラン
プ完7を形成する。このコア形状についてはステータ内
径4を基準とし、丸コア形状2の丸コア外周部3を同芯
に、角コア形状1は、その外縁部に設けた4ヶ所のカシ
メ用穴5を同芯に形成されている。
を参照しながら説明する。図1に示すようにステータコ
アの外周を角コア部を基準に丸コア状へも任意に打ち抜
ける型構造を有した金型にて、両端を丸コア形状2へ、
中央部を角コア形状1へプレス、積層しステータクラン
プ完7を形成する。このコア形状についてはステータ内
径4を基準とし、丸コア形状2の丸コア外周部3を同芯
に、角コア形状1は、その外縁部に設けた4ヶ所のカシ
メ用穴5を同芯に形成されている。
【0012】図2に示すようにこのステータクランプ完
7に巻線(図示せず)を施し、別に準備したロータ完1
6を2個のフレーム11と組み合わせ、モータを完成す
るわけであるが、そのフレーム11については軸受ハウ
ジング部12と同芯に加工されたフレーム内径部13と
スラスト方向の位置規制を行なうためのフランジ部14
を有している。
7に巻線(図示せず)を施し、別に準備したロータ完1
6を2個のフレーム11と組み合わせ、モータを完成す
るわけであるが、そのフレーム11については軸受ハウ
ジング部12と同芯に加工されたフレーム内径部13と
スラスト方向の位置規制を行なうためのフランジ部14
を有している。
【0013】上記構成において巻線(図示せず)を施し
たステータクランプ完7にフレーム11のフランジ部1
4に設けたバーリング部15を挿入することによってス
ラスト方向への位置決めがそのフランジ部14で確実な
ものとなり、ラジアル方向への位置決め、及び精度はス
テータクランプ完7の丸コア外周部3とフレーム11の
フレーム内径部13によって保持をされることになる。
それにより精度を狂わせる要因を廃除でき、片寄りのな
いギャップ値17を作り上げることができる。
たステータクランプ完7にフレーム11のフランジ部1
4に設けたバーリング部15を挿入することによってス
ラスト方向への位置決めがそのフランジ部14で確実な
ものとなり、ラジアル方向への位置決め、及び精度はス
テータクランプ完7の丸コア外周部3とフレーム11の
フレーム内径部13によって保持をされることになる。
それにより精度を狂わせる要因を廃除でき、片寄りのな
いギャップ値17を作り上げることができる。
【0014】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかな様に本発明
によれば優れたギャップ精度を持つモータを少ない工数
により自動組立てすることができ、ギャップ不同値検査
の廃止と共に低騒音,低振動化に貢献するモータのステ
ータコアを提供することができる。
によれば優れたギャップ精度を持つモータを少ない工数
により自動組立てすることができ、ギャップ不同値検査
の廃止と共に低騒音,低振動化に貢献するモータのステ
ータコアを提供することができる。
【図1】(a)本発明の一実施例のステータクランプ完
断面図 (b)本発明の一実施例のステータクランプ完斜視図
断面図 (b)本発明の一実施例のステータクランプ完斜視図
【図2】(a)本発明の一実施例に使用するフレームの
断面図 (b)本発明の一実施例のモータのステータを用いたモ
ータ完成断面図
断面図 (b)本発明の一実施例のモータのステータを用いたモ
ータ完成断面図
【図3】(a)従来のギャップゲージを用いて組み立て
たモータの断面図 (b)従来の角コアタイプのステータコアを用いたモー
タの断面図 (c)従来の丸コアタイプのステータコアを用いたモー
タの断面図
たモータの断面図 (b)従来の角コアタイプのステータコアを用いたモー
タの断面図 (c)従来の丸コアタイプのステータコアを用いたモー
タの断面図
1 角コア形状 2 丸コア形状 3 丸コア外周部 4 ステータ内径 5 カシメ用穴 6 コア自動クランプ位置 7 ステータクランプ完 8 シックネスゲージ 9 フレームの風穴 10 位置決め用突起 11 フレーム 12 軸受ハウジング部 13 フレーム内径部 14 フランジ部 15 バーリング部 16 ロータ完 17 ギャップ値 18 カシメピン 19 ボルト 20 ナット
Claims (1)
- 【請求項1】外縁部に複数のカシメ用の穴と中央部にロ
ータ用の穴が設けられた角型のコアが前記ロータ用の穴
を同芯に前記カシメ用の穴が連なるように所定の枚数積
層され、中央部にロータ用の穴が設けられた円型のコア
が前記角型のコアの積層方向の端面に前記カシメ用の穴
より内側に前記角型のコアのロータ用の穴と同芯に所定
の枚数積層されたことを特徴とするモータのステータコ
ア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP347394A JPH07212993A (ja) | 1994-01-18 | 1994-01-18 | モータのステータコア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP347394A JPH07212993A (ja) | 1994-01-18 | 1994-01-18 | モータのステータコア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07212993A true JPH07212993A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11558308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP347394A Pending JPH07212993A (ja) | 1994-01-18 | 1994-01-18 | モータのステータコア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07212993A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007174827A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Nissan Motor Co Ltd | 電動機の固定子構造 |
KR101068960B1 (ko) * | 2004-02-13 | 2011-09-30 | 엘지전자 주식회사 | 세탁기 및 세탁기의 모터 조립 방법 |
CN102904354A (zh) * | 2011-07-26 | 2013-01-30 | 山洋电气株式会社 | 电气设备 |
CN114189084A (zh) * | 2020-09-15 | 2022-03-15 | 佛山市威灵洗涤电机制造有限公司 | 电动机及洗衣机 |
-
1994
- 1994-01-18 JP JP347394A patent/JPH07212993A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101068960B1 (ko) * | 2004-02-13 | 2011-09-30 | 엘지전자 주식회사 | 세탁기 및 세탁기의 모터 조립 방법 |
JP2007174827A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Nissan Motor Co Ltd | 電動機の固定子構造 |
CN102904354A (zh) * | 2011-07-26 | 2013-01-30 | 山洋电气株式会社 | 电气设备 |
JP2013027267A (ja) * | 2011-07-26 | 2013-02-04 | Sanyo Denki Co Ltd | 電気機器 |
CN114189084A (zh) * | 2020-09-15 | 2022-03-15 | 佛山市威灵洗涤电机制造有限公司 | 电动机及洗衣机 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040203 |